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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
晴れのち曇りのち雨、30℃。
今夜は「僕はラジオ(原題:RADIO)」試写会に行ってきた。 異例の9PMすぎに始まったこの作品は、アメリカのとある町で 起きた実話に基づいた感動作、らしい。今日はその感想を、 ということで冒頭のタイトルをつけた次第です。 どうか「何や、インチキ開運グッズでも紹介する気か!?」等と 思われませんよう、念のため。 作品のあらすじは… 知的障害を持ち、いつも1人ハナ高校の周囲を行き来する青年、 RADIO。ふとしたことから彼はアメフト部に関わっていく。 その中で生まれていく人間関係をRADIOを見守るコーチの視点で 描いた作品、というところでしょうか。 ちなみにRADIOは「ザ・エージェント」のキューバ・グッディング・ Jr.、コーチ役はエド・ハリス、その妻をデブラ・ウィンガ-が 演じています。 まず前半。とあることから知り合ったRADIOとコーチとその仲間。 ハンディは持つが純粋で人の良いRADIOとそれをやや行き過ぎとも 感じられる優しさで見守るコーチ。周囲の人々は次第に疎ましく 感じていく・・・。 正直言ってつかみは弱い。どうも舞台説明に終始しすぎで、主要 人物の心の描写を置いてけぼりのまま、半ば強引に時間だけが経過 していく感じです。(同じことを「シービスケット」でも感じたなぁ) 特に、RADIOに対するコーチの優しさや、いじめ役がRADIOと速攻 打ち解けていたりするところがすごく不自然。 この辺りをまったく無視するように進んで行くストーリーに、 「ちょっと!納得行きませんっ!誰か説明しなさいよ~」と貴理子 並みにヒスの衝動を感じつつ、何とか観続けると…。 途中、ある出来事が起こります。ワタシの場合はそれをきっかけに 急速に作品の世界へ引き込まれてしまいました。その後は最後まで ずっと心をつかまれたまま、涙の臨界点に触れてしまうこと数回。 観終わったあとはホント優しい気持ちにさせてくれる作品でした。 そうそう、後半部分にはきちんと↑の謎解きも描かれていました。 「やっぱりせっかちって良くないな。これだから、友達に『本当 浅はかモノ!』とご指摘されるのな」と深く反省…。 PS:最後にはオマケのように嬉しい映像も用意されてるんですが、 これまたジ~ンと来ます、ちょっとズルイくらい。 採点(5★で満点):★★★★☆ 映画はやっぱりハッピーでないとね。 (ワタシはどうも「映画=Happyになれる」モノと定義づけしたい 心境らしい…。秋ですね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 10, 2004 01:51:27 AM
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