長峰ブログ

[時事] カテゴリの記事

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• 減らすには…

  宝塚市役所が放火されて、職員ら５人が負傷した事件は、映像も公開されて驚いた。現住建造物等放火容疑で逮捕された６３歳の男は、「昨年末、残高約２００万円の口座を市に差し押さえられて腹が立った」と動機を供述しているという。固定資産税を納める義務は、彼にのみ特別過重されたものでもないはずで、身勝手な行動にみえる。愛知県安城市でも、放火事件が多発していたが、確か犯人が逮捕されたと思う。春日井市でも、数日前、放火を疑わせる連続不審火があったばかりだ。「放火」というのは、思っている以上に重い罪に問われる。賠償せなばならない金額も大きくなり、安易に侵す罪ではない。また、最近多いのが、列車に飛び込んだりする自殺事件。あるいは、事故である。これも、たくさんの利用客に迷惑をかけることになり、営業損失を賠償する場合、相当の金額になるはずで、もし亡くなれば、遺族にとってはたまらない事態になるはずだ。これら、電車への飛び込み、放火の類の事件、事故が増えているが、これを減らすためには、大きな賠償をしなければならなくなる事態を、広く知らしめることが有効ではないだろうか。マスコミも面白おかしく、というわけでもないが、事実を伝えるだけではなく、さらに、その先までを紹介して、社会の役に立つべきではないだろうか。

  2013年07月13日

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• 静かな選挙戦

  そう言えば、いまは参議院選挙の真っ只中である。しかし、静かである。春日井あたりでは、選挙カーが走ることも稀だ。あの名前連呼も、政党連呼も聞かない。もう結果が出ているかのようである。民主党政権では、こう言えば、ああ言うで、政権与党内ですら意見がまとまらない。何一つとして進まなかった。いまだに、総理経験者が物議を醸すありさまだ。ねじれは解消されて、先に進むことになるだろう。もちろん、意図せざる方向に進む危険性はある。憲法改正や原発再稼働…。必ずしも賛成とは言えないこともあるが、それはどこの党も同じである。人の集まりだから、すべて賛成なんてことはない。アベノミクスを劇薬指定にする意見もある。景気が良くなった、といっても実感はない。そんな意見も多い。しかし、一気によくなるはずもなく、一部が回復し、それが広がって、結果回復していくのではないか。円安になって、輸入品の値が上がる。賃金がまだ上がらない内に、値が上がれば悪化である。でも、輸出に関して言えば、円安はウエルカムで、株価も上昇している。為替がどちらに振れてもいいということはない。だから、まだ前の状態がいいと言う人もいるし、いまの状態の方がいいと言う人もいる。個人的には後者で、これから、さらに良くなっていくはずだと信じたい。個人的にも、まだ景気の実感を持てないが、少なくとも、動き出したことを評価している。正常な状態に戻りつつあり、難題は今後も出てくるが、それを一つずつ解決していくしかない。逆戻りだけはしたくない、というのが本音だ。

  2013年07月11日

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• 三保松原

  カンボジアで行なわれている、ユネスコ第37回世界遺産委員会が、「富士山」（山梨、静岡両県）の世界文化遺産への登録を正式決定した。ユネスコ諮問機関のイコモスから、富士山との距離が問題視された三保松原は、各国から「文化的つながりが深く、価値は非常に大きい」との意見が相次ぎ、一転して登録が決まったそうだ。登録名称は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」で、古くから民間の信仰対象になり、浮世絵などの題材として内外の芸術思想にも影響を与えてきた点が評価されたという。まだ、長男が幼稚園に通う頃、家族で行った三保松原。いや、その前、結婚前にデートで行った三保松原。世界遺産に含まれることが決まったわけだが、これまで以上に「守っていく」ことを心に刻むことが求められる。単純に、地元が潤うということとは違う気がするが、地元が喜んでいるのなら、喜ばしいのだろう。あの東日本大震災で津波被害を受けた、東北の海岸線の印象が、もしかしたら、各国の委員に影響を与えたのかもしれない。

  2013年06月22日

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• MIND THE GAP

  今日は1日、金融証券仲介業で登録している証券会社のフォローアップ研修だった。証券業界の今の旬と言えば、ＮＩＳＡ（ニーサ）である。イギリスのＩＳＡ（アイサ）をもとにした、日本版ＩＳＡのことだ。今年12月末で、投資信託などの収益にかかる優遇税率10％は廃止される。本則の20％に戻るのだが、その代わり、ＮＩＳＡ口座を開設し、その口座で年間100万円までの投資元本にかかわる収益が非課税（0円）になるという制度だ。しかも、1人1口座と決まっており、各証券会社が獲得にしのぎを削っているというわけだ。その資料の1ページに、「MIND THE GAP」という地下鉄ホームの写真の載ったページがある。「急上昇する人気度」と「認知度」に段差がありますので、そのギャップにお気をつけくださいというのだ。つまり、この制度の問題点は、下記のように、いくつか指摘されている。非課税期間は5年間で短すぎる。年間の投資枠が100万円では小さすぎる。リバランスがしづらい。損益通算ができない。ＦＰ的な発想をしている私からすれば、どれもごもっとな問題点だ。だが、発想を転換すれば、そうでもない。発想を変えると、なるほど、まんざらでもないと思えてくる。ただ、終了後の懇親会で呑みすぎてしまい、今は頭が整理できない。明日以降に持ち越しだ。

  2013年06月19日

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  安全確実高利回り

  繰り返される「安全確実高利回り」という謳い文句。またしても、騙されたという事件が発覚か？アメリカ資産運用会社、MRIインターナショナルが、日本人顧客から1300億円以上もの巨額の資金を集め、その大半が失われた疑いが出てきた。昨年のAIJ投資顧問による年金消失事件が記憶に新しいが、「我が子に限って」という心理と似ている。しかし、ハイリターンを望めば、リスク（値動き）も大きくなる。一方、リスクを嫌えば、リターンはそれなりで我慢しなければならない。ローリスク・ローリターン。ハイリスク・ハイリターン。ローリスク・ハイリターンはありえない。これは最も基本中の基本、大原則である。

  2013年04月26日

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  春日井市が空っぽ？

  総務省が今日発表した、2012年10月時点の人口調査には驚いた。65歳以上の高齢者が前年より約104万人増え約3079万人となり、初めて3000万人を超えた。いやそれより、定住外国人を含む総人口が約１億2751万人で、初めて２年続けて減少し、減少数は約28万人だという。春日井市の人口は30万人を超えているが、1年で春日井市程度の街が消失したようなものなのだ。この春日井市を歩いていて、誰にもすれ違わないということはないのだが、そんな状態なのかと思うとぞっとする。東京の地下鉄を、24時間動かすという話も出ているが、なんだか、ちょっと方向性が違う気がするのだが…。電力も必要になるし…。

  2013年04月16日

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• ＩＣカード乗車券の不思議

  今日から、ＪＲや私鉄などで利用できる10種類のＩＣカード乗車券の全国相互利用が始まった。利便性が高まり、喜ばしいことである。相互利用できる10種類とは、ＪＲ各社の「Ｋｉｔａｃａ」「Ｓｕｉｃａ」「ＴＯＩＣＡ」「ＩＣＯＣＡ」「ＳＵＧＯＣＡ」、首都圏の「ＰＡＳＭＯ」、名古屋圏の「ｍａｎａｃａ」、関西圏の「ＰｉＴａＰａ」、さらに、福岡圏の「ｎｉｍｏｃａ」と「はやかけん」である。知らないカードも結構ある。ＪＲ各社などでは、すでに相互利用ができるようになっていたが、今日の私鉄系も含めた拡大により、鉄道やバスの事業者142、利用できる駅は約4000となった。個人的には使用していないが、電子マネーとしての機能も、関西の「ＰｉＴａＰａ」を除いて、全国で相互利用できるようになった。ただし、エリアをまたいでの乗降は出来ないというのだが、何故、解消できないのだろうか。また、個人的に、ＩＣカード自体の使い勝手の悪さとして感じているのが、プリペイド式である点だ。いちいち残高を確認し、あらかじめチャージしなければならない。もしかしたら、どれか10種類の中に、後払い式のカードがないだろうか。それがあれば、これを機に、乗り換えたいと思って調べたら、あるじゃないか。それが、関西の「ＰｉＴａＰａ」である。しかも、オンラインで申し込みができる。難点は、電子マネー機能が唯一使えない点だが、使っていないので問題なしだ。ところが、さらに調べると、全国エリアでは、後払いでの利用ができないとある。事前にカード内へのチャージが必要ならば、乗り換える意味はない。最大のメリットが活かせないのは、何故なのだろう？

