子馬の気持ち (天安門事件に思う)
今日、「天安門事件」発生してから22年になります。当時の自分の体験に基づいた日記が「天安門事件」のカテゴリにあります。表題が以下の通りになっており、興味のある方が参照してください。 巻き込まれそうなところ(天安門事件前後 その1) 北京駅の銃声(天安門事件前後 その2) 無料電車(天安門事件前後 その3) 不明真相の群衆(天安門事件前後 その4)この事件について、当局の発表と反体制側のデータが大きく乖離し、今でも論争が終わっていません。-----------------------子馬が川を渡る初めてお使いの子馬が橋のない川に遭遇し、川の深さが分からず進退に迷っていたところに、川の向側からねずみが渡って来ました。「ネズミさん、川の深さがどの程度ですか」。「すごく深くて、溺れそうになったところでした」とねずみがこたえました。ねずみの話を聞いて、引き返そうとしたところに、大きな象さんが川を渡って来ました。「ぞうさん、ぞうさん、川の深さがどの程度ですか」「すごく浅くて、膝にも達しないです」とぞうがこたえました。二人の話を聞いて益々分からなくなった子馬が仕方なく、勇気を振り絞って、ゆっくり川を渡り始めました。暫くすると、水が膝を超えて、おなかまで達したが、次第に浅くなり、川の対岸に無事到達しました。川がねずみの言う程深くなく、象の言うほど浅くなかったです。----------------------この物語から分かるように、この論争が終わらないでしょう。今の福島原発事故、政府発表とインターネットの情報、似ているような気がします。子馬の立場に立って、冷静に見ることが必要では・・・