赤い靴下を履いた虎

[野球全般] カテゴリの記事

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• 敗退　日２－６韓

  なぜにそこで岩瀬なんでしょうねぇ…。星野さんは完全に株を下げちゃいましたね。あれだけ金、金いってたのにロクでもない試合ばかりで４敗もしちゃって、非常にがっかりです。まぁ、私は虎人なので日本がどうなろうと別に知ったこっちゃないですけど、阪神が優勝、日本一になりさえしてくれればそれでいいです。

  2008年08月22日

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• 首の皮　日１－０カ

  先日の韓国戦にまさかの敗戦で後がなくなった星野ジャパンですけど、今日のカナダ戦では稲葉の一発で上げた虎の子の１点を成瀬、藤川、上原の必死のリレーで守りぬけて崖っぷちのところで踏みとどまった。先発がシーズンも去年ほどのデキではなくて、オールスターでもフルボッコにされた成瀬だったのを見た時は、かなりオイオイ勝つ気あるのかと思ったけど、その成瀬がまったく点の入りそうな気配もないあのクソ重苦しい雰囲気の中７回を無失点と好投してくれた。もう負けられないのに、援護点も期待できないあの状況では成瀬には言いようもないくらいに極限のプレッシャーがかかったんだろうけど、それを払いのけてあれだけのピッチングをしたのは見事の一言です。今日の勝利で予選突破が見えてきたので引き続き頑張ってほしいです。そろそろ野手の人に奮起してもらいたいものです

  2008年08月18日

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• 再チャレンジできる社会？

  今日たまたま四国アイランドリーグのホームページを見ていたら意外な事実を発見した。今オフに広島カープを戦力外になった天野浩一投手がアイランドリーグの香川オリーブガイナーズと１年契約を結んで来年はアイランドリーグでプレーすることになったらしい。全然ニュースにもなっていなかったと思うけど、これって広島ファンの皆さんは当然知っているニュースなんでしょうか？確かアイランドリーグはこれからプロを目指す若者を支援するのを目的として元プロの選手の受け入れはないという話だったと思うけど、方針を変更したってことなんだろうか。プロを戦力外となった選手がプロへカムバックするために挑戦する場ができるというのはいいことだし、プロにいた選手が加入することでアイランドリーグもレベルや注目度が上がるだろうし、この方針変更は両者にメリットのある非常にいい決断だと思う。天野投手は生まれも育ちも高松で大学も四国学院大学と四国と非常に縁のある選手ということから今回の入団の運びとなったのだろうけど、そういう選手以外でもまだプロに再チャレンジできそうであれば、これからもどんどん受け入れていってほしい。今年は、アイランドリーグから２人ドラフトで指名されたけど、この天野投手も含めて来年はさらに多くの選手がプロの門を叩くことができるといいですね。

  2006年11月26日

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• マイナーリーガーの嘆き

  そんな事よりちょと聞いてくれよ１よ。スレとあんま関係ないけどさ。このあいだ、近所のビッグリーグ行ったんです。ビッグリーグ。そしたらなんか日本人がいっぱいでベンチ入りメンバーに入れないんです。で、よく見たらなんか公示が出てて、ポスティング、とか書いてあるんです。もうね、アホかと。馬鹿かと。お前らな、ポスティング如きで普段来てないビッグリーグに来てんじゃねーよ、ボケが。６０億円だよ、６０億円。なんかずっと二軍にいた選手とかもいるし。引退スレスレでビッグリーグか。おめでてーな。よーし「僕もメジャーに挑戦しちゃうぞー」、とか言ってるの。もう見てらんない。お前らな、ＷＢＣの優勝やるからその席空けろと。ビッグリーグってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。ロッカーの向かいのボンズとケントとがいつ喧嘩を始めてもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ＦＡ権を取ってないヤツは、すっこんでろ。で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、「３番最強説。いつかは３番を打ちたい」とか言ってるんです。そこでまたぶち切れですよ。あのな、「３番最強」なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。得意げな顔して何が、「３番最強」、だ。お前は本当に最強の打順を打ちたいのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。お前、「３番最強」って言いたいだけちゃうんかと。ビッグリーグ通の俺から言わせてもらえば今、ビッグリーグ通の間での最新流行はやっぱり、「２番最強」、これだね。「２番ジータ」。これが通のオーダーの組み方。「２番最強」ってのは得点が多めに入ってる。そん代わり知名度が少なめ。これ。で、そこにキャプテンのジータ。これ最強。しかしこれを唱えると次からシェフィールドにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。まあお前は、２Ａにでも落ちてなさいってこった。