  2013年03月23日

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  Walk for Tomorrow

  いよいよ、長いデフレからの脱却をめざし、日銀改革が始まろうとしている。日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁が今日、衆院議院運営委員会の所信聴取に臨んだ。「デフレ脱却に向けてやれることは何でもやる」「物価安定目標を一日も早く実現することが何よりも重要な使命」など、力強く語ってくれた。【送料無料】伝説の教授に学べ！ [ 浜田宏一 ]価格：1,575円（税込、送料込）金融緩和を通じて、緩やかで安定的に物価を引き上げ、景気回復につなげていくというリフレ政策が推進されることになるだろう。 インフレ期待で消費が増加し、企業の生産が増加すれば、企業収益が改善される。そうすれば、個人所得も増加し、消費の増加につながるというのが狙いである。【送料無料】アメリカは日本経済の復活を知っている [ 浜田宏一 ]価格：1,680円（税込、送料込）「歌を忘れたカナリヤ」氏のあと、リフレ派であり、国際的な人脈も豊富な黒田氏なら文句はなかろう。ハイパーインフレを心配する向きもあるが、まさに「洪水（デフレ）のようなときに、火事（ハイパーインフレ）を心配する人がどこにいるのか」である。

  2013年03月04日

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• 違和感

  大阪市立桜宮高校の2年生バスケ部キャプテンが自殺して1ヵ月。体育系の2学科が入試を中止し、普通科に振り替えるという決定に対して、同校3年の男子生徒2人と女子生徒6人が記者会見をしたという報道。これは大いに違和感を覚えた。彼らの主張は、「私たちは納得いかない」「学校を守りたい」というものだったからだ。彼ら8人は、いずれも運動部の元キャプテンで、自殺した生徒の、すぐ上の先輩たちである。だとすると、最初に彼らが考えなければならないことは、「どうして後輩を、仲間を救えなかったか」ということのはずだ。「どうして、そこまで思いつめていることに、気づいてやれなかったか」ということではないのか。きっと、自分達の無力さに愕然とするはずだ。それなのに、彼らの主張は、学校組織を守ることであり、これから入学しようとする受験生を守ることなのだ。やっぱり、これはおかしい。自殺問題については、「心の傷は深く、重く受け止めている。傷を癒せるのは先生」として、教諭の総入れ替えにも反対している。これも驚きだ。原因を作った先生、見て見ぬふりをして許してきた先生、彼らに癒せるのか。癒せるのは、先輩後輩、仲間ではないのだろうか。卒業生でもない現役の生徒が、学校の伝統を第一に考えるというのは、やっぱりおかしい。そんな発想がホントに、彼らの中から湧き上がってきたのなら、仲間意識のない、この学校の卒業生には、教育的指導者になって欲しくない。⇒尾木ママのブログしかし、尾木ママの考えるとおり、誰かからのやらせであったとしたのなら、会見した8人の中には、良心の呵責に必至に耐えている生徒がいるかもしれない。もしそうなら、是非、仲間に相談して欲しい。蛇足ながら、もし今回の一件が、12月の衆議院選挙の最中にあったら、橋下市長はどう対応したのだろうか。橋下市長の立ち位置にも、やっぱり違和感を感じている。

  2013年01月23日

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• 懲りない人

  安倍政権が始動し、円安株高のいい循環も生まれて、雰囲気だけでも、少し明るさを取り戻しつつあるニッポン。自民税調の議論も本格化し、孫への教育資金贈与の非課税化など、与党税制改正大綱が24日にもまとめられる公算だ。しかし、経済再生のみならず、中国、韓国との外交問題など、難題山積で、容易な道程ではないのは知っての通りだ。そこへ、不安材料が飛び出してきた。あの、政界を引退した鳩山元首相である。もう名前を見ることもないと安心していたら、とんでもない。彼が中国側の招待を受け、15日から訪中し、習近平氏を含む、共産党や政府要人と会談する方向で調整していると言うではないか。北京などに18日まで滞在し、沖縄県の尖閣諸島をめぐり悪化する、日中関係の改善に寄与したいというのだ。余計なことをするものである。ただでさえ、難しい日中関係だ。軽率な言動でもするものなら、日中関係に悪影響を及ぼす可能性が懸念される。中国側の招待ということなので、実は中国の狙いはそのあたりにあるのかもしれないが。「トラストミー」を中国語で、何と言うのか知らないが、この際、おとなしくしていて欲しいものである。去年の4月、周囲の反対も聞き入れず、イランを訪問し、アフマニネジャド大統領と会談したのを忘れたか。あのときも、イラン側が公式サイトに、「鳩山氏は、核不拡散条約（NPT）や国際原子力機関（IAEA）体制の不平等性とダブルスタンダードを批判し、イランの主張に理解を示した」と書かれ、利用されたではないか。懲りない人である。

  2013年01月10日

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  日本を取り戻す

  先の衆議院選挙の結果は、民主党の大のつく惨敗に終わった。年を越してからの選挙なら、もっと酷かったという読みはあっている様に思うのだが…。準備不足の第三極も、泡を食った格好だ。しかし、彼らの「決断」というキャッチフレーズは、党の中に向けて発した言葉なのかとあきれてしまう。国会議員の投票で22日に行うこととした代表選挙が、今日の両院議員総会で、出席者から「国民は、民主党がどのようなプロセスで再生するか注目している。拙速に選ぶのは大反対だ」という意見や、「惨敗した原因を、落選した仲間や地方議員も交えて議論して分析するのが先だ」などと、反対意見が相次ぎ、先送りされることになったという。ホントに「決められない政治」の極みである。そんな中で、日経平均株価はとうとう10,000円台に乗せ、10,200円を目前にしている。株価は、野田首相が衆議院解散を表明した11月14日から、約1カ月で1,400円以上も上がった。安倍政権への期待感も大きいが、まずは組閣でヘンな人事をしないで欲しい。1つの躓きが、大きな転覆に繋がりかねない。一方で、財政再建は待ったなしだが、日本に上陸する海外メーカーなどがトラブルを起こした場合に、制裁金をとって財政に充てることも考えて欲しい。エレベーターメーカーなどは、その一例だ。日本で商売する以上、日本のルールに従え、というのは中国ですらやっていること。日本もやったらいい。（石原口調）例えば、アメリカ運輸省高速道路交通安全局は、車の安全性についての報告が遅れたなどとして、トヨタ自動車から1,735万ドル（約14億円）の民事制裁金を科した。2012年6月、運転席のフロアマットがアクセルペダルに引っかかるおそれがあるとして、米国で販売した「レクサス」について、合計で約15万台をリコールを実施した件だ。このときに当局への報告が遅れるなど、リコール対応に不備があったというのだが、この支払いにトヨタは同意したが、「米国内の安全に関する法規への義務違反を認めるものではない」とのコメントを発表した。言いがかりにも近い感触だが、トヨタは2010年4月にも、欠陥に気づきながら当局にすばやく通知しなかったとして、1,637万ドルの制裁金の支払いで合意。これを含め、同年は総額4,880万ドル（約41億円）の制裁金を支払ったことになる。日本のメーカーが諸外国で科せられる仕打ちを、何ら援護射撃してこなかった日本政府は、自国民を守るという大義名分で、これからは援護して欲しいものだ。それも、安倍総裁が舌足らずで訴えた「日本を取り戻す」1つになるのではないか。

