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ハンターの卵のblog

[狩猟] カテゴリの記事

全52件 (52件中 1-50件目)

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猟銃・空気銃所持許可証の別の使い道

パスポートの有効期限が近付いてきた。もう、新しいパスポート無しでは海外に行けないくらいしか日にちが残っていない。海外に行く予定は今のところないけれど、更新しておこう。Webでパスポート申請に必要な書類を見ていたら、本人確認の書類として、「猟銃・空気銃所持許可証」があった。面白い。じゃあ、これを持って行ってみよう。窓口で並び、私の番が来た。猟銃・空気銃所持許可証を出す。が、見てくれない。パスポートを持って行っただけで、手続きは終わってしまった。どうやら、有効なパスポートがあれば、それでOKらしい。残念。パスポートを持ってない、猟銃・空気銃所持許可証を持っている方は、試してみてください。

2006/09/24

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撃つ瞬間の理論

ただれた秋葉原に幻滅を感じつつ、立ち寄った銃砲店でタイトルに書いた副題の本を見つけた。その本は、”続・猟銃　うつ瞬間の理論　どうすればあなたの銃は当たるのか？”というものだ。なんともすばらしいタイトルではないか。手に取らずにはいられなかった。目次を眺めると、「射撃の技法」という章では、静止目標、ゆっくりした移動目標、急速に運動する目標の３に分けて書いてある。また、「射撃の生理、心理」という章も興味をそそる。そして、目次のすぐ後に「どんな銃種でどんな場合でも、撃つ要領は同じだ」という言葉があり、これにはしびれた。著者の言葉でなく、２０～３０年のキャリアをもつ射撃のベテラン３人の言葉だそうだ。３人が同じようなことを言っているということは、これが射撃の真理なのかもしれない。そういうわけで、購入してしまった。3800円＋消費税。まだ、片手で足りるくらいの弾数しか撃っていない私だが、この本で勉強して少しでも射撃の真理に近づきたいと思っている。

2006/07/23

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銃検

少し前の話になるが、銃検に行って来た。銃検というのは、銃の車検のようなもの。とは言っても、銃身や銃全体の長さを測り、所持許可証に書かれている数値と一致しているか検査するだけ。ま、改造していないかどうかチェックするのだろう。しかし、来ている人の数が半端じゃない。なかには５丁とか持って来ている人もいる。私は出遅れたので、かなり待たされそうだ。その間皆さんの銃を拝見する。散弾銃、ライフルを前にすると、私の空気銃はおもちゃのようだ。でも、高齢者が多い。もう銃を返上した方がいいんじゃないの？というご老人もいる。遠からずハンターの数は激減すると言われるが、この状況を見ると理解できる。今日の会場にいた中で一番若いのは私だろう。ま、その私はろくに活動できていないわけだが。今年はもう少し活動して、腕を磨きたいものである。

2006/05/08

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猟期終了...

２月の１５日に猟期が終わってしまった。出猟回数はたったの１回。発射した弾数３発。獲物はゼロ。非常に不満の残る猟期だった。敗因は、仕事のピークがもろに猟期に来てしまったこと。それでも、まあ一回は出猟できたからよしとしよう。そもそも、準備からしてまともに出来てなかったから、来期はしっかり練習をして、腕を磨いてから猟期に臨みたいと思う。そして、来年には鳥インフルエンザがなくなっていることを祈りたい。

2006/02/25

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蟲師に学ぶ共生

アニメ版蟲師第１２話「眇の魚」を見た。話の内容については、こちらとそのトラックバックあたりをご覧下さい。（†あきら†さん、勝手にリンクしてごめんなさい）この中で少年が、命ある物を消してしまう闇の蟲をなぜ退治しないのか？と蟲師に詰め寄る場面がある。その時蟲師は、次のような事を言う。「恐れや怒りに、目を眩まされるな。みな、ただそれぞれがあるようにあるだけ。逃れられるモノからは、知恵ある我々が逃ればいい。」ギンコもよく「蟲には罪はない」と言う。人から見たら害なす、憎むべき存在であるときもあるのに。”蟲師”というマンガの、そういう所に私は惹かれているのだと思う。ところが、私はハンターだ。まだ何もしてないが、有害鳥獣の駆除には興味がある。だが、「逃れられるモノからは、知恵ある我々が逃れればいい。」この言葉が重くのしかかる。狩猟と共生。難しい宿題を抱え込んでしまったようだ。

2006/01/20

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猟期は残り１ヶ月を切ったのに

去年、念願の猟銃を持ち、狩猟免許を取った。それなのに、まだ一度も猟に出ていない。仕事が想像していた以上に忙しく、たまの休みもやらなきゃならないことがあるので、猟に行く事も出来ない。銃は持ったが、まだ一発も撃っていない。いまだハンターの卵のまま。猟期は、2/15の日没まで。殻を破れるのはいつだろう？

2006/01/20

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猟期にはなったけれど

待ちに待った猟期がやってきた。というのは、先週に書いてなければいけないこと。だが、会社を休んで猟に行くどころか、ブログを書くことすらままならない毎日。ろくに家にも帰らないような、仕事が好きな上司の下は困る。人の休みに仕事の本を読めなんて余計なお世話じゃ！しかし、念願のハンターとなったというのに、休みが取れない以外にもうひとつ問題ができてしまった。それは、鳥インフルエンザ。まあ、大丈夫だとは思うんだが、やはり気になる。かかったら２人に１人は死ぬらしい。それと、妻に「絶対食べないからね」と宣言されてしまった。これにはまいった。せっかくの獲物を一人で食べてもおいしくないし。まあ、捕れればの話だけど。日本のハンターが、鳥インフルエンザかかってニュースになり、これだからハンターは、なんてことにならないことを祈りたい。

2005/11/22

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いよいよハンターに

午前中、会社を休んで狩猟者登録証をもらって来た。かっこわるい緑のバッジと登録証と禁猟区とかを書いた地図。この地図が欲しかったのだ。広げてにんまり。しかし、これらと一緒に「電線を撃たないでください」「電話線を撃たないで下さい」というちらしが入っている。うーん、講習会であれほど撃つなと言われたのに。逃げる鴨を狙って、電線や電話線が向こうにあるのを確認せずに、撃ってしまうんだろうか？とりあえず、11/15からは「ハンターの卵」の称号は返上だ。

2005/11/11

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国鳥の保護解除 in アメリカ

アメリカの国鳥は白頭ワシである。一時絶滅のおそれもあったそうだが、１万羽ほどに回復しているらしい。が、こんな動きがある。米の象徴白頭ワシの保護やめて、絶滅種指定解除求め訴訟たった一万羽で解除か。しかも、そのために裁判を起こすというのがいかにもアメリカ。でも、日本の国鳥の雉は、狩猟対象なんだよな。人の国のこと言えない。

2005/11/09

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アメリカの動物滅亡史

「アメリカの動物滅亡史」というたいそうな名前の本がある。私はまだ読んでいない。が、中身はアメリカ人ハンターの動物虐殺史のようである。かつて、リョコウバトという鳩がアメリカにいたそうである。この鳩の渡りが始まると、３日も空が暗いままになるという、恐ろしいまでの数が生息していた。それが、今やただの一羽もいない。詳しくはこちら。また、北米には７０００万頭のバイソンがいたそうである。これも絶滅の恐れがあるほどまでに乱獲された。詳しくはこちら。べつにこれを取り上げて、アメリカ人は馬鹿だと言うつもりはない。クジラの恨みがあるから、ちょっと言ってみたいけど。ただ、人間の欲の深さとその愚かしさに驚くだけだ。だからといって、数を調整しながら狩りをすることにも、何か疑問を感じずにはいられない。

