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Nobody Knows?

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Sep 9, 2004
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カテゴリ:映画
晴れのち曇りのち雨、30℃。


今夜は「僕はラジオ(原題:RADIO)」試写会に行ってきた。
異例の9PMすぎに始まったこの作品は、アメリカのとある町で
起きた実話に基づいた感動作、らしい。今日はその感想を、
ということで冒頭のタイトルをつけた次第です。


どうか「何や、インチキ開運グッズでも紹介する気か!?」等と
思われませんよう、念のため。


作品のあらすじは…

知的障害を持ち、いつも1人ハナ高校の周囲を行き来する青年、
RADIO。ふとしたことから彼はアメフト部に関わっていく。
その中で生まれていく人間関係をRADIOを見守るコーチの視点で
描いた作品、というところでしょうか。


ちなみにRADIOは「ザ・エージェント」のキューバ・グッディング・
Jr.、コーチ役はエド・ハリス、その妻をデブラ・ウィンガ-が
演じています。


まず前半。とあることから知り合ったRADIOとコーチとその仲間。
ハンディは持つが純粋で人の良いRADIOとそれをやや行き過ぎとも
感じられる優しさで見守るコーチ。周囲の人々は次第に疎ましく
感じていく・・・。


正直言ってつかみは弱い。どうも舞台説明に終始しすぎで、主要
人物の心の描写を置いてけぼりのまま、半ば強引に時間だけが経過
していく感じです。(同じことを「シービスケット」でも感じたなぁ)


特に、RADIOに対するコーチの優しさや、いじめ役がRADIOと速攻
打ち解けていたりするところがすごく不自然。


この辺りをまったく無視するように進んで行くストーリーに、
「ちょっと!納得行きませんっ!誰か説明しなさいよ~」と貴理子
並みにヒスの衝動を感じつつ、何とか観続けると…。


途中、ある出来事が起こります。ワタシの場合はそれをきっかけに
急速に作品の世界へ引き込まれてしまいました。その後は最後まで
ずっと心をつかまれたまま、涙の臨界点に触れてしまうこと数回。


観終わったあとはホント優しい気持ちにさせてくれる作品でした。


そうそう、後半部分にはきちんと↑の謎解きも描かれていました。
「やっぱりせっかちって良くないな。これだから、友達に『本当
浅はかモノ!』とご指摘されるのな」と深く反省…。


PS:最後にはオマケのように嬉しい映像も用意されてるんですが、
これまたジ~ンと来ます、ちょっとズルイくらい。


採点(5★で満点):★★★★☆


映画はやっぱりハッピーでないとね。
(ワタシはどうも「映画=Happyになれる」モノと定義づけしたい
心境らしい…。秋ですね)






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Last updated  Sep 10, 2004 01:51:27 AM
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