カテゴリ:北タイへ行こう!
チェンマイで買い物というと、まず思い浮かぶのが有名なチャンクラン通りの「ナイトバザール」だろう。
毎晩やってるから便利だし、何回行っても楽しいことは楽しいのだが、やはり観光客向け。買いたいものも特にない。 それよりもワタシ的にもっと楽しいのは、現地の庶民が日常で利用する「市場」を訪れること。 これはチェンマイに限らず、海外のどこへ行っても同じである。 いや、国内でも同じだな。初めて行く町のスーパーに行って、その地方独特の品揃えを見るのは実に面白い。 ナイトバザールの界隈を少し北に歩いたところにある「ワローロット市場」は、その規模や活気からチェンマイ随一といってよく、ワタシのような物好きでなくても一見の価値はあるであろう。 地図やガイドブックには「ワローロット市場」とあるが、地元民は「ガートルアン」と呼んでいる。北部弁で「大きな市場」という意味であるが、その名の通り、3階建てのビルの中にぎっしりと店舗が密集するさまは正に「壮観」である。 その建物の周囲にも生花市場、金行や各種屋台が軒を並べており、地域全体が市場ってカンジになっている。ワクワクしながら歩き回っていると道に迷ってしまい、乗ってきた自転車をどこに停めたのかわからなくなってしまった。 市場の中は干モノ、生モノ、揚げモノの入り混じった凄まじい臭気で、そんな中を食品だけでなく、ファッション、雑貨、電化製品などが混在となっており、いわば「ごった煮状態」である。 日本なら昭和40年代に見たような世界であるが、田舎町チェンマイでも昨今は大型スーパーやスーパー系列の24時間営業のコンビニなど、品揃えも利便性も高い新興勢力が次々にオープンしているというのに、このような古色蒼然としたスタイルの市場が廃れることなく活気を維持しているのは興味深い。 色とりどりの山積みのドライフルーツも壮観である。 もちろん近代的なショッピングモールもチェンマイでは数ケ所あって、空港近くの「セントラル・エアポートプラザ」はその代表格であろう。 かわいらしいティーンの女の子たちが現代っ子らしくセクシーな格好で闊歩していて、精一杯おしゃれをしているのであろうが、それが東京あたりの小洒落た女の子たちと比べると皆どこか垢抜けなくてイモっぽく、そこが逆にヘンタイTui☆さんの心の琴線にビンビン響きまくるのだ(笑)。 こちらは別名「ガートルアン・エアポート」となっていて、前述のワローロット市場(ガートルアン)を意識したネーミングとなっている。ガートルアンの21世紀バージョンって位置づけだろうか。 今回はコドモらの面倒を実家のじーちゃん(ター)ばーちゃん(ヤーイ)が見てくれてるので、ヨメっこ「ジェーンさん」は久々に子育てから少し解放され、ワタシと「デート」するチャンスが度々あった。 そういうとき、ジェーンさんが行きたがったのが、この「セントラル・エアポートプラザ」。 映画を立て続けに2本も鑑賞したり、ゆっくりと遊んだのは「オリちゃん」が誕生する前以来のことだ。ほぼ6年振りってことか。 ワタシの方はそれなりにヒマを見つけてガス抜きするチャンスはあるが、母親はそういうワケにはいかん。ほんまジェーンさんには苦労かけとるワイ。 さて、折角できた2人の貴重な時間、ちょっと郊外まで足を伸ばしてみるかな・・・ (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北タイへ行こう!] カテゴリの最新記事
|
|