カテゴリ:わが故郷、チェンマイ
チェンマイ滞在記は今回でおしまいにします。最終回は趣向を変えてお薦め観光スポットをご紹介しましょう。
チェンマイの観光といえば、タイ随一の霊山と言われる「ドイ・ステープ」か旧市街にある3つの寺院あたりが定番なのでしょうか。そういうオキマリのスポットを改めて紹介しても面白くないので、やや穴場を狙って「ワット・ウモーン」という寺院を紹介しましょう。 市街からそんなに遠くないにも関わらず観光客の姿はいつもまばらです。逆に言うと森閑とした宗教的な雰囲気を満喫するにはこれ以上の場所はないと言えるでしょう。 ウモーンというのは「トンネル」の意なのだそうです。その名が示す通りトンネルの中に安置された本尊様が有名ですが、 あたりを散策すると、アユタヤで見られるような頭部だけの仏像とか、 ちょっと異様ともいえる姿の仏像とか、 なにか魔境めいた不思議な雰囲気を漂わせています。 当日はすごく暑かったもので、パートナーがいきなり「ツカレター!!」と声を上げると、厨の中から「あらあら、あなた日本語お上手なのね!」といいながら元気のよさそうな日本人女性が出てきました。「はあ、旦那が日本人ですさかい」・・・。聞くと当地で3年間日本語教師をされているとのことで、その前はエジプトにおられたとか。ここ「ワット・ウモーン」が大好きで、よくここに来ては僧侶と話し込むのだそうです。 「お坊さんとお話をするといいわよ~。心が落ち着くっていうかね。だからわたしは時々ここに来ては何時間もお坊さんとお話するの。あなたもいかが?ぜひご紹介したいわ」 という有り難い申し出を頂いたものの、帰りのヒコーキの時間が迫っていたもので残念ながら今回は断念。次回はホント半日ぐらいゆっくりしてここの雰囲気に浸っていたいと思わせる場所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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