カテゴリ:北タイへ行こう!
チェンマイ中心部の「ワローロット市場」からピン川沿いの道路に出ると、黄色いソンテオが数台待機している。
チェンマイで目につくソンテオは赤色で通称「ロットデーン(赤いクルマ)」であるが、それらはチェンマイ中心部を流しているもの。このほかに黄色や白いソンテオもあるが、こちらは郊外行きである。ワローロット市場のソンテオ乗り場からは、東方のボーサーン(手作り傘で有名)、サムカムペーン方面にいける。 チェンマイ中心部から約40分の「サンカムペーン」は、「タクシン元首相」「インラック現首相」の出身地である。特に当地に銅像やモニュメントがあるワケでも、現地民から神聖視されているってワケでもなさそうだ。 チナワット家の故郷であることなど言われなければわからないほど、ごくありふれたタイの田舎町である。 そのサンカムペーンに、日本人にはうれしい天然の「温泉」がある。 「サンカムペーン温泉」は、群中心部からもさらに離れた僻地にあるが、温泉のエリアは「公園」として綺麗に整備されており、噴き出している温泉とともに硫黄の匂いを感じると、温泉大好きな日本人は誰でも心が躍るであろう。 ところが、地元タイ人は熱い湯につかる習慣がないためか、ここでの主な楽しみ方は公園内に巡らされた水路で「足湯」を楽しむことと、「ゆで卵」を作って食べること。 日本人からすると、折角ここまで来てゆで卵だけ食って何がおもろいねん!と思ってしまうが、公園に入ってまず「ドーン」と客を迎えるのが「卵」のモニュメントであるのを見ると、タイの庶民にはそれなりに思い入れがあるのであろう。 しかしわれらは、卵も足湯もパス。 風呂だ!風呂だ! ってワケで、熱い湯は嫌だとむずかるヨメっこ「ジェーンさん」を無理矢理ひっぱって、「家族風呂」へGO~!! おひとり様向けの「個室風呂」もあるようだが、「家族風呂」の方はダブルベッドつきの部屋とセットになっており、「一時間200バーツ」。こりゃリーズナブル! ・・・でもなんでお風呂にベッドがついてんねん!?何するんや!? ・・・ってナニするんだろうな・・・。 まあうちらも久々にコドモ抜きの行楽ってことで、それなりに・・・ごにょごにょ・・・(滝汗)。 そんなん抜きにしても、わずか200バーツで天然の温泉にゆっくり浸かってリラックスし、さらに公園内または周辺にあるタイマッサージをばっちり2時間コースで堪能、さらには美しい自然の中でゴザを広げて寝そべって、ピクニック気分を満喫・・・とかなりデラックスな半日を過ごすことができる。 何より、周辺の北タイならではの自然の美しさは格別!ほんとに清々しい気分を味わえる。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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