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ああ、花々しい日々♪

[出雲文化探訪] カテゴリの記事

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伊勢からの獅子舞い

　おはようございます。　こちら出雲、天気は快晴。　暑いくらいの日差しの中、今日もがんばります♪　　さて、今朝は面白い訪問客がいらっしゃいました。　伊勢からお札を持って獅子舞の一団がおいででした。　毎年、田植えの時期の恒例となっていて、近頃では偽者も出没するらしい獅子舞一座。　　まずは玄関先の厄払いをしていただき、獅子舞を踊っていただきました。　娯楽のない昔はこの獅子舞一座が来るのが楽しみだったそうです。　　子供達は怖くて、長男などは布団をかぶって出てきませんでしたが、次男・大貴は怖いもの見たさで見に下りました。　次男、三男は頭を獅子にかんでいただきました。　一通りし終えて次の家へとわたっていく一座。　一件、３０００～５０００円の奉納とすれば１０件回るだけでもいい商売だなぁと朝から現金なことを考えさせられました　(^^;)　でも、子供達にはちょうどいい薬（やっぱり子供って怖いものがないと！！）なので、また来年もよろしくお願いいます♪

2007.05.29

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あと、もう一歩は大きかった！　【石見銀山遺跡】

＜石見銀山遺跡＞世界遺産の登録延期　【毎日新聞】　文化庁は１２日、世界文化遺産登録の可否を判定する世界遺産委員会の諮問機関「国際記念物遺跡会議」（イコモス）が石見銀山遺跡（島根県大田市）について、「記載延期」と勧告したと発表した。世界遺産一覧表への登録は難しい状況で、国内初の産業・技術遺産の登録は見送られる公算が大きい。　評価は「記載」「情報照会」「記載延期」「不記載」の４段階で、記載延期は「より綿密な調査や推薦書の改定が必要なもの」に分類される。登録の可否は、６月２３日開会の世界遺産委員会で正式に決定する。　同庁によると、「欧州社会も含めた東西世界の文明交流の歴史に多大な影響を与えた顕著な普遍的価値を持つ鉱山遺跡である」という日本側の主張に対し、イコモスは「詳細な物証が示されていない」と指摘した。　石見銀山は１６世紀前半から２０世紀前半にかけて操業。海外にも輸出され、１６～１７世紀の最盛期には、世界の産銀量の約３分の１を占めていたと言われる日本銀の多くが石見産だったという。０１年に暫定リスト入りしていた。　全国的にどれほど知名度があるのかわかりませんが、島根県では県をあげての悲願だった『石見銀山遺跡世界遺産登録』が登録延期になって、みなさんがっかりきているところでしょう。　今回の世界遺産登録のために１１年前から県や大田市は３３億もの資金をつぎ込みました。　オリンピック誘致とは桁が違いますが、さすがに徒労感があります。　ただ、さすが国際記念物遺跡会議（イコモス）だという気はします。　僕も個人的に見て、なんだか後もう一歩足りないなぁと思うところがありましたが、それは何なのかはうまく言えずにいましたが、スパッとその点をついてきましたね。　６月２３日が最終決断日となっています。　まだ登録の可能性はわずかに残されていますので、時間はありませんが、あきらめずにがんばってほしいものです。　

2007.05.13

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神様が集まるお祭りが条例に！？

出雲市が「神在月文化振興条例」制定へ【山陰中央新報】　全国の神々が集まるとされることから旧暦の十月（神無月）を神在月と呼ぶ島根県出雲地方の独特の文化を浸透させようと、出雲市が「神在月文化振興条例（仮称）」の制定を目指す。十一日には出雲大社の千家和比古権宮司ら識者十七人を招き、条例に盛り込む内容について意見交換した。　市は▽出雲の古代文化や神話を学習する機会をつくる▽イベントや交流活動の展開▽産業・観光振興への取り組み－が条例のポイントと説明。神在月と重なる十、十一月を「神在月文化振興月間（仮称）」とし、取り組みを集中的に行う考えを示した。　意見交換では「神在月はオンリーワンのブランドで情報発信に効果的」と賛同の声の一方、「静かに神さまを迎える伝統を邪魔してはならない」との指摘も出た。市は意見を取り入れながら条例案をまとめ、六月定例市議会に提出する。　１０年前に「出雲から世界へ」というサイトを立ち上げたときに、いつか出雲がこの「神在月文化」に着目するだろうと思っていましたが、ようやくの感もあります。　それだけ切羽詰ってきたということなのでしょうが、歓迎します。　ただ「神在月はオンリーワンのブランドで情報発信に効果的」という露骨な言い方はどうにかならないものでしょうか・・・・　(^^;)

2007.04.13

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そこにあったものは何？

鳥取の文珠領遺跡、弥生中期の神殿か　鳥取県大山町の文珠領遺跡で、約２２００年前（弥生時代中期）の大型掘っ立て柱建物跡が見つかり、同町教育委員会が２９日、発表した。　伊勢神宮など後の神社建築に通じる「独立棟持ち柱」という特殊な構造で、同様の建物跡は文珠領遺跡より古い上の山遺跡（大阪府）など各地の弥生集落跡で発掘されている。町教委は「神殿や祭殿のような特別な施設だったのではないか」と話している。　独立棟持ち柱は、切り妻の屋根を支える柱が壁から独立して離れた造り。建物を壮大に見せることができ、今も神明造りの神社で採用されている。　掘っ立て柱建物跡は少なくとも２棟以上あり、１棟が独立棟持ち柱を持つ高床式の建物だったとみられる。棟持ち柱とされる柱の穴跡は直径約１・２メートル、深さ１・２メートルで、柱の直径は約３０センチだったと推測される。　建物のごく一部しか発掘されておらず、全体の規模は不明。近くの遺跡でも同じような建物跡が見つかっており、町教委は「集落が移動した可能性がある」とみている。６月から周辺を本格的に調査する予定（共同）　古代の出雲文化を調べると、出雲大社のような神社建築の雛型はいつから始まったかというのも興味の尽きない問題です。　弥生時代の神殿跡が神社建築と関係があるのか。　それを考えたとき、弥生時代の神殿にはいったい何が祭ってあったのかということに関心がいきます。　いったいどのような神様だったのでしょう？

2007.03.31

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わが町にも地酒ができました♪　【出雲神庭】

古代米原料の日本酒「出雲神庭」が完成　斐川で販売開始　【山陰中央新報】　　島根県斐川町の住民有志九人でつくるグループ「出雲神庭の会」が企画した古代米を原料とする日本酒が完成し、町内の酒販店で販売を始めた。　同会は昨年六月、地元の産物を活用した特産品開発で地域活性化を図ろうと結成。出雲市平田町の酒持田本店に、斐川町で作付けした黒米を持ち込み、醸造を依頼した。　会の名前にちなみ「出雲神庭」と名付けた酒は、清酒とにごり酒の二種類で、アルコール度数はいずれも一六度。黒米と、酒米の五百万石をブレンドし、桃色でやや辛口のすっきりとした飲み口に仕上がった。　ラベルは、出雲神話をモチーフに銅剣や神楽面をプリント。銘柄の文字は、会長の藤岡大拙荒神谷博物館長が揮毫（きごう）した。　二種類とも、七百二十ミリリットル入り千五百円で、各三百本を販売。同町学頭の道の駅湯の川、同町上直江のイズミで扱う。　まさに出雲神話にすべてあやあった斐川町らしい地酒ですね。　味のほうはどうかわかりませんので、さっそく今晩試飲したいものです♪　　それにしても『越乃寒梅』とちょっとネーミングが似ているのはねらいでしょうか　(^^;)　

2007.03.14

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ルソー展始まりました♪　【島根県立美術館】

島根県立美術館「ルソー展」開幕【山陰中央新報】　「夢見る画家」として知られるフランス人画家アンリ・ルソー（一八四四－一九一〇）と、彼の芸術が異国・日本の画家に与えた影響を探る企画展「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢～アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち」が島根県立美術館で始まる。　夢と現実が交錯する独特の世界観で、二十世紀西洋近代美術界で特異な位置を占めたルソーの作品約十七点と、彼の死後ほぼ一世紀の間に触発された仏の素朴派、日本人画家の約百十八点の作品を展示する。　　前職はパリ市の税関吏だったルソーが描く、日没まもないセーヌ川北岸の「サン＝ニコラ河岸から見たサン＝ルイ島」は、白みがかった水色を基調とする透明感ある作品。くっきりと黒い影を地面に引いてたたずむ税関吏の姿は、影を描くことまれだったルソーが、過去を投影した作品のよう。　独特な絵ですねぇ。　絵画への影響も強そうですが、漫画やイラストへの影響も絶大なような気がしますが、どうでしょう？　(^^)　絵を習っているのに絵をあまり見ない僕ですが、企画展が始まるといってみたいなぁと思います。　ぜひ時間があったら覗いてみたいですね♪　

