[自然]の記事一覧 | トラじい

チャッカルの蜂蜜

山に向かって走り続けるとやがて道は尽き谷川がありました。何人かの人が行楽に来ていました。野原の草はよく見るといくらも種類がありますが名前は分かりません。養蜂家がトラックを止めて草原に咲き乱れる草花の蜜を集めていました。真っ黒に日焼けしてしかも色艶の良い老人が日本人を見るのは戦後の捕虜以来だと大歓迎してくれました。この蜂蜜はきっと天山の蜂蜜のように価値がありそうです。

2007.06.18

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ペルケント３

ペルケントの草原を車で走っているとヤローの黄色い花が道端に群生していました。ある場所では葵の群生地も見られました。へばりつくように乾燥した大地に根を下ろした名も知らぬ草花を沢山見ることが出来ました。

2007.06.13

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草原

ペルケントのあたりの草原は山襞のゆったりとした影を見せながらそれでも何処までも続いていました。それは恐らくカザフあたりの草原とは又趣が違うのでしょうが、モンゴルやチムールやアラブの馬蹄の響きが聞こえてきそうな雄大な眺めでした。この感動を写真では取れないのが残念です。

2007.06.11

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ペルケント　１

ペルケントはタシュケントから40キロほど東へいったところにあります。タシュケント市の東にはチャッカル山脈がありこの後ろにはタラス川とシル河を隔ててを天山山脈が屹立しています。チャッカル山脈の南東の山懐にはカザンがあり、フェルナガ地方へと降りて行きます。カザンはかって漢の武帝が汗血馬を手に入れるために大軍を派遣して攻撃した貴山城に擬せられている古跡です。チャッカルは天山山脈に比べると小さな山塊ですがそれでも最高峰は3789mもあります。ペルケントはそのチャッカルさんが始まる入り口の小さな町です。葡萄を栽培しています。今日の写真はそこに至る途中の綿花畑の様子です。タシュケントの横を流れるチルチク川から水を引いています。

2007.06.09

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こでまり

暫くご無沙汰していました。ホテルからウズベクの民間アパートに入ったのですが、ADSLが開通するまで一ヶ月以上掛かりました。何事もゆっくりのこの国では別に変わったことでもありません。よき隣人に囲まれた生活をこれから徐々にお知らせします。まずは植生があまり変わらなくて面白くも無い写真ですが４月末に撮った何枚かをご覧に入れます。私のアパートの一階で少女のためにボーイフレンドが作った誕生祝のバラの花びらが一番下の写真です。

2007.05.30

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ジャスミン

タシュケントの市内で一番多く見かける鳥はムクドリです。カササギ(と思う)も良く見かけます。当地の鳥は日本ほど警戒心は強くないのですが写真に取るのは中々難しくカメラを向けると飛び立ちます。たまたまカササギが取れました。不思議なことにカラスはいません。雀、鳩、土鳩は良く見ます。ここへ来た時は寒かったのですが暖かくなると花が一斉に咲き今日はジャスミン(と思う)が咲いてよい香りがしました。写真がそれですが植物図鑑がないので未確認です。松、桑、柏、カエデ、スズカケなどの街路樹をこれまで見ました。チムール公園には巨大なスズカケの並木があります。真ん中に見えるのがこの国の英雄チムールの銅像です。

2007.04.21

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植生

この地に来てとても落ち着いた気持ちでいられるのはこの地の人々が人を思いやる心を持っていることによるものだろう。この地はかの有名な詩人アリシェール・ナヴォイが生まれた国でもある。「急ぐことは滑稽だ」老年に達した詩人は彼の詩の中でこう述べている。これはこの国の国是でもある。ゆっくりと確実に国づくりをやっているので私はここへ来てほっとしたのである。この国の植生は驚くほど日本と似ている。タンポポ、リンゴの花、栃の木の花その周りにある雑草も日本と変わりはない。「ナヴォイ曰くこの世からおさらばする時に借りを残すな、仕事を残して去ることは、体を半分だけ洗って風呂から出るようなものだ。」まだ遣り残したことがある間は生きている意味があるということである。

2007.04.13

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新緑

3月28日に到着したときは寒さに震え上がりましたがたった2週間のうちに花が咲き新緑がまぶしいほどになりました。ナボイ劇場はソ連に抑留された戦後日本人捕虜が建設し大地震でも唯一倒壊を免れたと言うことで知られています。今やウズベキスタンとの友好の象徴です。

