カテゴリ:北タイへ行こう!
今年もローイクラトンは、ピン川沿い鉄橋至近のホテルの部屋を確保してまったりと堪能してきました。
チェンマイに住んどるんやからわざわざホテルとらんでもエーやんと思われるかも知れませんが、期間中の市中はどこも渋滞の大混雑。あちこち通行止めになってピン川エリアには近寄ることも儘なりません。在住の知人の方も、最もにぎわうナワラット橋・鉄橋エリアに向かおうとしたが、途中で諦めて帰ったということです。 ならその近辺のホテルとっとおけば、部屋からまさに「高みの見物」ができますし、気が向いたらお散歩感覚で賑わいの中に合流すればよろし。 チェンマイでのローイクラトンというと、3000個以上のコムローイを一斉に打ち上げるイベント「イーペンランナーインターナショナル」があまりにも有名になり過ぎて、日本の友人からも「テレビで見た!あれに行ったんや〜」と言われるのですが、ワタシは100ドルという高額の入場料(しかもチケットは旅行会社が買い占めるので、ひとり5000バーツ以上のツアー代金が必要)と、やや郊外のメージョーまで渋滞の中を移動するのが考えるだけでもウンザリなので、未だに行ったことないのですよ。 中にはそのチケットを取れなかったからローイクラトンのチェンマイ行き自体をキャンセルされた方もおられましたが、勿体ない!! 個人的な考えですが、市中のピン川エリアの風景も、一斉打ち上げイベントに負けないぐらい、または壮大さや楽しみ方の幅からいけば、市中で楽しむ方が充実してるのではないかと思います。 ま、現実的には家族で行ったら2万バーツ以上もかかるイベントはエベレスト級の高嶺の花なんで、いつものホテルなら総額2000バーツぐらいで5人が二泊して朝食も付くのだから、検討する以前のハナシですな。 コムローイ打ち上げが許可されるのは期間中の二夜(今年は11月3日と4日)の「19:00〜25:00」とされています。火のついた物体が空を無数に漂うわけなので、その間はヒコーキも運休になります。 その刻限になると、ナワラット橋あたりを中心に大勢のひとが終結してコムローイを打ち上げ始めます。コムローイは30バーツでその辺でいくらでも売ってますので、事前に準備する必要はありません。ライターも売ってます。 その光景は、まさに大空を流れる大河のよう!! その流れは途絶えることはありません。 毎年見ていますが、これだけは写真でも動画でも収めきれない壮大さで、見るだびに「なんて凄い光景なんや!!」と唖然としてしまいます。 ホテルの部屋から、その滔々たる流れを眺めながらカンパーイ♪♪ 気が向いたら外に出ますが、すごい雑踏の上、人混みの中で果敢にコムローイに火をつけて飛ばそうとするアホな欧米人が中にはいるので、ちょっと危険を感じることもあります。風にあおられてコムローイの紙部分に延焼して単なる火の玉になって飛ばされたり、飛んで行ったはいいが街路樹にひっかかってメラメラ燃えてしまうなど、いろんなことが起きます。 考えてみれば、火のついた物体が市街地の上空を無数に飛んでるわけですから、日本なんかではまず実現不可能なお祭りですね。 ローイクラトンの語源でもある「灯籠流し」の情緒もまた捨てがたい魅力です。 ぼんやりホテルの部屋から眼下の騒ぎを眺めていると、いきなり目の前で花火が炸裂しはじめました。 こんな至近距離で花火を見るのは多分はじめてです。コドモらも大喜びを超えてカンドーしているようでした。 第一夜の9時ごろだったかな?来年も見逃さないように憶えておかないと・・・ 今回はさきごろ義父を亡くされた義母をホテルにお招きしました。 義父の存命時はずっと田舎で仕事に専心していて市中のお祭りなど見たことがないということでしたので、喜ばれるか喧噪に辟易されるか不安だったのですが、もう飽きることなく窓辺に張り付いて感慨深げに眼下の賑わいを眺めておられました。よかった〜♪♪ 実は今年はなんとなくメンドーで、ホテルの予約はキャンセルしようと思ってたんですが、マゴマゴしてるうちに無料でキャンセルできる期間を過ぎてしまい(1週間前なんですが)、仕方なくってほどでもないのですが、せっかくだから今年も利用するかぐらいのノリだったんです。でも義母の件もあったので、決行してほんまよかったですわ。 来年は、第一夜は例年通り「ピン川エリア」のホテルを確保し、第二夜は「ターペー門付近」に宿泊して「山車のパレード」をじっくり鑑賞するコースを狙ってみます! にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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メージョーまで行かなくても旧市街でコムローイは十分に