2005/11/08

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打刃物屋での出来事

慣れないところを車で走っていたら、商店街に入ってしまった。ところが、道の両側には提灯が並んでいる。祭りだ！駐車場を見つけ車を止め、探検を始めた。ま、祭りと言ってもたこ焼きやチョコバナナの屋台が並んでるだけなのだが、なんだかうきうきしてくる。でも、小雨がぱらついているので人出が少ない。お店の人もやる気がなさそうだ。けれど、古い商店街を歩くのは楽しい。日本中どこに行っても、歴史を感じさせる店がいくつかあるものだ。が、たいした店がないなぁ。提灯が続いている限り歩いてみよう。と歩いて行くと、道の向こうに気になるのれんを見つけた。そこには”打刃物”と書いてある。次の瞬間、私はその店に吸い込まれていた。店に入ると包丁が並んでいる。みな数万円。うわっ、手が出ないよ。１本くらい欲しいけれど。でも、きれいだなぁ。眺めていると、奥から女の人が出て来た。「いらっしゃいませ。板前さんですか？」と言われ、「いえ、違います」と答える私。パタゴニアのミッドウェイトにグラミッチのパンツを履いた板前がどこにいる？私：「こちらでは刃物を打っているんですか？」店：「うちはのこぎりが専門ですけど、打っていますよ」のこぎりの鍛冶屋があるというのを初めて知ったが、鍛冶もやっている刃物屋さんに入ったのも初めて。胸が高鳴る。のこぎり、かんな、農具、ハサミがある。農具はそれほどでもないが、剪定ばさみが１万円を超える...。そのほかに、鉈、ナイフもある。ナイフ雑誌に出てくるような派手なものではなく、実用的なものだ。でも、お値段は万のオーダー...。実用的ではない。だけど、捕らぬ狸の皮算用だが、撃った鳥の解体用に何か１本欲しいところだ。だが、今はまだその時でない。鋼の特性もよく知らずに買うのはもったいなすぎる。まずは勉強だ。その後、お店の人と刃物の話をする。ここで作られるのこぎりは大工さんが使うそうだが、○○ホームとかの業者さんは使わないそうである。使うのは、入母屋の家を造る大工さんや宮大工。気になるお値段は、５万から数十万！天地がひっくり返っても、私には縁のないものだ。また、こちらのかんなは、かんなで削った木屑の薄さを競う選手権で優勝した職人が指名で買うものだそうだ。お店に削りかすのサンプルがあったが、薄い。ぱっと見何かの布のよう。向こうが透けている。これは、ここのご主人が削ったものだそうだが、だいたい７ミクロン。職人がやると３ミクロンになるという。１ミクロンは１０００分の１ミリ。そんな話をしていたら、鳥猟をやる常連のお客さんが来て話し込み、さらに店主が帰って来てまた話し込み、ついに２時間もいてしまった。さらに、帰りには何も買わなかったのに、新潟の同業者から届いた笹団子までお土産に頂いてしまい、恐縮するばかり。でも、楽しかった！このお店、とても地域の注文だけではやって行けないので、全国から注文を受けているという。六代目になろうとしている息子さんが最近Webサイトを作った。それがこれ。そうしたら、シドニーから包丁の注文が来たと店主は驚いていた。と、同時に、「実物を見ないで買う人の気持ちがわからないんだよなぁ。でも、こんなもんかと思われたくないから、気合入れてつくっちゃうんだよね」と言っていた。職人だなぁ。今度来るときは、お金を握りしめて来て、何か買って帰ろうと思う。

2005/10/16

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狩猟者登録申請

・写真２枚・狩猟免許のコピー・ハンター保険の証明書・猟銃所持許可証・第二種狩猟税証紙５５００円分・手数料用証紙１９００円分以上を揃え、県の環境保全課に出向いた。しかし、お役所というところは本当に縦割りだ。手数料用の証紙を買うところで狩猟税の証紙も買おうとしたのだが、ここにはないというだけで、どこに売っているかを知らないそうだ。すぐ上の県税事務所で売っていたのに。狩猟税は、お金を払えばそれですぐ証紙がもらえるのかと思ったら、紙に証紙の種別と枚数と金額を書かされたりして、結構時間がかかった。受け付けてくれた人は若かったが、証紙を渡してくれた人はその人の上司か何かだろう。結構年配の方だった。そういう手続きになっているんだろうが、もうちょっとスピーディにできればお互いハッピーなのに。環境保全課に行ったが、狩猟者登録は別の場所になっているらしく、会議室のようなところに案内してもらった。中には職員が２人。一人の人は見た覚えがあると思ったら、狩猟免許の試験に来ていた方だ。和気あいあいと手続きは進み、無事完了。手続きの間に２回くらい、私と同じように個人で手続きをする人が質問の電話をかけて来ていた。猟友会に入らない人が増えているんだな。許可が下りたら、またここに来なければならないそうだ。徽章と地図を渡してくれるそうだ。大切なものなので、原則として郵送はしないそうだ。ま、私としても郵便事故などでシーズンを棒に振りたくはないので、取りにくるさ。

2005/10/14

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窓辺に作るバードガーデン

雄鶏社の「日曜日の遊び方」というシリーズ本に「窓辺に作るバードガーデン」という本がある。野鳥を庭先に呼ぶ為のえさ台の作り方、餌の選び方、バードケーキの作り方などが書いてあるのだが、著者の柚木修氏が野鳥をいかに愛しているかが伝わってくる。柚木氏の鳥に関する文化や歴史も含めた幅広い知識は、読んでいて面白い。野鳥がますますかわいくなってくる。しかし、私はハンターだ。柚木氏は望まないだろうが、この本は猟の参考書にもなる。スズメ、ムクドリ、ヒヨドリなどの好きな物を知ることが出来た。また、ムクドリには１０００羽に１羽毒があるらしいことも（笑。もう絶版らしく、オンライン書店では軒並み品切れだ。アマゾンでは中古が６０００円...。ま、図書館には結構な確率でおいてあると思うので、鳥好きの方は、一度手に取って読んで欲しい。

2005/10/08

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空気銃だけで猟をするなら１種免許でも狩猟税は5500円

10月1日のブログで第１種の免許を取ってしまったから、狩猟税が高くなったとぼやいたが、県の環境政策課に電話をかけて確認したら、空気銃でしか猟をしないのなら、狩猟税は5500円だと説明を受けた。よかった。使わない権利に１万円を余計に払う、なんてことはなくて。狩猟者登録の資料もそろえたし、あとは写真を撮って、狩猟税を持って窓口に向かうだけ。ただ、窓口が遠いので一日休みをもらわなければならない。それだけが悩ましい。10/20までに手続きをしないと、猟期の初日である11/15までに狩猟者登録証が届かないそうなので、それまでになんとかしないと。

2005/10/05

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狩猟者登録申請書が届いたが...

県庁の環境保全課（狩猟についてはここが担当課）に「狩猟者登録はどうすれば良いか？」と電話で聞いたら、「申請に必要なもの一式を送る」と言われた。そして、その申請書が届いたのだが、読むと狩猟免許は第２種にしておけば、狩猟税は16500円でなく5500円で済んだらしい。私は空気銃しか持ってないんだから、狩猟税は5500円にして欲しいと思うのだが、どんなに申請書を読み返しても、免許に対して税金はかかるようだ。しまった。装薬銃を持つ予定は当分ないのだが、散弾銃を持ちたくなったとき、もう一度免許試験を受けるのは面倒だから１種を取ったのだけど、ここまでは考えてなかった。ちょっとショック。それと、申請にあたって狩猟免状を添付しなければならないのだが、都道府県の猟友会長が原本と相違ないことを認めた狩猟免状の写しが必要らしい。うーむ、猟友会に入ってない私はどうしたら良いのだろう？月曜になったら、また県庁に電話するか。

2005/10/01

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猟友会からの案内

やっと狩猟免許１種が届いた。ただの紙っぺら一枚。とほぼ同時に、今期の狩猟者登録申請の案内が猟友会から届いた。私は猟友会にはまだ入っていないのだが、私の住所はどこから？ま、この際気にすまい。この案内によれば、猟友会が狩猟者登録の申請をやってくれるそうだ。しかし、当然ながら猟友会に入らなければならない。というか、入れとはどこにも書いてなくて、払うことが義務づけられているような案内だ。どこにも猟友会に入ることのメリットの説明などない。ただ「初心者は入会費を納入願います」とあるだけ。うーん、交通安全協会のような商法だな。申請に必要な料金を見ると、狩猟税が16,500円。それから、大日本猟友会の共済金、県猟友会会費、県北猟友会費、支部会費で13,000円くらい。なんでこんなに猟友会の組織があるのやら。そして、その他なんだかんだで４万円弱。信じられん。こんなに払わないと猟ができないのか？友人は「猟友会に入ってもいいことないよ」と言っていた。でも、入ってみなければ分かんないだろと思っていたが、この金額を前にすると、猟友会に入るのを考えてしまう。そこまでの金を払うなら、猟をやらずに熊、鹿、猪の肉を買って食べる方がいいかも。猟友会に入ればハンター保険に2000円で入れるが、個人でも5000円で入れることが分かった。狩猟者登録は自分でやればいいし。とりあえず、猟友会には入らないことにした。先輩ハンターの皆様、ごめんなさい。追記猟友会の活動については、このページがとても参考になる。興味のある方は、ご覧下さい。

