尾瀬・アヤメ平からの眺め!
6月7日 尾瀬一度緩く下ってまた登ると、いよいよ、待望の「アヤメ平」ですさすがに広いこんなに広々としたまっ平らな湿原が、2,000mの山の上にあるのですから、山って面白いですよね多くの登山者によって踏み荒らされて裸地化してしまった「アヤメ平」ですが、木道の設置と植生復元作業のおかげで、かなり回復しているのが分かりますこの山上の楽園に、最高のアクセントとなっているのが、燧ヶ岳と至仏山です。まず、正面にそびえる燧ヶ岳…颯爽としていて本当に美しい山容ですよね尾瀬ヶ原から観る燧ヶ岳よりも、2,000mの湿原から眺めたほうが、山が立ちあがって見えるので、かっこいいです山頂部をアップすると、柴安クラと俎グラの双耳峰がよく見えます。俎グラから柴安クラに登り返すところにあった大きな岩も、ここから、ちゃんと確認できましたぁ~振り返ると、池塘の向こうに残雪が豊かに残る至仏山…湿原が緑に変わったら、さらに魅力的な景観になるでしょうねここまで登ってくると、至仏山の右奥に、上越国境の名山である巻機山も見えます。今まで、2度登ったことのある、懐かしい山で~す。豪雪地帯の山だけあって、さすがに雪がたくさん残っていますね私以外は誰もいなかったので、この素晴らしい景観を一人占めでしたぁ~。セルフタイマーで写真を撮ったりしながら、しばらくのんびり休憩していると、これから向かう富士見峠方面からグループが登ってきたので、少し会話をしてから、出発することにしました尾根上にある木道を歩き日光の山々を眺めながら緩やかに下っていきます。振り返ると、武尊山も見えました。そしてしばらく歩くと富士見峠に着きました。この分岐のすぐ近くに「富士見田代」があります。池塘が雪に覆われて、面白い景観を見せてくれましたよそこでしばらく景色を眺めてから、次の目的地である尾瀬ヶ原に向かって、長沢新道を下って行きました。(続く)