  2012年12月19日

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• 今日は「金」というより「驚」

  今日は朝から、次々に飛び込んでくるニュースに驚いた。ノーベル賞を受賞したばかりの山中教授が、今年の漢字に選んだのは、まさに「驚」だった。最初に耳を疑ったのが、兵庫県尼崎市の連続変死事件の角田被告の自殺だった。真相が闇に葬られる危険性があるが、それよりも、あれだけ人を苦しめておいて、自分は牢屋から出られないなら、死にたいと言い、自殺したというのは勝手すぎる。しかし、どうやってTシャツで自殺できたのだろう。ぶら下がったわけではないようだから、自分で締めるしかないだろうが、尋常ではない。やはり、精神的にも、得体の知れなさを感じる。そして、そのあとすぐ、北朝鮮の事実上の長距離ミサイル発射のニュースに驚いた。発射体を軌道に進入させた可能性が高いといい、核開発を進めれば、大変な事態になる。シリアでは、あの猛毒のサリンを準備したというニュースで驚いていたところだったから、もはや驚きどころではない。今回、何事もなかったからよかった、では済まされない。日本の防衛力にも、大いに疑問が残った。折りしも、清水寺で発表された今年の漢字が「金」だとは･･･。北朝鮮の指導者を思い浮かべてしまう、このタイミングの悪さ。嗚呼。

  2012年12月12日

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• やっぱりなぁ

  本日、衆院選の公示があり、一斉に選挙報道が行われている。各党の党首が、街頭演説をしている姿が映像になった。嘉田滋賀県知事が演説している姿を見て、ふと思った。滋賀県知事としての仕事は、果たしてしなくてもいいのだろうか。橋下大阪市長は、街頭演説をしなかったのか、映像になっていない。いまさらながら思うのは、大阪市長としての仕事はいいのだろうか。「そんなもの、寝る時間を削れば、いくらでもできる」と言い切ると思うが、やっぱり、市長として給与を得ていながら、公に他の活動をしているのは違和感がある。大阪市民や滋賀県民は、心が広いんだなぁと思ったら、やっぱり、大阪市民に同じように感じる人がいた。橋下市長が衆院選に向けた全国遊説などで公務を怠ったとして、市民6人が昨日、市長給与の返還などを求め、大阪市に監査請求したそうだ。市民らは、「首長は自治体の事務を誠実に執行する義務を負っている。選挙活動に従事しているのに給与を支給するのは不当」と指摘したらしい。維新の代表は石原慎太郎氏で、橋下徹氏は代行と抜け目がない。しかし、嘉田由紀子氏は未来党の党首だ。選挙戦の間は、党首に専念せざるをえないと思う。滋賀県民に、疑問を感じる人はいないだろうか。

  2012年12月04日

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  自分だけ幸せ

  民主党の鳩山由紀夫元首相が、苫小牧市で記者会見し、政界を引退することを明らかにした。その席で、「政治家として幸せな人生だった」と振り返ったそうだ。呆れた。どこまでも能天気な人である。彼の無責任な発言のために、沖縄の人達の苦悩は広がり、アメリカの信用をも失ったのだ。彼から始まった混迷は、いまだに続いている。しかし、総理をやめたら引退と言っていたはずなのに、下の根も乾かぬうちに撤回した過去があるから、どこからか要請があれば、また撤回するかもしれない。もっとも、今度ばかりは、どこからも要請はないと思うが…。夫婦そろって宇宙人。奇抜なファッションで注目を集め、もてはやされた時期は、ほんのひと時でしたね。

  2012年11月21日

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• 撤退できない地獄

  今日のＮＨＫテレビ「クローズアップ現代」では、中国に進出した日系の中小企業の地獄について放送していた。すでに中国では、人件費が高騰しており、安い人件費を求めて進出した中小企業は、採算が合わず、窮地に追い込まれている。ところが、中国から撤退することは容易ではないようだ。撤退しようとすると、労働者からは多額の退職金（経済保証金）を要求され、税務当局からは、優遇されてきた税金を過去に遡って追徴課税されるという。最悪の場合、多額の借金のために、日本の本社も倒産するケースさえ出始めているという。悪化した両国の国民感情を背景に、これから中国へ進出しようとすることはないかもしれないが、すでに進出してしまった企業は地獄である。（追記）軽妙な語り口調が楽しかった、流通ジャーナリストの金子哲雄氏が、肺カルチノイドで亡くなったという。実に41歳だった。最近、露出が減り、たまに見かけても急激に痩せた姿だったが、まさか、死に至る病を患っていらっしゃったとは…。ご冥福をお祈りします。

  2012年10月02日

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• む む む…

  ＡＩＪ投資顧問による年金消失事件に端を発する厚生年金基金制度の今後について、今日、厚生労働省が廃止の方針を打ち出した。約10年の経過期間ののちに廃止するという。まず、他の年金制度に移行するか、基金の解散を促すという。積み立て不足がない健全な基金は、確定拠出企業年金か、確定給付企業年金に移行してもらう。財政難の基金は解散を促すというのだが、全体の半数ほどの基金が、国から預かって代行運用する厚生年金の一部で損失が出ている。今後、さらに損失が拡大すれば、公的年金制度の財政に影響が出るため、早期に解散してもらうというわけだ。解散するには、損失を基金が穴埋めするのが原則だが、損失を補てんする体力のない基金が最後まで残るとみられるので、最終処理は、公的年金である厚生年金保険料で穴埋めすることを想定しているらしい。ここが問題である。基金とは関係のない会社員にツケが及ぶことになるからだ。しかし、無い袖は振れないのも現実だ。しかも、すでにＡＩＪ投資顧問の被害に遭った基金は、公的年金の代行運用部分に大きな損失を抱えており、穴埋めのできる体力があるかは疑問だ。来年にも法案を提出するというのだが、それまで民主党政権であるとも思えない。いったい、どうなっていくのだろう。むむむ…。

  2012年09月28日

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  いい声だ

  あの国は、いったいどうなっているのだろう。しかし残念ながら、経済的に相手にしないわけにもいかないのが現実だ。人口が多いだけに、その購買力が頼りだ。ユニクロも、嗚呼…。町田義人氏、いい声である。「男は誰もみな無口な兵士」かぁ。アメリカとイスラム社会の問題もあり、不穏な空気が世界を覆いつつある。人間がいるところ、「平和」というものは、長続きしないものなのだろうか。そう考えると、戦後の日本では、それが十分に長続きしたと言えるのかもしれない。子どもたちの将来のためにも、絶対に、愚かな事態が起こってはいけないのだが、先進国の閉塞感が、どこかに突破口を求めて、暴発しなければいいのだが…。

  2012年09月20日

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• 午後の微睡

  午後の微睡。TBSテレビ「夢の扉」を、ウトウトしながら見ていた。今日の主役は、東京･六本木にある『日本料理・龍吟』のオーナーシェフ 山本征治氏だった。「フランス料理や中華料理は、言わば、世界標準の料理。日本の文化そのものを表現する『日本料理』も、“世界の共通言語”として、評価されるようにならなければ…」という、彼の思い、そしてその取り組みを紹介していた。世界でひっぱりだこ。各地で出店要請がある中で、彼が今年出店したのが香港。世界で4番目に高いICCタワーの101階に、『天空龍吟』という店を出した。ふと、微睡の中で、目が冴えた。尖閣諸島をめぐる中国との摩擦。各地で暴動があると伝えられているが、彼の店は大丈夫だろうか、と思ったのだ。いや、さすがに、香港は大丈夫だろう。それにしても、偉大な思想家が育まれた中国が、なぜにこうなってしまったのだろうか。共産党による一党独裁。その考え方を反映させた『教育』が、脈々と受け継がれてきてしまったことが原因なのだろうか。今も読み継がれる『諸子百家』の著作。孔子の『論語』や老子の『道徳経』など等。そうした教育は受けずに、反日教育だけを行っているのだろうか。詳しくは分からないが、隣人として、日本はどうあるべきなのだろう。なかなか、経済的なパートナーとはなり難いと思うが、胸が痛い。

  2012年09月16日

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  大いに結構、もう結構

  決められない政治に嫌気する日々。民主党と自民党の代表選挙が近づいている。個人的に、民主党はもう結構。誰がなっても要らない。自民党も、安倍元首相が立候補したが、もう結構だ。健康は心配ないと言うが、首相就任時だって大丈夫だったのではないか。それが、民主党の理不尽な対応に、心が折れたのではなかったか。日本維新の会。大阪府や大阪市のことなら、大いに結構だと思っていたが、国政に打って出るというのなら話は別だ。大量の素人議員の人件費に、これ以上の血税を使われてなるものか。民主党の前原氏が言っていたことは、よく分かる。岡山方面に姫がいた。ゴルフで頑張る娘は立派だが、その父は？という人もいた。まさに、天井に向って唾を吐いたようなものだが、よく分かる。オタクと言われる石破氏か、派閥の力の石原氏か。個人的には、彼らの力強いリーダーシップで、領有権問題で対立する中国や韓国と、しっかり対峙して欲しいという気持ちが強い。でも、なんで、エリック・クラプトンなのだろう。これを聴いていると、癒されていくのだ。

