カテゴリ:北タイへ行こう!
拙ブログで何回か取り上げています高僧「クルーバー・シーウィチャイ」(1878~1938)。
北タイでは絶大な人気で、高僧の「肖像写真」が店舗などに飾られているのをチェンマイでは頻繁に見ることができます。 山上の名刹・ドイステープの参道を整備した高僧として紹介されていますが、それだけでなく、ビルマ占領時代を経て荒廃していた北タイ各地の寺院を、中央権力からの熾烈な迫害と対峙しながら復興に生涯を捧げた方です。 芸術や産業の育成に尽力されたラマ5世王妃「ダーラー妃」とともに、現在のチェンマイの繁栄は高僧なしには有り得なかったといっても過言でないと思います。 チェンマイ周辺の寺院を訪ねていると、あちこちで高僧の像を目にします。 今回は過去に公開した写真の中から、高僧シーウィチャイのお姿を集めてみましょう。 まず、チェンマイ西郊・ドイステープの山道入口に「クルーバー・シーウィチャイの祠」があります。 外国人観光客にはあまり知られていませんが、地元タイ人には絶大な人気で、お供えの花と線香の煙が絶えません。 先日紹介した旧市街の名刹「ワット・プラシン」には、門を入って正面に高僧の立像があります。 伝統的な銀細工で有名なウアラーイ通りの「ワット・ムーンサーン」にある立像は、土地の特色を生かした精緻な装飾が印象的です。 宝くじにご利益があることで地元タイ人に大人気の「ワット・ドイカム」は、近年建立されたのかな、まばゆい金色の立像が美しいです。 ラーンナー王朝の皇族の墓所である「白い仏塔群」が美しい「ワット・スアンドーク」には、本堂のご本尊の真下に高僧の坐像があります。 なんといっても最もインパクトが強いのは、隣県ランプーンにある「クルーバー・シーウィチャイのモニュメント」でしょう。市街やや外れの小高い丘の上にありますが、その巨大なお姿は麓から離れて見ても圧倒的です。 ここ1年ほどの記録に残っているだけでもこれだけのお姿が見出せました。これ以外にも北タイ全域には数え切れないぐらいあるのでしょうね。 それにしても、高僧シーウィチャイの生涯って映画化されないかなあ? すごい見ごたえのあるドラマになると思うんですけど・・・。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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