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• 泉州タオル、アウトレット出店の総括

  ３月６日から３１日までの２６日間、泉州タオル館としてりんくうプレミアムアウトレットに出店しましたがその詳細が出ました。店舗スペース３１坪（店舗２４坪、バックヤード７坪）でスプリングセールが行われたという好条件に恵まれましたが約７００万円の売り上げがありました。これは、１８９店舗中１４６位、坪効率では、９７位、また居並ぶ有名雑貨ブランドと比較しても２０店舗中１４位と健闘しました。そもそも、店舗立地にも恵まれ、お隣さんがチョコレートのゴディバさんで注文待ちのお客さんが立ち寄っていただいたりもして当初３００万円の予想が２倍以上となりました。同じ生活雑貨のたち吉さんが６９０万円といいますからその結果たるやバンバンザイ！余談ですがゴディバさんで２１００万円、世界的ブランドのコーチ、バーバーリーは１億数千万円をこの３月で売り上げたといいますから、恐るべしプレミアムアウトレット！さて、今回は１か月弱の出店となりましたがこの売上でタオル組合側も自信がつき、アウトレット側もその実績を評価したか次なる出店の話がありました。この次はせめて１年間は出店する考えの元、前に進みだしました。プレミアムアウトレットに常設店舗を持つという事になれば、苦境に立たされている全国の地場産業にとり明るい話となる事でしょう。

  April 26, 2013

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  お江戸日本橋

  政治の中心「東京」はもちろんの事、経済の中心も東京にあることはいうまでもありません。東京に多くの企業の本社機能が集中し、備品等の発注は本社一括という企業が多くあり、商売するのには、どうしても東京に足を運ばなくては話になりません。新たな販路を求めて東京に足を踏み入れて早２０年。先週も東京へ。得意先が西川産業という寝具大手の直販ショップに日本製のタオルが多く並べられているというので行く事に。その途中で「日本橋」を通過。そうですあの「お江戸日本橋」です。現在では高速道路の真下になり当時の面影はありませんがモニュメントがあり、ここが日本橋と気付かされました。関西人にとって日本橋は東海道の起点となる位の認識ですが日本橋は五街道の起点でもあります。東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道と、すべての道はお江戸に通じる。当時から人や物は、お江戸を中心に行き来していた事を再認識。ううむ、こりゃ勝てん。現在では、タオルの販路は多岐に渡り（もちろん生産国も）、既存のルートは苦戦を強いられていますが大手のタオル販売会社の日本製回帰を見た事で大きく仕事に繋がらなかった今回の出張ではありますが少しは前向きになることが出来ました。しかし、東京出張は経費が掛かる！

  April 23, 2013

• 自由貿易にもルールがある

  「自由貿易にもルールがある」地方の零細企業の経営者が言ったら単なる負け犬の遠吠えにしか聞こえませんが４月７日に亡くなった東レの名誉会長の前田勝之助氏の言葉となると重みが違ってきます。今から１２年前の平成１３年に日本タオル工業組合連合会は政府に対して「繊維セーフガード」の発動に対する調査を要請しました。セーフガードとは、輸入品に対して一定期間の輸入増加率制限を行いその国の産業の立て直しを図るという国際的に認められたルールで、決して輸入を止めるとか抑制するというものではありません。そのセーフガードの条件を満たし日本で初めて発動に対して調査を要請したのがタオル業界でした。しかし、時代はグローバル化が叫ばれ、自由貿易を否定するのはけしからんと各方面からブーイングの嵐で孤立無援の状態。そんな中、「社会やゲームにもルールがあるように自由貿易にもルールがある」と我々の行動の後押しをしていただいたのが当時の東レの会長であり日本繊維産業連盟会長でもあった前田氏でした。その発言はなんと心強く感じたことか。また、当時はユニクロと東レは製品の共同開発等で縁が深かった立場での発言だけにユニクロの社長とは真っ向対立したと聞きます。そんな前田氏の後押し空しく、弱腰の政府は国際的に認められたルールを行使せず今に至ります。（小泉首相の訪中を間近に控えていて中国の感情を逆なでしたくなかったという裏の話がありましたが）面識はありませんでしたがご冥福をお祈りいたします。

  April 10, 2013

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  菊の御紋

  昨年の秋に本市、日根野在住のＪ氏が藍綬褒章を受章されました。本市の地場産業の代表であるタオル業界への功績での受章でした。本来は、受章祝賀会を開催するのですが異例の若さ（私より２歳下）での受章という事もあり本人が頑なに辞退し先日、関わったタオル組合役員を囲んで食事会と相成りました。私たちの年代の不甲斐なさもあり２歳年下のＪ氏に８年もの長い間、大阪タオル工業組合の理事長を務めていただきました。その間に日本タオル工業組合の理事長も兼任！！していただきました。その記念に頂いたのが菊の御紋が付いたボールペン。恐れ多くて使えません！

  April 3, 2013

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  泉州タオル館プレミアムアウトレット店

  以前から書いています、りんくうプレミアムアウトレットへの大阪タオル工業組合の出店ですがＰＲポスターが出来上がりました。期間限定ではありますが是非ともお立ち寄りください。

  March 1, 2013

• 大阪タオル工業組合理事長　Ｎさん

  全国には、かつて多くの産地があり共に切磋琢磨してきたタオル業界ですが、輸入製品に市場を奪われ今や輸入タオルの占める割合が８０％を占めるに至り、タオル産地も四国と大阪を残すのみとなりました。四国タオル産地は、愛媛県の今治市を中心にし統一ブランド「いまばりタオル」は全国的に認知度を広げつつあります。方や大阪タオル産地は「泉州タオル」のブランドで席巻していますが愛媛県や今治市を挙げての支援を受ける「いまばりタオル」の後塵を拝する感があります。昨日、産経新聞の夕刊に目を通していますと「泉州タオルの復権にかける」「大阪タオル工業組合理事長　Ｎさん」の文字が飛び込んできました。ぬぬ、我が組合の理事長ではないですか！それも紙面の４分の１を占める大きな記事、この記事が月曜から金曜までの５日間に渡るといいます。未だかつてこれほど大きく大阪タオル産地の事を取り上げられた記事は無かったのでは？これも「市の名前売ります」のおかげ？そうです、大阪タオル工業組合も「泉州タオル館」の名前を買った一団体で何かにつけマスコミ取材があったようです。この記事をもって「泉州タオル」の認知度も更に広まる事に期待します。 