  2006年11月17日

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• 殿様商売でいいのか　日３－５メ

  延長１０回レイエスが放った打球は無常にもフェンスを越え、この瞬間７２年ぶりとなる日本側の日米野球の全敗がきまってしまった。この７２年前といえば、ベーブ・ルースやルー・ゲーリックら後に殿堂入りする選手が来日した時のことで、日本にはまだプロ野球といわれるものが生まれていなかった頃の話であって、日米野球でスウィープ負けを喫するなどというのは日本のプロ野球が始まって以来初の屈辱的出来事である。イチローはＷＢＣで二度も韓国に敗れたとき「野球人生で最大の屈辱」と心のそこから悔しがっていたけど、果たして日本のプロ野球選手のなかで今回のこの敗戦をそのくらいに悔しがっている者はいるのだろうか？今回の敗戦にたいして「どうせ親善試合だから」とか「日本はベストメンバーじゃなかったから」と簡単に済ませていいものだろうか？個人的にはこの全敗というのはかなり由々しき事態であると思うのだが…。飛車角落ちの日本選抜のメンバーに対してＭＬＢ選抜はオールスター級の選手が揃っていた。これは、ＷＢＣで予選リーグ敗退の屈辱を晴らすためとか日本の野球のレベルの高さをリスペクトしているからとかいったキレイゴトばかりではなく、日本市場の開拓＝ＭＬＢのプロモーション的な意味合いも多分に含まれていたと考えられるんじゃないだろうか。今回の日米野球では、日本側に辞退者が相次いで主戦級があまり出てこなかったおかげで結果だけじゃなくて内容的にもメジャーのいいところばかりが出ていっても過言ではなく、ＭＬＢ側のこの思惑は予想以上の効果を挙げたんじゃないだろうか。ロッテのバレンタイン監督が選手のメジャー流出に歯止めがかからない日本野球の体質に対して警鐘を鳴らしていたけど、今回の日米野球を見ていた第二、第三の松坂大輔がどのような感想を抱いたかは想像に難くない。少年の心に芽生えた「僕も将来メジャーリーガーになってライアン・ハワードから三振をとるんだ」という純真な思いはおそらくいつまでも消えることなく燃え続けることになるだろう。日本はまたしてもあらた有望な選手を失うこととなった。観ていたファンだって「日本はベストメンバーじゃないから」とはいいつつもやっぱり心のどこかに「ＭＬＢ＞ＮＰＢ」の構図を焼き付けられてしまったのではないだろうか？日本側は、いわば「自分の縄張り」を荒らしに来られたのにわざわざ部屋の中まで通して好き放題させてお土産まで持たして帰したようなもので、人がいいというかなんと言うか…。まぁ結局のところ、一流どころの選手はなんだかんだいっても高年棒をもらってるし、ＦＡ宣言すれば目の玉が飛び出すほどの大型契約が待っているんだから、そんなに危機意識がないってことなんだろう。先日、日米野球を取りやめるという選手会の意向には賛同できないと書いたけど、こういうことになるならば日米野球などもう二度とやるべきではないのかもしれない。ただ、出場してた選手達は必死に勝とうとしていたことは伝わってきていた、彼らはなんら恥じることはない。恥ずべきなのは、仮病で試合に出なかったヤツらだ。

