簡単便利・煮干しエクストラクト
昔は煮干しで出汁取って、味噌汁作っていたよ。前の日に鍋に水張って、煮干しの頭と内臓取ってポン。朝に味噌汁。今、そんな余裕無いから、やらなくなったんでしょ。そんな人だらけでしょ。でもさぁ、頭の回転、全然違うんだよねぇ、鰹と煮干しの出汁ってさ。この歳になったら、明らかに分かるようになったもん。そう、社会人になりたては、まだ、頑張って作ってましたよ。それが、2年目、3年目になると、仕事は多忙を極め、顆粒の「○○だし」やら「めんつゆ」に頼るように。なっちゃいますよねぇ、そうなるわ。朝なんかギリギリまで寝てたいもん。外食だらけにもなるしねぇ。もうさ歳いってきたし、体もヤバイ。経済活動を極限まで落として、少し時間に余裕が生まれたもので、また色々と作り始めたんだけど、やっぱ、煮干しで出汁取るのって面倒なのよ。味噌汁くらいならいいけど、他の料理では、取った出汁が適度に余ったりするしねぇ、勿体無いのよね、思い立ったらすぐ使いたいしさぁ、それに一気に取って保存しときたいじゃん!煮干しの旨味も出し切りたいしさぁ、って事で、思いついたのが、マムシ酒。動物系蛋白って、酒に漬けたら成分出るじゃんねぇ、煮干しも同じでしょう、何故、今まで気づかなかったんだあたし!薬用酒を作るノリで、ホワイトリカーで抽出してみたら、凄く美味しくて長期保存も出来る出汁が作れた。煮出すより濃くて美味い!以下、作り方。<材料>うるめ鰯の煮干し 8尾程度ホワイトリカー 650ml900mlの瓶(密閉出来るもの)1本【1.8L作る場合】うるめ鰯の煮干し 140g程度(内臓等を除いた状態で)ホワイトリカー 1.8L2.2L瓶(密閉出来るもの)1本まあ、うるめ鰯が美味いから使ったけど、他の煮干しでもOKよ。好きなの使えばいい。分量は、薬用酒から割り出してるので、まあ、100g~150gで1.8L換算ね。ここら辺は、自分なりに調整して頂戴。<作り方>うるめ鰯は、大振りな物を選んだ方が、処理が楽だけれど、気に入った物なら何でも良い。普通の小さいのでも良い。開いて、頭、内臓、血あいなどの所謂、生臭部位は全て取り除く。画像は取り除いた部位。生臭が平気なら、内臓入れたままでOKよ。密閉出来る保存瓶に煮干しを入れ、ホワイトリカーを注いて蓋をしたら仕込み完了。冷暗所や戸棚の中(気温の安定した所)に置く。2日経つと、出汁が出始め色づいてくる。このまま半年は置いた方が良いが、我慢できなければ、好きな段階で使っても良い。254日経ったもの。生臭さはが無くなり、まろやかな良い出汁。この状態で長期保存可能。薬用酒と同じ。使いやすい瓶に入れ、出汁の元として使用。濃いので大匙2杯程度でも結構な旨味が出る。沢山作っておけば、年単位で使える。お洒落を追求するなら、瓶を工夫すべし。35度のホワイトリカー&煮干し成分を入れても変な物質が溶け出さない、入れ物を選ぶ事。基本的に、自宅で漬けた梅酒や薬用酒と同じ扱いでOKだけど、ちゃんと管理する事。浮いてきた油は、取り除く。油が生臭い原因だから。美峰酒造 一風 ホワイトリカー 35度 1800ml(1.8L)価格:1150円(税込、送料別) (2017/4/11時点)【送料無料】いわし煮干(にぼし)【千葉県 九十九里浜産】 1kg、2000円価格:2000円(税込、送料無料) (2017/4/11時点)保存瓶(ジャム瓶・透明瓶・山菜・わらび・タケノコ・密封・煮沸・果実酒)900ml価格:95円(税込、送料別) (2017/4/11時点)クックパッドは、レシピID : 4465465施術のご予約は、コチラ。あんよの癒し「よじべえ」