カテゴリ:北タイへ行こう!
引き続き「北タイブログ」でイキます。
合いコトバは・・・ 「今度の旅行は北タイだね♪」 「北」というのはいい雰囲気のする語ですよね。どこか哀愁を帯びているようであり、なにか隠れた強さを秘めているようにも思えます。 堀「北」真希・・・いいですよね。血のつながってない妹にしたいタイプです。 「おにいチャン、いっしょのお布団で寝てもいい??」なーんてね。 うきーーーーーっ 前回に続いて「チェンラーイ」からの報告であります。 今回は「エメラルド仏」で有名な「ワット・プラケオ」です。 ・・・・・?? ってそれ、バンコクのエメラルド寺院やんけ!? Tui☆さん、北タイに行ってたんとちゃうんかい!? (↑みんなが知ってるワット・プラケオ) いえいえ 確かにみなさんがバンコク観光ツアーの恐らく最初に連れて行かれたであろう「エメラルド寺院」とこの寺院は同名で、しかも姿かたち、大きさも同じエメラルド仏がここでもご本尊なのです。 「ワット・プラケオ」という名の寺院はここだけでなく、タイ全土に何ヶ所も散在しているのですよ。「プラケオ」とは「エメラルド仏」のことを指します。みなさん知ってましたか? ・・・なに?知ってる?あっそ。 ん?・・・で、エメラルドでなく実はヒスイでできてると説明せんでええのかって? っるせーなー(イライラ)、そんなことガイドブックみりゃあ書いてあんだろうがぁ。 バンコクのワット・プラケオにあるエメラルド仏は、みなさまご存知の通り、年に3回、金色の衣装を衣替えしますが、それを執り行われるのが「国王陛下」ご自身。それぐらい格式が高い重要な存在です。 このエメラルド仏は、現チャクリー王朝成立の時期にラマ1世がヴィエンチャン(現ラオスの首都)から奪ってきたものとされています。そうした経緯から現在もラオスはタイにエメラルド仏の返還を求めているらしいですが、王室寺院のご本尊でしかもタイ観光の目玉である重要な仏様をいまさら返還するワケないですよね~ 国で最も格式の高い寺院のご本尊が外国からの戦利品というのもある意味凄い話ではありますが、タイの論理では「もともとタイにあったもの」なのです。 エメラルド仏がヴィエンチャンに移される前は、今回紹介するチェンラーイのワット・プラケオに収められていたということです。当時は北タイは「ラーンナー・タイ王国」の支配下だったのですが、現在はタイ王国として併合されているため、「エメラルド仏=元々タイのもの」となります。 いずれにしても、ここチェンラーイのワット・プラケオが高名なエメラルド仏の「故郷」ということになりますね。 ちなみに、伝承ではエメラルド仏はスリランカで作られたものらしいですが、そんな昔の話は残念ながらよく憶えてません。 ウンチクが長くなりましたが、では現在チェンラーイの「ワット・プラケオ」にあるエメラルド仏は一体なんなのさ?? これは1990年に新しく造られたものだそうです。 ここでほとんどの日本人がガッカリするのですが、タイフリークなら「歴史が浅い」などと侮るなかれ。地元のひとたちにとって非常に大切な仏様なのですよ! バンコクのエメラルド仏は正面からしか鑑賞できませんが、ここなら360度どこからでもお姿を拝見してもよいわけです。エメラルド仏を背景に記念撮影もできます。(バンコクのエメラルド仏は撮影禁止です) ここワット・プラケオは収蔵品の展示室ともなっている礼拝堂などエメラルド仏以外にも見所あり、それより何より閑静な境内は観光客の姿もなく、北部の寺院ならではのゆったりした時間の流れの中で瞑想にふけるなり、木陰で昼寝するなりといった楽しみ方をするとよいでしょう。 慌しく見所スポットを回っているだけでは、北タイの本当の魅力はわかりませんよ~。たまにはお寺で昼寝でもしてみてはどうでしょう? (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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