奈良の大仏を描きました!
社会科の授業で、校庭に等身大の「奈良の大仏」を描きました。授業で聖武天皇について学習したあと、黒板に長さ1.2mの大仏の片目だけ描くと、「先生、大仏を描いてみたい!」と盛り上がって描くことになりました。(そうなるように、仕向けたんですけど…ね。笑。)大仏の寸法が書いてある図面を班ごとに配り、頭担当、右手担当…などの担当を決め、拡大して描くやり方を教えてから、校庭に出ました。そして、みんなで円陣を組んで、気合いを入れてスタートです。まず、基本となる体の中心線を一本引きました。そこに、ここまでが台座、ここまでが足、ここからが頭というようにポイントをつけ、一番下に、台座の幅を描きました。ここまでは、私がリードしながら子どもたちと進めました。でも、そこからは、殆どすべて子どもたちです!どの班も協力して一生懸命!そして、図面と格闘しながら、どのグループも上手に描いてきます。そして見事に描き上げたのです。子供達は完成して、大喜び!どの子も充実感で、笑顔いっぱい!でした。でも、子どもたちの気持ちは、「早く上から見た~い!」記念写真を撮ってから、3階の自分たちの教室に戻って、上から見て、大満足!!本当に見事な出来映えで、他の先生方が、「どうやって描いたの?」と。でも、私が一番感動したのは、大仏の完成度よりも、子供達がほぼ自分たちの力だけで、大仏を描き上げてしまったことでした。子供達の力に、ただただ感動!感激!でした。上手にアドバイスをし、道筋を付けてあげたら、子供達は、自分たちから進んで取り組み、驚くべき力を発揮することを改めて見せられました。