  February 26, 2013

• タオルのつかみ取り

  泉佐野市の観光振興の一つとしてタオルのつかみ取りを行うといいます、それも東京羽田空港で！今や羽田空港は、国際線が復活し（今後、成田空港はどうなっていくのでしょう？関空、伊丹と一緒でここにも航空行政の迷走が！）拡張工事で訪れる度に巨大化しています。そこの国内線旅客ターミナルでの全国の自治体や観光振興団体が参加するイベントに本市の観光協会も参加し、本市のＰＲを行います。本市のブースには、特産品の展示や本市を紹介する写真、泉佐野キャラの等身大パネルの設置もするといいますが、きっとこのたび披露なった「イヌナキン」も参加することでしょう？未確認ですが。そのイベントの目玉にタオルのつかみ取りを行います。タオルのつかみ取りという、またベタな企画ですがこれはこれで面白いのかも？タオルなんて一度にたくさんつかめるとお思いでしょうが、そうは問屋が！１枚ずつ滑りやすい袋にいれるという念の入れよう。「泉州タオル」「泉州こだわりタオル」のＰＲも兼ねるという事ですが、２月の丸ビルでの展示会やこのたびのイベントで本市やタオルのＰＲになれば有難い。期間は、３月８日から１０日まで羽田空港第２旅客ターミナル２階のチェックインカウンター前でブースが設置されます。タオルのつかみ取りは１０時から１８時の間で毎日３回行われる予定です。

  February 20, 2013

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  大阪・泉州こだわりタオル展

  毎年、この時期に東京駅前の丸ビルで泉州こだわりタオルの新作発表会を開催してます。６日、７日とスタッフとして行って来ました。多忙中にもかかわらず丸山代議士も駆けつけてくれました。もちろん、東京出張中の千代松市長と鳥井理事にも来て頂きました。申し訳ないです、写真撮り忘れました。 その夜は、地元東京のタオル卸の方々と懇親会があり、今後の商売の売り込みも！懇親会の会場は丸ビルの３５階。新しくなった東京駅が見下ろせます。

  February 8, 2013

• 泉州タオルプレミアムアウトレット店詳細決る

  以前にも告知しました、泉州タオルプレミアムアウトレット店の詳細が決りました。３月６日（水）～３月３１日（日）までの２８日間。次の出店者の予定が決っていてこれ以上の延長はありません。場所は、１Ｆの海側通りに面したイベントスペースで隣にチョコレートのゴディバ、向かいにセオリーやコーチメンズがある所です。本来は、常設店舗が欲しい所ですが、地場産業のタオル業界に配慮いただけるのはこれが限界かと。何よりテナント料を初め必要経費は概算で１００万円を超え、売り上げ如何では赤字も覚悟しなければならず、おいそれとプレミアムアウトレット内での常設店舗とはいかないようです。  

  January 30, 2013

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  大阪・泉州こだわりタオル展

  毎年２月に東京駅前の丸ビルのエントランスにおいて「大阪・泉州こだわりタオル展」を開催しますが今年も開催する事になりました。いや、開催出来る様になりました、と言う表現が適切なのかもしれません。東京の中でも飛び切りの一等地と言う事で泉州人得意の値切り倒しで賃借料は格安にしてもらっていますが（２日間で４００万円を１００万円に！）諸々で経費がかさみ、今年こそ無理と言いながら、ここ数年は乗り切ってきました。２月６日、７日の二日間、開催します。先日、東京在住の方に丸ビルで開催するという話をしたところ羨ましがられました。大阪人にはその価値がいまいち理解し難いのですがとんでもない事だとか。もちろん、丸山代議士にも案内はさせていただきました。当日は東京にいると言う事で是非とも行きますと返事を貰っています。一度、地場産業の奮闘振りを直に感じていただきたい。もちろん千代松市長も例年通り足を運んでくれます。 

  January 29, 2013

• 電気料金の値上げ

  東日本大震災時の福島県原発事故以来、原発の危険性が再認識され日本各地の原発が停止したままの状態が続いています。その結果、火力発電に頼らざる得ない事で電力会社では電気料金の値上げを予定しています。昨日、関西電力から電話がありました。「昨年、電気料金値上げのお知らせの案内が入った封筒を送りましたが見て頂きましたか？」「確かに拝見しました」「誠に申し訳ありませんが今春より電気料金を値上げさせて頂きます」「仕方ないですよね、原発が稼動できないのですから」「ご理解、ありがとうございます」原発が稼動できなくて化石燃料を使用する火力発電に頼らなければならないし、また、この度の円安でより厳しい経営環境に置かれることを考えれば容認するしかない現状です。しかし、最後の言葉にカチン！「これからも関西電力をよろしくお願いいたします」「おいおい、ちょっと待って！よろしく出来ないと言えば他の選択肢があるんですか？」「・・・・・・・・・・・・・」いやいや、この担当者を責めた所でどうなると言うものでもありませんが矛盾した言葉に憤りを覚えました。ただ、現実は、４月から私ごときの零細企業でも年間７０万円の負担増となります。今まで以上に辛抱が続きます。

