カテゴリ:北タイへ行こう!
今回は、ヨメっこ「ジェーンさん」の実家エリアのことを紹介しましょう。
ワローロット市場前からサンカムペーン行きの白いソンテウに乗って約30分(18~20バーツ)のところに、「ボーサーン」という日傘工房で有名な村があります。 チェンマイといえば「雑貨・工芸品」という側面が大きいですね。 北部タイで長く君臨した「ラーンナー・タイ王国」の興亡とともにミャンマー、ラオス、中国といった近接する国の文化との混淆を繰り返し、また山岳地帯にあることから山岳民族の影響や、木材等の材料が豊富に得られることから、独自の「雑貨・工芸品」文化を育んできたようです。 チェンマイの振興には、国民に絶大な人気のある王様「ラーマ5世」の王妃殿下(チェンマイ出身)が尽力されたようですが、そこから欧米人にも注目されるようになり、現在も観光客に人気の「ナイトバザール」は外国人観光客で連日大盛況です。 この意味で、チェンマイは「国際都市」のお手本かも知れません。 タイ固有の伝統とともに、近隣諸国や少数民族の文化がそれぞれの特色を活かしながら同居し、世界各国からやってきたお客さんが仲良く楽しそうに買い物をしています。 欧米人としばしばモメゴトを起こすTui☆さんは、大いに反省すべきでしょう。(滝汗) 「ボーサーンの日傘」も、村の僧が現在のミャンマーに赴いたときに生産方法を学習し、それを村に持ち帰ったのが発祥だそうです。 日本の場合は地方で土産物を買おうとしても「Made in China」のタグが目について購買意欲を著しく削がれますが、その点ここ「ボーサーン」では、実際に「工房」を見学しながら、アジアンテイスト炸裂する「日傘」や「扇子」などの直売品を、市中で買うより安く購入できます。 工房で見れるのは組み立て・描画の最終工程ですが、近接エリアでは「紙漉き」や骨組みなどの部品生産を各村が分担しているようで、まさに地域一体となって推進している産業なのですよ。 海外旅行慣れしている方の中には、こんな「観光客ずれ」したグッズには興味ねーよ!と見向きもしない方もいらっしゃいますが、こういう民芸品は現地タイ人の家にはかなりの確率で飾られていますし、飲食店などのディスプレイとしても使われています。生産プロセスも含めて現地の「文化そのもの」といっても過言ではないので、ぜひ先入観を捨てて見にいらしてください。 日傘は持って帰りにくいし、扇子とかセンスねーしな~、と思われる方には、ご自分の持ち物にお好みの絵をその場で「描画」してくれます。 あなたのシャツ、ジーンズやバッグなどが、世界にひとつしかないクールなグッズに変身するぜ。 描画サイズによりますが、50バーツからやってくれます。 個人的にはこちらのミニミニ「ニワトリ」がお気に入り! 一個40バーツ(120円ほど)なので、大量買いしてデスクに並べたい逸品です。 それぞれ表情が異なって、手作り感あふれてますね♪ にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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