2007.03.10

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いよいよ明日、開館です♪　【古代出雲歴史博物館】

　「神話の国・出雲」の文化、観光拠点として出雲市大社町に建設された島根県立古代出雲歴史博物館が１０日、仕上げの展示作業を終えオープンする。同県斐川町の荒神谷で出土した銅剣３５８本を常設展示するなど来館者を古代出雲に誘う。開館を記念した特別展では、全国各地の神社から集められた国宝６００点を含む宝物１１００点を展示し、殿堂の誕生を祝う。　同館は、敷地面積５万７０００平方メートルに、延べ床面積１万２０００平方メートルの本館や体験工房を建設。２００３年１２月に着工し、総事業費１２０億円で、昨年１２月に完成した。　同展には宗像大社（福岡県）、伊勢神宮（三重県）など県外の５社、県内の６社１寺が協力。本殿の造営時などに奉納された調度や武具などの「神宝」「装束」１１００点を一堂に展示した。　展示品のうち６００点が国宝で、３０点が国の重要文化財。熊野速玉大社（和歌山県）に南北朝時代から伝わる化粧具を入れた「桐（きり）唐草蒔絵（まきえ）手箱」など、匠（たくみ）の粋を集めて神にささげた宝物が並び、東京国立博物館に保管されている日御碕神社所蔵で鎌倉時代の「白糸威鎧（おどしよろい）」が１４年ぶりに里帰り展示される。　県内で大量出土した銅剣や銅鐸（どうたく）を現物展示する常設展示場にも、出雲国風土記の原本の復元品が京都から届き、約３８００点がそろった。【山陰中央新報】　古代出雲ファンにとって夢の博物館がいよいよオープンです。　待ちわびていた人も多いかと思います。　いったいどんな博物館に出来上がったのか、とても興味がありますね。　県の逼迫した経済状況の中、すったもんだありながら１２０億円を捻出して作ったのだから、ぜひ大盛況になって欲しいものです。　県が潰れても、僕らの手でこの博物館は大切に存続させていきたいですね♪

2007.03.09

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ガッタン、ゴットン♪

　　うちのハウスのすぐ後ろは斐伊川が流れています。　斐伊川は出雲神話でスサノオがヤマタノオロチを倒したら、そのオロチの倒れた跡が川になったという伝説の河川です。　去年７月の集中豪雨でちょうど僕の家の後ろの斐伊川土手が崩れそうになりました。　そこで今年予算がついて、土手の補強工事が行われることになりました。　先月から毎日のように大きなショベルやらクレーンがガッタンゴットンと補強工事を行っています。　こんなことはそうあるものじゃありませんが、生活道路としてこの土手を利用していましたので、不便で仕方ありません。　でも、今回の補強工事のおかげでこれから何十年先も安心が保証されるというのであれば、ちょっとやそっとの不自由は屁でもありませんよね♪　古代でもこの斐伊川の氾濫は悩みの種だったらしいのですが、今は便利な機械があっというまに工事してしまうのですからすごいことです。　スサノオやオオクニヌシもこれをみたらさぞびっくりすることでしょう♪

2007.03.08

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「～べき」はないが、しかし・・・

　「～べき」という考え方は本当にみんなを暮らしやすくしているのでしょうか。　男は何々すべきだ、とか女は何々すべきだ、子供は何々すべきだ云々・・・　これをしてあげるからこうしてくれるべきだとか、せっかくいただいたのだからこうこうすべきだ云々・・・　世の中には決まりごとと思っていることが多すぎます。　そして、それについて困っている人がたくさんいることをブログを通じて知りました。　それについて解決策はもっていませんが、「～べき」という固まった考え方をいちどゆるめてみてはいかがかなぁと最近思ったりします。　　とはいうものの、僕にもゆずれない「～べき」があります。　出雲男児は「雲の流れを愛すべき」です　(^^)　元来、出雲は雲の多い地域（つまり曇りの日が多い）です。　そして雲の流れがとても美しい地域だなぁと子供のころから思っていました。　今朝も散歩の途中、その思いを新たにしました。　　　じっくり雲の流れを眺める余裕は現代人にはないのかもしれませんが、だからこそとても必要なことではないのかなと思います。　みなさん、雲の流れをじっくり眺めてみませんか♪　

2007.02.28

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出雲のもうひとつの大切な湖　【神西湖】

出雲の神西湖全国へＰＲ　東京でフェア【山陰中央新報】　出雲商工会議所（出雲市大津町）が、神西湖を全国に広めようと、「癒（いや）しの宝湖　神西湖フェア」をこのほど四日間にわたり、東京・日本橋室町のにほんばし島根館で開いた。今後、グッズ販売などを通じて観光開発に取り組む。　同商議所が地元の福祉施設などと連携して、神西湖にまつわる神話にちなんだストラップや湖の形をモチーフにした木製のはがきなどを商品化。店頭で実験販売した。　同館内では、スサノオに扮（ふん）した同商議所の職員が、同湖のほとりにあり、大国主命（おおくにぬしのみこと）の妻の須世理姫（すせりひめ）をまつった那売佐（なめさ）神社を紹介し、湖をＰＲした。　今後はグッズ開発とともに、特産のシジミなどを生かした食も充実させ、出雲大社や須佐神社など全国的に注目される「神話の里」の一角として名前を広めていきたい考えだ。　神話の国・出雲を成立させた要因の一つに湖（当時は入海でしたが・・）の存在があげられます。　この湖のおかげで東西にひろく交易できる船を確保できたのだと思います。　その大切な湖のひとつ神西湖は神戸水海と呼ばれ、神戸川が海に流れ出す場所でした。　昔から出雲の名所でしたが、今では古びたラブホテルや看板でかこまれてしまいました。　宍道湖とくらべれば、規模が小さいですがだからこそ活用する方法は多いと思います。　ぜひ継続的なPRをお願いしたいですね♪

2007.02.28

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リングに上がらねばならないときがある　【竹島問題について】

　竹島問題で韓国側主張覆す古地図見つかる【山陰中央新報】　日韓両国が領有権を主張する竹島（韓国名・独島）について、韓国側が自国領とする主張を覆す韓国の古地図が見つかった。　ソウル市の大学で英語教師を務めるビーバーズ氏は、日本政府が竹島を島根県に編入した一九〇五年以前、韓国の文書や地図に独島の表記がなく、韓国側が独島の古名は古文献や古地図に記されている「于山島」と主張していることに着目。　その上で、韓国側の領土説の根拠を覆すことを証明した資料として寄せたのが、竹島の北西九十二キロに位置する韓国・鬱陵島を描いたソウル大学奎章閣が所蔵する古地図の三枚。　このうち年代不詳の地図では、鬱陵島の東側に描かれた小島に「所謂（いわゆる）于山島」「海長竹田」と書かれている。「海長」は竹の種類を指すとみられ、于山島は竹が生えない不毛の岩の塊の独島ではないと指摘した。　一八三四年の地図については、韓国の距離の単位である十韓国里（一里は〇・四キロ）の目盛りがあることに着目。于山島を示す「于山」は鬱陵島の東岸四キロで、距離的に独島ではなく、鬱陵島の付属島の竹嶼とした。　竹島問題に詳しい国立国会図書館の塚本孝参事は「韓国在住者ならではの調査に基づく新たな発見を含んでいる。特に『海長竹田』と書かれた地図は、于山が独島でない証拠として貴重」と評価した。　島根県が『竹島の日』を制定して以来、韓国側では反日感情が高まっています。　「竹島」は韓国と日本の間に位置する、日本海に浮かぶちいさな岩島です。　その近くは魚が豊富な漁業圏として知られています。　その「竹島」が日本のものなのか、韓国のものなのかでゆれています。　島根県以外でこの「竹島問題」がどこまで認知されているのかわかりませんが、領土問題は国同士の重要な問題になりますので、慎重に議論しないといけません。　僕などは、この静かな島根県が国の問題に首を突っ込まざるをえないことにとても違和感を覚えます。　ただ島根に住むものとしては避けてとおってはいけない気もします。　どうしても避けてとおれない問題なら、きちんとその問題に対峙しないといけません。　海を隔ててお隣同士の国ですし、仲良くしたいという気持ちがあります。　ただお隣同士だからといってなぁなぁに済ませてしまえば、本当の友好関係は築けないと思います。　本当の友好関係を築くために、これからもとことん話し合いをもとめていきたいですね。　

2007.02.26

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「宍道湖・中海七珍対決」

「宍道湖・中海七珍対決」概要決まる (山陰中央新報) 　中海・宍道湖圏域への関心や魅力アップを図るため、三月四日に境港市竹内団地の夢みなとタワーで開催される「宍道湖・中海七珍対決」で、境港市観光協会などでつくる主催者の実行委員会は二十一日までに、食材を宍道湖のシラウオと中海のクロメバル（クロソイ）に絞った。　対決は同協会と松江、境港両商工会議所、松江観光協会による実行委員会が、三月四日午前十一時から、夢みなとタワーエントランスホールで開催。宍道湖側と中海側の料理人が、シラウオとクロメバルの料理を二品作り、二回勝負する。　メニューは宍道湖側が「白魚と春野菜の黄身ソース掛け」と「白魚春告げご飯」。中海側は「クロメバルの柚（ゆず）風味味噌（みそ）煮」と「クロメバルの蟹（かに）あんかけ」。　宍道湖と中海はつながっています。　より海に近いほうが中海です。　お隣り同士ですが、海水の入り具合から生物の生態系は違うようです。　中海七珍はマーカレ、ゴズ、エノハ、クロメバル、オダエビ、アオデ、アカバイとなっています。　宍道湖七珍はシジミ、コイ、ウナギ、シラウオ、ワカサギ、スズキ、モロゲエビです。　いろいろな趣向を凝らし、地域の魅力を伝えていくのはとてもいいことだと思います。　夢港タワー、行ってみようかな♪