  January 24, 2013

• 年始挨拶

  昨日は、タオル業界の仕事初めと言う事もありたくさんの方が年始の挨拶に来られました。ただ、人員削減している事もあり以前よりは少なくなってきています。この日は悩ましいところで自身が年始挨拶に出かければ来社してくれる方にお会いできないし、てな理由で自身の年始挨拶は後回しとなります。最終に丸山代議士も挨拶に？いや年明けからは何度も会っていますので挨拶と言う事でもありませんが、地元秘書が決まったと言う事でした。以前は維新の事務局にいた方だとか。東京の政策秘書も決りつつあると言います。いよいよ本格的に始動出来るようです。その場で２月６日、７日に東京駅前の丸ビルマルキューブで開催されます大阪タオルの新作展示会への出席を要請しましたところ、その頃は国会開催中らしく快諾していただきました。経済産業省出身と言う事もありタオルを初め地場の産業の活性化を期待します。

  January 8, 2013

• もう一つのネーミングライツ

  「市の名前売ります」で全国的いや全世界的？有名になりました本市ですが、市の命名権の応募者はありませんでしたと以前に書きました。ただ、千代松市長も常々言っていた様に市の名前を売るという事は一つの例であって色々な方法を一般から提案してもらいたいと言う事でした。その選定委員会が過日開催されまして採用された提案が今日マスコミ発表されると思います。その採用された提案の中に「泉州タオル館」があります。市場町にある地場産業支援センターを指定管理している大阪タオル工業組合がそのセンターの名前を「泉州タオル館」と命名したいと提案し採用されました。輸入製品の台頭で苦戦を強いられているタオル産業ですが、「どっこい頑張っているで」を発信し、なお且つ本市の財政に少しでも貢献できることになりました。 

  December 20, 2012

• 泉州タオル、プレミアムアウトレット出店

  りんくうプレミアムアウトレットが地場産業のために協力するという約束が実現の方向に向けて進みだしました。１１月にイベントスペースをお借りして２日間のタオル販売をさせていただき、その状況いかんでは常設店舗の実現もあるか？と期待していましたところ、その返事がありました。前回のフードコート横のイベントスペースでは無く、今回の提案は海側１Ｆのゴディバ横の店舗という素晴らしい立地。ただし、イベントスペースには変わりなく、来年の３月５日から４月１日までの約１ヵ月間の予定です。短期間と言えど世界のブランドと肩を並べる立地で泉州タオルを販売する店舗が出来る様になりそうです。関係各位のご尽力に感謝いたします。

  December 13, 2012

• 藍綬褒章受賞

  昨年に引き続き、本年も日本タオル工業組合連合会理事長、大阪タオル工業組合理事長を歴任された日根野のＪさんが藍綬褒章を受章されました。藍綬褒章受賞の資格の中に商工業の発展に寄与した者とありますので別にタオル業界だけとは限りませんが２年続いてタオル業界関係者が受賞した事は改めて地域における存在と責任を感じます。タオル業界では大阪タオル理事長を歴任した後は、日本タオル理事長の職に就くことが決っていますが、当時、大阪タオルでは理事長の適任者が無くＪさんは、日本タオルと大阪タオルの理事長を兼務するという異例の事態に！そんな中で、単なる名誉職に留まる事無く、業界の発展に尽力された事は言葉もありません。一地方の地場産業の団体が今をときめく東京駅前の丸ビルのエントランスをお借りしてのタオル展示会を開催できたのもＪさんがいてのこと。以前にも書きましたがこのエントランスは２日間借りるので４００万円かかりますが１００万円に値切り、担当者から呆れられたのもＪさんでした。来年も２月６日、７日の二日間、東京駅前の丸ビルマルキュウブでタオル展示会を開催します。

  November 2, 2012

• アウトレットでタオルバーゲン実現

  １１月３日、４日の二日間にりんくう秋まつりが開催されます。主なイベントは、りんくうタウン駅周辺で行われますが、りんくうプレミアムアウトレットも協力という事で参加していますが、その一つとしてアウトレット内で大阪タオル工業組合もタオル販売をする事になりました。そもそもは、この度のりんくうアウトレットの増床にあたり、チェルシージャパンの役員さんが泉佐野商工会議所に表敬訪問に来られた時に地元経済に協力を要請した事から話は始まります。話は、大阪タオル工業組合に持ち込まれ、一時は空き店舗を常設店舗に提供するという話に発展しましたが、これは実現はなりませんでした。ただ、アウトレット側もタオル販売に協力をしてくれる事には変わりなく、イベント広場でテントを設置してのタオル販売で決りかけていました。しかし、屋外テントでバーゲンはりんくうアウトレットの雰囲気にそぐわないという事で本部から却下されまして、フードコート内のプレミアムイベントスペースでという事で落ち着きました。どちらにしても、りんくうアウトレット内で期間限定といえど大阪タオル産地のタオルが販売される事には違いなく、それをステップに常設店舗での販売が出来る事が出来たらという希望に一つ近づきました？ 

  October 23, 2012

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  維新の挑戦

  一昨日の大阪維新の会のパーティで配られたタオルマフラーです。当初、参加者への記念品とされるはずでしたが予想以上の参加者があったため、途中でなくなりその後に受付された方には配られませんでした。私自身も当日はいただけませんでしたが、これは過日の地元選出の府議会議員のパーティでいただいたものです。旧知である本市のタオル会社で製造されたものですし、府議会議員も前市長時代に陳情等のお土産によく使われていましたので、私にとっては目新しいものではありませんでした。しかし、先日の大阪維新のパーティの時にスタッフ全員がスタッフの証として首に巻かれていた光景は圧巻でした。会う人、会う人が泉州産タオルマフラーを巻いている姿に１人ほくそ笑むタオル屋の親父でした。

