決めた人生なら迷わない覚悟。。。訂正追記。
また、彼女 に会いました。。。そう、いつも偶然に会うあの彼女です。。。今度は、駅の改札に入ろうとして、パスネットを入れようとして、、、あ、お先にどーぞ、と思ったらなんと、彼女でした。もう結構前のことなんだけどね。ちょっと自分の感情の後始末してた頃だったから、書きそびれていました。今は、ある意味沈黙中なので、今日は彼女とのこと書いておきます。前に書いたとき、ちょっと反響ありました。彼女と会って考えたことが、ちょっと意味あることだったからだと思う。思い出せない方、初めての方は、こちらをお読みください。 May 24, 2005 誰かの一番はもう目指さない・・・と思う。 と言っても、ゆみはリンクするやり方がわからないから、お手数ですが、5月24日の日記を、一覧から選んでお読みくださいませ。。。もうゆみは、誰の一番も目指しません。。。と言う日記なのですが、日付を見ると、今幸せが始まったばかりの頃。。。きっとこれは、自分への、戒めの言葉だったんでしょうね。誰かを本気で好きになっちゃ、いけないよ。。。ってね。。。それ以来の再会の彼女・・・幸せなのかな。。。「どこ行くの?こんな昼間に。会社休み?」と聞く私に、彼女は、「万華鏡。。。買いに行くの。。。」と答えた。「へぇー、万華鏡?いいなあ。。。どこまで?」「うん、麻布十番。」「ふーん。麻布十番かあ。。。」と言いながら私は、それってオーストラリア大使館に行ったとこだ、と思う。「ゆみちゃんは?・・・仕事?」「そう。。。」 こちらの行き先は、言わずと知れたイーネ・イーネだ。「いいなあ。。。万華鏡私も大好きだなあ。一緒に行ってみたいなあ。。。」と、言ってはみるけれど、行き先が帰られるはずもなく。「・・・元気?」恐る恐る聞いてみる。この言葉には、微妙ないろいろが含まれるのだ。「うん、体調悪くてさ、長期休暇。」と彼女。「えーっ?ほんとに。。。」いつも、白雪姫みたいに透き通った肌の彼女だから、特に顔色悪いとも感じない。。。精神的に病んでるのだろうか。。。「そっか。。。それでさ。。。」 聞きにくいことが、実は聞きたいゆみ。「あ、彼?うん、居てくれるよぉ。。。心配だなって言いながらさ、励ましてくれてるよぉ。。。」「あ、なんだあ、そうっかあ。。。よかったー!!」とゆみ。ほっと胸をなでおろす、、、とはこのことだ。。。いいんだよ。それで。 居てくれさえすればさ。。。彼が、彼女から離れてさえなければ。「一番の証は、一緒に住むこと」と言っていた彼女が、今度ばかりは、待ってるんだもの。一緒には住まなくても、繋がっていればそれでいいと、自らを律して生きてるんだもの。。。そう,美輪さんの精神に支えられてさ。。。と思ったら彼女が聞いてきた。「ねえ、ゆみちゃん、美輪さんの本、読んだ?」ゆみはもじもじ。。。「あ、あのね、なんか探したんだけど、どれがいいかわかんなくってね。」「ふーん、で、その後どう???」相手の近況を聞いたんだから、こっちも聞かれて当然だ。。。開き直って答える。。。「あ、あのね。思いっきり突っ走ってね、思いっきり終わったみたい。。。今、別れの後始末を、一人でしてるとこ。。。」・・・・「なーによっ、それって。。。」「・・・へへへ」「だからゆみちゃん美輪明宏さんの本を読まなかったからだよぉぉ!」あ、やっぱりそう来たか。。。まさか美輪さんの本を読んでたら、別れはこなかったというのか、それとも。。。美輪さんの本を読んでたら、いきなりの想いで行動したりしなかったってことかな。「違うよ、ゆみちゃん。ちゃんと指針を持ってね、自分の納得がいくように導いてくれるのよ。。。」あ、そうなのか。だったらやっぱり読めばよかった。ゆみが読んでた本なんて・・・ 「さよならにもルールがある」 「別れの言葉を私から」なんて本だったんだよね。。。。 別れの演出に必死だったから。ゆみは彼女に初めて言った。実は日記書いてるんだよ。。。しかもあなたが登場してるの。。。彼女は、個人的見解より、いきなり仕事の顔になった。「よし、ものになるか、読んであげるよ。」実は彼女は、某有名新聞社勤務ん十年。。。「良かったらさ。。。コラム書かしてあげるよ。でもさ、長いってさ、中身があって長いならいいけど、私にかかると、みんなそぎ落とされて半分になると思うよ。重複は禁物だからね。」あ、なんと手厳しいお言葉。きっとぼろくそなんだろうなあ。こんな長いだけの日記じゃ。そろそろ読んでくれたころなのに、何の返事もないのは、きっとおめがねに適わなかったからだろうな。長期休暇中でも、やっぱり仕事人の彼女。誰かと共に暮らさなくても、人生のハリは、あるのでしょう。ただ待つだけではない毎日。生きてることで、お互いに繋がってる毎日。心だけは、誰にも邪魔されないと信じられる毎日。傷ついても穏やかな笑顔で居られる彼女に、やっぱり女の強さを見る。「麻布十番に万華鏡を買いに行くの。」と、普通に言える彼女に、女の歴史を垣間見る。。。だってさ、友達の友達、として紹介された時、彼女はセーラー服を着ていたんだよ。あれから20年?お互いの歴史が、お互いの顔になって現れるとして、それでも私たちはまだお互いをピュアだと思える。。。まだまだ人生、これから花咲かそうとしている。その意気込みはばっちりである。。。だから今は、静かに待つ。だからゆみは今、沈黙を保つ。いつかまた偶然会うとき、「変わりないよ。」と笑えたらいいね。いつも自分の心だけは見失わないでいようね。これから先は、悲しいことにも自分で責任を持とう。どうせ涙を流すなら、意味ある涙を流そう。女盛り。。。の二人だけど、ずっと少女の心でいよう。相手の幸せが、自分の幸せになるような、そんな深い想いを持とう。後悔しないよう、決断のタイミングを持とう。 自分が決めた人生なら、迷わない覚悟をしよう。 実はゆみ。。。次に彼女会うのが楽しみになってきた。。。どんな報告できるだろ。 そうだ!ゆみも今度こそ美輪明宏を読もう!! 夜中の追記。 今日イーネ・イーネに行ったら、お客様の開口一番。 「ゆみちゃん、美輪さんの「み」が違っていたよ。 美輪さんは美しいという字だよ。 あれじゃ、三輪ソーメンになっちゃうよ。」とご注意を受けた。 嬉しいじゃないですか。 ゆみが朝方書いた日記を、その日の夕方、お客様がもう読んでイーネ・イーネに来られてる。 お仕事中に読んでいただくほどの価値ある日記じゃないけれど、 彼女にとってはもう日課なのでしょう。 ご忠告ありがとうございます。 早速、美輪明宏さんに直しました。 「ほらやっぱり本を読んでないから。」と言われてしまうよね。 きっと5月24日のもそうなってるんだと思いますが、 そこはもう訂正できないので、すみませんです。。。