2007.02.22

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２月１８日は旧正月　

出雲大社で福神祭【山陰中央新報】旧暦の元日に当たる１８日未明、出雲市大社町杵築東の出雲大社神楽殿で、旧正月を祝う福神祭があり、県内外から訪れた約５００人の参拝者が一年の家内安全などを祈った。　子（ね）の刻の午前１時に始まることから「子の刻神事」ともいわれる祭典は、太鼓の合図とともに開催。　神職がはらい清め、みこ舞いが披露された後、千家達彦管長が講話。親子や近親者間の痛ましい事件に触れたうえで、命を分けた子の幸せを願う親の心、祈りを「人間の最も美しい姿」とした。　講話が終わると参拝者は、家内安全や豊作などをもたらすとされる神楽殿に張り巡らされた紙垂（しで）を持ち帰ろうと、かもいに手を伸ばし、競い合うように飛びつく人もいた。　旧暦は月の満ち欠けで一年を数えるんですよね。　　１８日は太陰暦でいう旧正月にあたります。　太陽暦の正月もいいですが、一般に関係ないようなこの時期に敬虔な祈りを捧げるのにはちょうどいいかもしれませんよ。　　

2007.02.19

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こういうときに訪れるのもいいかもしれませんねぇ♪

出雲大社で祈穀祭【山陰中央新報】　出雲大社（出雲市大社町）の三大祭の一つ、「祈穀祭」が十七日、国宝の本殿で古式ゆかしく営まれ、参列した農業関係者や氏子ら約九十人が、今年一年の五穀豊穣（ほうじょう）を祈願した。　神事は斎服姿の神職三十人が笛、太鼓の音とともに、八足門内に入場して始まり、おはらいに続き、本殿の扉が開けられた。　「献饌（けんせん）の儀」では、神職たちが十五段の階（きざはし）に並び、米やタイ、コイ、野菜、果物などの海、川、山、野の幸を手渡しで次々と本殿に運び、神前に供えた。　斎主の千家尊祐（たかまさ）宮司の祝詞奏上、巫女（みこ）神楽に続いて、参列者が本格的な農作業シーズンを前に、豊作を祈って玉ぐしをささげた。　地元の若い人は出雲大社というと、初詣か、観光案内くらいしかいかないというのがほとんどではないでしょうか。　たまにはこのような敬虔な祈りを捧げるときに立ち会うというのも身が引き締まっていいかもしれませんよ。　昨日は寒かったでしょうに、参加なさったみなさんご苦労様でした。　出雲の神様はやさしいのできっと願いをかなえてくださると思いますよ♪　(^^)　

2007.02.18

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しめ縄作りはこうやって行われます♪　　【金屋子神社】

　鉄器鋳造技術を伝えたとされ、製鉄やかじ、鋳物造りに携わる人たちが守護神として信仰する金屋子神をまつる、安来市広瀬町西比田の金屋子神社の大しめ縄が二十年ぶりに架け替えられることになり、同地区市原集落の住民らが十日、比田中学校体育館で製作に取り組んだ。　新しい大しめ縄は長さ四・八メートル、最大直径七十センチ、重さ三百五十キロ。同神社の依頼を受けた市原大注連縄（しめなわ）保存会３０人が稲わら六百束を用意。　集会所で作っておいた二本の大縄を運び込み、バレーボールのネットを張る支柱に縄の片方を固定して二本をよった。この後、しめ縄を再び集会所へ持ち帰り、仕上げた。【山陰中央新報】　実際、しめ縄つくりをみたことはなかったのですが、３０人がかりで行っているとは大変ですねぇ。　てっきり今は機械で締め上げていると思いましたが、いまだに人の力でしめていたとは！　さすがに神様への捧げもの。　これからはもうちょっとありがたく、しめ縄も眺めたいと思います♪

2007.02.11

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ついに神様が来ちゃいました♪

　先日、サッポロビールのおまけについて書かせていただきましたが、そのおまけが『中四国物産展』というものでした。　そのなかで「出雲大社」のフィギュアがあるとしり、いてもたってもいられなくなりました。　自称出雲男児としてこれを見逃すことはできません。　サッポロビールの策略にすっかりはまって、ビールを飲みつづけました（ただ飲みたかっただけともいえますが・・(^^;)）　それでもなかなか「出雲大社」でてきません。　縁がなかったのかなぁと思いました。　ところが、心あるお人から連絡があり、「そのおまけ、『中四国物産展』の箱には何が入っているか書いてあるよ」と教えていただきました。　仕事が終わってからさっそくコンビニに出向くと、言われたとおりちゃんと書いてありました。　そしてついに・・・　　悲願達成！！　ほんと、ご縁ってのはあるものですね。　出雲男児、今日は枕を高くして寝させていただきます♪　(^^)v

2007.02.10

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街の上に積もった塵　

　昔、タイに行ったとき、同じパーティー仲間に「今、何を読んでいるか」と聞かれ、司馬遼太郎の文庫本を読んでいるといったら、「俺も司馬ファンでほとんど読みつくした」といわれた。　なぜそんな昔のことを持ち出すのかというと、今読んでいる本が司馬遼太郎の本だからだ。　といっても、歴史小説ではない。　　『街道をゆく』　　その彼は、唯一この『街道をゆく』だけ読んでいないといっていた。　そういうことで人は頭の隅になんらかのことを記憶するものだ。　もともと僕は歴史小説が好きだったわけではない。　ただ大学時代の友達が歴史好きで司馬ファンでもあった。　その友達と中国へ出かけたときに彼が薦めてくれたおかげで僕も読むようになった。　だいたい司馬さんの歴史小説は読みつくしたので、それではということで手に取ったのがこの『街道をゆく』だった。　全部で４３冊もあり、読み応えがある。　１０年前から読み始めて今は３６巻目である。　　ちょうど１０年前はスリランカから帰ってきて、出雲の文化を調査しようと思っていたところ。　この『街道をゆく』はいろいろな街並みを歩きながら歴史や文化を堪能するといった企画なので、その歩みの進め方は出雲を歩く上でいろいろと参考になった。　しかし、どのような街並みにもさまざまな歴史が積み重なっているもので、それを丹念に紐解いて私達の前にわかりやすく説明してくれる様は読んでいてこぎみよい。　もう残りの冊数も少なくなってきたので、近年は少しずつ読むようにしている。　すべて読み終えたら、またはじめから読み返すのもよいかもしれない。　きっとまたいろいろな発見があるのだろう。　　僕はこの本で、街の上に積もった歴史のちりにも価値があることを学んだ。　　

2006.08.06

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今度はこっちの角度から撮って♪

　７月終わりから夏祭りが多くなった。　それに伴い、花火もいたるところで打ち上げられている。　　先日、子供たちをつれてお祭りに出かけたのだけど、その日は３ヶ所でお祭りが開かれていてた。　もうこうなるとお祭りのはしご状態。　神社やら、町内みこしやら、横目で見ながら足早に次のところへ歩を進める。　さすがに３ヶ所目では疲れてきたので、もう帰ろうと提案する。　　何もなしに帰るのは嫌だと子供が言うので、カキ氷をたべ、当たりくじを一人ずつ引いた。　最近、お祭りでよく見かけるビニール風船の当たりくじ。　祭りも終い頃だったのだけど、その割にはいいくじを子供たちが引き当てた。　それなのに「あの剣がほしいー」とスカくじコーナーのものを二人とも持ち帰った。　帰ってからは撮影大会。　写真を撮ってくれとせがむので、何枚か撮ってあげる。　　　今度はこっちの角度から撮ってとポーズをつける。　　おんなじポーズなのでは？と思うのだけど、子供たちは興奮気味に次々ポーズをとってくれる。　最近、思うのだけど、デジカメが普及して以来、すぐに写したものが見れるようになったじゃないですか。便利は便利なのだけど、それゆえに何枚も取り直しがきき、お父さん連中は面倒くさくてこまっていらっしゃるのではなかろうか？　僕は無精者なので、写真を子供に何枚も取り直しさせられると、もういいではないか、と思ってしまう。　今回もカメラのモニターを覗いては、映し出された自分達の姿になんどとなく興奮し、なんどもなんども写真を撮らされる。　　　数十枚も撮ると、さすがに撮り疲れ。　もうこれが最後だからね、と言い聞かせ、写したのがこれ。　　お兄ちゃんばかり撮ってずるい、と自分もとねだる次男。　しかたないな、と上からぱちり♪　　世のお父さん、元気でカメラマンしていらっしゃいますか？　まだまだ出雲の夏は暑いです♪　

2006.08.03

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ひとまず小康状態

　未曾有の大雨を記録した今回の梅雨前線。　台風５号の勢力を受けて、さらに多量の雨を含んで停滞中。　もうこうなると、人間にとって何ができるのだろう？　九州南部でも多大な被害を及ぼした。　これから北上に伴い、さらにこの出雲の地も蹂躙されるのだろうか？　今晩からしばらくは雨が降る。　　出雲は神々の集う大地。　神社では神頼みに走るのかと思いきや、現代はその効用が疑問視されているのか、神社の雨戸を閉めて完全防備の様子。　はてさて、このときこそ雨戸を開け放って出雲百万神の力を見せ付けるべきだろうが、そういうわけにもいかぬらしい。　一歩間違えれば、我が家もあと数十センチ斐伊川の水が溢れればいっきに流されていただろう。　人事ではないこの惨事。　こんなときこそ八百万神にひたすら祈ります。　今に至るまで続いてきた出雲の神様の命脈はひょっとしてこんなところにあったのかもしれません。　いや、大自然には勝てぬまでも負けないでいたいものです　(^^)　　