見物できるものだとは! 人混みと渋滞がイヤで二の足を踏んで いたのですが、俄然行きたくなりました。 でも飛行機がその間運休では、夜コムローイを見てから 飛行機に乗ってバンコクに帰るっていうのは無理っぽいですねえ。 お義母さんに喜んでもらえて何よりです。 心の癒しにもなったのではないでしょうか。 ところでチェンマイではコムローイだけでなく、クラトンを 川に流すこともするんですか? 写真も見たことがない気がします。 (2017年11月07日 17時31分19秒)
Lamyai_daengさんへ
そうなんです。イーペンランナーの写真の破壊力がありすぎて、市中でも凄い光景が見られると思ってない方が多いんですよね〜。ネットの相談サイトでもイーペンランナーにはどうやったら?という問い合わせばかりですね。市中でのローイクラトンは絶対オススメですので、一度は見に来てください! ヒコーキの運休は全便かどうかまでは把握してません。遅い便ならあるかも知れませんねえ。しかしこういう情報って直前まで決まらないんで、なかなか前もって計画しづらいかも知れません。 灯籠流しはピン川では盛んに流していますが、暗くて写真映えしないんでコムローイの方ばかりになってしまいますね。翌朝に川面を見ると上流から流れてきたクラトンですごいことになってます。また、期間中は市中・郊外のどこでも軒先にロウソクを並べる習慣がありますので、それもまた風流でいいですよ。 (2017年11月07日 20時28分49秒)
Lamyai_daengさんへandTui☆さんへ⇒写真が見事ですね
川に流すこともするんですか? 日本でも、昔はやっていましたとよ・・・・《僕が子供の頃です。。。。 ★ 精霊流し、お盆が済んで 先祖の霊を 御送りする儀式 子供なら乗れる→ 木製の船に 食べ物 お花(その他色々・全部は覚えていませんが・果物瓜類、スイカなども 船に載せて 川に流したものです・・・・・ 帰りのお土産ですね・・・・優しい日本人の真情・・・ インド発祥のはずです ガンガで(に) 蝋燭点けて流す 浮き 丸い 水に浮く 流しています。。。。夕方のようです チエンマイでは子供の工作 植物の葉で 作って浮かべて流します 飾りが,各々 意匠を凝らして・・・・ 人が多いから行ったことはありませんが 知っています 宗教関連行事は 詳しいですよ ライフワークでした 世界各国 アメリカ式人の 死に方 等のタイトルの本も 日本の神々 チベットの密教・ボン=民族独特の宗教と混合した お墓の歴史 あの世の事 人の精神生活 興味深いですね・・・・ 現象の裏側 人の精神 ・・・現象だけ見ていても、半分以下しか判りません 勉強は楽しいですね 貴方も良くご存知のはず・・・・ 突っ込む 学ぶ 無知よりも怖い 無関心 関心を持つことは重要ですね それが第一歩 2歩 散歩 人生は遊び鴨 その中から学ぶ・・・ ・ (2017年11月09日 08時55分53秒)
ウーテイスさんへ
はっは、ワタシはそんなに真面目ではないので、灯籠流しとかコムローイ飛ばしの意味や由来とか考えたことないです。日本の祭りも同じく(笑) タイのガッコでは教えてるんでしょうね。クラトンを作ってガッコの水場に浮かべたりしてますから。 生半可どころか無知・無関心に近いですが、文化伝統に共通するもんがあったり独自のもんがあったりするのを発見するのは楽しいもんです。 (2017年11月10日 16時29分48秒) |
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