ロドリゲスとらのこども・超克編

あのとき。

さよならすることは、本当に苦しくって、あんなに難しい＆無理って思ったことはなかった。

それでも、今あらためておもうと、何かを失うということではなかったと思う。

あの時。

もうひとつの道を選んでいても、きっと幸せだったと思うから。

そして、もうひとつの道を選んでいてもきっと幸せだったと思う、わたしでいたいから。

あのときも。

今も、そしてこれからも。

人間をダメにするのは、失敗じゃないと思う。

それは後悔。

失敗はそれを反省することで、さらに飛躍することができる。

「後悔の念だけ」からは、なにも生まれてこない。

希望。　この言葉を忘れないで！

気が付いたら、きっと、あなたのそばに、愛があり、友情があり、慈しみがある。

私も、そうしてあげたいよ。

私は、いつも見てるよ。

こんどぎゅっと抱きしめるよ。

わたしは道端のお地蔵。

記：とらのこども