カテゴリ:北タイへ行こう!
「ピン川」はチェンマイを象徴する風景のひとつと思いますが、ある本を見ててチェンマイ市内でピン川に面しているお寺は「ワット・チャイモンコンだけ」という記述を見て、「ええっそうだっけ!?」と意外に思いました。
ほかにはワタシの知る限りでは、カオソーイの有名店が並んでいるファーハーム地区にある「ワット・ファーハーム」もピン川沿いですかね。もしかしたら他にもあるかも知れませんが、「レア」であることには違いありません。 洪水になったときのことなど考えて、川沿いにはお寺を建てないんでしょうかね? 「ワット・チャイモンコン」は「ピン川リバークルーズ」の発着場としてもおなじみでしょう。 ワタシは約10年前にヨメっこ「ジェーンさん」と交際開始ホヤホヤの頃にディナークルーズに乗りました。ラブラブモード全開でしたので(今もですが)、何を食べたのやら記憶に残ってないですが、沿岸の市場の灯りの華やかさにウットリしたことが印象に残ってます。 川沿いにお寺があるとどうなるかっていうと、もちろんタイ人には「タンブン」ですね。 魚やら亀やらを買っては川に放してあげることで「ブン」を得るってことですが、なんだかねえ・・・。こういうのにお金を使うからまた新たに動物が捕らえられるので、賢明なる仏様は当然顛末までお見通しなワケで、これを「善行」とはみなされないでしょう。・・・ま、いーか。 このお寺は、ピン川を眺めながらのんびりするには絶好のスポットです。 お寺としてのみどころといえば、本堂の裏側の壁面の彫刻がなかなか見事です。天界の下に地獄が描かれていますね。つい見入ってしまいます。 あと、こちらでは境内の各所で見られる「脇役たち」に注目してみました。 別にここだけでしか見られないってものもないとは思うんですが、失礼ながら「B級感」にあふれ、統一性のない「なんでもアリ感」がこのお寺では特に目についたので、そんなところを楽しく拝見させていただきました。 仏塔の下の仏様の脇侍の像ですが、失礼ながらコミカルな表情ですねえ。 小学生が工作で作ってももう少し風格あるのができそうな気がします。恐らく信者の方が一生懸命作って寄進したものでしょうから貶すのもアレですが・・・ タイでも特に珍しくないものですが、こちらの「見ざる言わざる聞かざる」はベロを出していて挑発的な表情が結構ムカつきます。 このモチーフの像は世界各地で見られるようで、どこが発祥なのかまだ解明されていないのだとか。古代エジプトの遺跡にも見られるそうです。ただ、表している意味が異なることもあるそうですので、共通の起源でない可能性も考えられますね。 前回も別のお寺のを紹介しましたが、仏塔の下の神獣がくわえているのはやはり「生前の行いがよろしくなかったひと」でしょうか。 欄干を支えている鬼(ヤック)の表情も、こちらのはどこかコミカルです。 コミカル路線だけでなく、どこのお寺にもあるワニの神様みたいなの(モームってんでしたっけ)、こちらのは凄まじい迫力です。 ほかにも「逸品」がわんさかありますが、本ブログではこの辺にしときましょう。 あとは現地で探してみてください! ちょうど買出しで近くに寄ったのでフラリと参拝してみたのですが、暑季の昼下がりのチェンマイのお寺は時間の流れがゆったりとしていて、できれば川に面したお休み処で昼寝でもしていきたくなってしまいますね。 「Cafe & Dining COTO COTO」については本ブログで随時ご紹介しますが、よろしければ以下のリンクから「公式Facebookページ」に「いいね!」をお願いします! こちらではメニュー紹介やキャンペーン情報だけでなく、お客さんとの「コミュニケーション」にも活用しています。ぜひのぞいてみてください! Cafe & Dining COTO COTO 公式Facebookページ にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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