2006.07.23

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夏祭り本番

　昨晩の保育園夏祭り。　開演は６時だったけれども、すでに５時からはっぴを着て興奮気味の二人。　　それではと、それぞれ一枚一枚撮ってあげようと提案したのがことの始まり。　　次男・大貴を写したら、なぜ自分を先に撮らないのかとすねる海渡。　怒ってお父さんのデジカメを投げ捨てる海渡。　レンズの部分がまがってしまう。　今年、カメラを修理に出したばっかりだったので、さすがにきれたお父さん。　大喝する！！　海渡、大泣き。　もう祭りは行かないと、はっぴを脱ぎ捨て、ベッドに駆け込む。　　カメラをなんとか直し、和解成立まで約１０分。　すでに時間は押し気味。　嫁さんも怒りをどこにぶつけていいか、考えあぐねている。　結局、保育園に着いたのは開演５分前。　なんとか、間に合った格好。　祭りは保育園隣の小学校体育館であった。　おみこしがはじまる。　　なんとか、がんばる海渡。　こころなしか、無表情。　幾分、先行き不安になる。　いよいよ、連日練習に明け暮れた（つきあわされた）、「虫さん音頭」が始まる。　ちょうど海渡のいる場所と対面にわれわれは座ったので写真＆応援しやすい位置をキープした。　海渡、　緊張のためか、のっけから動かない。　　距離が遠いのでUPで写真を撮ると、ずいぶん困った顔をしている。　　　おいおい、どうした？　あれほど練習したではないか！　　妙に左のお兄ちゃんがのっていて、うまいのが気になるものの、さすがにわが子の不動ぶりにあせってきた。　　　どうした、海渡！？　去年に続いてまた今年も踊らないままなのか？？？　　応援むなしく、演目終了。　全体でも踊れなかったのは３人程度。　まぁ、いたしかたありませぬ。　来年はがんばりましょう♪　出雲の神様達の力を借りても、子供の不動明王ぶりには勝てませんでした　(^^;)　それでもお父さんはそれなりに楽しませて貰いましたよ♪　　演目が終わるとご覧のとおり。　　体育館は熱気むんむんで、子供の仰いでくれるうちわが妙にここちよかったです。　　もう夏はすぐですね♪　　

2006.07.09

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夏祭り前夜

　今晩は、保育園で毎年恒例の夏祭りが行われます。　子供たちは昨日、はっぴを貰って帰り、さっそく昨夜試着してみました。　　一応、ウルトラキックの真似だそうです。このポーズで撮れといわれました　(^^;)　　次男・大貴も嬉しそう。　　はしゃいでいます・・・・。　　２人は演目の「虫さん音頭」を数日前からなんどもなんども目の前で実演してくれました。　そのたびに拍手を強要され、手がいい加減痛くなりました。　さぁ、いよいよ今日は本番です。　うまく踊れるといいけれど、毎年恥ずかしくて踊れない海渡。　今日、うまく踊れて帰ってこれるかは、出雲の神様達だけが知っています♪

2006.07.08

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神様への恩返し

　この前の日曜日、７月２日は長男かいとの誕生日でした。　これで４歳になりました。　まだまだおねしょをしたり、登園時に涙涙ですが、少しずつ成長していってもらいたいものです。　　かいとの出産は帝王切開でしたが、羊水を飲んでしまい、呼吸が一時停止してしまいました。　そのときは、僕の心臓も止まるかと思われました。　幸い、数分後に呼吸し始めました。その後、後遺症もなく現在に至っています。　そのとき、出雲・八百万神に、　「ほかに何ものぞまいないから、なんとか生かしてあげてください」とお願いしました。　それ以来、かいとには何も望んでいません。　もちろん、これからも何か望むことはないでしょう。　　もう願いはかなえられたのですから♪　次男が生まれたときは、大国主命の別名・大己貴命から２字をいただいて大貴と名づけました。　これで次男も神様達に守っていただけることでしょう。　これからは少しずつ神様達に恩返しをしていこうと思っています。　どれほど返しても返し足りませんが・・・　(^^)

2006.07.05

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青銅器、古代ハス、そして花を売る♪

　この前の土日、町内の４大花祭りの一つ『ハス祭り』が開かれました。　さっそく僕らも参加して、花を売ってきました。　場所は荒神谷遺跡の敷地内。　荒神谷遺跡は大量の青銅器が発見された場所として有名です。　残念ながら、なぜそのように大量の青銅器が埋められてたのか、今でもよくわからず、神の国・出雲の特異性を物語るような遺跡でもあります。　遺跡の前には古代ハスが植えられています。　古代に思いをはせるべく、植えられたもので、今では満開のハスが咲くようになりました。　ハスの咲くこの時期に『ハス祭り』を行うようになって数年がたちました。　そして去年はついに、荒神谷博物館が敷地内に建設されました。　　こじんまりとしたいい博物館で、もし司馬遼太郎氏が生きていたのなら、ぜひ『街道を行く』で取り上げてもらいたかったものです。　　遺跡を目指してすすむと、僕らのテントが見えてきます。　今回は雨でお客さんが心配されましたが、たくさんの人が来てくれてほんとうによろこびました。　　目の前にはハス畑が広がります。　ハス畑を横目に歩を進めると、青銅器発見現場が見えてきます。　　よくぞこんなところにという場所に、たくさんの青銅器は眠っていました。　　　しずかに眠っていた青銅器たち。　神の国・出雲でいったい何が行われていたのか、それを考えると興味が尽きません。　ぜひ、出雲にお越しの際はこの時期を狙っていらしてくださいね♪

2006.07.04

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アダプター探しで「運」をつかう

　パソコンのACアダプターの調子が悪く、電源が切れることがしょっちゅう重なった。　そしてついに昨日、電源がつかなくなった。　ついにコードのどこかが切れたのだろう。　これでは仕事にならないので、電気店にACアダプターの取り寄せをお願いした。　ところが、すでにそのアダプター製造が中止されていて取り寄せは不可能だという。　俄然、あわてた。　ということは、これまで安心して使ったこのパソコンも、壊れてもいないのに使えなくなるということ？　このパソコン。１９９８年に購入したもので、もう旧式の部類。　それでもこのパソコンで『出雲から世界へ』を製作したので、愛着がある。　新旧交代の激しいパソコン市場で、この想いは無駄なことかもしれないが、そういうことは大切にしたい。　　というわけで午後３時、あわてて近くの家電店に電話をかけまくる。　どこにもない。　ネットオークションで探すのは今は不可能(パソコンが見れないのだから)。　それではということで、中古店を探すことに。　四の五の言っていられない。　しらみつぶしに探して行こうと思い、松江の中古店「ハードオフ」にいってみる。　店員さんに聞くと、特定のアダプターは置いていないという。　ただ、ひとつだけあったような気がすると店の中を探してくれる。　たったひとつではとても自分の探しているアダプターではないなとおもったら、　なんとそれが自分の探しているACアダプターだった。　　というわけで、このパソコンでひさしぶりにちゃんと日記を書いている。　自分には何のとりえもないけれど、『幸運』だけはもっている。　それだけで生きていると思うことがある。　その『幸運』が思い過ごしによるものか、これからゆっくりと中古店でアダプター探しをして証明してみようと思った　(^^)　

2006.06.14

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出雲に偶然や奇跡はない

　友人ｋが奥さんを連れて里帰りした。　友人ｋとは古くからの付き合いで、幼稚園から高校までずっと一緒だった。　違う大学へ進学してからも、帰ってくると集まった。　ｋは政府関連の銀行づとめで、夜遅く帰ってくることも多く、なかなかしんどいと聞いていた。　数年前からコロンビアの事務所に駐在になり、しばらく海外生活が続いた。　　その間に僕はといえば、結婚し、子供もできた。　ｋは帰ってくるたびに疲れた顔になり、大丈夫かなと心配していた。　コロンビアといえば、なかなか住みにくい場所で、特に日本人は誘拐の標的にされることも多いので、どうしても行動が制限されてしまう。　心労も相当なものだったのだろう。　しかし、その間にどう話をすすめたのか、今の奥さんと知り合い、去年結婚した。　今年、ようやくコロンビアづとめから開放され、日本に帰ってきた。　そうして、結婚後、はじめての里帰りと相成った。　僕もたまたま、いろいろと用事が重なり夜に時間が取れなかったので、それではということで、お昼を一緒に食べることになった。　僕の嫁さんも入れて４人で近くのお店に入った。　　新婚生活ほやほやなので、とても初々しい感じがした。　ｋはとても嬉しそうだった。　驚いたことに、ｋの表情が前と違っていた。　昔は疲れてむくみがちだった顔も、今は引き締まって子供のときのｋの顔に戻った感じだ。　今、とても幸せなのだなと思った。　驚いたのはそれだけではない。　嫁さんはｋと出会う直前に出雲に来たのだという。　出雲大社におまいりし、「いい出会いがありますように」とお願いしたそうだ。　そして、コロンビアのｋが出雲出身と知り、とても驚いたととのこと。　人は偶然や奇跡だというかもしれない。　しかし、出雲ではそれをご縁とよぶ。　健治よ！！　　　　あ、間違った。　ｋよ！！　末永くお幸せに♪　