2007.04.11

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ウズベキスタンの桜

ウズベキスタンの桜と言えばかの中山恭子さんの著作がありますがその日本大使館に咲いていた桜の写真をお目にかけましょう。今ここで家を探していますが、日本人となると中々安くは借りられないのが現状です。日本にも私のような貧乏人がいるのだぞといっても「うそ言え!」といった顔をされるのには困ります。しかしここの人達は決して外国人に積極的に話しかけたりせず静かな感じでしかし思いやりは人一倍です。地下鉄に乗るたびに若い人がさっと立って席を譲ります。勿論同国人の老人に対しても同じです。チムールの記念館で高校生(といっても日本の高校生よりはるかに純真です)たちから片言の英語で話しかけられ大いに老青の交歓をしてきました。記念館の中は撮影有料をケチったので写真が取れなかったのが残念でした。この国の植生は日本と良く似ておりタンポポや犬ふぐり、スカンポなどが生えています。連翹も咲いています。

2007.04.07

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タシュケント

花のお江戸をあとに３月２８日タシュケントにやってきました。ウズベキスタンは親日、サマルカンド、ブハラを始め古代都市などで知られる国です。メールなどのスピードが若干遅いのと、こちらでいろいろこの国の人たちとの親善に勤めたいと思っていますのでどれくらい投稿する暇があるか今のところ分かりませんがこの素晴らしい国の自然をできるだけ多くの人に知ってもらいたいと思います。機中からの天山山脈、タクラマカン砂漠を見て感激しました。

2007.04.02

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春ラン

今日は東京で桜が6輪咲いたとか。寒い中での開花宣言でした。今年は暖かかったせいか、庭では春蘭が花を沢山つけました。　

2007.03.20

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白木蓮

いつの間にかすっかり春になりました。我が家の近くでは例年ではまだ咲かない筈の雪柳、つつじ、木蓮、などが花をつけています。

2007.03.10

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乙女椿

この椿は花が中々良いので岡山の庭にあったのを東京まで持ってきたものです。例年3月になると花を開いたのですが今年はもう花をつけました。

2007.02.11

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梅

田舎はまだ真冬ですが庭の梅を剪定したついでに枝を持ち帰って花瓶に挿しておいたのが見事に花を開き家中梅の香りがしています。仏壇や居間、トイレなどあちこちに春の息吹が満ちています。

2007.02.09

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蝋梅

秩父の宝登山に行き2000本の蝋梅の香りに酔って来ました。蝋梅は素心、満月、和蝋梅の3種類があります。十月桜や緋寒梅も咲いていました。帰路、友人のYさんの果樹園を訪問。Yさんは冬も果樹の手入れに余念がありません。

2007.02.04

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梅

近くのマンションの植え込みにある梅が何日か前から咲き始めています。例年は2月ですので今年は暖冬なのでしょう。近くのダンス教室の前に自由にお持ちくださいと書いて連翹やボケ、梅の枝がおいてありました。発表会に持ち込まれたものでしょう。今は季節外れの花を咲かせるのはわけのないことです。

2007.01.26

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紅葉

最近急に寒くなってきたので都内は紅葉と落ち葉の舞う季節が一度にやってきました。暖冬のせいか何時までも色づかず12月に入ってから紅葉は始まったようです。しかし銀杏などは急に葉を落とし黄色のじゅうたんをあちこちに敷き詰めています。狭い我が家の玄関や塀の外には毎日掃除せねばならぬほど落ち葉が何処からともなく飛んできます。

2006.12.11

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鹿

白岩山（1921m)の頂上で食事を取っていると野生の鹿が２頭現れそのうちの一頭がなんと私たちのすぐそばまで近づいてきました。きっと登山者から餌をもらえると思っているのでしょう。餌をやってはいけないと無視。やがて姿を消しました。

2006.11.15

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雲取山

友人二人と雲取山登山をしました。昨晩は山頂の山荘に一泊。今朝の山頂からの景色は最高でした。昨日、今日2日間全く雲のない快晴に恵まれ素晴らしい山行をすることが出来ました。一日当たりの歩数は約26000歩でした。

