水害
昨今、全国各地で大雨による被害が報告されています。広島の場合の様に人的被害はもちろんですが農作物の被害も忘れてはなりません。昨日は、農家の方の相談で水路の状況を見て回りました。1件目は、生活排水が集中して先日の大雨で水路から雨水が田圃に流れ込み生育途中の稲の被害でした。下水管が通って無い地域はの農業用水路へ排水を流さなければなりません。しかし、その計画がずさんで昨今の大雨では対応しきれない様になってきています。2件目は、府道の水路からの漏水?現段階ではどの箇所か確定出来ていませんが10年程前にも同じ漏水が起き対応してもらったと言います。歩道を見ますとフェンスの上部が波打っているのが見て取れます。一部の擁壁は、ずれています。下水普及率が進まない本市では、本来の農業用水路が生活排水や浄化槽で処理された排水の排水路になっていますが農業を営む方にとってたまったものではありません。営農という目的のために農家の方が管理していますが農業後継者が減少していく中でいつまでも住民の方の排水も流す水路の管理は難しい問題となってきています。