カテゴリ:北タイへ行こう!
三回連続で「お寺」ネタになってしまいました。ま、いっか。
チェンマイ中心部から西方の山々を見ると、山中にキラリと光るものが見えます。有名な「ワット・プラタート・ドイステープ」ですね。 あと、チェンマイの新名所「ナイト・サファリ」が市内からやや南郊にありますが、その辺りから山の方を見ると、もうひとつの「山中の立派そうなお寺」が見えます。 それが「ワット・プラタート・ドイカム」です。 麓からも見えていたのは、高さ19メートルの「大仏様」でした。 観光ガイドやチェンマイに関連する書籍でも紹介されることはほとんどありませんので、実はワタシも今回ヨメっこ「ジェーンさん」に案内されるまで知りませんでした。 しかし、麓からお寺に向かう山道にさしかかった途端、ぎっしりと動かない大渋滞! 日曜日ってこともあったので、平日はそれほど混み合うことはないようですが、それでもチェンマイ中心部の有名寺院でもこんなに混み合っているお寺は見たことがないってぐらいの大混雑でした。 歴史は非常に古く、説話ベースではありますが、お寺が最初に出来たのは日本における飛鳥時代のこと。 それがやはり荒廃を繰り返し、現在のように立派に再興されたのはそんなに古いハナシではないようです。 先日紹介した高僧「クルーバー・シーウィチャイ」の像がこちらにも立ってましたので、こちらの再興にも尽力されたのでしょう。 元々こちらのお坊様は、市中の喧騒を避けて修行に励むために山中に籠もられたので、参拝客を集めることには消極的で、以前はひっそりと静かなお寺だったそうです。 しかし、徐々にタイ人同士の「口コミ」でこちらのご利益が広まるようになり、現在の混雑に至るようになったようです。 どんな「口コミ」かは、聞かなくてもわかります。門前にはズラリと「ロッタリー(宝くじ)」の露店が並んでいますんで・・・。 仏塔の周りに「銅鑼」のようなものがいくつもあり、参拝客はそれを「叩く」のでなく、エライ時間をかけて「なでなで」しています。 そのときに響いてくる音で仏様の意志(宝くじの当たり番号?)を感じ取るのだそうですが、自分にはサッパリわかりませんでした(笑) このお寺では、願をかけるときに、もし叶った際には感謝のしるしとして「ジャスミンの花」をいくつお供えするかを「約束」します。 お花は「50個単位」でお供えするらしく、多いひとでは一万個以上お供えするひともいるらしい。 お参りが終わったら、ワット・ドイステープにもあるような「展望台」からチェンマイ市街(と、ド田舎風景)を眺めます。 ドイ・ステープより標高がやや低いので、行くのも比較的ラクだし、悪天候で展望が遮られる確率も低いでしょうね。 眺めはほとんど同じカンジだと思います。 なかなかチェンマイくんだりまで来るチャンスのない方がわざわざ出掛けるような場所ではないとは思いますが、迫力ある大仏様やチェンマイ展望など、他の有名スポットに劣らないインパクトはあるかと思います。 ワタシも願をかけてあるので、大量のジャスミンの花をお供えするために「再訪」せねばなりませんね!! にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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