  2012年09月12日

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  言わずもがな

  小沢新党はそのまま、「国民の生活が第一」党というらしい。正直、言わずもがなのことを、わざわざ党名にしなければならない政治にうんざりする。そもそも、政治家のためではなく、国民生活のためにいるわけだから、何をいまさらという気がしてくる。問題は、時間軸だ。「いまの国民生活」か「将来の国民生活」かが問題なのだ。これは確かに難しい問題で、いまがなければ、将来もない。そんな言い方もできるかもしれないが、子どもたちのことを考えたら、やっぱりこれ以上、将来にツケを回すことは出来ないだろう。1位じゃなく2位を目指せば、お金が沸いて出てくるということはないのだと、我々は知った。官僚たちに、うまく言いくるめられている可能性は否定しないが、追求できないのなら、ないものねだりをしていても詮無いことだ。そう考えると、「いま」だけを考えず、「将来」に向けて、一歩進んでいかなければならないことに同意し始めている。諦めに似た気持ちが、芽生えているのがいまなのだ。野田総理が、「政権を担ったら、待ったなしだった」と、前言撤回（マニフェストに書いてないことを断固やること）の謝罪をしないから、混乱に陥っている。アメリカでの自動車事故のように、謝ったらつけ込まれると思っているのだろうか。視界不良の政治は、今後どうなるのだろう。荒削りでもいい、シンプルに、ストレートに…。キャロル初期の味わいがいい。視界不良をぶち壊せ！

  2012年07月11日

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  不幸なことに

  日本という国は、どこまで不幸なのだろう。なんてことを考えてしまうのが、東京電力福島第１原発に関する、国会事故調査委員会の発表である。原発事故発生後、菅直人前首相の事故対応が過剰介入だったと問題視し、政府に危機管理体制の見直しを求めた。これまでの報道を見聞きしてきて、やっぱりか、という思いだ。思えば、1995年1月、阪神・淡路大震災発生時、政府の対応の遅さが批判された内閣は、社会党の村山富市政権だった。不幸にも、不慣れな政権のときに自然が暴れる定めなのか。いや、仮に50年以上も政権与党だった自民党でも、同じだっただろうか。それなのに、大飯原発3号機は再稼動し、送電を再開してしまった。万一のとき、安全に止められない怪物を、生き返らせてしまった。本当によかったのだろうか。誰も責任を取れないと思うのだが…。オールスターキャスト。We Are The World.

  2012年07月05日

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  電力使用料を半減

  トヨタ自動車が、愛知県内の工場全体の自家発電比率を、従来の２割から３割に引き上げると発表した。もちろん、中部電力管内で５％以上の節電が求められる今夏、工場の安定稼働が目的だ。愛知県内の６工場に８基のコージェネレーション（熱電併給）システムを増設し、これによって、愛知県内の工場にあるコージェネシステムは、27基に増えるという。さらに、愛知県内12工場の電力使用状況を、一括管理するシステム「トヨタ トータル デマンド マネジメント（ＴＴＤＭ）」」も導入し、担当者がモニター上で工場ごとの電力使用量や自家発電設備の稼働状況をチェックできるという。これによって、2012年に電力会社から購入する電力の使用量は、1995年に比べて半減する見通しだというから驚きだ。競争原理の働かない、既存の電力会社は、大手企業の自衛策により、転機を迎えている。東京都の火力発電所計画もあるが、将来は大手企業発の新電力会社にとって代わられる日が来るのかもしれない。Especially For You今月結婚する、我がFPチームの三女に捧げよう。

  2012年07月03日

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  わかりにくい

  いま、テレビで、映画「やんくみ」をやっているが、わかりやすいストーリーだ。主人公のやんくみは、「大切なものを守るために喧嘩をする」高校教師だ。彼女にとって、教師にとって大切なものとは、ズバリ「教え子」である。一方、民主党の政治は、実にわかりにくい。党議拘束のかかる中、造反する者がいたら、小泉政権時代の郵政民営化法案のように、即刻、除名すべきである。これがわかりやすさだ。自民党をぶっ壊す覚悟があった。ところが、老妖怪こしいしが、何やら造反組の首領と2回も3回も会って、さらに来週も会って、離党を思いとどまらせようとしている。いまでは、造反した者の方が、主導権を握ってしまったかのようだ。民主党をぶっ壊す覚悟がないからだ。しかし、この造反組の首領は壊し屋と呼ばれるが、日本のために壊してきたことなどない。すべて、自分の思い通りにできなくなったから、壊してきたに過ぎないのだ。大義って、誰のための大義か。消費増税、しない方がいいと誰もが思っている。それに代わる財源があるなら、示してほしい。今更、1位ではなく2位を狙えば、増税しなくても財源は出てくると言うのか。与党にいて、できなかったものが、少数野党になってできるわけがない。もうひとり、増税しないと言って政権を奪取したのだから、それを反故にするのは如何なものか？と造反したハトぽっぽ。「最低でも県外」と言って、にっちもさっちもいかなくした人が言うセリフではない。嗚呼、このもやもやが、週明けまで続くのか。「SACHIKO」に心洗われて…。

  2012年06月29日

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• 投げ入れた石

  オウムの菊地容疑者が逮捕され、写真が公開された。一般人からの通報が、逮捕のきっかけになったということだが、手配写真との違いに驚く。よくぞ、見破ったものだ。捜査特別報奨金も効果があったのだろうか。街ですれ違っても、いや、隣に越して来たとしても、容易に気づけないのではないだろうか。右目の下のホクロが印象的だったようだが、それだけで、ピンとくるものではないと思う。先日、NHKテレビで、「未解決事件」としてオウムが取り上げられた。膨大な録音テープなどをもとに制作された力作だったが、捜査する警察当局にも、生活者である通報者にも、もしかしたらいい刺激になったのではないか。風化させないという効果があったのかもしれない。それもこれも、もとは平田容疑者の出頭に、端を発したことであるのかもしれないなぁ。ひとつが動いて、他を動かす。ギリシャショック、欧州債務問題、米国の景気減速、円高進行、世界同時株安。このシナリオを、何とか逆回転に導く事象、起こらないだろうか。池に投げ入れた小さな石が、波紋を大きく広げていくように。そう言えば、民間から防衛大臣という発想は思いもよらないことだったが、田中前防衛大臣より相当いい。民主党内には適当な人材がいないということの裏返しとも言えるが、これも、日本をいい方向へ導く事象になるだろうか。

  2012年06月04日

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  ケーシー野田氏？

  国会内を歩く野田総理の姿を見て、一瞬、驚いた。ノーネクタイで、脂ぎって歩く総理は、まるで「ケーシー高峰氏」のようだった。そんな話、前からあったかな？ただ、ケーシー高峰氏のように、腹の底から笑わせてくれるようなことはない。問題児集団を束ねる、小沢氏の党員資格停止処分を解除することにしたという。結束どころか、ますます、民主党内は混乱する。ジョークというのは、国民と同じレベルで使わなければ響かない。妖怪のようにも見えてくる輿石氏の手品は、我々を見事に騙せるのだろうか。さて、今朝の日経新聞に、確定拠出年金の加入資格を、専業主婦にも、公務員にも広げるという記事が踊っている。どうやら、リスクマネーを増やす狙いがあるようだ。この制度最大のメリットは、毎月拠出する元手（掛金）が非課税であり、運用収益も非課税、将来の給付時にも一定金額まで課税されないことである。確かに、株式や債券で運用する投資信託が主な運用商品だが、定期預金や保険商品といった元本確保型商品もあり、その利息も非課税扱いなのだ。例えば、給与から税金が引かれ、そこから一部を定期預金に預け、それが満期になって利息が付くと、また税金が引かれるという状況を考えると、相当のメリットがある。ただし、老後資金の運用なので、60歳以降にしか引き出せない。非課税貯蓄ではないのだ。専業主婦は第3号被保険者であれば、国民年金の保険料負担がない。公務員は共済年金に職域加算があり、サラリーマンより優遇されている。現状、恵まれている人に、さらなる税金の恩典があっては如何なものかというわけで、これまで加入ができなかった。加入することができるようにするなら、これまで加入が認められなかった理由が、取り除かれなければならない。しかし、その議論はまだ進んでいないのだ。税と社会保障の一体改革の進捗が、全く予断を許さない状況にあり、相当の紆余曲折があるのだろう。ケーシー野田氏に任せておいて大丈夫なのだろうか。また、投資環境の改善という観点からは、国内だけでなく、諸外国の問題もある。特に、欧州問題が重い。フランスやギリシャの選挙結果が、またしても欧州問題をクローズアップさせている。Anna Nalickが歌う「Breathe」(acousticバージョン)。日本では、あまり知られていないシンガーだけど、歌い方の生意気さ加減がいい。

