つくば美術館
過日、つくば美術館まで「テレジン収容所の小さな画家たち展」を観に行ってきました。テレジン収容所とは、第二次世界大戦中にナチスドイツがチェコに作ったもの。テレジンは、アウシュヴィッツへの中継地だったそうです。その収容所でこっそりと開かれていた絵の教室。そこで残された子どもたちの絵の展覧会。作者リストを見ると、子どもたちの年齢がわかります。テレジンに居た15000人のうち、生還出来たのはわずか100人だとか。我が子に「戦争」なんて言っても遠い昔話にしか感じないようです。が、こうして現存しているものを目の前にしてみると、少しは当時のことも理解出来るようでした。展覧会は残念ながら先週で終わってしまっているようです。