2級FP
平成24年1月22日、FP2級試験を岩手県盛岡市で受検してまいりました。 会場は岩手県高校教育会館。 前日か当日早朝かに結構な雪が降ったようで、道路が湿っぽい雪ですごかったです。 盛岡駅まで新幹線で行き、バスで会場最寄りの停留所まで移動しました。 徒歩10分くらいで会場にたどり着くことができました。 まだ受付時間前でしたが、もうすでに10名程度は到着しておりまして、控え室で最終チェックをしている人が何人かいました。 わたしも着席して確認作業をはじめました。 しばらく時間がたちまして、受付時間になる少し前に会場前に移動。 わたしは念のため、顔写真ももっていったのですが、運転免許証のみでOKのようです。(← 心配性なもので) 噂でも聞いていたのですが、その通り、2級と3級は同じ会場(教室)での受検のようで、入り口からみて左側が2級・右側が3級となっておりました。 受検者数は2級100人程度・3級が50人程度という感じでした。 雰囲気は、正直結構ユルユルでしたね。 自分の席を監督員に聞く人が多くて、緊張感がない感じでした。 しかも、着席時間9時40分(試験の注意事項が読み上げられていました)をすぎてもまだ着席していない人(入場もしていない)も普通にいました。 年齢層は、女性が多いイメージでいたのですが、そうでもなく、中年以降の男性が割と多かったように思います。 10時となり、いよいよ学科試験開始です。 わたしは、手持ちの過去問なら30分くらい(はじめてみる問題なら45分)で60問終われる状態だったのですが、本試験ということもあってか1時間かかっちゃいました・・・ それから見直しに40分かけて、最後にマークミスがないかをチェックしながら終了時刻をむかえました。 この時点の心境は、また5月に受けなきゃないのかなぁって感じでした(爆) そして、昼休み。 「午後から行われる実技試験の準備があるから、ある時間になったら退室してください」、、、というアナウンスがありました。 その時間までは、会場の入り口からみて右側の場所が開放されておりましたので、そこで昼食をとることにしました。 すると、わたしの隣に座っていた受検者に試験監督官が普通に話しかけてきておりました。 なんでも、前の試験(盛岡会場かどうかは不明)のときに、自分の席と違う席に着席して受検をした人が失格となったという話でした。 だから、くれぐれもマークシートと受検票との照合を怠らないようにということでした。 それはいいのですが、あまり話しかけては欲しくないなぁと思っておりました(秘) ほどなく時間となり、退室。 昼休み1時間30分ということで、外で気分転換することにしました。 天気はわるくなかったので周辺を散歩することに。 午前の学科試験のことは考えないようにしたかったんです。 軽く散歩した後、会場に入ると受付が始まっておりましたので、また受験票と運転免許証を提示して自分の席を探しました。 午前と違う場所でしたので、探すのに時間がかかりましたが、試験官の正面前から3列目という位置でした。。。 13時30分、実技試験の開始です。 実技試験は、2級が90分であるのに対し、3級は60分で終了します。 そのため、退室等の際、2級受検者には協力(理解と我慢)をお願いしたいとのアナウンスがなされました。 わたしはあまり雑音を気にする方ではないのですが、60分が経過した頃、本試験でわからない問題やいつも以上に考えるべき問題を解いているときに、3級の退室が始まるのは非常に迷惑に思いました。 集中力が途切れてしまいますね。 時間的にはそのくらいに一通り終えて振り返って考えてみている時間だったのですが、3級終了から10~15分(2級終了20~15分前)は騒がしい状態が続きますので、なるべく早めに解答しておくべきだなぁとおもいました。 選択肢ではなく、数字を書き入れるものですから、どこで四捨五入するのかとその単位にも気をつける必要がありましたので、慎重にいきました。 実技試験も、学科と同じくらいの所要時間で終れるのですが、本試験では60分+終わりまで見直し&確認という感じでした。 あと、わたしの隣で受検していた人、、、なんかクチャクチャ音がするなぁと思っていました。 チック症的なもので、本試験の緊張とかからの症状出ているのかなと様子をみておりましたら、なんとガムをかみながら受検していたんです・・・ 前述したように監督官の真正面の席でですよ。 