2006.11.14

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曙杉

近くの都の団地には15本ほどのメタセコイアの木があります。樹高は20メートルぐらいでしょうか。この団地は老朽化のため近く建て替えられるのですが建て替えに際して戸数を増やすためにこれら15本の木は伐採されるのだそうです。区の緑地課の人に何とかこの樹木を助けられないのか問い合わせてみました。課員の話では直径15センチ以上の樹木は伐採について届け出制になっているが、申請があれば出来るだけ切らないよう勧告は出来るが命令は出来ないということです。都の所有地なので都の規制にミートしていれば良いわけで区の要請に従うことはないだろうときわめて悲観的です。今のように地球の緑が危機に瀕しているときに東京都の役人は何を考えているのだろうと思うのですが、それは自然愛好家の勝手な思い入れで、住宅がなくて困っている人のために一軒でも多く家を作るのが都の仕事だというのがお役人の言い分のようです。

2006.11.10

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紅葉

紅葉の写真を見ていただきましょう。モミジの鮮やかな赤と壇香梅の黄色は山の中で特に目を引きます。このところ紅葉を堪能させて貰っています。

2006.11.07

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もみじ

碁の相手のN君から野菜を送ってほしいとの要請、田舎の映画会に誘われたことなどから一泊のとんぼ返りで田舎に行ってきました。今は秋野菜がまだ採り頃ではないのですが、N君の要請もあり人参、春菊、京菜、壬生菜や大根の出来るだけ大きいもの、キウリそれに今春採ったジャガイモ、岡山のIさんから送ってもらったお米などを箱に詰めて送りました。人参はもう十分大きくなって中々出来はよいようです。今朝は早起きして玉ねぎの苗を畑に植え付けました。赤玉ねぎを２５本、黄玉ねぎ５０本ほどです。まだ苗は１００本ほど残っていますが残りはサトイモを掘った後に植えることにしました。昼に田舎を出て雁坂トンネルの入り口にあるわさび沢にある東大実験林の展示室を見てきました。雁坂トンネルは山梨と秩父を結ぶ全長６キロのトンネルでこの開通により始めて甲斐の国と秩父が結ばれました。展示室はトンネルの掘削で出た土砂をわさび沢に埋め立てたことによって出来た広場(出会いの広場)にあります。今日の目的は雁坂トンネルと紅葉を見ることで展示室はそのついでといったところです。紅葉は今が盛りで紅葉の赤、ダンコウバイの黄色が鮮やかです。展示室では目薬の木や千鳥の木などおよそカエデとは似ていない木がカエデであることをはじめて知りました。

2006.11.05

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中津川渓谷

一昨日は朝早く畑仕事を終えて滝沢ダムから中津川渓谷へ行ってきました。岡山の穏やかな山容に比べて関東の山は深く険しいのが特徴です。それだけに紅葉は中々見ごたえがあります。一日清遊して畑仕事の疲れを癒しました。秋になって勢いを取り戻してきたものにズッキーニとナスがあります。どちらも思いの外の収穫がありました。特に秋茄子はパリパリとして歯ごたえがなんともいえません。

2006.11.02

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武甲山

大根は9月の上旬に友達から信州大根、赤筋大根の種を大量に貰ったのでこれを蒔いておいたのですが家内から青首がなければ困るとクレームがつき10月はじめに冬大根とともに種まきをしました。これらの大根はまだ双葉の状態ですが果たして遅すぎなかったか心配しています。このあたりではにんにくの種根は1キロ単位で売っていますので今年は大量に植えました。これが一斉に芽を出しはじめました。15日は東大の栃本演習林が公開されたのでここから荒川の源流入川の渓谷を遡りました。もう1500メートル以上では紅葉が始まっています。畑も漸く一段落してあたりを散策する余裕が出てきました。17日は東京から来た3人の友人と西武線の横瀬駅で待ち合わせ武甲山に登りました。68歳ー70歳の一行は途中どんどん登山客に追い抜かれながらも案内書の時間の倍近くをかけて標高差800メートルを見事完登快晴の眺望と野の花々を楽しみました。下山後浦山口のKさんを訪問、この方は先日のロケット祭りで知り合った方で栗きんとん作りの名人です。夜は温泉と手作りすき焼きパーティと充実した一日でした。

