塗り替えももう少しで
4月2日に塗料が届いたと書いたきり状況報告を全くしていないが、ペイントセルフの足場無料貸し出し期限、3ヶ月以内になんとか終わりそうである。簡単に進捗を書くと、4月上旬 塗料到着一ヶ月間放置5月中旬 心得のある友人の協力を得て作業開始5月下旬 半分完了6月上旬 4分の3完了と言ったところだ。 4月は残業を100くらいやっていたので、とても塗り替えに手をつけられる状態ではなかった。たまの休みも実家の手伝いやら、雑用やらで消えて行く。5月の連休も半分は出勤で、もう半分は田植えとストレス解消で終わった。 その状況を見るに見かね、仕事で塗装もやる友人が本気で手伝ってくれることになり、始まったのが5月も半ばを過ぎてから。さすがにプロのサポートを受けると早い。というか、彼がいなければ出来なかっただろう。 塗ること自体はなんとでもなる。何も分からなくても、塗りムラがあったりするかも知れないがそれなりには仕上がる。しかし、足場は素人には難しい。友人は届いていた足場を見て、「こんな危ない足場を素人に押し付けてどうすんだ?」と言っていた。 これは何も分からないのに自分でやろうとした私が悪い。職人派遣オプションもあるのでペイントセルフを責めることは出来ない。とにかく、足場は素人には無理。単管パイプとクランプを自在に扱える人ならば問題はないが、私が何を書いているか分からない人は、ちゃんと職人のサポートを受けなければならない。でないと他人に迷惑をかけるどころか、死ぬ。 だが、足場さえできてしまえば、よほど不器用な人と高所恐怖症の人を除き、誰にでも塗り替えは出来る。やってみるとこれが結構面白いし、職人の偉大さがよく分かるようになる。足場をみると気になって、どんなふうに組まれているかをしげしげと見るようになったり、少し世界が広がる。 そして、家は総二階にすべきだったと後悔するだろう(笑)。 塗装業者の営業妨害がしたいわけではないが、少しでも自分で自宅の塗り替えに興味のある人は、休みがちゃんと取れるなら、チャレンジしてみるべきだと思う。なんでもお金払って業者に依頼する世の中になってしまったが、こんな面白いことを人にやらせるのはもったいない。自分で塗り替えすれば、差額でご褒美も買うことが出来るし。 とにかく、この塗り替えを通じて、自分の家がどういうふうに出来ていて、どういう状態なのかを良く知ることが出来た。そして、こういうことを知っておくのは住む人の責任だと思うようになった。