  2012年05月08日

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  もし・・・

  「もし･･･ということには、お答えできません」というのが、政治の世界の常套句である。今日は、前田国土交通相、田中防衛相に対する問責決議案が、参議院に提出され、そして、明日にも可決される見通しである。前田大臣は法律違反であり、閣内に留まることは、明らかにおかしいと思う。もはや、犯罪者と分かった人がいる政府なのだから。また、田中大臣が論外なのは、答弁などをみていれば、誰の目にも明らかだ。可決しても、大臣を辞めさせないのであれば、野党の反発もあって、消費税の審議は進まなくなるだろう。辞めれば、いよいよ増税審議に入っていく。「辞めてくれよ」という国民の声には、是非、耳を傾けてもらいたい。そして、その後に、個人的に注目しているのが、田中氏のコメントだ。もし、「これからは国会内でコーヒーが飲める」などと、ウケを狙うような発言をすれば、やっぱり、この人は早く辞めさせるべきだったのだろう。立場をわきまえずに、いかにも言いそうだ。もし･･･と言っても、政治とは無縁の曲、ブレッドの「ｉｆ」。流れるようなメロディが、政治の棘を溶かしていく、かも。

  2012年04月18日

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  浅川キッド？

  AIJ投資顧問の浅川社長が、今日、衆院財務金融委員会に参考人として出席した。その証言をテレビニュースで聞いていると、子どもじゃないか？と思うのだ。浅草キッドならぬ、浅川キッドである。「騙すつもりはなかった」って、虚偽の報告書を作成する目的は、人を欺くためである。それ以外に何があるというのか。「自分なりの責任で今まで続けてきた」って、どう責任をとるというのか。自分に酔っているなぁ。「損した形では返したくなかった」って、まるで駄々っ子である。「取り返せると思っていた」って、こういうのが、ずぶの素人の発想である。嘘の上塗りの果てだ。呆れてしまう。【送料無料】代行返上しかし、総合型厚生年金基金の問題を炙り出した。大手企業の基金が代行返上し、幸田真音氏が小説を出したときに、すでに関係者には分かっていたことだった。果たして、どう収斂していくのだろうか。最後は、無い袖は振れないということか。

  2012年03月27日

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  いつか見た景色

  まもなく、東日本大震災から1年を迎えようとしている。菅直人前首相が時事通信社のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故について「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」と述べたという。「それ（備え）があればもっと事故も放射線被害も大きくならずに済んだと思うだけに、責任を感じる」と指摘すると同時に、「東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分だった」とし、その原因については「全部『3・11』前になる。つまり全電源喪失を一切想定しなかったからだ」と断じたそうだ。 この記事を見て思い出したのが、LTCM（Long-Term Capital Management）である。1997年にノーベル経済学賞を受賞した経済学者、マイロン・ショールズとロバート・マートンが参加した「ドリームチーム」によるヘッジファンドだ。【送料無料】天才たちの誤算価格：2,310円（税込、送料別）しかし、1997年に発生したアジア通貨危機と、1998年に発生したロシア財政危機で、平均の年間利回り40%を確保していたドリームチームの運用状況が一変する。彼らは、ロシアが債務不履行を起こす確率は、100万年に3回だと計算していた。それでも、保有する債券は、価格さえ下げれば、誰かが買うものと想定していた。しかし誰一人買わない。これはノーベル賞受賞者にとって、まさに想定外だった。そして、あえなく破綻したのだった。いままた、AIJ投資顧問による運用資産消失が問題になっている。LTCMとは似て非なるものだし、運用の実態はこれから明らかになっていくだろう。それにしても、いつか見た景色が浮かんでくるではないか。

  2012年02月28日

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• もはや詐欺事件

  AIJ投資顧問が受託していた、運用資産2000億円が、実に200億円程度しか残っていないという事態が明らかになった。運用報告書では、安定的に、高い利回りを確保していたという。なのに、金融庁は、わずか1か月の業務停止命令と業務改善命令を出したにすぎない。今後、調査が進み、真相が明らかになるのを待つしかないようだ。大手の企業年金や、中小企業の総合型厚生年金基金の資産が、大きな影響を受けることになりそうだ。それにしても、9割の損失である。本当に運用していたのかどうかさえ疑われる。運用報告書への虚偽記載はもちろんだが、資金の流用があれば、れっきとした詐欺事件だ。総合型の厚生年金基金は、従来から、積立不足が問題になっており、脱退したい企業もあるが、追加の拠出ができずに、身動きが取れなくなっている企業もある。まさに、泣きっ面に蜂とはこのことだ。いつまでも、郵政、郵政と言ってないで、きちんと対応して欲しものだ。自見さん！

  2012年02月24日

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• それでも公的年金

  公的年金への不安が、試算を隠したりするものだから、ますます高まっている。民主党の手法が、世の中を混乱させているようで困惑する。お昼の情報番組などでも、盛んに年金不安を煽る報道が行われている。視聴率を上げるには、いま視聴者が関心を持っているテーマを扱うに限る。今日も、1960年生まれの人は、払った年金保険料に対して、もらえる年金は少ない。それより若い人は、そのもらえない割合が、どんどん高くなる。これでは、誰も払いたがらないという主張を繰り返していた。なるほど、ごもっともである。私は、まさに例示された1960年生まれである。会社で厚生年金に加入しているから、給与天引きで保険料を納めている。仮に、国民年金だけの自営業だったら、故意に年金保険料を払わないだろうか？　実際、そういう人が増えていて、年金財政にとって大きな問題になっている。国民年金と厚生年金は給付内容が違うのだが、仮に厚生年金保険料を故意に払わないことが可能なら、「払わないか？」と聞かれれば、「やっぱり払う」と答える。なぜか？　それは老後の生活費になる老齢年金だけの話ではないからだ。障害年金も遺族年金も給付されるからである。民間の個人年金保険とは、この点に大きな違いがある。少子高齢社会に、人口減少となれば、現状の賦課方式がもたないという式が成り立つ。でも、障害年金や遺族年金まで含めると、それでも公的年金なのである。

  2012年02月08日

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• 知恵を絞って

  ハイブリッド車や電気自動車は、環境対策もあって注目されてきた。しかし一方で、モーターだけで発進できるため、音が小さい。これも騒音対策にもなり、メリットのはずだったのだが、歩行者が車の接近に気がつかず、事故に繋がる危険性も指摘され、なんとわざわざエンジン音に似た音を出す装置を設置しなければならなくなる。世の中、難しい。 同じようなことが、いま起きている。それは、消費電力が従来の電球の３分の１で済み、寿命が長いことから、環境に優しいＬＥＤ（発光ダイオード）である。これを使った信号機は、急速に普及しているのだが、発光時に熱を出さないことから、信号機についた雪が解けず、ドライバーから見えづらいという声が相次いでいるというのだ。青森県の話。そこで、レンズの表面やひさしについた雪を、警察官が長い棒で落とす対応に追われているという。もちろん、改良を進めていて、雪がつきにくいようにレンズの表面の凹凸をなくしたり、レンズの内側に熱を出すシートを入れたりと、メーカーと試行錯誤を続けているらしい。知恵を絞って、暮らしが豊かになっていく。それでも、雪下ろしなど、最後は人力なのだ。