2005/09/11

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狩猟免許１種合格！

　念願の狩猟免許１種に合格した！これで、今年の猟期に猟銃を使った猟をすることができる。うれしい。とってもうれしい。　しかし、まだ手元にあるのは、受験票に合格のスタンプが押されたものだけ。免許は即日交付でなく、あとから送られてくるそうだ。早く免許が来ないかな。免許がないと、銃の登録変更ができない。　免許はとったものの、まだ猟をするまではやることが３つある。ひとつは、今持っている銃の登録変更。もうひとつは狩猟者登録。そして、ハンター保険加入。　少し前にエアライフルを買ったが、その時点では狩猟免許を持っていなかったので、銃の登録としては”標的射撃”用の銃として登録せざるを得なかった。射撃場でしか撃てない悲しい銃だ。　銃の登録には３種類ある。”標的射撃”、”狩猟”、”有害鳥獣駆除”。”標的射撃”というのは、クレー射撃しかしないとか、的撃ちしかしないという競技指向の人が登録する。あとは、私のような狩猟に使うのだけど、まだ狩猟免許を持ってない人が、猟銃を買ってしまった場合もこれにするしかない。　”狩猟”は、もちろん狩猟に使う人が登録する。”有害鳥獣駆除”というのは、有害鳥獣の駆除をする人が登録するらしい。私も正確なことは分からない。有害鳥獣駆除というのは誰でも出来るわけではない。有害鳥獣駆除は、駆除隊のようなグループで行い、それには猟友会の推薦がないと入れないそうだ。それか、自分の田畑を持つ人が、自分の田畑を荒らす鳥獣を駆除する場合にも”有害鳥獣駆除”で銃を登録できるそうだ。　それから、狩猟者登録。狩猟免許は、持ったからと言ってそれで狩りができるわけじゃない。狩りをする為には、狩りをする都道府県ごとに狩猟税を納めなければならないのだ。その額１６５００円。お隣の県でも狩りをしようと思うとまた１６５００円...。　高いよ...。ひとつの都道府県の狩猟税だけで鹿、イノシシ、熊の肉が相当買える。２つ以上の都道府県に登録するなら、もう酒池肉林だ。ま、せっかく免許を取ったのだから、今年は自分の県の分くらいは払ってみよう。　そして、ハンター保険。誤って他人に被害を与えたときに十分な補償ができること、という様な条文が狩猟に関する法律のどこかにある。大金持ちなら保険に入らなくてもいいだろうけど、狩猟税だけでもひーひー言ってる私などは、ハンター保険に入らないと狩猟者登録してもらえなさそうだ。　手っ取り早いのが猟友会に入ってしまうこと。猟友会に入ると狩猟共済制度があって、たしか2000万くらいまでは出る。＋αを求めるならハンター保険に入る。　ただ、猟友会の会費というのは高い。１万以上すると聞く。だからためらってしまう。狩猟税にさらに猟友会の会費か...。ハンターはゆとりがある人がやるもんなんだなぁとつくづく思う。　ならば猟友会に入らないでハンター保険にだけ入ればいいじゃないか、と思われるかもしれないが、こっちにも面倒な問題がある。最近保険会社が個人の加入を断るようになっているらしい。あまりうまみのない保険なのだろう。　とりあえず今年は、猟友会に入ってみようと思う。　ま、なんにせよ、狩猟免許がもらえるのはうれしい。猟期まであと２ヶ月半、猟の勉強をしっかりやらなければ！

2005/09/03

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エアガンも捨てたものではないかも

　知り合いが言うには、猟銃でないエアガン（プラスチックのBB弾を発射するやつ）でもカラスを仕留められるそうだ。もちろん改造したものでの話だが。　しかし、カラスを仕留められるなら、それより小さい鳥も仕留められるということ。すばらしい。鴨やキジは無理だろうなぁ。　エアライフルでも猟銃となると銃刀法に従わなければならないので、はなはだめんどくさい。狩猟期間以外は射撃場でしか撃てない。銃の検査が毎年ある。狩猟免許もいらない。その他にも、撃つと鉛を自然界にばらまくことにもなる。そういうことを考えると、エアガンも悪くないなと思う。　まあ、パワーからすればエアライフルの方が上だ。だてに高いわけじゃない。だけど、エアガンなら誰の許可もいらない。自分で改造しても問題ない。　そういう気楽さがいい。　私が猟をしようと思うのは、獲物を食べる為。その目的を達成できるなら銃はなんだっていい。まあ、そう思えるのもエアライフルの所持許可を持ったからだろうけれど。　ちょっとまじめにエアガンでの狩猟を考えようと思う。

2005/08/01

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狩猟免許の試験が近づいてきた

　いよいよ、狩猟免許の試験が近づいてきた。試験は３回あるが、落ちたら今年の猟期に銃を使うことができない。いくらなんでもそれは悲しい。まじめに勉強しないと。　狩猟免許は一応１種を受けようと思っている。散弾銃も撃てる免許だ。まだエアライフルしか持ってないから、私は２種でいいのだけど、いつ散弾銃を持ちたくなるかわからない。そのとき次の狩猟免許の試験（夏しかやらない）まで待ちたくない。だから１種で受けろと皆に言われ、１種を受けることにした。　まあ、ペーパーはなんとでもなると思う。銃刀法を守れないようなおっちゃんでも狩猟免許を持っているのだ。だけど、銃の扱いが不安だ。銃の扱いに慣れてない散弾銃をちゃんと分解して組み立てたりできるだろうか？　猟友会の事前講習会があるので、それでしっかり勉強するつもり。どうか合格しますように。

2005/07/14

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矢口高雄の"マタギ"がパソコンで読める

　”マタギ”をキーワードに検索をしていたら、こんなページがヒットした。釣りキチ三平の矢口高雄が描いた”マタギ”がパソコンで読める。１冊315円。　本屋ではもう手に入らないから、ヤフーオークションでマタギのコミックを競り合って落札したのに、こんなものがあったとは...。　しかし、このサービスはWindowsでしか利用できないそうだ。残念だ。大自然のジャンルには、私の知らない面白そうな漫画もあるのに。　しょうがない、VirtualPCをインストールするか。

2005/05/07

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ハンターと山歩き

　学生主体のハンターと山歩きをするイベントに参加した。フィールドワークのため、動物の足跡の見分け方、食べられる植物の見分け方、地図を使わない山歩きの方法を教わるというもの。　院生がリーダーとなりこのイベントを企画したそうだが、最近の学生は山をあまり歩いたことが無いらしく、リーダーと別れて別ルートから調査をして欲しくても、不安で任せられないそうだ。そんな風だから、山を歩く格好と言われたのに、ローカットのスニーカーなんかで来ている学生もいる。うーむ。そのおかげで、イベントのレベルが大幅に下がったらしい。　ま、そんなことはどうでもいい。私はハンターにくっついていろいろ教わるだけだ。山の中の獣道の見つけ方から、花の見頃、クマやシカの生態などを聞く。クマに追われたら山を下って逃げるといいと聞くがどうかと聞いたら、「クマの下りは速いぞ。岩が転がり落ちるのと同じだ」と言われた。やはり、クマに追われたら勝ち目は無いようだ。　「ピィー！」という鳴き声が聞こえた。シカが危険を知らせる声だそうだ。声の方に行くと、シカが付けたほやほやの足跡がある。人が追っても追いつけるものではないのであきらめる。　この辺りにはむかしはシカはいなかったそうである。そのころは笹が木立の中を埋め尽くすように生えていたのだが、シカが来てからだいぶなくなったそうだ。いずれ食べ尽くして、またどこかに移っていくのかもしれない。今年はシカの動きが少ないとハンターは言っていた。　私が今年狩猟免許をとるつもりだと言うと、「じゃあ、ここに来たらいいだろう。狩りは大勢でやるから楽しいんだ。」とのお言葉を頂く。空気銃で実家の近くの鳥を相手にするつもりだったが、この人たちとなら一緒にやれそうだ。やはり、散弾銃も持とうか。