2006.10.20

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東京散歩

すっかり秋らしい好天に誘われて我が家から新宿まで歩いてみることにしました。池袋までは良く歩くのですが新宿は初めてです。カメラを借りて「東京の自然」を探そうと裏道を歩きましたが手付かずの自然と言えば空き地の片隅のエノコロ草ぐらいでまったくカメラを向けるものがありません。　そこでやむなく街路樹と川を撮ることに．．．妙正寺川と神田川を相次いで渡る。これらの川も個性はなくいつも散歩をする石神井川と同じ景色です。道に迷ったりしながら新宿のマインズタワーに１時間半で到着。小滝通りの街路樹はトウカエデです。北新宿の道路でただ一軒立ち退きを拒否してがんばる木造家屋。これも残された自然ということにしました。新宿西口は４５年前まだ私が新入社員だった頃良く呑みに来たところです。今でもカメラ屋の陰に昔の面影を残した通りが残っています。当時はバラックでキャバレーの飲み残しのビールが格安で飲めたものです。新宿から地下鉄で有楽町へ。ベロタクシーを見ました。このエコタクシーはドイツ生まれの人力タクシーで倉敷の美観地区で走ったのが最初ではないかと思います。丸の内仲通の景観が変わったと思ったら以前は百合の木だった街路樹をケヤキと桜に植え替えの最中です。もったいないだけでなく私の通勤の思い出も破壊してくれました。１時に自宅帰着。

2006.10.12

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川魚

昨日はE君と群馬県の山中へ川魚を食べに行きました。食通のE君はこの店の良さが分かってくれるだろうと思い誘ったのですが、案の定「ここは日本一だ!」と大感激してくれました。この店は山の中と言う地の利を生かしたすばらしい雰囲気の中で囲炉裏に串刺しの岩魚や山女が炭火で焼きあがるのを待って、コンニャク料理や茗荷などを食べながら談笑します。店の女将も話しに控えめに加わってくれます。車でしか行けないのですが運転手以外はこの店のブランドのお酒をたしなむことも出来ます。そして最後は山芋のとろろそばなどこれまた絶品のそばが出てきます。知る人ぞ知るという店ですがいつもお客が来ているので格安の料金にも拘らず、固定客で十分成り立っているのでしょう。この店の横を流れる渓谷には山女、岩魚の釣り人が来ています。店に入漁料を払って釣るのですが魚は店のほうで放流しているので腕のいい人は沢山釣って帰るのだそうです。昨日も三人の太公望が黙然と釣りに集中していました。今日は明治神宮で孫の保育園の運動会でした。心配された雨も何とか降らずに済み、じじばば3人と両親が孫の活躍に目を細めて半日を過ごしました。最近の子はリズム感がよくダンスが中々上手です。

2006.10.04

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桔梗

昨日友人のE君を誘って田舎に出かけました。彼の奥さんが娘さんの家の引越し手伝いのため不在なので、所在無い様子だったからです。今回は先日来の雨のため畑はぬかっていましたが先日苦土石灰を施した土に牛糞堆肥を漉き込んで二本の畝を作ってありましたのでここに遅まきの青首大根を蒔きました。また先日耕しておいたところに苦土石灰をまき堆肥を入れましたが土は固まって団子状になるのには閉口しました。まるで鍬で土をこねているような有様です。畑の周りの雑草を刈る時に桔梗を見つけて残しておいたところ見事な花をつけて目を楽しませてくれています。このあたりは耕作放棄地が多く私の畑の隣にもありますが今年はここに持ち主が花の種を蒔いてその花が一斉に開きました。雑草よりは良いのでしょうがやはりちゃんと耕作されていない土地が目だって逆に気に掛かる面もあります。

2006.10.03

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大血川

荒川上流にある支流は総じて深く切れ込んだ谷が岩の中を流れていてどれもが絵になる美しさです。写真が下手でそれを写し取れないのは残念です。大血川沿いは杉の植林や自然林の木陰の岩はいろいろな種類のコケのじゅうたんに覆われています。種類が沢山あり、これを一つ一つ見て歩くのも楽しみのひとつです。