口は閉じていましたが、やはり音はもれるものです。 わたしは「マジかよ・・・」と思いつつも、あまり気にしないでこういう人もいるんだなぁと逆にめったに出会えない状況を楽しんでおりましたw 何点か問題の読みミスや考えミス等に気づいたところを訂正しながら終了時刻をむかえました。 実技試験後の心境も学科試験終了時と同じで、5月の次の試験に向けてどういう勉強をしようか考えておりました(爆) 会場を後にし、無事、本試験も終了したことだし、せっかくだから合格祈願をしていこうと思い、あらかじめ予定していた「住吉神社」の参拝をすることに。 会場のすぐ近くにある神社なんです。 街中であるのに参道も立派で素晴らしい雰囲気の神社でした。 また近くに来た際には訪れることと致します。 バス停まで徒歩で移動。 道中、雪化粧した凄くきれいな岩手山をみることができました。 調べてみたら、2038mということで大きな山なんですね。 いつも圧巻だなぁと思っておりましたが、納得です。 盛岡駅に到着。 モヤモヤした気分で新幹線に乗り込み帰路へつきました。 自宅に帰ってから後片付けをして時間は19時くらいでしたかね。 おもむろにPCへ向かい、FPの解答速報を探してみました。 すると、試験を行った日本FP協会のHPで模範解答を閲覧できるではありませんか(驚) 自分の選択した番号を問題文をみながらチェックしていきました。 その結果は、学科60問中49問正解・実技100点中96or97点(配点不明のため予想)というところでした。 約一ヵ月後の合格発表日。 うるう年の2月29日に合格発表なんてドラマチックですよねw 当日10時から日本FP協会のホームページで、受検番号・氏名(カナ)・生年月日を入力すると合否確認ができました。<<完全合格>> とのことでした(嬉) ある程度、自己採点した段階で分かってはいましたが、マークミス(かなりとんでもない)があったりしたら不合格だろうなぁという心配がありました。 その心配が的中しなかったということが嬉しいんでしょうね。 合格発表から数日経って、3月3日に普通郵便にて成績通知書&合格証書が到着。 最終結果は、学科試験49点(60点満点)・実技試験91点(100点満点)でした。 自己採点と学科は同じでしたが、実技が6点ほど低かったんです。 というのは、係数を使う問題(2点×3問)の導き方とその数字はあっていたのですが、問題冊子表紙に記載されている「解答不可の例」を解答可の例と勘違いして記述してしまったんです・・・ この点はしっかり確認して答えを書いたので大丈夫だと思っていたので、正式結果をみるまで気づきませんでした。 明らかに自分のミスなのですが、一言文句を言わせて貰いますと、問題冊子表紙へは可の例のみの記載でいいのではないかということです。 しかも、可の例と不可の例は一行で書いてありますし、不可の例の方が長々と書いてあるんです。 以下に示します。カンマあり・なしについては採点には影響しません。 [例1] 解答用紙に記載の単位「万円」の場合 可の例:105万円/不可の例:1,050,000円 [例2] 解答用紙に記載の単位「円」の場合 可の例:1,005,000円/不可の例:100万5,000円、100.5万円、(その他一例) わたしがミスしたのは、上記例2の方です。 例1は不可の例では単位が「万円」と解答欄に記載されているので明らかに間違いなのは分かります。(ひゃくごまん万円になってしまうから) しかし例2の方は、記載されている単位が「円」ですから、いろんな書き方ができるんだなぁという認識で解答してしまったんですね。。。 せめて、以下みたいに上下に分かれていれば一目瞭然だったのですが、ミスとはいえ悔やまれてなりません(涙)可の例:・・・不可の例:・・・ 結果的に合格点を取れたのでよかったですが、これから何らかの試験であったり、また、人生そのものにおいても、こういうミスは避けていきたいところであります。 いい勉強をさせてもらいましたw なにはともあれ、2級FP無事合格できてホッとしています。 合格された皆さん、おめでとうございます。 しばらくこのひとときを味わいましょうw 資格・スキルアップ関連の情報をお探しの方は、人気blogランキングへ [夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~ TOP]