2005/05/06

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丸善おそるべし

　普通の書店ではお目にかかることはまずないが、狩猟者向け雑誌が日本にもある。「全猟」と「狩猟界」。どういうものかはこちらを見てほしい。　この２つの雑誌のうち「狩猟界」を丸善丸の内本店で見かけた。アウトドア雑誌のコーナーに普通においてあってびっくり。銃砲店によってはおいている店もあるらしいが、雑誌コーナーに置いているとは恐るべし、丸善。　ぱらぱらとめくったら面白そうだったので買うことにした。興味はあったのだけど、１冊1300円もするものを中身を見ずに買う勇気はなかったので、こういう本屋の存在はありがたい。　

2005/04/24

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ついにエアライフルを

　先週末にガンロッカーも手に入れたので、今日は別の銃砲店にエアライフルを引き取りに行った。銃の説明、スコープの説明を受け、ケースに入れてもらって、手渡される。ずしっと重い。おもちゃのエアガンとは違うな、やっぱり。　銃を持って人混みを歩くのは、ちょっと優越感がある。見る人が見れば銃だと分かるだろうが、みんな分からないだろうな。でも、ギターケースに銃を入れていて、ギターケースごと銃を盗まれたという事件がつい最近あったそうだから、気をつけなくては。　持って帰って早速いじる。ポンプ式のエアライフル、ブルワーカーの異名を取る銃だ。ポンピングをすればするほどパワーが出る銃で、根性のある人は１５回くらいポンピングするそうだ。　わたしもポンピングをしてみる。１回。軽いな。２回。お、１回目より重い。３回目。え？こんなに重くなるの？４回目、もうこれ以上はだめ。これを１５回もポンピングするなんてちょっと信じられない。銃砲店のご主人が、この銃のオーナーは皆、上半身がすごいと言っていた理由がわかる。　私も鍛えないと、猟期に獲物が捕れそうもないぞ。

2005/04/03

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所持許可が出た

　エアライフルの所持許可申請から１ヶ月弱、警察から所持許可が出たとの連絡が来た。行けるときに行っておかないと、しばらく行けなくなるかもしれないので、フレックスを使って警察署生活安全課へ。　許可証ってどんなのかなぁと思ってたら、何のことはない初心者講習で見せられた青い手帳だった。表紙に「猟銃・空気銃所持許可証」と書いてある。講習から半年も経ってないのに、こんな大事なことをもう忘れている（笑。　この所持許可証には１２丁の銃が登録できる。世の中にはそれで足らなくて２冊目の所持許可証をもらう人がいるらしい。そういう人の集まりを「２冊クラブ」とか言ったりするらしいが、ちょっと信じられない。　まあ、銃を手放してもいちど書いてしまったページは空白にならないから、買い換えを繰り返せば１３丁目で２冊目になるわけだが、それもすごいと思う。　あとは銃を引き取るだけだが、許可が出るまでガンロッカーを買うわけにも行かないので、まだガンロッカーがない。銃を買う店は近くじゃないのだが、ガンロッカーはいろいろお世話になってる近所の銃砲店から買うつもりだ。だが、まだ何も話してない。　私が銃を買ってくれることを期待していたと思うが、申し訳ないが週末にはガンロッカーだけを買いに銃砲店に行くつもりだ。

2005/03/23

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お巡りさんの家庭訪問

　お巡りさんが我が家にやってきた。エアライフルの所持許可をしたので、その事情聴取。近所に私の素行を聞いたのかと思ったら、「本当はしなきゃいけないんだけれど」だってｗ。猟銃を７丁も持つそうで、話がわかる。　でも、お巡りさんに借金のことを聞かれた。最近猟銃の事件が多いから、借金で犯罪を起こす恐れがないかを調べるんだろう。エアライフルはそうでもないけど、散弾銃やライフルを所持しようとすると、とても厳しいそうだ。でも、猟銃で銀行強盗とか聞かないけどね。Googleで検索したら、怨恨の犯罪が多いようだ。もちろん、誤射も絶えないが。　ま、うちは借金と言っても住宅ローンだけだ。中古住宅なんでそんなにないし。　お巡りさんは、「散弾銃の方が楽しいよ」という。ま、面白そうなら追々散弾銃をとりますよ。「早めに出しておくからね」と言って去っていったので、１ヶ月もたたないで許可証がもらえるかも。　あとは、銃のケースとロッカーだな。

2005/03/08

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オフシーズンは獲物の情報収集

　前髪がいい加減耐えられないくらいに長くなったので床屋に行く。ここの親父さんは話が面白いので行くのは楽しいのだが、懐が寂しくてなかなか行けないのが残念なところ。　髪を切ってもらいながら、親父さんの好きな釣りやゴルフやスキーの話をする。私から「今度空気銃を買うんですよ」と話を振ったら、「いや、懐かしいねぇ。久しぶりに空気銃なんて聞いたよ」という。親父さんも昔ポンプ式の空気銃を持っていたそうである。昔は長かったそうで、分解して持ち歩いていたとか。悪ガキ時代にお巡りさんに見つかり追いかけられた話などを聞かせてもらった。　そして、親父さんがよく釣りをしに行く川に雉が何羽かいると教えてもらった。獲物情報ゲット！でも、釣り人が行く川だから、おそらく銃猟禁止区域だろう。となると、やはりスリングショットでやるしかないか。まあ、何にせよ、次の猟期の楽しみが増えた。

2005/03/06

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所持許可申請をした

　銃砲店から譲渡等承諾書が届いたので、早速警察に所持許可申請に行ってきた。担当によっては嫌がらせのようなことを受けると聞いていたので不安だった。担当官は、ちょっと怖そうな品の良い女性だった。家は一戸建てか？最終学歴は？などの質問を質問を受け、滞りなく受理された。　あとは、問題がなければ１ヶ月後くらいに許可が下りるそうである。　しかし、私はまだ狩猟免許を持っていないので、銃の使用目的は狩猟で登録できなかった。仕方ないので、標的射撃で登録。狩猟免許を取ってから、狩猟に変更することになる。そこでまた手数料がかかるらしい。うーむ。　でも、この銃をこの値段で手に入れる機会はなかなかないから、しょうがない。

2005/03/05

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猟期と渓流釣り期間

　多くの地域は2/15に猟期を終える。11/15からのたった３ヶ月だ。短いなぁ。１年中猟期にしてくれたらいいのに、と思っていたが、渓流釣りは3/1あたりから解禁になるということを知った。遅いところは4/1の様だが。　渓流釣りで山の中に入る釣り人を誤射しないためには、お互いが活動する時期をわけた方がいいのかもしれない。法律を作った人がそこまで考えたかは知らないが、猟期はいまのままでもいいのかなと思う。

2005/03/03

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いい銃みつけた！

　しばらく前、ネットで中古の銃を売っている銃砲店をパトロールしていたら、欲しいと思っていた銃が、手頃な価格で出ているのを見つけた。早速連絡したが、先客がいてだめだった。しかし、先客がキャンセルになったらまた連絡するという返事をもらったので、あまり期待をせずに待っていた。　そして昨日、その銃砲店から先客がキャンセルしたという連絡をもらった。キャンセルとはいうが、きっと許可が下りなかったのだろう。　猟銃というのは車と違って、「この銃買っていいですか？」とお上にお伺いを立て、お上が申請者の身辺調査をし、よろしいと言われて初めて買うことができる、というきびしいものなのだ。　同じハンター（の卵）として、同情してしまうが、同時に喜ばざるを得ない（苦笑。　ということで、今日は早速申請準備。申請には以下のものが必要だ。　(1) 診断書　(2) 戸籍抄本及び住民票　(3) 経歴書　(4) 同居親族書　(5) 譲渡等承諾書　(6) 講習修了証明書(6)は初心者講習会でもらったもの。(5)は銃砲店で書いてくれる、(3),(4)は銃砲店にもらった紙に書くだけ。(1)と(2)を今日取って来た。　まず診断書。歯科医以外ならどんな医者でもいいらしい。が、銃砲店にあそこが安くていいよと言われていた病院に行く。整形外科だったが、行ったらがらがら。「猟銃の所持許可用の診断書が欲しいのですが」と言ったら、手慣れたもので住所氏名電話番号を書かされた。そして少し待たされて中で先生とちょっと会話しておしまい。病院に行って１０分くらいで診断書をもらえた。料金2000円。正常に物事を判断できることだけを証明する診断書らしい。　住民票と戸籍抄本は難なく取得。あとは、銃砲店から譲渡等承諾書をもらうだけ。　それをもらったら、いよいよ所持許可申請となるわけだが、手数料が１万円くらいかかる。それで無事許可が出れば良いが、「あんただめよ」と言われたら、銃が持てないばかりか１万円もぱぁ。なんともひどい制度だが、悪法も法。先客のようにあの銃をキャンセルすることにならないよう、祈るだけである。