  September 14, 2012

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  タオルの日

   昨日は、タオルの日という事で関空でキャンペーン。長安代議士、泉佐野市長、泉南市長、熊取副町長、新田谷府議、堀口府議、藤原府議等々、そうそうたる方々で式典を開催させて頂きました。登壇は、限られた方々だけですが、舞台下には、泉佐野市議会議長を初めとして、泉佐野市、泉南市、熊取町の関係者も多数来て頂きました。 式典の後に大阪タオル産地の特徴である後晒タオルを１００００枚配布しましたが、恒例の行事であるために用意したタオルもあっという今に配布完了。少しは、大阪タオル産地のＰＲと販売促進に繋がってくれたら有り難い事です。

  August 27, 2012

• タオルショップ

  大阪タオル工業組合の直営のショップがりんくうのシークルにあります。そのショップが今年の１１月に撤退しなくてはいけない事になりました。ご承知の通りシークルはかなりの集客がありこのショップの売り上げも組合運営に大きく貢献しています。一方、りんくうアウトレットがこの度増床なり、経営母体のチェルシージャパンの社長？が泉佐野商工会議所に表敬訪問した時に会議所側から地元の商工業に対しての協力を要請したところ、アウトレットの店舗に出店しないかという話に！早速、タオル組合に打診があり検討を重ねましたが、やはり、無かった話に。そうでしょう、そんな美味しい話があるわけない。店舗の話は無くなりましたがイベントとして数日間のテントでの販売はＯＫという話になりました。そのイベントの状況如何で再度、店舗の話を立ち上げようと言う事に。かすかな望みは残りましたが出店料はかなりな事を言われると思います。しかし、年間５００万人の集客を誇るりんくうアウトレット。この度の増床で集客３割増を見込むといいます。捨てがたい！

  August 8, 2012

• 大阪タオル振興協議会

  地場産業であるタオル業界は、地元の経済や雇用にとって無くてはならない存在です。行政からも十分評価して頂いて支援をいただいています。その支援の一つに大阪タオル振興協議会があります。その第３６回通常総会が地場産業支援センターで開催されました。泉佐野市から２２０万円、熊取町から５０万円、泉南市から３４万４千円の補助金をいただいて、タオルの振興事業を行っています。地域ブランド　泉州タオルや泉州こだわりタオルもこの会から全国に発信しています。大阪心斎橋「クリスタ長堀　滝の広場」や東京駅前「丸ビル１Ｆマルキュウブ」での展示会、関空で行う「タオルの日」キャンペーン、地域の方に日ごろの感謝を込めての「タオルバザール」等々、多くの事業を行えるのもこの補助金があるおかげです。本日の総会の出席者から行政や地域がどれだけタオル業界を応援してくれているか理解できます。千代松泉佐野市長、中西熊取町長、向井泉南市長、新田谷府議、堀口府議、浜崎泉佐野商工会議所会頭、熊取商工会会長、泉南商工会会長、２市１町の関係部課長、タオル関連加工団体代表etc.タオル組合関係者を含め総勢４０名の方々にお越しいただきました。ただ、この会議室はエアコンがありませんので扇風機だけ！大変暑い思いをしていただきましたが今後ともよろしくお願いいたします。

  July 6, 2012

• りんくうアウトレットにタオルショップ出店？

  りんくうプレミアムアウトレットが新たに６０店舗増床し、７月１２日にオープンします。その挨拶を兼ねて、本社の社長が泉佐野商工会議所に来られた時に、会議所側から市内業者の活性化への協力をお願いしていたところ、その回答らしきものがありました。５００万人超といわれるアウトレットの来場者をいかに本市内へ誘導するかが本来の課題ですが、この度はアウトレット内への出店の機会を設けて頂けるという事でした。提案では、土日に限り仮設テントで地場産品の販売。これは地場の事業者に限り無料でイベントスペースを貸して頂けるというものです。地場の野菜や特産物もＯＫらしい。もう一つは、今でもよく見かける通路でのプッシュカートでの販売。これは地元への支援という意味合いは無さそうです。賃料５万円＋売り上げの１５％＋光熱費は頂くといいますから。最後は、 以前から期間限定ショップとして利用してきたフードコート隣接の店舗を貸して頂けるというもの。賃料は売り上げの１５％のみ＋光熱費等。これはタオル限定になりそうです。ここを常設の店舗と出来たら良いのですが、どうやら地元企業としても期間限定のようです。どちらにしてでも、既存のままでも年間５００万人超の集客を誇り、増設なればそれ以上というアウトレットからの協力をうまく地元企業の活性化に繋げる方法を考えていきたいものです。 

  July 5, 2012

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  抗セシウム加工タオル

  先週末に、地場産業支援センターで放射のセシウムが吸着されにくいタオルの開発に成功したダイワタオル協同組合のプレス発表がありました。東日本大震災から放射能セシウムの問題が大きく取り上げられ、生活環境への影響や汚染された震災ガレキの処理のために全国の自治体に搬入される事に懸念する声が高まっています。そんな中、セシウムを吸着しにくくする加工が開発されました。拡散防止のための吸着しやすい素材の開発は多く行われていますが、吸着しにくい加工は画期的なことです。例えば、タオルを屋外で乾燥させた場合、セシウムが吸着していれば、日常生活で使えない事になります。吸着しにくければ屋外で乾燥させたタオルをすぐさま安心して使用できます。熊取にある京都大学原子炉研究所の放射線安全管理工学研究室の協力を得て測定して頂いたところ、未加工タオルに比べて最大６０％程度低減が確認されたそうです。マイクをもたれている方が京都大学　原子炉実験所　副所長の高橋千太郎教授です。千代松市長にも同席して頂きました。常日頃、地場産業のタオルのことにはお気遣いを頂き、感謝。