  2006年11月08日

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• 酒は飲め飲め飲むならば～

  今オフ去就が注目されていた黒田がＦＡ権を行使せずに広島カープに残留することを表明した。黒田は、阪神だけではなく巨人、西武、ソフトバンク、さらにはメジャーの球団までもが獲得を狙っていて日米交えた大争奪が予想されていただけに、ＦＡ宣言すればかなりの大型契約を手にすることができたはずだった。ところが、黒田は「ファンの声」と「チームへの愛着」を理由にスパッと残留を決めた。その漢気、その潔さはホント惚れ惚れとするほどかっこよすぎる。この残留で黒田はさらに漢を上げたと思う。この残留は、「どうせ選手が育っても金持ち球団にもってかれるだけ」といささか屈折しかけていたカープファンに勇気と希望を与えてくれるはず。黒田は「チームに残って」というファンの声に応えたんだから、今度は「満員の大観衆の中でプレーしたい」という黒田の希望にファンが応える番だろう。まぁ、多分虎ファンが心配しなくても、広島のファンはこの残留を意気に感じて黒田の登板の際には市民球場に大挙駆けつけてくれるんだろうけど。ただ、阪神の今オフの戦力構想が井川の穴を黒田で埋めるというものだっただけに、虎ファンとしてはこの黒田の決断に拍手喝采を送ってばかりもいられない。若手左腕にチャンスなんて言われているけど、２００イニングを投げてフタケタ勝利を期待できるピッチャーなんてそういるもんじゃないし、正直彼らの力では井川の穴を埋めることはかなり難しいだろう。本物の変わりは本物でしかつとまらないわけで、現有戦力で井川の穴を埋めるしかないとしたら、それは福原、安藤の２人に頑張ってもらうしかないだろう。福原に虎投を背負って立つ投手としての自覚が芽生え、背番号と同じだけの勝星をあげるという安藤の宣言が実現したとき、井川の不在を意識しなくなるんじゃないだろうか。そして、安藤のエース格昇格にともなって、今年彼が担っていたポジションを杉山が埋める必要がある。杉山も雨で登板機会がなかなか廻ってこなくて調整が難しかったとはいえ来年も４勝とかではお話にならない、来年こそはプロ入り初のフタケタ勝利がノルマとなるだろう。若手左腕にはいきなり井川の代役なんていう大それた役割を期待するんじゃなくてローテの５番手、６番手、果ては谷間を埋めてくれれば儲けものくらいの気持ちでいたほうが身のためだろう。もちろん、井川の穴を一気に埋めてくれるくらいの大ブレイクしてくれるピッチャーが出てくれれば、それに越したことはないけど…

  2006年11月06日

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• 竜頭蛇尾　日４－１１メ

  投手力は日本はメジャーに引けをとらないどころかむしろ総合力では上回るのではというのが持論で、今日の日本の先発は小林宏とまともなピッチャーが出てきただけにいい勝負ができるんじゃなないかと期待をしていた。実際青木の先頭打者ホームランで幸先よく先制すると、小林が期待に応え三振の山を築いてこの１点を守っていた。ところが、久々の実戦でスタミナがもたなかったのか、二順目に入ると、マウアー、アンドリュー・ジョーンズにホームランを許すなどメッタうちにあってしまった。さらにその後は、昨日も炎上した久保が今日もハワードに一発を喰らい、その後を受けた永川もデビット・ライトに一発を喰らって、中盤までは結構いい勝負だったのに結局はワンサイドゲームになってしまった。投げるほうは、またしてもしてやられてしまったけど、打つほうではボテボテのセカンドゴロを内野安打にし、ワイルドピッチで一塁から一気に三塁を陥れた梵の走塁はホントに素晴らしかったと思う。