2005/02/25

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マタギの宿に泊まる

　マタギの宿として有名な松橋旅館にお世話になってきた。松橋旅館は、マタギの頭領（シカリ）でもある松橋時幸さんが経営する旅館だ。松橋さんは、フジテレビ系列「晴れたらいいね」や、ＢＳ朝日「アドベンチャー・フィッシング～最後のマタギ～」に出演し、甲斐崎圭氏の著作「第十四世マタギ　松橋時幸一代記」、田口ランディ氏のメールマガジンでも紹介されている。　私は、田口ランディ氏のメルマガでマタギの存在を知り、いつか松橋旅館に行きたいと思っていた。その願いが今回叶った。　しかし、残念なことに松橋さんは、2003年から2004年にかけて撮影したBS朝日の番組収録の疲れのせいか、去年の夏から体調を崩していた。夕食の時に少し話しを聞くことができたが、ハンターの卵としては非常にもの足らないものだった。屈強なマタギと言えど、人の子。齢７０ともなるとやはり無理は禁物ということか。　だが、夕食に出た熊鍋は美味しかった。ヒグマの鍋は食べたことはあるが、それよりずっとうまい。長年熊料理をしてきた松橋さんの奥さんが作ったからだろう。肉もいい味だが、脂身がいい。これを食べたら熊を撃ちたくなるわ。　旅館の近くにある肉屋や道の駅でも熊の肉が売っている。マタギの里とはそういうところらしい。

2005/02/11

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射撃大会

　銃砲店に遊びに行ったら、「明日、射撃クラブの大会だから遊びに来たら？熊鍋もあるし」とお誘いを頂いたので見学してきた。　射撃大会は、トラップとスキートの合計点数で競うようだ。猟銃等講習会でトラップをやっているのは見たことがある。クレーがなかなか割れずに飛びつづけるのを良く見たが、この射撃クラブはレベルが高い。パリンパリン割りまくっている。こうして見ていると、スポーツ射撃も面白そうだ。狙ったクレーがパーンと割れたら、さぞかし気持ちがいいだろう。しかし、私は鹿の焼肉とヒグマの熊鍋の方が気になる（笑）。　射撃大会のかたわらで、出番待ちの選手たちが焼肉や鍋の準備をしながら、狩りの話をしている。それを聞いているのが楽しい。その日鴨を４羽獲っていたのだが、もう一羽と思って撃ったら、最後に同時に２羽落としてしまって、狩猟法違反（鴨は１日５羽までらしい）をしてしまった話や、沢の上に小熊を見つけたら後ろでがさっと音がして、振り向いたら親ヒグマらしい熊が襲ってきて、間一髪仕留めた話などを聞くことができた。　この人たちにつけば、狩りの仕方、獲物の捌き方はいくらでも教えてもらえそうだ。　しかし、北海道はライダーだけでなく、ハンターにも憧れの地らしい。５０歳，６０歳のおっちゃんが、北海道に安く行くための方法を論じ合っているのも面白かった。やっぱり、大自然の中での狩りの方が気持ちがいいんだろうなぁ。あっちには民家があるから撃っちゃいかん、とか考えながらやるのは気疲れするだろうし。　クレー射撃と実際の猟の違いを聞いたら、やはり別物のようだ。クレー射撃は、クレーがどこから飛んでどこへ行くかはある程度決まっているが、動物はどう動く分からないという。猟をやる人に”クレー射撃はあまり意味がない”というが、そうなのかもしれない。　ところで、私はクレー射撃で一回撃つごとに意味もなく（と言っては言い過ぎかもしれないが）お金がちゃりんちゃりん消えていくことに抵抗を感じる。獲物を狙ってはずすならともかく。ま、私がけちなだけなんだけど。　そういう思いがあるので、”クレー射撃はあまり意味がない”と聞くと気が楽になる。でも、持とうと思っているのは散弾銃ではなく、エアライフルなんだけどね。　射撃クラブの若手の人たちが声を掛けてきてくれた。歳は私と同じくらい。一人の人はすごくうまいなーと思っていた人だ。「どれくらい練習に行くんですか？」と聞いたら、月に４回だそうで。それって毎週じゃん。やはり、うまい人は心がけが違うようだ。　でも、それだけの腕を持ちながら、狩りはしないのだそうだ。他の若手も皆狩りをしないという。「だって、かわいそうじゃない」。やっぱりそうなのか...。けれど、代わりに夜の町での狩りには熱心なようだ。結婚している人もいるってのに...。　射撃クラブの若手がこんなことでは、日本の狩猟の未来は暗いなぁ。　昼休みになり、お待ちかねの焼肉＆鍋タイム。鹿肉は食べたことがあるが、熊肉は初めて。熊の肉は固いと聞いていたが、そんなことはない。強いて言えば牛肉に近い感じか？不思議に味のあるにくだ。おいしい。　焼肉のほうは、最初はたくさんの人が網を囲んでいてあまり近寄れなかった。私は大会参加者じゃないので、そう割り込むわけにもいかない。が、高齢者が次々と網を離れ、ついにいいポジションを得た。ゆったりと焼いてはいただく。こっちもおいしい。すると、隣りから肉がぽんぽん私の前に飛んでくる。「ほら、ここがうめーんだ」の声とともに。「いやー、おいしいですねぇ」と最初は言っていたが、肉があとからあとからやってくる。もう、鹿肉のわんこそば状態。さすがにおなかいっぱいになってきたので、隙を見て逃げる。いったい何グラム食べただろう？　来年もこの大会は開催されるそうだ。それまでに散弾銃を持つようになるかは分からないが、この射撃クラブに入会てまたお肉を食べに来たいものだ。

2005/01/29

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こんなところにウサギが

　昨日の続き。川の堤防の上をちゃりちゃり走っていくと、堤防の上に車が２台止まっている。こんな朝早くからなんだろう？ここに何かあるんだろうか？と思うと車が動き出す。犬が２匹ついて歩いている。ドライバーはオレンジの服を着ている。ハンターだ！　現場に着くともう狩りが始まっている様子。ビーグル犬が２匹、くんくんやりながら笹薮の中へ入っていった。２人のハンターが獲物が出てくるのを待っている。ハンターに声を掛けては悪いので、私も黙ってじーっと待つ。　犬が激しく吠え出した。しかし、鳥が飛び立つ様子はない。何が出てくるか楽しみに待っていたが、出て来そうもないので、私はさらに上流の方に獲物を探しに行くことにする。何かあれば銃声がするだろうし、そのとき戻ってくればいい。　上流側の探索をやめ、ハンターがいた場所に戻ってきたが、状況は変わっていなかった。ハンターも待ちくたびれたのか、腰を下ろして休んでいる。チャンス！私：「何を追っているんですか？」ハンター：「ウサギだよ。さっき見つけたんだが、犬がなくしてしまった。」”なくした？”見失ったことをそう言うのだろう。しかし、こんなところにウサギがいるとは知らなかった。堤防の外側は民家と田畑しかない。堤防の内側はあまり人の手は入っていないが、狭く細長く伸びた笹薮と草むらだ。こんなところで何を食べているのだろう？畑の野菜をかじって生きてるのかもしれないな。　私と話したハンターの年齢は７０代だろう。もう一人もやや若い気がするがやはり７０代といった感じ。私が今年狩猟免許を取ろうとしていることを伝えたら、ハンターは高齢化しているから、若い人に入ってもらわないと困ると言っていた。隣の猟友会支部の支部長さんだそうだ。しかし、失礼ながら、そう長くハンターを続けることはできないだろう。ここにも高齢化の問題が押し寄せている。