2006.05.31

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ケーンさん、再び

　以前、書いたけれども、家の後ろを流れている斐伊川には雄雉ケーンさんがすんでいる。　何度か写真に収めようとトライしましたが、車を降りて近づこうとすると隠れる。　車内から何枚か撮ったが、どうしても小さすぎてよくわからない。　そうこうするうちに５月になった。　あっというまに斐伊川の草が伸びて、ケーンさんの背丈を追い越してしまった。　もうこれではどこにいるのかもわからない。　もうあきらめようと思った・・・　すると、小高い砂山の上に見慣れたものが！　ケーンさんである。　　こっちを見ている。　気高い雄雉ケーンさん。　いつかアップの写真を撮るまで、まっていろよ。　またまたハートに火がついた店長でした　(^^)

2006.05.23

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木綿街道を歩く

　先週の土日、平田の木綿街道でちょっとした催しものがありました。　江戸時代、出雲平野周辺で栽培された良質で多量の綿花が船川運河を利用して集められ、大阪まで取引を拡大し、大きく発展しました。その昔の中心街を木綿街道と称してイベントが行われるようになりました。　僕が通っている油絵教室は木綿街道のすぐ傍にあります。　今回は木綿街道の一角に油絵教室の絵を展示してくださるということで、さっそく参加させていただきました。　古い街並みですが味わいがあり、出雲においでの際には、ぜひ一度見ていただきたいものです。　今回は酒持田さんの蔵を借りて、絵を展示しました。　残念ながら、仕事の都合でゆっくり見て回ることはできず、終わり間際に出かける羽目になりましたが、皆さんの力作はじっくり見せていただきました。　来年も開催されるそうですから、来年は木綿街道の絵を完成させて、もって行きたいものです♪

2006.05.22

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『ケーンさん、今日も雄雄しく、ないてくれ！！』

　僕のうちのすぐ後ろには川がある。　「斐伊川」といって、昔、須佐之男命がヤマタノオロチを倒したときに出来た川だといわれている。　最近、子供を保育園に迎えに行った帰りに、この川土手を通ることにしている。　目的はひとつ。　『ケーンさん』を見るためだ。　春になって、ずっと斐伊川に住み着いているのであろう。　同じ場所から逃げようとしない。　そういえば、つがいでいるのを以前見たことがあるので、ひょっとして子供でもいるのであろうか。　ときに『ケーン』と鳴くから、子供達と『ケーンさん』と呼ぶことにした。　土手に車を止めて、写真を撮ろうとするのだけど、なかなかうまくいかない。　これが最も近づいたときの遠景写真。　さらに拡大写真。よけい見えないかな？　　　僕らが最近、夢中になっているのは「雄キジ」。　春になって住み着き、生活が安定しているのか（？）、ほぼ毎日目撃できるようになった。　今日も『ケーンさん』を写真に撮ろうと試みた。　車を降りて、近づこうとすると逃げてしまうので、なかなかに難しい。　子供のときに読んだ『シートン動物記』の「狼王ロボ」の話を思い出す。　もうこうなったら、『雄キジ・ケーンさん』と僕の真剣勝負である。　いつかここで激写を紹介したい。　それまで、いつまでも『ケーンさん』よ！　雄雄しく、ケーーーン！！と鳴き続けていてくれ！！！　でも最近、子供は少しあきれ気味・・・　( ^ ^ ; )　

2006.04.27

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青銅器は神様のもちもの？

　出雲を旅していると、どうしてもはずせないのが『青銅器』なのではないでしょうか。　荒神谷遺跡の３５８本の銅剣。加茂岩倉遺跡の３９個の銅鐸。　両方とも全国の出土数ではダントツの１位。本来なら世界遺産級の遺跡だと思います。　ただ青銅器は、いまだ使い道がはっきりせず、どうやって使っていたのか？　なぜ山に埋められているのか？　といろいろな疑問が解決されていません。　そんなところが古代史ファンを惹き付けるのかもしれません。　ましてや、出雲は昔から神様の国として全国的に有名な出雲大社があります。　その辺の関係はどうなんだと思うところでしょう。　　僕は古代史ファンではありません。もし違う土地で生まれたなら古代史に興味が沸くことはなかったでしょう。ただ、出雲に生まれたからには、この土地の文化を大切にしていきたいと思っています。　その文化が不可思議な「神様のくに」というくくりで、これまでわけのわからないものでとどまっているのはどうかなと思い、『出雲から世界へ』というサイトを立ち上げました（なんと、来年は開設１０周年なんです♪）。　そこで青銅器のことをいろいろ考えたのですが、僕が行き着いた結論は『青銅器とは葬式の道具』なのではないかということです。　もちろん、説はいろいろですし、それが正しいとは限りません。皆さんの想像を膨らませて出雲を楽しんでいただければと思います。　出雲におこしの際は、謎の青銅器についてあれこれ想像しながら、歴史を散策するのもよいでしょう。　少しは日本の神様が身近に感じられるかもしれませんよ♪--------------------------------------　以前、田和山遺跡を散策したとき、ちょうどきれいに山が見えたので、気になっていた茶臼山にいってみた。　この前の日曜日、「アンパンマンショー」の次に、この山に向かった。　　古代は『神名樋野』と呼ばれていて、神様の山として有名な山。　近くには「出雲風土記の丘」もある。この山を基点にしてさまざまな遺跡が周辺に点在しており、見るものを楽しませてくれる。　今回は茶臼山南正面にある真名井神社に足を運んだ。　ちょうど長男が車内で寝てくれていた。ただ車から出るとき、次男が「ぼくもつれてってー」と泣き出した。急な石段のあるところなのでつれても行けず、後ろ髪ひかれる思いだったが嫁さんと一緒に待っていてもらい、一人登った。　　結構、急な石段なので参拝者用に杖もおいてある。　軽く汗をかきながら、石段を登ると神社が見えてきた。　　さすがに神様の山を背にして立つ神社。趣がある。　祭神は大国主命の息子で、この一体が勢力範囲だったといわれる山代日子命。　ゆっくり見たかったのだけど、子供が心配だったので急いで降りた。　まだ次男が泣いていた。　嫁さんはふくれっつらだった。　おわびにこの後、米子に買い物につきあわされた。　出雲文化を訪ねて歩く自分の姿は子供にどのように映っているのだろう？　　へんなお父さんだと思っているのだろうか？　将来は、子供にも、出雲文化に少しは関心を持ってもらいたいものだが、　今の時点では嫌いになる可能性が高いような気がする。　　　大国主の息子・山代日子に　　　　　　「あなたのように立派な息子になりますように」と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お願い事をしておけばよかったかな　(^^;)

2006.04.25

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立久恵峡に花が咲く♪

　先日、乙立からお客さんが３０名ほどいらっしゃいました。　乙立といっても、地元の人しか伝わらないと思いますが、立久恵峡として有名なところです。　山陰の耶馬渓ともいわれています。　耶馬渓とは、大分県北西部、山国川流域の日本最大の溶岩大地のことです。　頼山陽（1780～1832：江戸時代末期の漢学者）が、世に広めたといわれています。　耶馬渓と同様、立久恵峡(国天然・国名勝)の景色は、秋が最も映えます。神戸川上流の川の両側約1kmにわたる集塊岩渓谷であり、写真家はよくここのつり橋を写しに来ます。　ぜひ、秋に出雲にお立ち寄りの際は、この立久恵峡にも足を運んでもらいたいものです♪　その立久恵峡を毎日目にしているお客様ということで、自然美に精通していらっしゃるに違いないと、ドキドキしながら花を紹介しました。　結局、心配は杞憂に終わり、とても気さくな方達にたくさんの花を買っていただきました。　　時々、このようにあちこちからバスを借りて花を買いに来られるお客様があります。　ありがたいことです。　遠くに花を送っている私達ですが、やっぱり地元にも花のすばらしさを知ってもらいたいですから。　今回も育て方についていろいろと質問されました。　あれこれと話をしてて気づいたのは、ほんとうに花を大切に育てていきたいんだなと感じたことです。　ついつい話が弾んで、帰りのバスの脚を止めてしまい申し訳ありませんでした　m(_ _)m　ところで、ネット販売では、僕の携帯番号が掲載されています。　「楽天市場」のスタッフからは、　「あぶないからフリーダイヤルのほうがいいのではないか」　というアドバイスをいただきますが、　常にお客様の声を聞きたいと思っているので、そのままです　(^^)　特に去年買った花が今年も咲きました、なんて電話をもらうと、ほんとうに苦労して育ててよかったなぁと思います。　僕らの仕事は人を信じれなくなったらおしまいです。　みなさんの花を愛する心を信じることで成り立っています。　だから僕はネット販売を始めるにあたって、人の善意を信じてみようと思いました。　そして、ちょっとだけ、みなさんのがんばって育ててみようという努力を期待しています　(^^)v　　今秋、立久恵峡にいけば、民家の庭先にはうちの花が咲いていることでしょう♪