  2012年02月03日

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  運命の人とは

  昨夜も、ドラマ「運命の人」を見たけど、考えてみたら、その「運命の人」って、いったい誰のことなのだろう？原作を読んでいないので、ふとした疑問が、個人的な今後の見どころになった。昨夜は、外務省で機密漏えいの犯人探しが始まった。焦った事務員は、大切な「回覧文書受渡簿」を焼却してしまった。それが逆に、自らを追い詰めてしまうのだが、今日、いまの政府でも同じようなことが判明し驚いた。東京電力福島第一原発の事故で、政府の原子力災害対策本部の議事録が、一切作成されていなかったというのだ。昨日の今日だから、ホントは公表したくない内容が書かれていて、焼却処分にしたのではないかと疑いたくもなる。昨年3月11日に　対策本部が設置され、首相を本部長に全閣僚が出席し、年末までに計23回開かれたとされる。事故の拡大防止策や避難範囲の設定など、重要事項を検討、決定してきたのである。この議事録がないことは、すでに昨年5月に問題化し、当時の枝野官房長官が、危機対応に追われたためなどと釈明し改善を約束したものだ。ところが、その後も放置されていたわけである。新しい年金制度に必要な、財源の試算についても公表しないという政府の対応は信じがたい。隠ぺい体質に見える。 （漏えいにかかわった事務員を演ずる、真木よう子氏）

  2012年01月30日

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  藤枝市にて

  今日は、静岡県藤枝市にてセミナーを行った。久しぶりだが、藤枝市はずいぶん縁のある街になった。何回目？ 何社目だろう。資産運用のセミナーで、ちょくちょく行っている。これまでと違ったのは、南口ではなく、北口（写真）からタクシーに乗ったことだろうか。ところで、今朝の朝日新聞に、興味深いインタビュー記事が載っていた。題して、「経済成長という麻薬」である。フランスの経済学者、ダニエル・コーエン氏のインタビューだ。【送料無料】迷走する資本主義失われた20年の日本、深刻な債務危機に陥ったユーロ諸国。いずれも、経済成長が難しいことを示している。実は、経済成長はごく自然なことではなく、例外的なことなのだ。社会が豊かになれば、人口は増える。しかし、一人ひとりが満たされるわけではない。確かに、経済が成長すれば、多くの財産を手にできるが、より豊かさを享受できるわけではないのだ。つまり、「もっと、もっと」という飽くなき欲求が、幸福感につながり、いつまでも満たされることはないのである。「幸せを感じるのは、成長が加速する時。止まれば消える」のだ。今は、この停滞と、うまくつき合っていくことが求められている。そうだ、発想の転換が求められている。たとえば、国民の心理的幸福などを指標とする「国民総幸福量」を重視するブータン王国は、小さな国かもしれないが強い国であるという発想は、理にかなっている。

  2012年01月18日

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• 次元の違うボク

  「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法の虚偽記載で強制起訴された小沢一郎被告の公判について、ニュースで報じられている。「記憶にない」と繰り返し発言していて、霧が晴れない。その上、秘書は家族同然で、すべて任せていたというが、私なら家族であっても、4億円もの大金のやり取りを任せっきりにするのは難しい。それを手元に置いておくという感覚からして、ありえない。やはり、我々庶民とはかけ離れた金銭感覚である。宝くじは当たらないし、億というお金を目の前で見たこともないのだから、金銭感覚が違って当然か。しかし、4億円を新聞紙で包んだのは、「ボクだと思う」と発言していたが、金庫の前で、ニヤニヤしながら、札束を新聞紙で包む姿を想像すると、ゾッとする。私とは、所詮、「次元の違うボク」である。

  2012年01月11日

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• イヤな言い方

  テレビで少し見ただけだが、野田総理が「ウィンストン・チャーチルの言葉。Most famous ６ words。ネバーネバーネバーネバーギブアップ。私は、大義のあることを諦めないでしっかりと伝えていくならば局面は変わると確信しています」と会見で述べていた。 この言い方を聞いて、私は少しイヤな気分になった。なぜなら、菅前総理のあの言葉を思い出したからだ。「菅の顔だけは見たくないという人も結構いるんですよ、国会の中には。本当に見たくないのか、本当に見たくないのか、本当に見たくないのか。それなら早いこと、この法案を通した方がいいよ。」　不敵な笑みとともに。繰り返し言って、意志の強さをアピールする短絡さ。あー。消費増税って、民主党のマニフェストに書いていない。八ッ場ダムの工事再開も、当然書いてないのだからメチャクチャである。いまの政治は、まさに朝令暮改だ。だからと言って、一方の小沢一郎氏のグループは問題児ばかり。新年早々、お先真っ暗な気分になってしまった。

  2012年01月04日

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• 自動車、そして航空宇宙

  愛知県はトヨタ自動車、三菱自動車といった自動車メーカーをはじめ、自動車関連企業が多いことで知られている。しかし今年は震災、長引く円高、タイの洪水被害などにより、業績回復がままならない年だった。特に、円高は、国内で生産して輸出する形を変えさせるほど、大きなインパクトを持っている。国内の空洞化へ導くことになってしまうわけだ。そこで、自動車産業とともに、航空宇宙産業を、愛知県のもう1つの基幹産業にするプランが進行している。三菱重工や富士重工といった航空宇宙産業も集積していることから、宇宙航空研究開発機構（JAXA）との連携を強化するのだ。2012年春から、県営名古屋空港の隣接地に、愛知県が整備した施設へJAXAが進出し、県営名古屋空港をジェット機などの飛行実験の拠点として活用する予定なのだ。これは、今朝の日経新聞に紹介されていた記事なのだが、京都で勉学に勤しむ長男が、目指そうとしていたことが、自宅から車で20分程度の県営名古屋空港近くで行なわれようとしている。ちょうど今日、長男は帰省するが、いいニュースではないだろうか。

  2011年12月29日

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  先人の教え

  東海・東南海・南海地震の連動発生を考える内閣府の有識者会議「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が行なわれ、その中間発表を行なった。それによると、新たに見直した震源域の面積は、実に現行の約2倍にもなり、地震規模はマグニチュード９・０が見込まれるという。じゃあ、これまで中央防災会議が定めていた現行の地震モデルは、何だったのだろう。今回は、何ゆえに、想定を2倍にまで変えることになったのだろう。それは、古文書や津波堆積物、遺跡の液状化痕跡や地殻変動など、過去数千年の履歴を検証したからなのだそうだ。他にも、プレートの構造やプレート境界面の形状、東日本大震災の津波発生メカニズムなど最新の科学的知見を基に検討されたようだが、古文書などの先人が教えてくれるものを見直すことは正しいように思う。【送料無料】この地名が危ない新聞の新刊書広告で、「この地名が危ない」を見て、興味を持ったばかりである。その紹介によれば…「地震・津波・火山・台風・雪・土砂災害……地球上最も災害の多い島国でいつ襲いくるともしれぬ過酷な自然と向き合い、そして被災した我々の祖先はその土地土地に「ここは危ない」というメッセージを地名として付けてきた。現在もその古い地名の分析が次の災害の予想・対策につながる。だが、いま市町村合併や観光開発など目先の利益優先の安易な地名変更政策のせいで古い地名が次々に消えている。いまこそ先人の知恵の結晶に学べ！半世紀以上、地名のことばかり考え続けてきた著者による『災害地名学』のすすめ。」市町村合併で、消えた地名。普段の生活にも「あれっ？」と思うことがあるが、地名の起源などは、語り継いでいかなければならないものなのかもしれない。

  2011年12月27日

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• 光明はどこに？

  厚生労働省が、65歳まで再雇用を義務付けている制度の運用を、2013年度から例外を認めず、厳格化する方針だという。希望すれば、全員65歳まで働けることになるというのだ。厚生年金が生年月日に応じて、徐々に受取り開始が遅くなることへの対応である。先日、68歳とか、70歳へ、さらに引き上げる案を出して、将来の布石を打とうとしたばかりだ。年金がもらえないなら、働ける状態になるのは、高齢者にとっては有難い。しかし、ますます、若者の働き口は減ってしまうであろう。パート労働者を、幅広く厚生年金に加入させる動きもあるから、年金保険料の分、収入が減る場合もある。雇う側の企業も大変だ。消費税の増税は、価格に転嫁できない中小企業にとっては、死活問題だ。負担ばかりが増えるように見える。法人税の減税は行なわれず、円高も解消されない。これでは、日本から脱出したくもなるだろう。いったいどこに、将来を明るく照らす光明があるのだろう。橋下氏？いやここか？