2005/01/23

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初出撃

スリングショットを背負って近くの川に出撃。初めての猟だ。自転車でちゃりちゃり川沿いを溯る。今回は下見も兼ねているので、がつがつしないでのーんびりと。やはり、川沿いには鳥がいる。スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、カラス。この辺は銃猟禁止区だから、人をそれほど恐れないかな？と甘い期待を抱いたが、やはりそんな甘くはない。こっちが気づくより早く、向こうが逃げていく。撃てるかな？と思うと、向こうには民家が...。やつら、こっちが撃てないのを知っているのか？とにかく、こちらから追っかけていては、スリングショットの射程距離では無理だ。悲しいくらいの距離でお辞儀を始める。よくこんなんで鳥を仕留められるよなぁ。やっぱり、空気銃じゃないと無理かも。でも、枯れた草むらのなかをスリングショット片手に忍び歩く緊張感はたまらない。あきらめて帰ろうかと思ったとき、ムクドリが木の枝に止まった。ここからなら届く。その枝と私の間には背の高い枯れ草があり、ムクドリからは見えない。ゆっくり構え慎重に放つ。コンという音がして、弾は枝にあたりどこかに飛んでいった。その音に驚いてムクドリも逃げていった。でも、かなり惜しかった。鳥を探して歩かないで、こういう獲物が留まる木の近くの物陰から狙うのがいいのかもしれない。今日の収穫はなかったが、川沿いには獲物になる鳥以外にもたくさんの鳥がいることが分かった。そういう鳥の観察もおもしろい。でも、すぐに逃げてしまうのでよく分からない。今度来るときは双眼鏡と野鳥のガイドブックを持ってこようと思う。

2005/01/22

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荒れ過ぎの週末

今週も出猟しなかった。雨の日だと獲物に近づきやすいと聞くが、こんなに風が吹く日では弾道が曲がりすぎて狙えたものじゃないだろう。獲物もどこか風の当たらないところでおとなしくしているだろうから、見つからないかもしれない。ということで今週もお休み。ああ、猟期はあと１ヶ月。銃や罠をつかわなくても、猟期を外れたら狩りはできない。2/15すぎたらなにしよう？＃いま欲しい物MSR・スノーシューライトニングアセント (Men's)なんでこれが欲しいかというと、格好いいから。店頭で見て一目惚れ。黒にオレンジの縁取りがいい。軽いし。ＭＳＲのデナリなど樹脂のスノーシューは、全体がたわむのでトラバースに強い。ライトニングアセントは金属のフレームだが、他社のスノーシューとは違って、デナリと同じようにたわむのでトラバースの強さはそのまま。また、他社のスノーシューはパイプのフレームを樹脂製の布で巻いているので、岩が露出しているところだとこの布を傷め、最悪のときは切れてしまう。ライトニングアセントはそれがない。さらに、ライトニングアセントは、私がデナリで気に入らなかったスノーシューの前方の角張りが取れている。この角張りは、人が踏み固めた雪の轍を歩くときに引っかかるので、結構気になる。ライトニングアセントは、バックルもデナリのぺなぺなとは違い、立ち上がっているので使いやすいだろう。ライトニングアセントは、私の要求を全て満たすスノーシューでありながら、さらに美しい。

2005/01/16

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ハンターの卵の野鳥観察

このテーマを選んだことを愛鳥家の皆さんにはお許し願いたい。ハンターになろうとしている者の、野鳥の見方として知って頂ければ幸いである。正月休みに愛鳥家の方について野鳥を見て歩いた。もちろん私がハンターになろうとしていることは伝えた。「なんで撃つの？かわいそうに」とは言われたが、案内してもらうことができた。狩猟が許されている鳥などを本で眺めてきたが、どうも実物を見ても”これだ！”と自信が持てない。でも、実際に屋外で見た鳥を、「あれはツグミ」、「あれはセグロセキレイ」などと教えてもらうとすんなりと頭に入る。やはり、紙の上の動かない鳥の情報だけでは、脳が認識するには不足らしい。おかげで、マガモ、カルガモ、ハシボソガラス、キジバト、ヒヨドリなど狩猟対象の鳥はちゃんと見分けられるようになった。これで誤射するようなことはあるまい。それ以外にもいろいろな鳥を教えてもらった。特にオシドリの雄の神々しいまでの美しさは、ひと際目を引いた。あれはもう芸術品だと思う。でも、ちょっと考えさせられた。愛鳥家の方は「何月何日どこどこで何々を見た」というのをメモに取っていて、その情報をもとにどこに行けば何が見られるかを考えて行動しているようだった。私たちハンターが、狩りに行ってその鳥を撃ってしまうと、その鳥はそこからいなくなってしまうし、他の鳥もそこによりつかなくなるかもしれない。そうすると、愛鳥家の方のメモは役に立たなくなる。そう考えると、ちょっと申し訳なくなる。だけど、いろんな鳥が分かるようになったことで、楽しみが増えた。道を歩いていたり、乗り物に乗っているときに、何気なく見過ごして来た鳥達が、「あ、ヒヨドリだ」などと分かるとおもしろくなって来る。電車の長旅でも退屈しなくなった。特に川を見るのが楽しみになった。結構な確率で何かしら水取りがいるから。私はハンターになるが、野鳥観察も楽しんで行こうと思っている。

2005/01/13

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不覚、風邪引いた

この３連休で出猟しようと思っていたのに、休日出勤に出ばなをくじかれ、次の日は風邪を引いてしまう始末。なので、今週は何もせずにおしまい。悲しい。でも、新しいスリングショットを買った。これ。どうです？すごいでしょ？しかし、これは１万もする代物。我ながら馬鹿だと思う。だけど、これはもう作られていないので、見つけたときに買わないと永遠に手に入らなくなってしまう。なのでつい...。いや、こんなものを買ってもなお、欲しいスリングショットがあと３つばかりあるのだが。まだ使ってはいないが、こいつは空撃ちした音が違う。期待できそうだ。来週は出られるかな？

2005/01/11

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パチンコ猟

いままで私は銃（or罠）で猟をすることばかり考えていたが、パチンコで猟をしている方もいた。このサイトで見つけた。http://homepage3.nifty.com/hungryhunter/slingshot/index.htmlうちにもパチンコ（またの名をスリングショット）がある。むかし結構遊んで、それなりに狙ったものに当たるようにもなった。それで獲物を捕ろうなどと考えたことはなく、長いことお蔵入りさせていた。しかし、それをいま復活させるときが来た。このサイトによれば、パチンコ猟は狩猟免許不要ということだ。ならば、狩猟税もいらないし、猟友会費も納めなくて良い。実に経済的な猟ができる。ただ、やはり狩猟法は守らねばならないが。とはいえ、パチンコで遊んでいた者にはその射程距離がどんなものかよく分かる。エアライフルの射程距離に入るよう獲物に近寄るのも大変だというのに、パチンコが当たる距離に近寄るのは至難の業だろう。おまけゴムを引く動作をしなければならないし、パワーもない。そんな物で狩りができるのか？というのが正直なところ。でも、それはそれで面白そうだ。狩猟免許を取る来年まで待たなくてもいいし、ちょっとどこかで試してみよう。

2004/12/18

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猟銃等講習修了証明書をもらった

ついに、猟銃所持の第一段階、猟銃等講習修了証明書をもらうことができた。猟友会が開催した予備講習会で勉強し、模擬試験もやったので、それほど難しくなかった。これで、やっと銃が持てる。といっても、まだ今の段階で持てるのは空気銃のみ。散弾銃を持つためには、射撃教習を受けないといけない。手続きとしては、　教習資格認定申請、猟銃用火薬類譲受許可申請　　↓　射撃教習　　↓　買う銃を決める　　↓　銃砲所持許可申請　　↓　銃の所持許可交付後、銃の購入　　↓　銃の確認（警察で）のはずだ。あぁ、書くんじゃなかった。書くだけでも大変なのに、これからこれをやらなければならないかと思うと、少々気が重い。でも、、ハンターはみんな通った道だ。おいしい肉を食べるまで、もう少しの辛抱だ。

2004/12/16

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「邂逅の森」を読んで

熊谷達也の「邂逅の森」を読んだ。狩猟をやろうと思っている者にとっては、マタギのカモシカ狩りや熊狩りの描写がリアルで、血が熱くなってしまう。自分もいつか熊狩りをやりたい。そんな風に思ってしまう。しかし、この本を読むとマタギというのはすごいのだなと思う。寒い雪の中、ダウンのシュラフなどなくても野宿をしたり、撃った熊を一人で背負って山を下りるするそうだ。えせマタギなどと名乗ってはみたものの、私にはとてもそんなことはできない。でも、だからこそマタギに憧れる。だが、この本を読んで一番心に残ったのは、出て来る人々の素晴らしさだ。みな、それぞれの哲学を持ち、強く生きている。特に女性の、母としての強さには言葉もない。今の私は遠く及ばないが、この本に出て来た人々のように強くなりたいと思う。

