カテゴリ:北タイへ行こう!
さきの土日は日本からチェンマイにいらしたお客さんをご案内したんですが、「乾季のハイシーズン」「異例の寒波明け」「週末」「春節ウィーク突入」といくつもの要因が重なって、観光地、レストラン、酒場など、なんじゃこりゃ~!!って驚くほどの大混雑。
ドイ・ステープ、ワット・チェディルアンといった定番の名刹は今まで見たことないような人混み。 こりゃたまらんと、いつも閑散としてるけど味のある「穴場寺院」を訪ねてもらおうと「ワット・ジェットヨート」に行ってみました。 案の定、超繁忙期というのにこのお寺はガラーンと落ち着いた雰囲気。 ほかのお寺にはない滋味あふれる雰囲気で歴史的にも重要なお寺なのに、みなさんココをスルーするのはもったいないなあ・・・ ![]() ここはラーンナー王朝が最大の版図を誇ったティローカラート王時代に作られた寺院で、建立翌年1477年に「世界仏教会議」というのが開かれたそうです。まだ詳しく調べられてませんがココでいう世界とは「ラーンナー世界」ぐらいのイメージだったかも。いずれにしても仏教を基軸に国体を固めるための重要な場所だったようですね。 お寺の名前は「7つの塔のお寺」という意味で、独特の風格とともにラーンナー王朝の栄華と荒廃の歴史がしっかり刻みこまれた「仏塔」は一見の価値ありです。 お釈迦様が悟りを開かれたインド・ブッダガヤの大菩提寺の仏塔がモデルということで知られてますが、全然似てへんやん!という声も聞きます。というのは、実際にお手本となったのはビルマ・パガンの大菩提寺で、やはりブッダガヤを模倣して作られたものだそう。つまりワット・ジェットヨートの仏塔は「孫コピー」ということになりますね。 ![]() ここの仏塔はは巳年の「十二支仏塔」でもあります。来てくれた友人は小学校時代の同窓で、仲間は辰年か巳年ばかり。なのでわれわれが代表して辰年の「ワット・プラシン」とともにこちらの仏塔にお参りしたってワケです。 ![]() 仲間がみな「幸せな小金持ち」になれますように・・・ ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北タイへ行こう!] カテゴリの最新記事
|
|