徹底した文体指導
これまでトライアリストの「新しさ」ばかりを取り上げてきた。新しさとは、これまでどの翻訳学校もやってこなかったことを意味する。 しかし、新しさを追求した裏には、従来精進をめざす者ならだれもが踏襲したことをきちんと踏まえているという事実がある。 相撲ならしことてっぽう、テニスなら素振り、陸上なら腕振り、アナウンサーなら発声練習、そういう当たり前のことをトライアリストはけっしておろそかにしない。 最初は訳の正しさよりも、文体上の指示を守れるかどうかが問題となる。 なぜ、そういうことをしなければならないかは、あまり説明しない。なぜしなければならないかという答えを自分で見つけることも大切であるからだ。 人によっては一時期、つまらないと感じたり、味気ないと感じたりすることがあるかもしれない。そのときは、運動部に入って数ヵ月は玉拾いしかさえてもらえないような現実もあることを考えてみよう。 そんな時期はあっという間に終わる。 最初にやるべきことをきっちりやっておけば、あとのことがどれだけやりやすくなるか。 トライアリストの会員ならだれもが知るところである。 ←ランキングに登録しています。何かちょっとでも得るものがあったと思われたら、ぜひクリックをお願いします。 ←ランキングに登録しています。何かちょっとでも得るものがあったと思われたら、ぜひクリックをお願いします。