2006.09.21

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演習林

16日に荒川の上流大血川にある東大演習林が一般開放されると言うので夫婦で行ってきました。10時天候は曇り。受付に名前や住所書き込むと演習林の方（補助要員）が一緒について案内してくれます。先日来の雨で大血川の渓流は水量が多く岩を噛む流れを眼下に見ながら途中の樹木や植物の付いて色々解説して貰いながら約二時間ゆっくりと園内を歩きました。家内は膝が悪いためこれ以上は無理ですが何時までも居たいようなすばらしいひと時でした。しおじと言うさわぐるみに似た木が葉っぱのような実を散らしていたました。またふさ桜というおよそ桜とは似つかぬ潅木も覚えました。オオバアサガラなどはいつも見ていながら今まで名前を知らなかった小潅木です。がくうつぎ、はうちわかえで、きぶし、さるなし、ひとつばてんなんしょう、亀の葉引き起こし、かんすげ、白よめな、ぼたんずるなどについて教えて貰いメモしましたが果たしてどの程度歩留まりがあるものやら。しかし、このような素晴らしい催しに私たち以外に人が来ていなかったのは勿体無いことです。

2006.09.20

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茗荷

15日に田舎に行ってみると庭の茗荷が花芽を一斉に出していました。一向に出てこないのでもう諦めていたのですがこの所の雨で出てきたようです。理髪師のYさんによれば茗荷には秋茗荷と夏茗荷があるとのことです。超特大のものがたくさん取れてまずはサラダや豆腐やらに刻んで入れて大いに楽しみました。

2006.09.18

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フナツリ草

最近は田舎も豊かになったので道路が整備され公園が出来たり道の駅が出来たり休耕地に田圃絵を作ったりコスモスを咲かせたりしている。ただ気になるのは全国どこへ行っても景色が似て来たことである。田舎の本当のよさは自然の豊かさであり千変万化の個性であるが行政はそれを人工的なものに作り替え画一化して人を呼び込むのが仕事だと思っているようである。しかし、それはほんの表面的なところで、一歩わき道にそれるとまだ手付かずの自然は残っている。谷川では岩タバコの花が終わりツリフネ草が咲き始めている。紫色が一般的だが白っぽいのもある。タケニ草は竹細工のために竹を煮る時にこの草を入れると柔らかくなるのでその名があるらしい。その実を採って子供たちが工作に使う。それにしても最近山百合やオミナエシ、吾亦紅などを野山で見かけることが少なくなったのは環境の変化だろうか。

2006.09.09

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沢登り

最近はすっかり沢登りにはまってまた行ってきました。今週は気温が下がったので滝で頭から水をかぶったり、胸まで水に浸かって遡行するうちにすっかり体が冷えて歯の根があわぬほどのさむさでした。

2006.09.07

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沢登りPart2

また沢登りの講習に出かけました。今度は中級でハーネスとカラビナをつけザイルで確保してもらいながら10mほどの滝の登攀も経験しました。滝の水を頭からかぶりながら、滝の中で足場を確かめながら上りきったときの爽快感は忘れられません。腰ぐらいまで水に浸かっての渡渉を何度も繰り返し暑さとは無縁の一日でした。67歳にして初めての経験でサポートをしてくれた方々にはさぞかし危なっかしく見えたことでしょう。前回は上にゴルフ場があって幻滅でしたが今回は水源まで森林に覆われた本当の渓流でした。岩タバコやクワガタ草の花がやさしく迎えてくれました。

2006.08.25

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沢登り

沢登りの初心者講習会に行ってきました。ごく短時間の沢登りでしたが結構スリルもありました。何より沢の中をジャブジャブ歩く爽快感は暑さを吹き飛ばしてくれます。釜と言われる淵がいくつか連なっているところが今日のハイライトでした。沢の途中に杉の倒木がありその倒木に杉の子が芽を出しているのに感動しました。しかし、沢のうえにはゴルフ場がありだんだん沢が汚れてきて、最後にはゴルフボールが落ちているところで近くの道路に上がりましたが道路の周りはドライバーが捨てていったごみが一杯ありました。最後がすっかり興ざめになったのは残念でした。

2006.08.16

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ねむの木

私の畑の近くに流れる小川の脇に何本かのねむの木があります。このねむの花がいっせいに開花しました。この花は本格的な夏の到来を思わせる趣があります。娘が芋やトマトやインゲンばかり作っていないで少し高級な野菜を植えたら?というのでズッキーニを育ててみました。ズッキーニは雄花がすでに咲きましたが雌花はまだ蕾です。