2004/12/11

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中３男子が銃砲店強盗

困ったニュースだ。中学３年生が銃に興味を持つのはしょうがない。私も、昔から銃は好きだった。だけど、せいぜいBB弾で遊ぶ程度。それで満足していた。でも、この中学生は猟銃を手に入れようとまでしてしまった。それだけならまだ理解できるが、お金まで欲しかったというのは許せない。いや、どちらも許されないことなのだが、純粋に銃が欲しければ金などいらないはず。そうでないのだから、彼には銃が欲しいだけでなく、別の邪な欲もあったのだろう。非常に残念なことだ。しかし、もうひとつ気になったことは、銃砲店でこのようなことが簡単にできてしまったこと。銃砲店にはたくさんの銃と弾薬がある。もちろんチェーンがかかっていたりして、そう簡単に盗れないようにはなっている。だけど、それなりの準備をしてくれば盗ることは難しくない。いくら銃砲店だって、アメリカとは違うので、強盗に向けていつでも発砲できるようにしているわけもない。だから私は勝手に、強盗が銃砲店に来たら即警察に通報するようなシステムでもあるのだろうと想像していたのだが、そうでもないのかもしれない。次第に物騒になる世の中だ。銃で犯罪をするために、警官より銃砲店を襲おうと思う輩もいるだろう。そういう不届きものにちゃんとした対応ができるようになっているとは思うのだが、少々気になる。強盗が銃砲店に入ったとき、私がその場にいるかもしれないのだから。今度銃砲店に行ったら、聞いてみようと思う。

2004/12/10

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ハンターを見た

昨日の木の葉さらい中、あざやかなオレンジ色の上着を着た２人の男が車から降りるのを遠目に見た。なんだありゃ？もしかして、ハンターか？男達はなにやら棒のようなものを袋から出している。あ、銃だ。ハンターなんだ、やっぱり。歳は６０台後半だろうか？ダルメシアンみたいな犬を連れている。しかし、あの服は派手だなぁ。正直、あんな服は着たくない。話を聞きに行きたかったが、ここからはちょっと遠い。向こうは行動を開始してしまったから、邪魔しても悪いし。この辺にはキジがいる。よく鳴き声が聞こえる。でも、たぶん竹林の中だ。キジは竹林では発砲してはいけないことを知っているのだろうか？竹というのは銃を持った人には厄介な植物で、弾をはじいてくれるそうだ。竹林に向けて弾を撃とうものなら、どこに弾が飛ぶかわからない。銃刀法なんてくそくらえと思う人でも自分の命は惜しいので、こればっかりは撃てない。さて、お手並み拝見。しばらくたって、銃声が一発聞こえた。竹林の方向とは違うようだ。犬に追い出させたか？帰って来る彼らの手には獲物はいないようだ。取り逃がしたか。よかった。私が猟をするようになるまで、この辺の獲物を捕られたら困る（笑）。しかし、この辺にはそんなに豊富に獲物はいない。私が知らないだけならいいのだが。私が猟をし出したら、あっという間に絶滅させてしまったりして。それはそれでつまらない。私の理想としては、誠に自分勝手ではあるが、実家の周りの動物の生態を把握し、これくらいなら撃ってもいなくならないと認識した上で狩る。そんな、永続的な猟がしたいと思う。

2004/12/05

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自然の恵み

私を狩猟の道に引き込んだ友達からクール宅急便が届いた。中身は...、エゾジカ！待ちに待ったごちそうだ。ロース、すね、首、モモの肉が入っている。血抜きもされているし、筋膜も取ってある。後は食べるだけ。申し訳ない。まずはロースから。スキレットで火を通し、塩胡椒。血の滴るようなレア。うーん、美味しい。なんというのか、複雑な味わいがある。牛や豚の味は平板に感じてしまう。飼育されているからなのだろうか？こっちは、醤油と酒で味付け。素材がいいから、シンプルな味付けて楽しめる。来年は、私も何かを狩って、彼にお礼をしなくては。

2004/12/03

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父もハンターだった

実家へ野良仕事の手伝いに帰った。ついでに、銃を持とうと思っていることも父に伝えた。空気銃でも散弾銃でも、銃を買う前に所持許可の申請が必要である。その申請をすると警察が、所持許可を申請している人がどういう者なのかを近所や会社に聞き込み調査するそうだ。別居の家族に問い合わせるとは猟銃等講習会のテキストには書いていないが、父に言わないでいて警察から連絡があったら面倒なことになるので、先に伝えておくべきだ。どの道、実家近くが私の猟場になるのだし。ただ、いきなり散弾銃を持つと言ったら反対されるかもしれないので、「こんど空気銃を持とうと思うんだ」と私は言った。まあ、今のところ一番欲しいと思っているのは空気銃なので嘘ではない。が、父から帰ってきた言葉は「5.5mmの弾がいいんだよな」だった。え？なんでそんなことを知っているの？聞けば、むかし父も空気銃を持っていたのだそうだ。許可などいらない時代だったそうだ。父は空気銃で雀などを撃っていたという。雀に銃を見せたらすぐに逃げられてしまうこと、網での雀の捕まえ方などを教えてもらった。むかしはよく雀の焼き鳥を食べたそうだ。うーむ、こんな身近に元ハンターがいたとは。ま、遊びの延長だったんだろうけど。そのうち雀の焼き鳥食わせてやるからな、父ちゃん。

2004/11/21

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２１世紀の狩猟を考える連絡会議

というサイトがある。URLは以下。http://homepage3.nifty.com/HUNTING/その名の通りまじめなサイトだ。読んでも楽しくないかもしれないが、狩猟を未来永劫続けていくには避けては通れない道だろう。このサイトがメーリングリストを持っていて、それに登録したのだが、ここ数日の有害鳥獣駆除に関する投稿は非常に勉強になった。そのせいで日記の更新が滞った。世の中の人が思っている程、有害鳥獣駆除はおいしくない。暖かい時期に熊を駆除すると、熊の死体には殺虫剤でも追い払えない程ハエがよって来る。そして肉には白く蠢く線虫がいるそうだ。想像するだけでも吐き気を催す。それなのに胆は小さいという。でも、有害鳥獣駆除がおいしくなってしまうと、そのための有害駆除になってしまう。もし、そうなった場合に乱獲を防ぐための方策についても話し合われていた。ただ、有害鳥獣駆除も市町村の依頼なしに猟友会が行っているところもやはりあるようだ。狩猟の世界もそう単純なわけではないようだ。狩猟が好きな方、狩猟を快く思わない方にもぜひ見て欲しいサイトである。P.S. テレビを見ながらの日記更新は良くない。FOXのテンプテーションアイランドなんて見てたら、うまく考えがまとまらない（笑）。

2004/11/19

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鷹匠

少し前の日曜の昼下がりだったか。出かけずに家でだらだらしていた。新聞のテレビ欄を見て面白い番組はないかと探したら、”鷹匠”の２文字が目にとまった。私はテレビの前で正座をして放映時間を待った。その番組は、鷹匠とその家族のドキュメンタリーだった。鷹匠。鷹でウサギなどを狩る猟師だ。聞くとかっこいいが、見るととても大変そうだ。狩りは冬だけ。狩猟法の制限を受けるのだろうか？それ以外の季節は狩りをやらないので、鷹は小屋の中に閉じ込められている。なので、狩りの前にまず鷹をならすところから始めないといけない。小屋から出された鷹はなんだか羽ばたくのもおぼつかない。鷹は鮮やかに獲物を捕るイメージがあるが、野生の鷹ではないせいか成功率はそう高くない。獲ったウサギの毛皮も１匹2000円だったかな？とても鷹での狩りだけでは食っていけない。それなのになぜ彼は鷹匠として生きていくのだろう？Webで検索したら、まさにその鷹匠のサイトがヒットした。彼はネイチャーガイドもしており、スノーシューのツアーも行っているようだ。この冬、鷹匠とともに雪の中を歩いてみたいと思っている。P.S. Googleで”鷹匠”をキーワードに検索してみると、いろいろ引っかかる。日本鷹匠協会にはびっくり。何にでも日本なんとか協会ってのはあるんだなぁ。

