医者を信じるか? 巫女を信じるか?
父親が入院しました。自分の記憶の中で病気と無縁の父ですが、40年近く医務経験の姉が電話で「状況が厳しい」と知らせてきました。心肺機能が弱くなり、体内の二酸化炭素を排出し切れず溜まっているため、酸素吸引と体質強化などを行っていますが、意識がはっきりしないまま数日経っても目立った改善が見られないです。もしかして「魂」が驚かされて体から離れたではないか、心配の母親がこのように思い、巫女を父親の病室まで連れ込み、「魂」を呼び戻す儀式を行いしました。常識からかけ離れた行動に長年看護婦経験の姉が言葉を失い、懸命に治療してくれた先生方にも失礼になりますが、義務教育も受けていない両親にとっては「神頼み」は最後の砦のような思いを込めているかもしれません。どちらの効果が分りませんが、父親の病状が改善に向かいました。ちなみに、自分が小さい頃、フェリーの汽笛の音に驚かされて昼も夜も大泣きが止まず、病院でなかなか治せなくて、巫女が一発で治した話、母親が語ったことを今朝思い出しました。この日記を見たら、笑ってしまう方が多いかもしれませんが、恐らく娘も息子も理解できないと思いますが、これは中国の現実です。シンガポール風景シンガポールとは思えない程の町並みですね。中国でも北京以外ではなかなか見られないですね。