  June 30, 2012

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  ご来場ありがとうございました

  昨日開催しました、タオルバーゲンセールですが、盛況のうちに終了しました。９時３０分の開場の時点でおおよそ３００人ぐらいの方が並ばれていたのでは？おかげで１１時過ぎごろまで入場制限しなくてはならなくなり、お客さんには大変ご迷惑をお掛けしました。それだけ、この年に一度のバーゲンセールを心待ちにしていただいていたという事でしょう。受付をしていまして、知る限りでの一番遠くから来て頂きましたのは、吉野山からでした。遠くから泉州タオルを求めて足を運んで頂きました。ありがとうございました。売り上げは、合計で５００万円ぐらいでしたでしょうか。これもほぼ例年通りというところです。なにより、ご来場して頂いた方初め多くの方々に支えられている国産タオルの復権に向けてこれからも日々努力をしてまいります。

  June 25, 2012

• 恒例、タオルバーゲンセール

  本日、９時３０分より泉の森２Ｆレセプションホール周辺にて、毎年恒例のタオルバーゲンセールが開催されます。当大阪タオル産地で生産された安心、安全、高品質のタオルがお安くお求めいただきます。特に青年部が担当する１グラム＝１円のブースは、毎年長蛇の列が出来るほどの人気です。産地のメーカーから集まった各種のタオルが並べられているので、掘り出し物が見つかるかも。お買い上げ金額ごとに抽選会も開催しております。私も抽選会のコーナーでいますので、一度覗いてください。

  June 24, 2012

• 訂正します。

  先日のブログに書きました事にたくさんの誤りがありましたので訂正します。まずは、四国タオル工業組合が数億円の補助金を受けて銀座にタオルショップを開いたと書きましたが、事業主体は四国タオル工業組合でなく、 （財）今治地域地場産業振興センターでした。タオルに限らず広く地場産業を育成する今治市の外郭団体で補助金は今治市が出しています。補助金は１億円で店の改装費用、３年間の家賃などに使ったようです。また、タオル販売をしていましたので収入もあったわけで丸々１億円の支出になっていないはずですが、差し引きいくらの負担だったかはわかりませんでした。もう一つの誤りは大阪繊維リソースセンターは既に解散していると書きましたが、現在はまだ存在していて、１５日に開催される臨時株主総会で提案された後の解散となります。あやふやな記憶と情報で書きました事にお詫び申し上げます。

  June 12, 2012

• 今治タオル南青山店

  国内タオル生産で大阪タオルと双璧をなす四国愛媛の今治産地のアンテナショップが今月１５日に東京・港区の南青山にオープンします。四国タオル組合が直接運営するのではなく、愛媛県が設置した繊維産業支援機関のリソースセンター（第三セクター）が管理運営します。余談ですが大阪府にもリソースセンターは設置されていましたが経営難で昨年度で廃止されていますし、大阪の場合はタオル以外にも泉大津の毛布や和泉市の小幅木綿（浴衣生地等々）も有りますので四国みたいにタオルだけ支援するという事はありませんでした。今治産地では、過去にも数億円をかけて銀座にもアンテナショップを運営していた事もあり、いかに愛媛県や今治市をあげてタオルを支援していたかがうかがい知れます。さて、わが大阪タオルはどうか？市の協力で南海泉佐野駅前とりんくうタウンのシークルにショップを開設していますが、銀座や南青山と比較の対象にもなりません。元来、愛媛県の産業といえばタオルと造船ぐらいしかなく、造船も過去の元気はありませんので勢い、タオルに力を入れざる得ないという現状があります。時々、今治タオルはＰＲが上手で知名度が高いといわれる方がいますが、声を大にして言いたい「県や市からの支援が半端じゃない！大阪タオルの１０倍いや２０倍ではきかない。銀座のショップなんて、数億円使って、数年後に、はい終了でしたから。」でも、大阪タオルは大阪タオルでお金のかからない独自のＰＲで頑張っています。なにより、それだけＰＲにお金をかけている今治産地とそん色ない生産量を誇っているのですから！

  June 8, 2012

• 財政難の泉佐野にも財産はある

  昨日の産経新聞に載った記事の表題です。昨日開催されました大阪タオル工業組合の２４年度総会の来賓挨拶で市長が披露されました。その財産とは「タオル」の事をいっています。財政難で有名になった泉佐野ではあるが昔から商業都市として発展し、江戸時代には回船業を営む豪商「食野家」が栄華を誇っていたと。その食野家の船で運んでいた織物が今日のタオルに発展し、泉佐野は日本を代表する生産地になったと。書かれた記者は、取材の際に記事の参考にタオルを受け取りその後日常生活で使っているがタオルとしての肌触り、吸水性は申し分なく「時代を超えて本物の輝きを放っていた」とも書いてくれています。結びには、「こんな素晴らしい財産が埋もれている。食野家だったら放っておかないだろう」と。２４年度の総会で副理事長に再任されましたが、改めてこの財産の生かし方を考え、郷土、泉佐野のためになればと思います。

  May 25, 2012

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  小学校の副読本

  本市では、小学３年生と４年生で学習する社会科では、本市独自の副読本があります。従来の教科書では全国レベルの事を学習しますがあまりに遠い世界の話となりこの学年では理解しづらいと言う事から本市の事を詳しく掲載しています。初版本は昭和５５年に発行され、今回で１４回目の改訂となります。従来は、「わたしたちの郷土」という名前でしたが、今年改訂を機に「わたしたちの泉佐野」という名前に変わりました。郷土と言う表現が子供達に分かりづらいとの事での変更のようです。内容はほとんど変わりないようですが、テーマによればより違う観点からより詳しい内容になっています。さて、地場産業であるタオルの事ももちろん大きく取り上げられています。特にタオルの編集に当たられた先生がタオル業界に精通された方で、製造工程をかなり詳しく載せていただきました。詳しすぎて子供達が理解できるかという議論も出たぐらいだそうです。さて、掲載されたその写真は？すみません弊社のものです。小さな規模でありながら綿糸の状態からすぐに使える製品になるまでの工程が存在し、子供達にはわかりやすい様です。また、我々タオル業界に身を置く者として地元の小学生がここまで詳しく勉強してくれる事に誇りを感じると共に頑張る力がわいて来ます。

