テーマ:癒しのある生活(734)
カテゴリ:発酵と薬用酒
昔は煮干しで出汁取って、味噌汁作っていたよ。
前の日に鍋に水張って、煮干しの頭と内臓取ってポン。 朝に味噌汁。今、そんな余裕無いから、やらなくなったんでしょ。そんな人だらけでしょ。 でもさぁ、頭の回転、全然違うんだよねぇ、鰹と煮干しの出汁ってさ。 この歳になったら、明らかに分かるようになったもん。 そう、社会人になりたては、まだ、頑張って作ってましたよ。 それが、2年目、3年目になると、仕事は多忙を極め、顆粒の「○○だし」やら「めんつゆ」に頼るように。なっちゃいますよねぇ、そうなるわ。朝なんかギリギリまで寝てたいもん。 外食だらけにもなるしねぇ。 もうさ歳いってきたし、体もヤバイ。経済活動を極限まで落として、少し時間に余裕が生まれたもので、また色々と作り始めたんだけど、やっぱ、煮干しで出汁取るのって面倒なのよ。味噌汁くらいならいいけど、他の料理では、取った出汁が適度に余ったりするしねぇ、勿体無いのよね、思い立ったらすぐ使いたいしさぁ、それに一気に取って保存しときたいじゃん! 煮干しの旨味も出し切りたいしさぁ、って事で、思いついたのが、マムシ酒。 動物系蛋白って、酒に漬けたら成分出るじゃんねぇ、煮干しも同じでしょう、何故、今まで気づかなかったんだあたし! 薬用酒を作るノリで、ホワイトリカーで抽出してみたら、凄く美味しくて長期保存も出来る出汁が作れた。煮出すより濃くて美味い! 以下、作り方。 <材料> うるめ鰯の煮干し 8尾程度 ホワイトリカー 650ml 900mlの瓶(密閉出来るもの)1本 【1.8L作る場合】 うるめ鰯の煮干し 140g程度(内臓等を除いた状態で) ホワイトリカー 1.8L 2.2L瓶(密閉出来るもの)1本 まあ、うるめ鰯が美味いから使ったけど、他の煮干しでもOKよ。 好きなの使えばいい。 分量は、薬用酒から割り出してるので、まあ、100g~150gで1.8L換算ね。 ここら辺は、自分なりに調整して頂戴。 <作り方> うるめ鰯は、大振りな物を選んだ方が、処理が楽だけれど、気に入った物なら何でも良い。 普通の小さいのでも良い。 開いて、頭、内臓、血あいなどの所謂、生臭部位は全て取り除く。 画像は取り除いた部位。 生臭が平気なら、内臓入れたままでOKよ。 密閉出来る保存瓶に煮干しを入れ、ホワイトリカーを注いて蓋をしたら仕込み完了。 冷暗所や戸棚の中(気温の安定した所)に置く。 2日経つと、出汁が出始め色づいてくる。このまま半年は置いた方が良いが、 我慢できなければ、好きな段階で使っても良い。 254日経ったもの。生臭さはが無くなり、まろやかな良い出汁。 この状態で長期保存可能。薬用酒と同じ。 使いやすい瓶に入れ、出汁の元として使用。濃いので大匙2杯程度でも結構な旨味が出る。沢山作っておけば、年単位で使える。お洒落を追求するなら、瓶を工夫すべし。 35度のホワイトリカー&煮干し成分を入れても変な物質が溶け出さない、入れ物を選ぶ事。 基本的に、自宅で漬けた梅酒や薬用酒と同じ扱いでOKだけど、ちゃんと管理する事。 浮いてきた油は、取り除く。油が生臭い原因だから。
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Last updated
2017年04月11日 14時35分01秒
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