地方に配分される税金の話
国民の租税総額は現在75兆円あり国に40兆円(53%)、地方に35兆円(47%)納めてもらっています。一方、歳出割合が国が43%、地方が53%ですのでこのバランスを保つために地方交付税や国庫支出金という形で地方に配分します。最近よく言われる「関西州制度」は、国に行く税収を最初から地方(関西州)に入る仕組みにしておけば国は配分する手間が省けるのではという考え方も一つにあります。そうなるとわざわざ永田町詣、霞ヶ関詣をしなくてすむしなにより配分する仕事をする国の役人がいらなくなります。ただ、地方に任せていたら心配だとその税源移譲を死守します。心配なのは税収が40兆しかないのに倍以上の予算を組んで地方にばら撒く国なのですが