  April 13, 2012

• 木管集荷業

  本市の地場産業であるタオル製造は各種の分業で成り立っています。いや、分業により様々な仕事が成り立っているから地場産業と言われる所以ですか。分業の一つに木管集荷業があります。木管とは紡績（これも分業の一つで原料の綿糸を供給してくれる会社です）から運ばれてくる綿糸は木管と呼ばれる木製の円柱に巻かれています。当然使い終わりましたら木管は廃棄するのではなく紡績会社に返送し、繰り返し使用されます。以前はたくさんの紡績会社があり、それをタオル屋さんから集荷し、会社毎に仕分けして梱包返送するのが木管集荷業です。現在では、パキスタンやインドネシアの輸入糸が大半ですから木管ではなく、紙管となり使い捨てられていますので木管集荷業は細々と営業されている現状です。その木管集荷業という文字を久しぶりに見ました。先日行われた太子町の町長選挙で再選されたA氏の略歴に木管集荷業とありました。A氏？まさか？弊社は以前は、太子町のA氏の会社にお世話になっていました。本市での木管集荷業の方が次々廃業されて困っていたところに太子町からこられていたのがA氏でした。現在でも木管集荷業を続けられているかは定かではありませんが、地場産業の地域経済における役割を肌で感じてくれる方が政治家にいる事は何より心強く感じます。

  April 11, 2012

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  観光大使　麻生祐美さんからのメッセージ

  本市の観光大使に麻生祐美さんが就任されたことはご存知だと思いますが、本市の地場産業であるタオル業界の新作展示会が東京で開催されるに当たり麻生祐美さんに来場をお願いしていましたが叶いませんでした。ただ、麻生さんからお詫びと激励のメッセージがタオル組合に届きました。  

  February 29, 2012

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  藍綬褒章

  昨日、大阪タオル工業組合、日本タオル工業組合の元理事長の藍綬褒章受賞記念祝賀会がありました。私は、大阪タオル工業組合の副理事長の立場で主催者側となり白バラをつけて金屏風の前で列席者のお出迎え。なお且つ、スピーチまで褒章は各分野で功績が有った方が最初にいただけるもので６種類ありますが我々のタオル業界は藍綬褒章となります。引き続き功績が認められれば勲章へと続きます。功績に対する褒賞ですがこれを見れば責任の重さを感じます。

  February 26, 2012

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  泉州こだわりタオル展

  今年で５年目になります「泉州こだわりタオル展」東京駅前の丸ビルのエントランスで２２日、２３日の二日間開催しました。泉州？中国の何処？とたずねられること幾度も今回は、大阪の文字も入れて万全の体制で！この丸ビルのある地区は、三菱グループの管理下で本来はオフィス街でしたが今では低層階に著名なブランドショップが入り、ショッピングストリートに。東京の知り合い曰く、三菱が一帯を管理しているのでチープなブランドが進出してくることは無いのだとか。そのうえ主な交差点には信号は設置されていません今や銀座も太刀打ちできないのでは？そんな一等地で行われる泉州こだわりタオル展。このスペースの賃借料２日間で４００万円それを値切って・・・・・・。ちなみにすぐ隣が皇居です。   

  February 24, 2012

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  愛称は、たおりん

  タオルとＪＡとが共同で泉佐野ブランドの連携に取り組んでいく事業の中でその紹介をしていくキャラクターの発表会が千代松市長やＪＡの組合長にも同席頂き昨日市役所で開かれました。キャラクターを作ってくれた佐野工科高校の生徒さんと愛称を考えてくれた市内のタオル工場で働く方に感謝状の贈呈をさせて頂きました。愛称　たおりん髪の毛のピンクは市の花であるささゆりから、対岸の関空で働くキャビンアテンダントのイメージです。まだ、二次元のキャラクターですが今後は本市のタオルや農業の紹介に活躍します。

  February 19, 2012

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  泉州こだわりタオル展

  今月の２２日、２３日の二日間東京駅駅前の丸ビルのエントランスホールで泉州こだわりタオル展が開催されます。毎年の恒例事業となっていますが、今年は先ほど泉佐野市の観光大使に就任された麻生祐美さんをゲストに迎えて盛り上げていただこうと計画していましたが、昨日断りの返事が来ました。どうやら、大阪でカーネーションの打ち上げがあり、２日間とも大阪にいるのだとか。東京にいるのだったら出席も可能だったようで残念です

  February 3, 2012

• 匁

  我々タオル業界では、タオルの重さの単位として匁を使います。 １００匁は３７５ｇとなります。例えばこの産地の一般的なタオルとして２００匁のタオルがありますがこれは１ダース７５０ｇとなり一枚当たり約６３ｇとなります。元より現在では匁表記は規制されており公的な場面では使用を禁止されています。業界内での使用は問題無かったようですが、昨今のネット販売等の増加により一般の方々にも匁表示の商品が販売される様になってきました。ここに来て経済産業省計量行政室なる所から日本タオル工業組合連合会にホームページ等での使用に関して指導の案内が！どうしても匁を使用するのならｇ表記も併用せよとの事。タオル業界では、匁は元より、その上の単位の貫、長さの単位である尺、寸まで日常当たり前に使用しています。それらはあくまでも業界内の事ゆえに問題無かった様です。元々、原材料の綿花の販売単位が貫だったのでそれを使用するタオルも匁となった様ですが、尺に関しては一般的な曲尺以外にも鯨尺まで使っています。時代遅れと言われればそれまでですが、歴史を感じる部分として私的には大いに「アリ」なのですけれど。  