  2011年12月15日

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  人のふんどし

  なかなか景気が上向かない中、日本の企業は営業努力を続けている。しぶとく頑張っているのだ。例えば、お笑いをウリにする吉本興業が、新商品として販売していた商品が好調だったが、なんと訴えられてしまったという。その商品は「面白い恋人」である。北海道土産として人気のお菓子「白い恋人」を連想させるが、茶目っ気があって、思わず手に取りたくなる。そこで、「白い恋人」を製造販売する札幌の石屋製菓が、商標権を侵害されたと訴えたのだ。2010年度　上半期　北海道お菓子売上No.1白い恋人・12枚入まさか、間違えて買うとは思えないが、パッケージに大阪城をあしらいながらも、白にブルーを基調とした点は確かに似ている。それにしても、呼び名が「シロイコイビト」と「オモシロイコイビト」の主要7音が共通じゃないか、と言われると、大人気ない気がする。ネーミングだけの営業努力は、いかにも安易だとは思うが、みたらし味だというから、食べてみたら面白いという狙いもあるのか。でも、石屋製菓にとっては、やっぱり「面白くない」のだろう。人のふんどしで相撲を取るな、と言いたいに違いない。それほど、余裕やゆとりがなくなっている表れだ。

  2011年11月28日

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• ワンマンのゆくえ

  オリンパスに大王製紙、そして、読売巨人軍。いったい、日本の組織というものはどうなってしまったのだろう。ガッカリさせられる。いや案外、これが日本の組織の実態であって、右肩上がりの経済成長が止まったために、膿みが出てきているのかもしれない。輝かしい明日のために表れた必然なのかも。そう思わなかったら、やっていけないよね、江川さん。あなたの知らないところで、勝手な判断をされて、あなたもファンも屈辱的だ。渡辺氏いわく、「巨人は弱いだけでなく、スターがいない。江川なら集客できる。彼は悪名高いが悪名は無名に勝る。彼をヘッドコーチにすれば、次は江川が監督だと江川もファンも期待するだろう。しかし、監督にはしないんだ」。

  2011年11月25日

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• 国民投票って

  ギリシャ政府は、いったい何を考えているのだろう。ＥＵによるギリシャ支援策を受け入れるかどうかを、国民投票で決めるというのだ。支援策をまとめたＥＵ、特にフランスやドイツを慌てさせている。いや、もしかしたら、国民に現状を再認識させることが狙いなのかもしれない。いまさら支援策を受け入れない場合、ギリシャに生き残る道があるのかということを考えさせる機会にするわけだ。しかし、もし国民投票で、「支援はいらない」という結果になれば、ギリシャはすぐにも破綻するから、危険な賭けである。野党側からは、国民投票ではなく総選挙で信を問えとの批判が上がっており、パパンドレウ政権が信任を得られるかどうか、微妙な情勢になっているという。混迷を極めるギリシャ情勢は、世界の株式市場を、大きく揺るがせている。ようやく、正常化への道筋ができると思ったのに、いったいどこへ進んでいくのだろう。ギリシャ情勢から目が離せない。

  2011年11月02日

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  優勝セール

  昨晩、ようやく、プロ野球セントラルリーグの優勝を決めた中日ドラゴンズ。連敗のあとの、引き分けでの優勝決定は、なんとも、今年を象徴するかのような渋さである。なにせ、打率は12球団最下位。しかし、投手の防御率は12球団2位といい、我慢、我慢の優勝だった。後半、和田選手やブランコ選手が復帰して、接戦をモノにできたのも大きかった。昨日の試合も、ブランコ選手の一発で同点に追いつけたのだった。 今朝の新聞折込は、優勝セールで大賑わいだ。落合監督の背番号にあやかって、66円均一のような方法をとるスーパーも多い。中部経済の刺激になればいいのだが…。もちろん、次なる目標は、日本一である。頑張れ！

  2011年10月19日

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• 年金改革が動き出す

  厚生労働省が、公的年金の支給開始年齢を、将来的に68歳から70歳程度に引き上げる案を提示し、議論を開始したという。現状のままでは、とても年金財政がもたないからだ。現在は、厚生年金、国民年金とも、65歳から支給されるのが原則だが、経過措置の途中にあり、生年月日によって65歳より前から、厚生年金の特別支給がある。これが今、60歳から65歳へと、段階的に引き上げられているところなのだ。男性は2025年度まで、女性は2030年度までに、特別支給が終わり、国民年金と同じ65歳からの支給になる。これを、さらに68歳から70歳程度へ引き上げるというわけだ。例えば、3年に1歳ずつ引き上げる、現在の引き上げスケジュールのままで、65歳まで引き上げたあと、同じペースで3年に1歳ずつ、国民年金とともに68歳まで引き上げる案や、2年に1歳ずつに前倒しして65歳まで引き上げたあと、さらに同じペースで国民年金とともに68歳まで引き上げる案などを検討する。また、目くらましの飴も用意している。60歳以降、厚生年金に加入して働く場合は、在職老齢年金という仕組みがあり、年金が減額される。現在は、60～64歳の場合、支給される年金と賃金の合計額が、月額28万円を超えると、その超えた分の半額分の年金が支給停止となる。これを、月額33万円超か、46万円超のいずれかまで、減額にならないよう改めることも検討するという。労働意欲を阻害しないようにということだが、そもそも、60歳から64歳の年金が徐々にもらえなくなるわけだから、あまり意味がない見直しである。

  2011年10月11日

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• 良心

  民主党の代表選挙が行なわれ、野田氏が当選した。海江田氏でなかったというのは、当然と言えば当然である。民主党にも良心は残っていたのだ。三党合意の白紙撤回や、小沢氏の党員資格停止処分の見直しなどを公言する海江田氏が代表になり、総理になっていたら、日本の政治は混迷を深めたに違いない。野党の協力は得られなかったであろうから。「全員野球」とか「ノーサイド」とか、スポーツ用語がお好きなようだが、まあいいさ。政権運営は簡単ではないだろうが、日本のために泥にまみれて頑張って欲しい。それにしても、小沢氏は必要なのか。鳩山氏は要るのだろうか。小沢氏は会合で、「野田さんには頑張ってほしいし、支援したいが、これからの体制次第だ。言葉だけの挙党態勢かどうかは見極めないといけない」と述べたそうだが、懲りない人だ。党役員人事を見極めた上で、協力するかどうか判断するというのは、まったく「全員野球」でもないし「ノーサイド」にもなっていない。1回目の投票で、海江田氏が1位になったことなど、まったく意味がない。それを成果として挙げるとは、潔くない。負け惜しみも甚だしい。小鳩氏らに、良心はあるのだろうか。

  2011年08月29日

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• オサラバのあと

  やっと、菅さんとオサラバできる。そう思うと、ホッとする。今度こそ、国民は、彼にはめられずに済んだ。それにしても、内閣府による「菅政権が１年3カ月で取り組んだこと」と題した自画自賛の文書って、必要だったのかい。オサラバのあとは、代表選だ。でも、結局は小沢氏や鳩山氏がしゃしゃり出て、旧態依然としたトロイカ体勢の名残を感じ、辟易とする。各候補者が名乗りを挙げる中、前原氏以外については、小沢氏の党員資格停止処分を見直すと言い、小沢氏の票が頼りである。でも、そんなことでホントにいいのかな？　野田氏の増税主張も萎んできた。「こうする」という主張のない代表選びに、国民は期待できるわけがない。小沢氏は海江田氏を支持、鳩山氏も続く。あれ、あんた、総理経験者がしゃしゃり出てはダメだからと、引退するのではなかったのかい？さらに、菅さんの辞意を取り付けたとか言って、いつもの詰めの甘さから、国全体がため息をつかされたことを私は忘れない。考えれば考えるほど、民主党は一党である必要性はない。結局、小沢氏に擦り寄る人と、そうでない人の分裂党だ。与党と野党だけでなく、与党の中の野党もいるのだ。それでも、日本のニューリーダーがこの状況下で決まってしまう。なんとも無気力にさせてくれる話だ。気晴らしに、You tubeで、Pink Floydでも聴くとしよう!⇒Us And Them⇒Wish You Were Here