2004/11/16

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猟友会と熊の駆除

　今年は北海道以外の山は不作なようで、熊が人里におりてきては騒ぎになっている。そして、猟友会のハンターが駆除をするわけだが、そうすると何も知らない世間の人から批判の矢を浴びてしまう。　私はまだ銃を持てないが、ハンターの卵としてこの状況を苦々しく思っている。　熊を殺しているのは確かにハンターだ。だが、たとえ熊を撃ちたくてうずうずしているハンターがいたとしても、自治体からの要請がなければ、指をくわえて見ているほかない。住民や自治体が熊を殺してくれ、と猟友会に要請するから熊を殺しているのだ。　そもそもハンターは熊退治の道具のひとつにすぎない。麻酔銃で撃って山に返すということは、猟友会の判断でやるのではなく、自治体の判断でやること。熊の駆除に文句があるなら自治体に言って欲しい。いや、自治体の有害鳥獣駆除担当の電話も鳴りっぱなしなのだろう。ニュースにならないだけで。　そもそも民家の近くで熊を駆除しようとすると、ハンターには制限が多く（人、家、家畜などに被害がないように撃たねばならない）非常にやりにくいはずだ。しかも熊は私たちが考えるよりずっと頭がいい。ハンターと言ってもしょせんはか弱き人間。銃の先に熊をとらえ、一撃でしとめられなければ、明日はないのだ。そんな状況に進んで参加したい人はそうはいない。　それから、罠にかかった熊を殺すのは、ハンターといえどもしのびないそうだ。　そんな思いの中、よい記事を見つけた。よくまとまっている。熊問題に興味がある方はぜひ読んでほしい。クマ全国で大暴れなのに「なぜ射殺する」と批判殺到 (夕刊フジ)

2004/11/11

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猟場はだれのものか？

北海道を除く地域では、11/15から狩猟解禁である。ハンターにとっては待ちに待ったシーズン到来であるが、猟場や猟場の近くにいる方には受難のシーズンの幕開けでもある。毎年狩猟解禁日になると警察には110番通報がじゃんじゃんかかってくるそうだ。銃を持った男がうろついているとか、犬を連れた不審な者がいるなど。まあ、普通の人は狩猟解禁日がいつかなんて知らないから、突然鉄砲を持ったいかつい男が、時には複数現れたら驚かないわけにはいかない。一般の人の無知が招く悲しい現実だ。と言ってしまったら、この現実はいつまでもなくならない。猟期がいつで、どこが猟場なのかなんてことは知らなくて当然なのだ。そうハンターが認識しなければ、この現実は変わることはないだろう。猟場はハンターのものではない。アメリカの大統領候補だったケリーのように、自分の土地でハンティングできる人を別にすれば、猟場は誰かの私有地もしくは行政が管理する土地であって、ハンターの土地ではない。だから、猟期が来たから、狩猟税を払って許可もらっているんだから、と大きな顔をして猟場を歩いていたら、ハンターとそれ以外の方の間にある谷はいつまでも埋まらない。やはりここは、いろいろな知識を持つハンターが「今日から猟期なんですよ、お騒がせしますね。」ってな挨拶をしながら歩み寄るしかないだろう。私がハンターになったら、猟場の近くで出会う人にはそうやって、ハンターのイメージを地道に良くして行きたいと思う。猟場へのはやる気持ちをおさえつつ。

2004/11/09

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射撃場見学

　まだ、銃を撃てるわけではないが、射撃場に見学に行ってきた。射撃場はすごい山の中にあった。散弾銃でも弾は３００ｍくらい飛ぶので、安全を確保するためには広い土地が必要だそうだ。　しかし、銃の音って本当にうるさい。練習をしている人は、みんな耳栓かヘッドホンみたいなのを付けている。こんな音がするなら、１発撃ったら周りの獲物は逃げてしまうだろう。獲物は１発で仕留めないといけないな。　射撃場ではクレー射撃ができる。蛍光ピンクの皿が飛んでいる。でも、そんなに当たっていない様子。まあ、猟期はこれから（11/15～）だから、腕がなまっているのだろう。　だけど、１日やると１万円コース。なんて贅沢な遊びだろう。金のかからないアウトドア遊びをしていると、ちょっとためらってしまう金額だ。いいもん食べられるし。　しかし、うまい人を見ていると面白い。一回の射撃で２発まで撃てるのだけど、１発で決めている。かっこいいなぁ。私も早く猟銃所持許可をもらって、撃ってみたいものだ。

2004/11/01

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猟銃免許の取り方(2)

　猟銃を持つまでの手続きは以下のようなものだそうだ。(1) 猟銃等講習会（初心者講習会）の受講　6800円(2) 射撃教習（技能検定）　7900円＋2400円＋５万くらい(3) 猟銃・空気銃の所持許可の申請　9000円空気銃で猟をするなら(2)はいらない。散弾銃は金かかるから空気銃にしようかと思ったが、もと猟師に「空気銃は飽きちゃうよ」と言われた。また、散弾銃で１０年狩猟を行うと、ライフルの所持許可がもらえると聞くので、やはり散弾銃からはじめよう。　しかし、それにしても金がかかるなぁ。これに銃を買うわけだが、銃を買うとそれを保管するためのガンロッカーが必要になる。４万くらいするそうだ。また、弾は別のロッカーに保存しなくてはならず、こっちのロッカーも１万くらいする。　さらに、イヤープロテクターやゴーグルなど、狩猟用の服装やギアもそれなりに必要なようだ。　調べれば調べるほど憂鬱になる。

2004/10/25

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狩りをしようと思ったわけ

　私が銃で狩りをしようと思ったきっかけは、多分、田口ランディ氏のコラムでマタギの存在を知ったことだと思う。その後、フジテレビの日曜朝のアウトドア番組「晴れたらいいね」でマタギが紹介され、その人となりを見てますますマタギに興味を持った。　でも、そのときはまだ銃を持って狩りをしようとは思いもしなかった。　狩りへの思いを一歩進めたのは、友人が狩猟免許を取ったことだ。彼はこう言った。「ハンターは高齢化が進み、このままでは保護すべき動物より先にハンターが絶滅しかねない。ハンターが減少すると有害獣（人里に下りてきてしまった熊、あるいは木々の芽、樹皮を食い荒らす鹿など）駆除に支障を来たし、今までの自然のバランスが崩れてしまう。我々のような若手がハンターにならないと、いまに大変なことになってしまう。　私がユーコン川を下ったとき、ネイティブのガイドから同じような嘆きを聞いた。ムース（ヘラジカ）を狩るネイティブが減り、ユーコンのバランスが崩れようとしていると。先祖代々狩をして生きてきたネイティブの言葉だ。友人の言葉よりずっと重い。その言葉が記憶によみがえり、私も銃を持とうと思った。　そして極めつけは、その友人からのエゾシカの肉のプレゼント。おいしかった。食べるために効率的に育てられた肉とは違うおいしさ。狩りをすればこのような肉にありつけるのか。　この肉が私の狩猟本能（農耕民族の血を引くはずだが）を呼び覚まし、銃を持つ決心をするに至った。　表面的な心境の変化は書いた通りだが、その裏には常にマタギへの憧れがある。それについてはまた今度。

2004/10/21

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(2024-11-07 18:30:09)
釣り行って来ました。

20241108アジ釣り

(2024-11-08 17:53:06)
遊びの基本はアウトドア

一番確率の高い釣りは、「遠投サビキ…

(2024-11-10 16:08:38)

ハンターの卵のblog

[狩猟] カテゴリの記事

猟銃・空気銃所持許可証の別の使い道

撃つ瞬間の理論

銃検

猟期終了...

蟲師に学ぶ共生

猟期は残り１ヶ月を切ったのに

猟期にはなったけれど

いよいよハンターに

国鳥の保護解除 in アメリカ

アメリカの動物滅亡史

打刃物屋での出来事

狩猟者登録申請

窓辺に作るバードガーデン

空気銃だけで猟をするなら１種免許でも狩猟税は5500円

狩猟者登録申請書が届いたが...

猟友会からの案内

狩猟免許１種合格！

エアガンも捨てたものではないかも

狩猟免許の試験が近づいてきた

矢口高雄の"マタギ"がパソコンで読める

ハンターと山歩き

丸善おそるべし

ついにエアライフルを

所持許可が出た

お巡りさんの家庭訪問

オフシーズンは獲物の情報収集

所持許可申請をした

猟期と渓流釣り期間

いい銃みつけた！

マタギの宿に泊まる

射撃大会

こんなところにウサギが

初出撃

荒れ過ぎの週末

ハンターの卵の野鳥観察

不覚、風邪引いた

パチンコ猟

猟銃等講習修了証明書をもらった

「邂逅の森」を読んで

中３男子が銃砲店強盗

ハンターを見た

自然の恵み

父もハンターだった

２１世紀の狩猟を考える連絡会議

鷹匠

猟友会と熊の駆除

猟場はだれのものか？

射撃場見学

猟銃免許の取り方(2)

狩りをしようと思ったわけ