2006.04.20

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あっちにいったり、こっちにいったりと日本の神様は忙しい

　十代の終わりに、キリスト教に憧れたことがあった。　今でもイエスのことは好きな人物の一人だが、絶対神の教えにはなかなかついていけなかった。　西洋では完全な悪と、完全な善の存在を認めていて、それがキリスト教の基本となっている。イエスを裏切ったユダは新約聖書の中では完全な悪として描かれており、イエスから「悪魔」とののしられたりしている。　何通りかの福音書にイエスが描かれており、それぞれで微妙にイエスの表情も異なっていて、呼んでいてもおもしろい。　先日、ユダ（この人はイエスを裏切ったあのユダではない）の福音書の複写版が解読された。そこには、ユダがイエスの唯一の理解者であり、自分を裏切るようユダに指示したのはイエス自身であるとかかれていたという。　昔、何かの漫画でこのような解釈を読んだ気がするが、それが事実ならこれまでの「裏切り者ユダ」像は大きく様変わりする。　ユダはイエスを売りわたしたことを激しく後悔し、結局自殺する。そのとき何を思ったのかは文学の対象になりやすいので、新しい解釈の小説も読みたいものだ。　　さて、話は違うが、日本の神々は善悪さだかならざるものが多い。いってみれば、非常に人間くさい。あっちについてみたり、こっちについてみたりする。だから仏教が入ったり、キリスト教が入ったりしても、なくならなかったのかもしれない。　人間界ではそれは褒めたものではないかもしれないが、生物界を眺めると実にその行動は逞しいことがわかる。長い目で見たり、違った視点から眺めると、長期的には有効な神様なのかもしれない。　だから、今日も日本の神様はあっちにいったり、こっちにいったりと忙しいのだろう。　話は戻るが、僕はユダが好きだ。イエスの物語はユダとイエスの物語なのではと思っている。ユダが世紀を超えて、評価されることを喜ばしく思う。

2006.04.12

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日本桜名景１００選

　昨日は、観測史上最高なのではというくらい、黄砂が吹き荒れた一日だった。周りの山々はもちろん、視界１００メートル先もかすむくらい、黄色くなった光景はまさに中国のそれに近いなぁと感じた。強風でせっかくの花見もたいへんだなぁと思っていた。　さいわい、夕方になると強風も落ち着いて、絶好の花見日和になった。　それではということで、日本桜名景１００選にも選ばれた（いったい誰が選んでいるのだろう？）、木次の桜道に花見に出かけた。その晩は８時から花火も上がるということで、混雑が予想されたので、７時くらいにつくように出かけた。　木次に入る頃には車も多くなっており、桜道を人々が楽しそうに歩いているのが見えてきた。桜はちょうど満開であった。　満開の桜よりも散り頃を好むのは日本人だからだろうか。春風に舞う桜は日本の風景を世界に伝えたいとまでも思わせる。今週にかけて散っていくだろう桜を眺めてそんなことを思った。　また今週は天気も下り坂のようなので、昨日今日のうちに多くの人が桜を見に出かけるだろう。立ち並ぶ露天商を横目に見ながら岐路へと向かった。　帰りの車から花火が見えた。車はさらに多くなり、渋滞になってきた。　夜風はここちよい冷たさだった。　

2006.04.09

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神のみぞ知る

　出雲は不思議だ。住んでいる自分が言うのもなんだが、とても珍しい文化が存在している。全国の神様が一堂に会するお祭が行われたり、４０メートルの神殿が建てられたり、全国の本数を上回る青銅器が一度に出てきたりする。　神様に関することだと、がぜん不思議度が増す気がする。先日、訪れた田和山遺跡もとても不思議な遺跡だ。　田和山遺跡は小高い山を３重に掘削し、環濠を堀りめぐらした遺跡。頂上には何があるのかというと柱跡数本と、それを守ったであろう柵跡のみ。【頂上部写真】　よくぞここまでというくらい環濠が掘りめぐらされている。【３重の環濠写真】　いったい昔の人は、何を守ろうとしたのか？　考え出すときりがないけれど、　　　　　　　　　　　その答えは神のみぞ知っているのかもしれない

2006.04.01

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後ろの川はおろちなんです♪　【出雲文化探訪】

　家から歩くこと１分でたどり着く斐伊川は、　　　　　　昔、須佐之男命がヤマタノオロチを退治したときに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出来た川だといわれています。　　　　　　　　　これがほんとうならたいしたでかさですが、　　どうやらその神話は製鉄業と関係があるようです。　　　　須佐之男命は　　　　　　　　　鉄を探してやってきた渡来人で、　　　　　　　　　　　昔から出雲に住んでいた製鉄業者オロチを制圧して、　　出雲を掌握したということだそうです。　　　　　　　　　　　　そのへんのことは歴史好きには　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たまらない話なんだろうなぁ。　　　　僕はといえば、　　　　　　　　犬たちの毎日の散歩コースとして、　　　　　　　　　　　　　　　　　この川土手を利用しています。　　ヤマタノオロチがドスンッと倒れて　　　　　　　出来た川なんてのも御伽噺のようで味わいがありますよね。　　　　今日見ていた「まんが日本昔話」を見てて　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなことを思いました。

2006.03.08

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神話は事実か、作り話か？　【出雲文化探訪】

　　まだ主だった遺跡が発見されていなかった８０年代初頭。　　　　　　　神話で有名だった出雲は、遺跡による物象が少ないため、　　　　神話自体が作り話で、　　　　　　　　さして重要な歴史ある場所ではないという説がありました。　　神話の舞台である稲佐の浜は　　　　　　　　　出雲大社の西側にある海岸のことです。　　　　いわゆる国譲り交渉の会場です。　　　　　　　３度目の高天原の使者天鳥船神と建御雷神は、　　　この浜の波間に剣を逆さに突き立て、　　　　　　　　　　　　その上にあぐらをかいて談判を開始しました。　　　　大国主命の子建御名方神は承知せず、　　　　　　　　　　　　力比べをすますが、建御名方神は敗れ、　　　　　　　　　建御雷神に追われて信濃の諏訪まで逃げていきます。　　かくて国譲り交渉は妥結、調印となりました。　　　　　その舞台として神話好きな方はぜひ訪れてほしい場所です。　　　８０年中盤に青銅器が大量発見され、　　　　　　　　　神話は史実を含んでいるのではと、　　　　　　　　　　　　　以降盛んに議論されることとなります。　　今、稲佐の浜は夏には海水浴客でにぎわっています。　　　　　　　　神話も、歴史も関係なく、わいわいとたくさんの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人たちが泳ぎにきます。　　　　　ちなみに神在祭に関する場所として有名です。　　　　　　　全国から集まる八百万神はこの稲佐の浜に上陸するんです。　　そして神々の先導役、大国主の使者として、　　　　　　　　　竜蛇さま(セグロウミヘビ)がこの時期に浜にやってきます。　　旧暦10月10日の夜がその竜蛇神迎えの祭。　　　　　　　　三宝の上にとぐろを巻いた竜蛇様は、　　　　　　　　　　　　神官に捧持されてこの浜から神社に運ばれます。　　　つごうよく海蛇がこないときはミイラで代用します。　　　　　　　　　　一度、セグロウミヘビをこの手で捕まえてみたいものです。

2006.03.06

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あな、不思議　黄泉の穴ここにあり　【出雲文化探訪】

　　鵜峠浦行バスで出雲大社の裏山を越え、　　　　　　　　　　　日本海側の平田猪目町海岸にでた所の　　　西よりにある大きな洞窟があります。　　　　　　そこが「古事記」伝承によれば　　　　　　　　　　　　　「黄泉の穴」といわれている猪目洞窟です。　　　　　「出雲国風土記」に　「磯より西の方に窟戸あり。高さ広さ各6尺許なり。窟の内に穴あり。人入ることを得ず。深き浅きを知らず。夢にこの磯の窟の辺りに至る者は必ず死ぬ。故、俗人、古より今に至るまで、黄泉の坂、黄泉の穴と号くるなり」とあります。　　今は船溜りに利用されていて雑然とした雰囲気ですが・・・　　　　　　　　　いつかこの穴の中に入ってみたいと思っています。　　　　　　　でも死ぬのはいやだからどうしようと思いながら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何年もたってしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　必ず死ぬって言うのが　　　　　　　　　　怖いですよねぇ～　　　　われこそはという勇者は、出雲に来た折　　　　　　　　　　この猪目洞窟で肝試しをするのもいいかもしれませんね。　　　　　　　ただ命の保障はできませんのであしからず　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どろどろどろろ～ん