  December 29, 2011

• 泉州こだわりタオル展ＩＮクリスタ長堀

  地場産業であるタオルの新作展示会を１９日（土）２０日（日）にクリスタ長堀で開催しました。心斎橋通りを北に進み長堀通でそのまま地下に降りて行ったところですので来場者はたくさん来て頂けます。初日は雨だった事もあり地下街は余計に盛況でした。２日間で５０００人の来場者があり用意した記念品が不足するほど。さて、初日１１時にオープンした時の来場者第１号は誰だったでしょうか？なんと、本市の千代松市長だったようです。また、地元選出の衆議院長安豊氏も毎年覗いてくれます。今や全国どの地域でも地場産業と言える産業が壊滅状態の中、本市のタオルは全国に誇れる地場産業です。来年の２月には東京丸の内で展示会を開催します。この会場は丸ビルの１階通路に面し１日の通行人は数万ともいわれる所です。当然私たちも努力は惜しみませんがちょっぴり政治の力も借りながらタオル産業復権に向けて頑張ります。  

  November 22, 2011

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  大阪：泉州タオルの日キャンペーン

  昨日、恒例の大阪：泉州タオルの日キャンペーンが関空で開催されました。関空のイベントの日に合わせて開催されるこのキャンペーンでは毎年関空に来られた方々に泉州タオルを１万枚配布させていただいています。特に今年のタオルは東日本大震災の復興支援という事で「頑張ろう日本」という文字の入ったタオルを配布しました。例年のごとく１万枚のタオルも１５分程度で配布を終えました。全ての進行は例年大きく変わりはありませんが私の目から見て違うところは今年は府議会議員の揃い踏み。タオル業界は泉佐野市、泉南市、熊取町から助成していただいていて首長は毎年参加していただけますが府議会議員は例年本市だけでした。しかし、今年は３自治体全ての府議会議員の出席がありました。共に大阪維新の会の議員さん方です。 府議会議員としてタオルを初め府下の地場産業の実情を理解していただいて更なる支援に期待します。  

  August 29, 2011

• 東北コットンプロジェクト　２

  　東北の方々のお役に立ちたいと綿花栽培で海水をかぶった農地の除塩をしかけた方は全国で「靴下屋」を展開するタビオ株式会社の越智直正会長です。　全国展開する衣料販売店は当たり前のように中国を初めとする輸入製品が店頭に並んでいるとお思いでしょうが、「靴下屋」はほとんどが国産品で占められています。お隣の奈良県に大和高田市という靴下製造を地場産業とする町があります。靴下業界もご多分にもれず輸入品に押されて急速に縮小していく中、越智会長は地元の靴下メーカーと徹底した生産管理、在庫管理、製品企画に取り組み、国産品でも輸入品と互角に戦える事を実践された方です。　　　　私も創業当時の「ダン」という社名の時に視察に行かしてもらいました。当時はまだＩＴによる販売在庫管理システムが無い時代でしたから、大きな倉庫にたくさんの製品を並べる棚があり、各メーカーが自身の棚に並べてある製品が少なくなれば補充するという管理方法でした。もちろん補充するメーカーもいちいち倉庫に確認に行くわけです。その後は紆余曲折があり経営不振に陥った時代もあった様ですがそれらを乗り越えて現在に至ります。

  August 26, 2011

• 東北コットンプロジェクト

  　東日本大震災での津波により海水をかぶった農地では通常の作物は育ちません。稲の場合では土中塩分濃度が０．１５％以上になると生育できません。しかし、綿花は０．６％程度までなら生育可能と言われています。このため岡山県の児島湾など干拓地の除塩などに利用されてきました。これを被災地農地の除塩に利用しようというプロジェクトが立ち上がりました。これが表記の東北コットンプロジェクトです。　今年は試験栽培として宮城県仙台市若林区荒浜地区に１．２ヘクタール、名取地区に０．４ヘクタールで綿花を植え付けました。綿花を収穫すれば阪南市の大正紡績が紡績し、リー・ジャパン、ユナイテッドアローズ他著名ブランド１６社が製品にし販売する計画です。　ただし、綿花の種を植えた農地では夏になり雑草の生育速度も速くなり、草取りに膨大な労力が必要となってきています。大阪タオル工業組合青年部は明日２６日に現地入りし草取りの手伝いする予定です。　綿花を収穫することで農業収益にも繋がりますが、稲作の場合では１反当たり約１０万円の収入になりますが綿花では４万円程度にとどまると予想されますので行政側の協力も不可欠ですし、綿花は手摘みしますがその労力も大変なものになりボランティアも含めて今後の対応に追われているところです。

  August 25, 2011

• 経済産業省からの発表

  東日本大震災の復興に貢献したという事でわが大阪タオル工業組合が経済産業省のホームページに掲載されました。被災されながらも被災地の復興に尽力された企業を初め１０６の団体が掲載されています。輸入製品におされて疲弊しつつある全国の中小零細企業ですがこうして存在意義を再認識していただいて嬉しい限りです。この後に経済産業省　海江田万里大臣より表彰されるとの事。

  August 3, 2011

• タオルバーゲン

  本日は、毎年恒例の地場産業のタオル業界上げてのバーゲンが泉の森でありました。最近では、認知度が進み、遠くは京都からのお客さんもあり大盛況で３時間余りも入場制限をしなくてはならない状況でした。今年初めての試みで地元ＪＡから水ナスの浅漬けの販売もあり用意した５００個もほぼ完売しました。元々は、タオル青年部の１グラム１円の量り売りに端を発し、現在は一般のタオル企業も巻き込んでのイベントとなっています。本日だけで総額５００万円の売り上げがあり一部は東日本大震災の義捐金にお送りします。  