2006.07.06

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さつき

　我が家の小さな庭にも花が少しはあります。このところずっと入れ替わりながら咲いているのがサツキです。ツツジやサツキは一本一本の花期はそう長くありませんが、皆違う時期に咲くので4月はじめから今までずっと花を楽しんでいます。ツツジとサツキの違いをご存知ですか?実は咲く時期の違いだけなんです。5月以降に咲くのを私はサツキと呼んでいます。6月に咲いても皐月とはこれいかに、と言う人もいます。そのほかに今咲いているのはキンシバイです。この花は天気のときはまぶしいほどの明るさで梅雨時に咲いていてちょうど良い花です。今年岡山から持ってきたところなのので、あまり元気がありませんが花を見せてくれました。キンシバイ　まぶしさ痛し、梅雨の晴れ

2006.06.22

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タイム

岡山の家ではタイムが花をつけ最も美しい時期です。酢橘も花をつけ始めました。

2006.06.15

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卯の花

６日から今日まで旅行をしてきました。広島で以前の会社の仲間の集まりがあったのでこれに出席するのが目的でしたが、そのついでに富士で菜園をやっているU君を訪ね郡上八幡を観光し岡山の家の庭の草刈もやってくると言う目的をこれに加えました。関東の山はこの季節あまり花が見られませんが岡山では卯の花が山を飾っていました。又岡山や広島ではウサギ草があちこちに自生して黄色い花をつけていますが関東にはこれが無いことにも気がつきました。岡山の家は果樹がさらに育って大きくなり、さわやかな気候の中草取りにも精が出ました。又、多くの懐かしい人々の暖かい歓迎を受けました。この家は今売りに出しているのですが、皆のあったかい言葉と環境のよさについ売る決心がぐらつきます。しかし、年金生活者には贅沢すぎる生活にはピリオドを打たねばなりません。

2006.06.13

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バラ

テレビをご覧になった方もあるだろうが、関東地方の耕作放棄農地は全体の15％を占めるのだそうだ。私の田舎はもっとひどく感覚的には30％を超えるのではないかと思われる。私の田舎の辺りの土地は決して肥沃とは言えないし、過疎化はどんどん進んでいるのだから当然だろう。田舎のごみに対する感覚について悪く言ったことがあるが、実際燃えるごみは1週間に一度不燃ごみは1ヶ月に一度しか集めに来ないしその辺に捨てたくなる気持ちも分かる。バスだって一番間隔が開いてない時だって一時間にいっぺんしか来ない。排水を川に流すので小川は悪臭がする。裏の川を見ながら隣人と話していると何軒か先の人が川に何かを投げ込んだ。見ると庭に生えた竹の子である。こんなものは未だ程度の良いほうで川にはプラスティックや金物、剪定した枝なども投げ込まれる。大雨で増水したときを狙って放り込むのである。こうしたことで農村が荒廃してゆくのを見過ごすことは出来ないが、いったいこれは自由経済の当然の帰結なのか政府の無策なのだろうか。私はやはり政治の失敗のように思う。東京は自然が少ないが街は清潔で家家それぞれに庭や玄関前を花で飾っているところが多い。特に春はこうした家の庭をみながら歩くのも楽しいものである。

2006.05.26

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やぶでまり

20日の昼は天気が上がったのでソレッと田舎に出かけました。この日の暑さはまさに真夏のそれでした。3時過ぎには一転して豪雨で、車を徐行しなければならないほどの降りでしたが、又夕方は晴れるというめまぐるしい変わりようでした。翌21日は素晴らしい好天で畑のほうはお休みして散策に出かけました。春は毎週の変化が早いのには全く毎度のことながら驚きます。つい2週間前は淡い新緑と黒々とした針葉樹の緑が山桜やこぶしの花を散らせながら山を彩っていたのが先週は緑が幾分濃くなってほうやミズキや桐の花が全盛でした。今度はもうこれらの花は盛りを過ぎてニセアカシア、橡、野茨などが目を引くようになりました。緑もすっかり濃くなってそろそろ夏の気配が濃厚です。山の中で珍しい花を見つけました。これは潅木ですが花はアジサイのようです。調べてみるとやぶでまりというものでスイカズラの仲間のようです。

2006.05.22

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雨

全くよく降りますね。これじゃいつまでも畑に行けない！鉢に植えたシャクナゲが2本あって遅咲きのほうが花を開きました。色合いはこの方がよく、気に入ってます。雨にぬれた風情がなんともいえません。家内が目黒の自然教育園に行って、うっそうとした緑を楽しんできました。その中の植物のひとつに紅葉傘というのがあったそうです。この草食べられるんですよ。これとよく似たのに破れ傘というのがあって岡山の山の中にたくさん自生していましたがこれは食べられません。