2006.03.05

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神様の前に立つとき　【出雲文化探訪】

　　人は神様の前に立つとき、　　　　　　　　　何を願い、何を祈るのであろうか？　　　　　　　　　　　　　　毎年、何万人という人が訪れる出雲大社。　　　　　　　　　　　　出雲というとまずまっさきに　　　　　　　思い出すのが、この神社。　　　でも、出雲大社以外にも　　　　　　　　まだまだ興味深い社はたくさんあるんですよ。　　　　　話は変わるけど、　　　　　今日修理に出したデジカメが直ったというので受け取りに行った。　　　いつも思うのだけど、　　　　　　　どうして修理費はこんなにむちゃくちゃ高いんだろう？　修理代金は２万円。　　　これなら新しいのをもう少しお金を出して　　　　　　　　　買い換えたほうがいいんじゃないとも友人に言われた。　　こういうことは他の機械でも頻繁にあることだと思う。　　　いつの頃からか、　　　　　日本は修理して使うという素晴らしい文化がなくなってしまった。　　新しい商品が出たら買い換えるという企業サイクルに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本中がはまってしまった。　　　近所の小さな修理屋さんは姿を消してしまったんだろうか？　　　　話が大きく脱線してしまった。　　　　　　　　自分のカメラに話を戻そう。　　　　　　　　　　　　　前からオートフォーカスのレンズが　　　　　　　　　開きにくくなっていたので、　　　　修理に出したら　　　　　　　レンズ丸ごと代わって帰ってきた。　　　　　　　　　　　　　ほんとうに全部代える必要があったのか、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よくわからない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっと油を差して、　　　　　　　　どうこうなるものではないのだろうな。　　　なんだか腑に落ちないがしかたない。　　　　　　このカメラ、妹夫妻が贈り物としてくれたものなので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう簡単に手放せない。　　　　　　　　　　人の気持ちは金には変えられないので、　　　　大事にしていきたい。　　　　　　　　ただ、心に残ったもやもやしたものをどうにかしたかった。　　　　そこで、先ほどの話。　　　　　某家電店から車で走らせること１０分。　　　　　　　　　　　　　　　　　　近くの神社にお参りして、　　　　　　　　　このもやもやした気持ちを　　　　静めることにした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その神社は万九千神社。　　　　　斐伊川の下に立っている万九千神社は　　　　　　　　　　　　　　　　　神在祭のときに重要な役割を担う神社だ。　　　　　　　　　旧暦の１０月に行われる神在祭のときに　　　　全国から集まった八百万の神様達が　　　　　　　　　　　役目を終えてお帰りになるとき　　　　　　　　　　　　　　　　　　この神社に集まって去るという　　　　　　　　　　　　　　いわれのある神社。　　　　　今はきれいに整備されていて、　　　　　　　　　神社の説明もしっかりしている。　　　　　　　　　　　　飛行機で神在祭をごらんに来た方には　　　　ぜひ帰る際にタクシーに無理をいって　　　　　　　この神社に立ち寄ることをお勧めします。　　今日はひとけもなく、　　　　　　　　　　　　　　　　　　静かに心を静めることが出来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなこと、神様の前に立って　　　　どうこうするべきではないかもしれませんが　　　　　　　　　　出来るだけ、神社も身近な存在でいたいものです。　　たまには心を静めにいくだけでもいいものですよ。　　　　　　　それがデジカメのことだというのはどうかとは思いますが・・　　　　　　　　　　　　　

2006.03.05

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夏になれば行きたくなる♪　【出雲文化探訪】

　　　出雲に夏、ぶらりと旅行に来て、　　　　　　　　　　どこかいいとこ案内してよといわれたら、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前もって予約しておきたいのが　　　　　　　　　　　　この隠岐ノ島観光ですね。　　　　　みてください、この岩肌を。　　実は僕もまだ１回しか　　　　　いっていないんですけど　　　　　　　　　これはほんんとうに同じ島根県なのか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と本気で思いましたもん。　　　　　　　　　　　　みてください、この自然の雄景を！この崖の上を馬が　　　　　　　てくてく歩くさまを眺めるだけでも　　　　　　　　　　　　　　　　　きてよかったなぁと思いますよ。　　　　　　　　　　はだしで走りたくもなったりします。　　　ただ崖に向かってはしったりしないでね。　　　　　　　　　　　　　今年の夏は自然満載の隠岐旅行いかがでしょう♪　　　　　　　

2006.02.28

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曲がりくねった道の途中で神社はあなたを待っている♪

　今日は、いつもこのブログに来ていただいている　　　　　フラワーおやじさんの案内で『韓釜神社』を訪ねていった。　　出雲を旅する人が来ることはけしてないだろうと思われる　　　　　　　　　　　　　　　　　　場所にぽつりと立てられたこの神社　　　　　　　履歴によると『出雲国風土記』に掲載されている　　　歴史深い神社のようです。　　　　　場所は旧平田市に聳える北山の中腹。　　　　　　　　　途中には昔鉱山として栄えた名残りが目立つ　　　　　　　いたってさびしい場所を過ぎ、　　　人里はなれたところを奥行った　　　　　案内がなければちょっと意思が挫けるのでは　　　　　　　　　　　　　　　というほどの山奥にその神社はありました。　　　　　　　　　神社には２さつほど大学ノートが置いてあり　　　　　　　　　見ると来訪者の願掛けが所狭しと書き込まれていました。　　　一日に１、２人くらい来訪者があるようです。　　　　　　　　　　おそらく他県の人は一人もいないであろう、　　　　　　この地元でもあまり知られていない神社は　　いったいこれまで何人の願いを　　　　聞き入れてきたのだろうと不思議な気持ちになりました。　　　　　　ただ鉱山で栄えた頃はもっと来訪者が多かったかもしれません。　　　今では訪れる人の少なくなったこの神社。　　　　　　　　ありきたりの観光に飽きた人にも是非　　　　　　　　　　　　　　薦めたい出雲の隠れた名所１００選でした。　　　　　　　　　

2006.02.26

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弁慶、出雲に来る！？

　　　　　出雲の伝承の一つに　　　　　　　　　　　　　弁慶の話がある。　　　　　　　　あの義経の一番家来武蔵坊弁慶のことである。　　　　　まず唐突に弁慶が出てくるところから　　　　　　　　　　『あれっ？』と思うかもしれないが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弁慶といえば、山伏装束。　　　　　　　そのへんが関係しているのかも知れない。　　　なんのことかというと、　　　　　　　　　　　　出雲の名古刹『鰐淵寺』のことである。　　　　　天台宗のお寺で、　　　　　　　　修験道がさかんであったということから　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔の霊山であったのであろう。　　　　　　平安時代、後白河法皇撰の「梁塵秘抄」に　　　　　　　　　　　「聖の住所は何処何処ぞ、蓑面よ勝尾よ、播磨なる書写の山、　　　　　　　　　　　　　　出雲の鰐淵や日の御碕、南は熊野の那智とかや」　　　とあることから、かなり歴史が深いことがわかる。　　　　　　　　　　　そんなことから歴史の深い古刹・鰐淵寺にも　　　ひょっとして弁慶が来て　　　修行したことがあるのかもしれない。　　　　伝承では、　　　　　　　　弁慶が鳥取の桜山大日寺から　　　　　　　　　　　　　　　　鰐淵寺まで銅鐘を一夜で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担いで運んだといわれている。　　　　　　　　ただ、今ではその伝承よりも　　　　　　　　　　　　　秋の紅葉狩りのほうで知名度が高い。　　　　　秋に出雲へ旅行に来られたら、　　　　　　　　　ぜひ見ていただきたい出雲風景１００選のひとつである。　　　弁慶の名前を持ち出さなくても、　　　　　　　　　　　　　　この古刹の価値はひとつだに減じない。　　　　　　そんなことを秋の紅葉に囲まれて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思ったものでした。

2006.02.21

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東洋で一番高い灯台は出雲にある！？

　　これ地元の人しってんのかなぁ？　　　　　　　島根半島の西に向かって突き出した場所にある『日御碕』　　　そこには観光スポットの灯台があるんです。　　　　　1903年(明治36)に完成したもので、高さは45.65m。　　　　　　　　　　　　　　　　日本で灯塔の一番高い灯台だそうです。　　　案内書にも東洋一と書かれています。　　　　　　　今もそうなのか、東洋をくまなく灯台を探して　　　　歩いたわけではないのでわかりませんが　　　　　　　　出雲大社を見学したらぜひこの灯台も登ってみてください。　　全国に10箇所しかない見学可能な灯台の一つです。　　　　　景色は絶好で、ことに落日の美しさは格別です。　　　夕焼け番付をつけるのなら　　　　　　　　東の横綱が宍道湖の夕日だとしたら　　　　　西の横綱は日御碕灯台からながめる夕日ということになるでしょう。　　　　　　　　　出雲にお立ち寄りの際はぜひ、　　　　　　　　　　　　　　　この灯台へも足を伸ばしてくださいね。　　　　　　尚、余計な事ながら、　　　　　　　　　　　女性の方はスカートで登るのは気をつけてください。　　らせん状階段の下から見学者が　　　　　　　ほっぺを夕焼け色に染めているかもしれませんから♪

2006.02.17

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１１月に出雲に行くのなら・・・

　　　１１月に出雲に行くのならぜひ見ていただきたい。　　　　　　　　　　　　　それは出雲大社で行われる神迎えの神事です。　　　　　　　　昔から旧暦の１０月を神無月といいますが、　　　　それは出雲に日本中の神様がおでかけなさるからといわれています。　　　　　　　だから出雲では旧暦１０月を神在月とよび、　　　　　　　　　　　　各地の名高い神社では神迎え神事を行うんです。　　　　　　出雲大社では　　　　　　　　近くの浜辺に行って　　　　　　　　　　　神の使いといわれているゼグロウミヘビを　　　　　　　　　大社まで運びます。　　　　神官たちが先に立ち、そのあとを大社教門徒、見物人がつらなります。　　　　　　　　　そこはまるで異文化の世界そのものです。　　　　　　観光化されていないので、　　　　　　　　　　　　　ここでお勧めするのは少々気が引けますが、　　もし１１月におこしの際は　　　　　　　　　この行事にあわせて来られるとよいでしょう。　　　　なんだか厳粛な気持ちになるとともに　　　　　　　　　　　　出雲の原点を覗いたような気持ちになりますよ♪

