カテゴリ:北タイへ行こう!
タイの愉しみというと、なんだかんだ言っても「ナイトライフ」は外せないよね!
・・・という切り口で始めると、一部男性諸氏は「チェンマイの夜ってどんなもんやねん?」と興味深々ってか?? しかし、残念ながら今回は「家族の用事」で「家族連れ」でチェンマイに来ている関係もあり、楽しげな場所に単独で突撃することはできん。バンコク在住時のように「仕事だから仕方ないんだも~ん♪」などとミエミエの言い訳をしながら歓楽街に繰り出すワケにもいかんのだ。 そ・・・それ以前に、今回ワタシには「カネ」がないやん!! セーウェンで45バーツ勘定を間違われただけで半日はグズグズ機嫌悪かったほどの赤貧なのに、とても夜の街で遊べる余裕なんぞない。 というわけで、今回のチェンマイのナイトライフ報告は、無難にいわゆる「ナイトマーケット」についてである。 チェンマイというとチャンクラン通りの「ナイトバザール」が有名だ。旅行者が集まるホテルやゲストハウスが密集するエリアにあり、「毎晩」営業しているのでとても便利だ。 ほかにもターペー門エリアでかなり大規模なマーケットが開かれるが、残念ながら「日曜限定」。 ナイトバザールを歩くと山岳民族が手作りの工芸品を売り歩いているに出会い、まず北部らしさを実感できる。 飾りを満載した帽子をかぶっているのが「アカ族」のねーちゃんであるが、どうせなら全身民族衣装を着てりゃあ「らしさ」をもっと感じられると思うのだが、かぶりもの以外はTシャツとか普通の格好なので、いたって中途半端な印象だ。 なんでだろう?めんどくさいのか?暑いのか?あるいは全身民族衣装だと旅行客が写真撮るだけでうるさくて商売の邪魔になるのか? 賑やかなのはチャンクラン通りの歩道にズラリと並ぶ露店だが、バンコクのシーロム通り同様歩けるところの幅が狭く、バカみたいに肥満した欧米人が店を眺めるため立ち止まるとたちまち「通行止め」になってしまう。 典型的なせっかち日本人のTui☆さんはすぐにイライラしてしまう。 買い物や人混みに飽きたら「ガレー」に行ってタイ舞踊のステージを眺めながらビールを呑むのも一興だが、ワタシが大好きなのが、チャンクラン通りの東側の広場のようなところにある「アヌサーン市場」だ。 市場といっても、いわゆる生鮮食料品とかの店舗が集まるものでなく、ナイトバザールと同じ趣向の雑貨などの露店と、レストラン街をセットにしたイメージだ。 広い空間で景色としても美しく、ぶらぶら散歩気分で歩くのがとても気持ちよい。 ワタシはあまり雑貨とか工芸品を買わない方なのだが、それでも趣向を凝らしたグッズを見て回るだけでも楽しい。何となくの所感であるが、数年前に来たときより品物のセンスが全体的によくなっているみたいだし、お値段の相場も下がってきているようにも思えた。 しかしワタシにとってアヌサーン市場は、買い物よりは「メシ」であり、チェンマイで「ジェーンさん」に「夜はどこで食べたいか?」と尋ねられると、特にアイディアがないときは「アヌサーンに行こう」と言うことが多い。 ここのシーフードレストランは安定して美味しくて気に入っているのだが、恐らくレシピが確立されていないのか、たま~に「う~ん・・・今日はイマイチやなあ」というときがある。 残念ながら今回の訪問では1回しか食べに行ってないが、その「たま~」に当たってしまい、久しぶりだったのでフンパツして沢山注文してしまったのだが、半分以上残してしまった。 勘定するときに店員がやたら「包んでやるよ」と勧めてきたが、ジェーンさんがストレートに「今日は不味かったから包まなくてよい」と断った。店員は残念そうな顔をしていたが、「どこがどう不味かったのか教えてくれ。コックに伝えるから」と聞いたので、ジェーンさんがこれこれこうだと教えてあげたところ、勘定の端数分をわずかだが負けてくれた。 いつも混み合っている人気店だが、こういう謙虚な姿勢は好感が持てる。 ナイトバザールの露店街は23時ぐらいには順次店じまいをして撤収作業に入り、 夜にはこんなに賑やかだったのが・・・ ほぼ定点からの撮影だが、朝にはすっかり片付いてしまっている。見事なものだ。 バンコクのパッポンと同じカンジね。 というわけで、今回はチェンマイの夜については諸事情により、極めて「健康的」な報告でありました! (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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