  June 26, 2011

• 市長表敬訪問

  昨日は、タオル業界人として正副理事長共々千代松市長を表敬訪問してきました。本市を代表する地場産業として多くの支援を頂いていますが、改めて支援の継続をお願いしつつ我々のタオル業界は関連企業もたくさんあり本市の雇用にも大いに貢献している事を申し上げて来ました。その場でも話しましたが、生活保護の相談を受ける度にタオル業界が元気な時はこのような人たちに仕事を提供でき、生活保護なんて必要なかったなあ、思ってしまいます。昨今の日本製回帰でどうにか現状を維持できている業界ですが、我々が元気になる事で本市の財政にも貢献出来ます。帰り際にタオルサンプルをお渡ししました。事あるごとに本市のタオルのＰＲをお願いします。   

  May 31, 2011

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  首都東京の余震

  日本タオル検査協会の監事をしている関係で本日、会計監査のために東京へ。１０時に日本タオル検査協会の事務所に着くなり室内のロッカーが大きく揺れだしました。最初は何が何だかわかりませんでしたが地震でした。そうです、東京では頻繁に余震が続いているのです。事務員さんも慌てることなしに「ああ、これだったら震度３かな」と平然と。ロッカーの揺れを防ぐ天井との突っ張り棒も売り切れているそうで物を挟んで代用としていました。これが首都東京の現実なのです。  

  May 20, 2011

• クールビズ

  省エネから始まったクールビズですが今年は原発の停止による電力不足を見越して環境省ではスーパークールビズといってアロハやポロシャツまで容認すると言っています。本市も昨日、本来なら６月１日から始まるクールビズの即刻実施を決定いたしました。クールビズと聞くにつけ、京都　西陣、東京　八王子、山梨　富士吉田、愛知　尾州、等の事を思い浮かべます。共にネクタイや毛織物の産地です。我々のタオル産地同様に安価な輸入品に席巻された上に今度はクールビズ、やってられへんやろうなあ。それに負けじと頑張っている産地を思い浮かべた時に同じ国内繊維産地に生きるものとしておいそれとネクタイを外す事は出来ません。     

  May 18, 2011

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  泉州こだわりタオル

  他社には無いこだわりをもって作られたタオルだけに与えられる泉州こだわりタオルの認証を以前は白タオルだけ頂いていましたが今回はカラータオルも認証していただきました。泉州産地で製造されるごく一般的な白タオルで認証されているのは弊社のタオルだけですが、一般的なカラータオルでの認証第１号となりました。東日本大震災の影響でタオルに限らず消費の落ち込みが続きますが被災地以外の地域が元気になりませんと日本を支える事が出来ません。一地方都市の一零細企業ですが、少しでもお役にたてるように頑張ります。 

  May 14, 2011

• 東日本大震災への支援　７

  大阪タオル工業組合として被災地への支援はこれまでは、タオルという生活支援物資でさせて頂いていました。今回は、義捐金という形で１００万円の拠出が決定しました。これっぽっちかと、思われるかも知れませんが、今後も継続的に続けていくつもりです。被災地は、我々のタオル業界にとりまして、農業関係、漁業関係の方々を初め、関東地方の風習である年始詣りにタオルを配るという「お年賀タオル」で大変お世話になっている地域でもあります。国の方には、義損物資としてタオルの要請があればすぐに対応できる旨も伝えてあります。既に再度の要請がある様にも聞いています。連絡があり次第、迅速なる対応をさせていただきます。  

  March 31, 2011

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  新田谷市長お疲れ様でした

  ４月１日を以て市長の職を辞され府議会に挑戦される新田谷市長に永年のお礼と労をねぎらう為に大阪タオル工業組合の役員みんなで市長を訪問。同じタオル業界の出身という事で何かとご配慮頂いてきました。府議会に行かれても業界に対する更なる支援もお願いしたところ「だったら、応援して当選させてよ」と、逆にお願いされました。府には、大阪府立産業技術研究所や大阪府繊維リソースセンター等地場産業の多くの分野で支援して頂いていますが、昨今の経済状況下で府下の中小零細企業は、苦戦を強いられています。地場産業の出身として更なる支援をお願いします。最後に、東日本大震災へのタオル支援の感謝状を頂きました。      

  March 25, 2011

• 東日本大震災への支援　６

  未曾有の被災に際して、日本国中いや世界中から支援物資が届く中で、受け入れ態勢が大混乱の様です。荷降ろししても保管しておく場所が無いそうです。この連休を徹して支援物資となるタオルの取りまとめをしてきましたが現地の受け入れが困難と一時搬送保留の指示が来ました。要請があったという事は、被災地では必要とされているはずですが届ける事が出来ません。その時に備えて、体制を整えておきます。

  March 22, 2011

• 東日本大震災への支援　５

  大阪タオル工業組合は、この連休を徹して支援物資の取りまとめに奔走しましたが、週明け発送の要請分が２００，０００枚から２８０，０００枚と増加しました。この産地は、年明けは閑散期となり在庫が少ない時期でもありまが、この程度の数量で右往左往するのも情けない話です。以前は、各々の企業が閑散期には、年末用の備蓄を初めていましたので数社も有れば対応出来ました。ちなみに、１か月のタオル輸入量は１億枚を超える月さえあります。 

  March 22, 2011

• 東日本大震災への支援　４

  経済産業省や総務省の要請により大阪タオル工業組合は、国内タオル生産企業として、支援物資の協力に応えて来ました。先週末までに５０，０００枚のタオルを被災地に向けて搬送させていただいてきましたが今回、２００，０００枚のタオル要請がありました。連休を徹して数量の確保に奔走しています。輸入浸透率が８０％を超え「もう国産タオルは必要とされていないんじゃ」と 弱気になる事も多々有りますが、改めて国内産のタオル製造業者として人々のお役に立っていると再認識できました。タオルも含めて、国際化の名のもとに縮小を余儀なくされている国内製造業ですが、必要性が見直されてくる事を切に願います。

  March 21, 2011

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