2006.05.18

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つつじ

田舎に出かける前の日、つまり5月1日のメーデーの日には庭のつつじが満開になった。このつつじはこの家に平成15年に引っ越してきたときに前の家のお気に入りの樹木を移植したもののひとつである。家に帰ってから見るともうこのつつじは完全に咲き終わった。花柄をつまねばならない。家の近くを散歩しているともうモッコウバラも終わり、花ミズキも終わりに近づいている。花の命は短いからちょっと油断しているうちにその年の花を見損なってしまう。

2006.05.08

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ツバキ

岡山に出かけるまえに一輪だけ開いていたツバキはもう6つも花をつけて以前咲いていたものはもう落ちていた。岡山から持ち帰った草花を新しい田舎の庭に持ってゆく予定だったが朝からどうしても元気が出ないで一日グダグダ過ごしてしまう。近所のH婆さんをお昼に呼んで北海道行きの歓送会をやる。もう80歳だが来週から北海道に行くのである。お婆さんの娘が平岡公園の近くで店をやっているのだがそこでしばらくすごした後ニセコの別荘に一人で移るのだそうだ。気丈なものだ。別荘は未だ雪の中だが5月も終わりになればふきのとうが芽を出すのだそうだ。根曲がり竹の竹の子の話、別荘に現れるキタキツネや狸の話を聞く。岡山ではよく猪の肉を貰ったものだが北海道に猪はあまりいないらしい。

2006.04.19

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庭の引越し

昨日岡山から軽トラックを運転して東京まで帰った。朝5時半に出て途中浜名湖の桜などを見たものの殆ど運転し続けて午後8時自宅着。きつかったあ！もう歳なのでこんなことはもう止めたい。しかしおかげでお気に入りのアオキや椿、石楠花おまけにバイモ、えびねなどを持ってくることが出来た。今日はそれらを庭に並べるのに一汗かいた後はもっぱらこれを鑑賞しつつ体を休める。急に決心して岡山の田舎暮らしをやめ東京郊外に畑を移す決心をした一環である。岡山は別荘として遠すぎるというのが唯一の理由で、総て気に入っていた岡山の家と庭をあきらめたのはやはり歳のせいであろうか。しかし東京郊外の畑を軌道に乗せるのはこれからの仕事と気を引き締める。

2006.03.31

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庭造り

15年前に土地を手に入れた時、何よりも楽しかったのは都会では考えられない広い敷地にどのような庭を作るかということを考えることだった。敷地は全体に東南に向けてなだらかな傾斜になっている。ここを大まかに家と庭のスペース、果樹園と畑のスペースに分け約70坪と110坪にそれぞれの配置を考えることにした。家は我々夫婦だけが住むので広い面積は必要ない。家は20坪の敷地に建てればよい。残り50坪が庭である。道から玄関までの通路と玄関前のエクステリアそれにレンガに囲まれた芝生は専門家に頼むことにした。家の周りと芝生の周りにまずYさんが槙、ドウダン、ツツジ、くちなし等をバイクに積んできて私の不在中に植えてくださった。この頃はまだ勤めがあり休日以外はここに来ることは無かったためである。お隣のYOさんも山桜と櫂の木を寄贈してくださった。私達は梅花ウツギ、林檎、もみじ、かえで、ライラック、白樺、かなめモチ、きんもくせい、ニシキギ、椿、谷ウツギ、夏椿、オオデマリ、ハナミズキ、銀葉アカシア、橘もどき、槿、山吹、りょうぶ、ヒノキなどの苗木を少しずつ買ったり、東京の庭や山の苗木を移植したりして植えていった。又樹下を彩る牡丹、芍薬、キンシバイ、バラ、ノウゼンかずら、えびね、や各種のハーブ類も植えた。空き地に手当たり次第に植えたが始めは20センチぐらいの苗木ばかりだったのが10年たった今ではそれぞれに生長して見違えるようになった。ある場所は狭すぎて移植に大汗をかいたりある場所はいまだに隙間があって何かを植えなければならないといった状態だが庭造りは何も慌てて、大きな木を植える必要は無い。然し吟味してよい木の苗を買うことは必要だったというのが今の私の感想である。

2006.02.09

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