カテゴリ:北タイへ行こう!
いうまでもなく、タイは「仏教国」。葬式や正月ぐらいしか寺に用がなく、ここってパンパンって手叩くんだっけ?なんてフザけたことを抜かしてるヘタレ仏教国のわが国とは格が違う。
タイでは、イケイケのセクシーねーちゃんですら日常的にお寺に通い、堂に入った参拝姿には官能美すら感じてしまう。 横目でちらちらねーちゃんの参拝作法を盗み見ながら、ローソクの蝋を自分の膝に落としてあっちっちとパニックになってるワタシは、心底ヘタレだなと思ってしまうのだ。 そんなタイのお寺は、見所がいっぱいである。本堂、仏塔はもちろんのこと、なんちゃら堂とか付随する建物にそれぞれ特色があり、装飾や壁画などひとつひとつ見ていけば、時間がいくらあっても足りないほどだ。 そんな中で、ガキの頃からの生粋の仏像フリークのワタシは、タイのお寺を巡って「仏像」を鑑賞するのが何よりの愉しみだ。 でも、意外と「タイの仏像」に着目した情報って少ないように感じる。 もちろん、ワット・プラケオのエメラルド仏、ワット・ポーの大涅槃仏、ワット・トライミットの黄金仏といった高名なものは別格だが、今回ワタシが集めてきた北タイの有名無名のお寺の仏像の写真を並べてみよう。改めて見直してみると、タイの仏像の色彩の美しさや豪華絢爛さに驚かれることだろう。 「タイの仏像」ってもっと注目されてもいいのではないかなと感じる。 由来や建立時期、作風などのウンチクはほとんど調べていないが、中にはこの数年内に新造されたものもある。歴史が浅いから鑑賞の価値がないかというと全くそんなことがなく、建立したひとの仏様に対する想いや、日々ひとびとに拝まれながら蓄積された独特のオーラを感じるのは、至福の時間といえる。 今回は、チェンマイ市内および近辺のものを集めてみよう。 ワット・チェディルアン 今のところ一番のお気に入りの仏様。本尊を中心に夥しい数の仏像が並んでいて壮観。 光線の具合とか絶妙で、伝わってくる神々しさは凄まじいものがある。 ワット・ゲートガーラーム ワット・スアンドーク 本堂が改修工事中であったが、この仏様も修復されたばかりなのだろうか?黄金の輝きが眩しいほどであった。「大仏」といっていいサイズも圧倒的。 あとで気がついたが、実はココ「立入禁止」だった。職人さんやお坊さんと何度もすれ違っているが、何ら咎められなかった(笑)。 ワット・プラシン 前列のお坊さんは、本物ではない。近くに行って初めて像とわかったぐらいリアルにできている。 ワット・パンタオ ワット・ウモーン 日本人には珍しい「苦行像」。ブッダが出家して6年間の苦行をしたときの姿を現している。 このワット・ウモーンは、ワタシのイチ押しスポット。 森閑とした静かな雰囲気の中、遺跡のテイストもあり。 ワット・ロークモーリー ワット・ドイサケット この大仏様の内部は「宝物館」となっていて、参拝客にも公開されている。 面長で憂いに満ちたような表情が印象的。 ワット・ドイサケット ウィアン・グムガーム 菩提樹の下の仏様。これも表情が独特で、かなり気合の入った瞑想の境地がビシバシ伝わってくる。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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