2006.02.14

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出雲の人はみな出雲大社にお参りするのか？

　　出雲といえば　　　　　　出雲大社ということで、　　　　　　　　　出雲の人はみな出雲大社にお参りし、　　　　　　　　　　　　　　　　　出雲大社教徒なのかというと　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうでもない。　　　今日、法事でうちの本家にいったのだけど、　　　　　　　　　出雲大社教ではなく、浄土真宗でやっている。　　　　　　　大社教は法事などあまりなく、　　　　　　　　　　　　金がかからないからそちらがいいという始末。　　　　　　　　出雲大社のお膝元でさえそうなのだから　　　市民にとって宗教とはそんなものなのだろう。　　　　　　　　　そして、その宗教に関する日本のおおらかさとは　　いったい何からきているんだろう？　　　　　そんなことを酒を頂戴しながら思ったりした。　ちなみに今日、最も盛り上がった話題は「紀子様御懐妊」だった。　　　　　　　　なんだか話はまとまらなくなってきたので、これでおしまい♪【隣のお花屋さん】

2006.02.12

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ガタンゴトンと音がする♪

　　たっぷりと宍道湖の話をしましたので、　　　　　　次は電車に揺られて歴史の旅に出るのもよいでしょう。　　　　JRもよいですが、ここ出雲には『一畑電車』という　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ローカル線が走っています。　　　結構鉄道ファンには有名のようで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔、仙台の鉄道マニアに出会ったときに　　　　　『一畑電車』にはいつか乗りたいと言っていました。　　　　　　　　　　松江から出雲大社までを結ぶローカル線。　　　　　　　　　　　　平日は乗客も少なく、　　　　　　満員電車に慣れてしまった皆さんは　　　　　　　　　ゆったりと長いすに寝そべってお昼寝などいかがでしょう。　　　　　　　　・・・当然ながら、車掌さんに叱られます　(^^;)【隣のお花屋さん】

2006.02.08

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夕日を眺めたなら・・

　　宍道湖の夕日に感動したなら、　　　　　　ぜひ朝の宍道湖も堪能してください。　　　　　　　　　　　　　朝早くから、宍道湖ではたくさんの小舟が　　　　　　　　　　しじみをとりに出てきます。　　　しじみを採りにいけるのは誰でもというわけにはいきません。　　　　　　しじみとりにも免許が必要で、　　　　　　　　　　　　　その免許は一子相伝なのでそうです。　　　　　　　だから一定の定数しかその権利はないということになりますね。　　　　　　　免許を持った人がなくなられたときに　　　　　　　　　　　　　　　　買い取るということもあるのでしょうか？　　一子相伝なんて、北斗の拳を想像したりなんかしそうですよね。　　　　　　　　　　『一子相伝しじみとり』　　　朝日に照らされて、きらきらと輝く湖に　　　　　　　所狭しと動き回る小舟の姿はまさに出雲名物といえます。　　　　松江に泊まる際にはぜひ、その伝統の技もご堪能ください♪　　　　　　【隣のお花屋さん】

2006.02.07

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『宍道湖は鳥の楽園守ろうよ』

　　　これは家の前の公民館に貼ってある小学生の標語です　(^^)　　小学生の標語にははっとさせられるものが多いんですよ。　　　　　まぁ、すべてがすべてというわけではありませんが・・(^^;)　でもこの標語。　　　　　　　　　　宍道湖が鳥の楽園とはよくいったもので、　　　　ほんとこの時期に来る水鳥は実に多いんです。　　　　　　　　　　　　　　特に宍道湖縁にさまざまな鳥たちが　　　　　　けんかするでもなく、混在しているのを見るのはまさに圧巻です。　　　　　　　　　　人種の違いどころか、鳥類の垣根を乗り越えて　　　　お互いの居場所をちゃんと尊重しあっている姿は　　　　　　　　　　考えさせられるものがあります。　　　　　　この冬の時期に出雲に来た方は、ぜひ水鳥たちの　　　　　　　　　　　　　　　片寄せあう姿もご覧になってくださいね♪【隣のお花屋さん】

2006.02.05

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えっ、食べるの？

　　宍道湖物語ではないけれども、　　　　　　昨日に引き続き、思い出したことがあるのでひとつ。　　　宍道湖で捕れる魚でフナやコイがあります。　　　　　　　　　　　　　　　えっ、と思われるかもしれないけれど、　　　　　　　僕らはフナやコイを捕って食べます。　　　　コイはともかく、フナって食べれるの？　　　　　　　　　　　といって県外の人はびっくりしますが、　　　　　　　僕らも県外に出て最初に　　　　　　　　　　　みんながびっくりすることにびっくりします。　　　　フナやコイの刺身は出雲の郷土料理として　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食卓に欠かせません。　　　　　何を隠そう、Dr.カツミもコイやフナが大好きで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　フナやコイの汁を大なべで煮ては、　　　ひとりで毎日、こつこつ食べています。　　　　　　　　煮れば、煮るほど、味のでる、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コイの煮汁　いかがです♪【隣のお花屋さん】　　　　　　　　　　　　　

2006.02.03

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おなかが減ったと思ったら・・

　　昨日、宍道湖を紹介したので、今日も宍道湖の話をひとつ。　　　　　　　　宍道湖の夕日をたっぷり眺めたら、　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぜひ松江にお宿をとって、　　　　おなかを満たしてほしいものです。　　　　　　みなさん、『宍道湖七珍』って、ご存知です？　　　　　　　宍道湖でとれる食材を使ってもてなす郷土料理。　　　どうせ、出雲を旅するなら　　　　　　　　　その土地の郷土料理を食べるに限ります。　　　　　　「宍道湖七珍」というだけあって、　　　　　　　　　　　　　　七つの珍味があるんですけど、　　　　　　　それは、　　「スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　を用います。　　　　先日、ＴＶを何気に見ていると、　　　　　　　　　　　　　おいしいお店を紹介する番組をやっていて、　　　東京のある有名なうなぎ屋さんの紹介をやっていました。　　　　　　　　どこのうなぎを使っているのか？と聞かれて、　　　　　　　　　　　　　「島根の宍道湖のうなぎしか使わない」と　　　　　　店長さんが自慢げに答えていらしたのを見て、　　　　　　　　　　　　　なんだか、僕も誇らしい気持ちになりました。　　　　　　出雲にお立ち寄りの際はぜひ、ご賞味あれ♪【隣のお花屋さん】

2006.02.02

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湖に照る夕日を今日も眺める♪

　　人はどうして、水の流れをあくことなく眺めるのでしょうか。　　　　　出雲の中心に宍道湖は位置します。　　　　　　　車で、電車で、飛行機で。　　　　　　　　　帰省する人々は宍道湖を見て　　　　　　　　　　　　　　　出雲に帰ってきたと思うといいます。　　　　宍道湖の夕日は、これまで多くの文豪に愛され続けてきました。　　　　　　　　　松江から出雲に向いて眺める宍道湖の夕日は　　　　　毎日、観光客の目を楽しませてくれます。　　　地元の僕でさえ、　　　　　宍道湖に照りかえる夕日を眺めると　　　　　　　　　　なんて贅沢な景色なんだろうと思います。　　　天気のいい日は、　　　　　夕日をシャッターに収めようと　　　　　　　　　　　たくさんのカメラマンが湖縁に構えている光景を　　　　　目にすることが出来ます。　　　　　　　　　　　　ほら、今日もシャッターを切る音が・・・　　　　　残念ながら、今日は雨ですけどね　(^^;)【隣のお花屋さん】　　　　　　

2006.02.01

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出雲といえば、真っ先思いつくのが・・

　この出雲大社でしょう。　　出雲のシンボルといってもいい。　　　　実際、島根県といってもぴんとこないが、　　　　　　　　　出雲といえば、県外ではとおりがよい（国内だけだけれど）。　　島根県といっても西部、東部では気風も違い、　　　　　西部は津和野まで入るのだから、ひとつの県に　　　２つの文化があるといってもよい。　　　　　　個人的には西部の石見文化は好きであるが、　　　自分が吸って育った文化との接点は薄い。　　　　さて、出雲のシンボル・出雲大社。----------------------------------------------------------------　　出雲大社正面から入ると、まず坂がある。　　　　　それを下り、道が平坦になると森厳な松並木が続くが、　　近世に植えられた老松が多い。やがて銅の鳥居が見えてくる。　　　　これは1666年(寛文6)長州藩主毛利綱広が寄進したものである。　　この鳥居を挟んで周囲を巡るのが荒垣である。　　　　　　　拝殿にぬかずいてから、後ろに回ると八足門前に出る。　　　ふつうはこの門からなかへは入れない。　　　　　　　　　　　　この門を挟んで巡るのが瑞垣、　門越しに見える正面の楼門(県文化)を挟んでめぐるのが玉垣で、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なかに本殿(国宝)がある。　　　参拝者は瑞垣の周囲を一周して、　　　　　　　壮大な本殿の偉容をゆっくり見ることができる。　　　この本殿は、1744年(延享元)に、　　　　　　その前の1667年(寛文7)の造営時の古材で建てたものという。　　　毎年、正月は参拝客でごった返す。　　　　　　　　　　　　　平日でも人が途絶えることが無い。---------------------------------------------------------------　　　【補　足】　最近は、大きな柱が見つかったことで、平安時代から言われていた　　　　　　　　　　　　　　日本最大の建造物であったことも証明された。---------------------------------------------------------------　　　

2006.01.28

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