おかえりコイン基金
昨夜は、三重県志摩市のホテルに宿泊し、今日も朝から3回のセミナーを実施して、ようやく帰りの近鉄特急に乗車した。ふぅ~、キツイ。
ホテルには、写真のような「おかえりコイン基金」の案内があり、牛乳瓶のフタを大きくしたような紙製のコインが用意されていた。
備え付けのハブラシを使わなかったら、チェックアウトの際に、コインをフロントへ持っていけば、寄付をした形になるというのだ。
コイン基金として、三重スローライフ協会へ寄付され、環境保全活動や、食農教育など、「なつかしい未来」と将来世代のための活動資金として活用する、とある。
理念は素晴らしいが、どうにも具体性に欠ける。「環境保全活動」「食農教育」って何?「なつかしい未来」って何? そもそも、ワンコインで、いくらの寄付をしたことになるのか?不明である。
詳しくは、NPO法人である三重スローライフ協会のホームページに紹介されているそうだが、「このコインが様々な活動を通じてみんなに還っていく」から、「おかえりコイン」と呼ぶそうだ。
いつもハブラシを持参する私は、もちろん、チェックアウト時に、コインをフロントに持って行ったが、参加しやすい活動だ。
でも、フロントの扱いは、「はい」って受け取るだけで、ふと疑問に。ホテルがコインの受け取りを申告しなかったら、宿泊者の意思は反映されなくなるのでは?