  2011年08月26日

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  ショック！

  昨日、東電OL殺人事件で、新しい事実が出てきたというニュースを聞き、正直、ショックを受けた。新しい事実が出てきたからではなく、ゴビンダ氏が有罪判決を受けて、服役していることを知ったからである。事件は、平成9年3月19日東京都渋谷区のアパート空き部屋で起きた。東京電力の女性管理職が絞殺されているのが見つかったのだ。現金4万円が奪われていたのだが、それ以上に彼女が仕事を終えた後、毎日、売春をしていたということの方が注目を浴び、犯人が逮捕されて、事件が解決することは、二の次になってしまったのだ。【送料無料】東電OL殺人事件価格：740円（税込、送料別）過去に、この事件をことでブログを書いた。そして、よくコメントを書いてくださる知人も、ご自身のブログに書かれた。その後、私自身も「東電OL殺人事件」を読んだ。著者の佐野眞一氏が、逮捕されたネパール人のために、東奔西走した事実が克明に積み上げられている。事件当時、ゴビンダ氏はネパール人数人と同居していた。事件現場の隣のビルだった。ネパール人たちは、不法滞在の状態にあり、事件後、強制送還された。その彼らをネパールまで追い、貴重な証言を得ている。どれも警察の違法捜査や、検察の、不法滞在者を犯人と決めつけた疑いが高いことがわかる内容だ。しかし、あとがきの最後の文章にはこう書かれていた。「被告人ゴビンダ・プラサド・マイナリに無罪判決が下った　2000年4月14日　佐野眞一」この最後の一文で、不覚にも、冤罪寸前で無罪放免になったものと思い込んでしまったのだ。しかし、事実は違う。彼は、東京地裁の無罪判決の4日後、東京地検による控訴により、東京高裁刑事4部（高木俊夫裁判長）が再勾留を認め、東京拘置所に収監された。そして、200年12月22日、高木裁判長により無期懲役の逆転有罪判決が言い渡されたのだ。さらに、2003年10月20日、最高裁で上告が棄却され、有罪が確定。2005年東京高裁に再審請求をしている状況にある。今回、別人のDNAが検出されたことで、再審開始の可能性が高まった。日本の警察は検挙率が高く、優秀であるということは、作られた妄想にも思えてくる。最新の医療技術などが、勝手な「作文」を許さない状況を生み、結果、検挙率も下がったのかもしれない。

  2011年07月22日

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• 菅ストレスチェック

  ストレスチェックを突然言い出し、閣内不一致、独断専行、思い付き候の菅首相に、私自身のストレスチェックは、もはやメルトダウン状態である。どこまで、この内閣は続くのだろう。東日本大震災に伴う二重ローン問題でも、三党協議はまとまらなかった。民主党案では、金融機関から、中小企業などの債権を買い取るための機構を、独立行政法人や地域金融機関が出資する形で、岩手県など被災した県に設置する方針だという。買い取る債権の規模は、2,000億円程度になるという見通しだ。これに対し自民・公明両党は、新たな法律に基づいて設置し、買い取りの対象をできるだけ広げて最大で2兆円程度の債権を買い取るべきだと主張したため、協議が打ち切られたという。自民党の片山さつき氏が、汗をかいて奔走している様子は見えるが、民主党は誰が奔走しているのか、見えてこない。昨日の国会でも、三党合意ができなければ、法案を提出すると言っていた片山氏だが、今日、参議院に議員立法で提出した。「民主党の不誠実にはあきれた。民主党の案が実務とかけ離れていることを徹底して追及していきたい」と話したという。やはり、復興のための政策や法律は、死に体内閣でやるべきではない。効果のあるものにしなければならないわけだし、それ以前に、何も進んでいかない今の状況は、早く打破しなければならない。内閣のストレスチェックをしてみれば、国民の限界を超えていることに、ただ一人だけお気づきでないのだ。

  2011年07月08日

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• 本当に見たくないのです！

  今朝から、テレビを見ていて不愉快なのは、菅総理の発言である。不敵な笑みを浮かべての「本当に見たくないのですか？」の連呼だ。国会内だけではない。国民にも多いはずだ。少なくとも、私は見たくない。本当に、本当に、本当に、だ。だから、エネルギー法案を通せば辞めるという趣旨のようだが、前科があるだけに、そんな言葉を信用できるわけもない。ここでも、「辞める」と明言しているわけではないようだ。パフォーマンスなのか、本気なのか知らないが、人のこころを逆なでしてくれる。会期を3か月延長し、その途中で総理交代もあるという言葉も信用できない。もはや、そういうところまできているのだ。国会を閉じない、というのはいい。震災対策をどんどん進めたい。では、菅総理の代わりはいるのか？という疑問の声も聞こえてくるが、候補者は一杯いるさ。菅総理以外なら、もはや誰でもいいのだ。稀に見る、潔くない男、彼に花道はいらない。

  2011年06月16日

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• 復興に向けて

  東日本大震災からの復興が急務であるのは、誰の目にも明らかである。しかし、ここまでくると、もはや頭の挿げ替えはやむをえない。政治空白は避けたいが、きちんとした復興を成し遂げるためには仕方がないのだ。むしろ早く、新体制で臨みたい。先月25日、パリで行なわれた経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）設立50周年式典で、日本を代表して演説した菅首相の不規則発言に国民は唖然としている。もともと、演説草稿には盛り込まれていなかったものを、首相が急きょ付け加えたものだというから、開いた口が塞がらない。「約1,000万戸の屋根に太陽光パネルを設置する」とした演説は、閣内で調整された結果の産物ではなかった。担当の海江田経済産業相の会見でも、「報道で知った」と困惑していた。昨日の閣僚懇談会で、首相は「今後は気をつけたい」と陳謝したというから間違いない。今日の党首討論後にも、自民公明で内閣不信任案を提出するとも言われており、民主党の造反議員が何人でるかが焦点になっている。被災者にとってみれば、「何をやっている」という事態だが、このままでは進むものも進まない可能性がある。いや進んだとしても、将来に向けて入念に検討されたものではないかもしれない。このまま、大事な政策を立案させたり、国際社会に向けて発言させてはいけない。そういう思いを強くさせた出来事だ。思い出されるのが、鳩山前首相の、国連気候変動サミットでの発言だ。温室効果ガス25％削減という目標も、世界には本気にされなかった。もはや「トラスト ミー」と言われて信じてくれる国はあるのだろうか？ 「ウソも方便」で片付けられても困るし、ね。

  2011年06月01日

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• 三文芝居

  オレオレ詐欺というのは、まだまだ多いようである。息子や孫を語り、さらには、警察官や弁護士まで登場して、三文芝居を繰り広げる。劇場型といわれる所以である。しかし、三文芝居で味を占めた輩が、今度は別のシナリオで詐欺を働いている。一例が、西宮市のホームページに紹介されている。ある業者が、近々上場する未公開株があると持ちかける。断ると、今度は別の業者が、その未公開株を持っていれば売って欲しいと電話を掛けてくるのだ。冷静に考えれば、そんなにタイミングよく電話があるはずもなく、むしろ、電話番号がリスト化されていて、気持ち悪いと思うのではないだろうか。しかし、人間というのは欲があるもので、どうも引っかかってしまう高齢者が多いらしい。いや、高齢者ばかりではない。オフィスビルにも同じような三文芝居が流行っている。若い清潔感のある男が、うちの事務所にも、昨日飛び込みでやってきた。汗をかきながら、さわやかな顔で、パンを買って！と言うのだ。昨日は、理由も聞かず「要らない」と追い返したが、果物なども配送中に荷崩れした、とか何とか言って、安くするから買ってくれと言ってくることがある。どこの馬の骨か分からない者から、食品を買うはずもないが、きっと買ってしまう人もいるのだろうなぁ。若いのだから、正々堂々と、立派な果物を生産したり、パンを焼けばいいのに…。三文芝居には付き合いきれない。

  2011年05月29日

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