  2006年11月05日

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• 新時代の旗手　日６－８メ

  今日の主役はやはりＭＬＢ選抜の４番ライアン・ハワードに尽きるだろう。まずは２回西村の外角の変化球を捉えた。打った瞬間は芯は外れたように見えてフェンス直撃くらいかなと思っていたら打球がズキュゥーンという感じで全く失速せずに伸びてスタンドへと吸い込まれていった。逆方向へ低い弾道でもスタンドに叩き込んだだけでも驚嘆に値するのに、続く３回の第２打席では低めの変化球を捕らえた打球は高々と舞い上がってバックスクリーンに直撃、ジョージ・マッケンジーも「メッタにあるもんじゃない」と驚く推定飛距離１４０ｍの大ホームランとなった。１４０ｍ弾といえば、前回の日米野球の際にレッドソックスのオルティスも渡辺俊介から放っていて、来日前にその話を聞かされたライアンは、記者から「自分も打てるか？」と質問されて「挑戦してみるよ」と笑っていたけど、早々に達成してしまうんだからやはりナリーグ二冠はダテじゃない。まぁ、打った相手がアレっちゃアレなんだけど…ライアンは昨年は８８試合の出場ながら２２本塁打して新人王に輝いた。この新たな大砲に出現にチームは、ライアンに出場機会を与えるためにポジションがかぶっていた通算４３０発（当時）の主砲ジム・トーミーの放出を決断した。そのトーミは井口のいるホワイトソックスに移籍して４２本のホームランを放ったけれども、ライアンもその打棒をいかんなく発揮してその穴を全く感じさせないどころか、シーズン終盤は相手が恐れをなして勝負を全くしてくれないまでの打者へと一気に昇りつめた。このような「一選手にゲームへの参加を許す（勝負する）ことで試合が左右される」存在というのは、バルコ社の「お弁当」を美味しそうにほおばっていた頃のボンズくらいのものだろう。ライアンはまだ２６歳と若くこれから全盛を迎えるだけにどれだけの打者になるのか今後が楽しみだ。さて、投手は点をとられたけど、打つほうではメジャーの投手を打ち崩してそれなりに点を奪った。藤モンの２回のタイムリーなんて珍しくいいバッティングだったと思う。さらには、３回に里崎もライアンに負けじとレフトスタンドへ打球をぶち込んだ。前回（？）は日本側がメジャーの飛ばないボールに苦しんでなかなかホームランが出なくてパワーの差を見せ付けられていただけに、こちらも早い段階で一発が出てホッと一安心といったところ。今日のメジャー先発はシンシナティ・レッズのブロンソン・アローヨ投手だった。アローヨは０４年世界一戦士の一人だけに思いもひとしおだけれど、結構打ち込まれたのはちょっと残念だった。シーズン開幕前はスターターが有り余っていたレッドソックスはスプリングキャンプ中にアローヨの放出を決めたけど、蓋を開けてみればクレメント、ウェルズ、ウェークフィールド、レスター等々故障者が相次いでローテションがボロボロになってしまった。翻って、アローヨは開幕から連勝を重ね、打っては２本のホームランをかっ飛ばす等絶好調でボストンのファンを歯噛みさせた。見返りで獲得したペーニャも荒削りながらも若くてパワーに溢れるいいバッターだから長い目で見れば悪くはないトレードになるかも知れずこのトレードの是非の判断は難しいところだけど、まぁ、それはまた別のお話。

