カテゴリ:北タイへ行こう!
チェンマイ近郊には温泉がいくつもあります。古い文献では東郊のサンカムペーン郡だけで20ケ所の湧出場所があるらしいですが、開発途上のリゾート施設を各所で見かけますんで、もしかしたら今はそれ以上かも知れません。
温泉大好きの日本人にはうれしいですが、「Onsen」というコトバがタイ語としても通じるほどの現在でも「全身浴」の習慣はタイ人にはイマイチ浸透してないようで、バンコクからも観光客がどっと訪れる連休でも「個室風呂」はあまり利用客がなく、順番待ちとか心配する必要はまずありません。 タイ人客はわざわざ遠方から来て何をしてるのかってーと、 ■ひたすら足湯 ■とにかくゆで卵 ■メシ食ったり施設内のマッサージ屋でだらだら ってカンジですが、温泉は山間部の北タイらしい風光明媚な場所にあるし、公営のサンカムペーン温泉なんかは広大な庭園がキレイに整備されていて、「湯治」よりは「自然公園で遊ぶ」ことが主目的なんじゃないかな? タイ人は日本人以上に公園大好きですからね。 一番有名なのは、観光ガイドにも載ってる「サンカムペーン温泉」ですね。 庭園の美しさは格別だし、チェンマイ中心部から直行のソンテオ(乗り合いタクシー)が出てるんで、一番利用しやすい温泉ですね。 個室風呂にはチンケながらベッドルームも併設されてて、すけべえオジサンが前夜ゲットしたレディと同伴してるのをたま~に見かけたり!? ![]() ![]() ![]() 隣りのドイサケット郡には「ドイサケット温泉」があります。観光客がわざわざ行くほどではないですが、裏手の田舎風景は郷愁を誘います。 個室風呂は狭くて風情がなくて長居する気にはなれませんが、個人的にはヨメっこの実家からアクセスよくて利用しやすいです。 ![]() ![]() 西郊のサムーン郡には、かなり山中で行くのに骨が折れますが「ポンクワオ温泉」があります。 大規模なリゾート施設が建設中で、ここに来る途上に象ファーム・山岳民族マーケットや植物園が点在してて、今後チェンマイ観光の新定番ルートになる可能性も? ![]() ![]() ちなみにタイでの入浴の「お作法」ですが、入湯料を払うとタオルとセットで浴用着が渡されます。別料金の場合もありますが、どっちみち安いモンです。 タイ人はたとえ家族であっても全裸で一緒に入るのに抵抗感があるようなので、いつもの感覚でヒャッホー!とフル●ンになるのは避けましょう。 逆に言うと、浴用着さえ着ればプール感覚で異性の友達と一緒に入ることもできますんで、一般的に水着すらご法度の日本の温泉より利用しやすいかも知れません。 あと、温泉があるってことはタイには火山があるの?というご質問を受けることがありますが、北タイの温泉は火山性(地下マグマが熱源)ではありません。 地質学の素養がないんでイマイチ理解しきれてないんですが、北タイ一帯は地質学的にはヒマラヤ摺曲帯の後背地らしく、断裂運動による深部地熱によるものなんだとか。 あと、地下の花崗岩に含まれる放射線元素の崩壊熱によるものという文献も見ましたが、どっちやねん? ま、いーか、いい湯を楽しめれば! ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北タイへ行こう!] カテゴリの最新記事
|
|