  2006年11月04日

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• 日米野球

  日本シリーズも終わり、ワールドシリーズも終わり、いよいよ野球のシーズンも終わりかと思っていたらあさってから日米野球が始まる、これでまだ野球の試合を見ることができる。今回はメジャーにも手を出すようになってから初の日米野球だけに本来ならば指折り数えて楽しみに待っていたはずなんだけど、現実にはいっこうにテンションが上がってこない。理由はあまりにも明快、ＮＰＢ側の選手に辞退者が続出してＭＬＢを迎え撃つにはかなりビミョーな顔ぶれになってしまったからだ。ＮＰＢの辞退者は公式発表で10人、水面下の交渉で拒絶されたのを含めると大量25人と正直これは尋常でない。日米野球参加をサラリーマンに例えると、10時くらいまで残業してさてそろそろ帰ろうかと思ったらそっから「新しい仕事頼むわ」と言われるようなもので、まぁ仮病を使ってでもバックレたくなる気持ちもわからないでもない。しかも、選手会は「ＷＢＣの実現によって日米野球は役割を終えた」として今秋かぎりで日米野球の打ち切りを要求していて日米野球の意義自体にも疑問が投げかけられているわけで、そんな上から「やる意味あるの？」なんていわれてる仕事をわざわざ残ってまでする気にもなれないし、次の日（シーズン）に備えて休養をとりたいと考えるのも不合理なことではないのかもしれない。しかし、それでもやはりこの辞退者続出には憤りを感じてならない。まず、第一には日本よりも長い１６２試合＋プレーオフという長丁場を戦い終えた後にわざわざ極東の島国くんだりまで遠征しに来てくれたＭＬＢの選手に対する礼を失しているだろう。むこうは本気できてるのに、「エ～、まじダリィんですけど」というのはあまりにも人を小ばかにしすぎた話だろう。そして、第二に「ＷＢＣがあれば日米野球なんて意味がない」と断じるのは、日米野球がほこる長い歴史をあまりにも軽視しすぎているのではないかと思う。日米野球は1908年に3Ａの選手が中心の「リーチ・オール・アメリカン」 が来日したのが皮切りで、日本のプロ野球よりも長い歴史を有している。そして、１９３４年鈴木惣太郎等関係者の尽力でベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ等の後に殿堂入りも果たした名選手の来日が実現し日本中が野球に対する熱狂につつまれ、それが同年末の職業野球の創設へとつながった。いうなれば、このときの日米野球がなければ今日のようなプロ野球はありえなかったのかもしれない。そういった経緯をまるで無視して日米野球の価値を図っていいものだろうか。選手会の要求は先人に対する恩やその気持ちを踏みにじっているといえはしないだろうか。さらに、ＷＢＣで日本が優勝したとはいえ、日米野球はＮＰＢがＭＬＢに負けないくらいの高いレベルを誇るリーグであることを高らかに宣言する上でも重要な意味があるのではないだろうか。このように対戦相手に対する礼、歴史的意義、そして現在的意義という観点からも日米野球を軽んじる選手会の姿勢には共感できない。試合数を減らしたり親善色を完全に取り払った真剣勝負に徹する等の対応はしていく必要があるかもしれないが、これを廃止するなどはもっての外だろう。最後に一言。数年越しでメジャー移籍を訴えていてメジャーが憧れのはずなのに、145試合に出場しておきながらケガで辞退ってどういうことですか？どうせ自分は来季メジャーにいけるから今無理して対戦する必要はないって事ですか？ホント何様って感じです、マジお前が一番ウゼ～（他球団事情に疎いのでホントに故障を抱えているかどうかわからない面もあるので、ホントに故障だったらゴメンなさい。ただ、野球選手である以上痛いところは誰だってあるでしょう、ホントに憧れてるならそれを我慢してでも出たいんじゃないの）。　

  2006年11月01日

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• 史上屈指の名勝負

  夏の甲子園大会決勝再試合が行われ、早実が４－３で駒苫を下し、悲願の夏の全国大会初優勝を達成した。試合開始からマウンドに立った早実の斉藤と大事なマウンドを後輩の菊地に託した駒苫の田中。この差が、昨日延長１５回を戦っても決着のつかなかったこの両者の戦いの勝負を分けたというのは明らかだった。先制点を献上したあげくわずか３分の２イニングでリリーフせざるを得ないならはじめから投げれば良かったのにというのは結果論の極み以外の何物でもないけれども、それは消えることのない棘となって田中の胸を苛み続けるのではないだろうか。早実の斉藤の「エース」というものに対する自覚、そして勝利に対する執念が駒苫の田中のそれを上回っていた…、言ってみればそういうことなのかもしれないけど、先発のマウンドを後輩に譲った田中を責めることは誰もできないというのもまた確かなんじゃないだろうか。この炎天下の中で連日連投、そして昨日は１２回と３分の２を投げた、マウンドではしきりに右腕を回すしぐさが見られた「血がたまって感覚がなくなってしまう」からだ。こんな満身創痍の少年に対して「エースなんだからもう１試合投げろ」というのは酷すぎる。むしろ、先発のマウンドに立たなかった田中が責められるべきというよりは、あれだけ投げまくっていた斉藤を先発のマウンドに送ったことこそ責められるべきなのではという気もしてくる。３年間甲子園で頂点に立つためにすべてをなげうって野球に打ち込んできたわけで、その最後の試合にたとえ腕がちぎれてでも最後まで自分で投げぬきたいという純真な思いも理解はできるし、自分のいないマウンドで決着をつけられたって納得もできないだろう。でも、まだ成長途上にある未来多き選手の体に深刻なダメージを与えかねない過酷なマウンドを強いるようなことは、大人が止めてあげるべきだったのでは。もちろん、こういった苦難を乗り越え一人で投げきったことが大きな感動を生んだことは疑いようもないけど…。３７年前延長１８回を投げぬいた三沢高の太田投手はプロではその実力を発揮することはできなかったらしいけど、斉藤投手のこの輝きが夏の日の花火のように儚いものにはならないと信じたい

  2006年08月21日

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