カテゴリ:北タイへ行こう!
チェンマイ市街から北東へ向かう118号線を突っ走ると、20~30分ほどで原野が広がるのどかな郊外風景が楽しめるようになります。やがて右方向の丘の上にひときわ目を引く仏塔と大仏様の姿が見えてきます。そこが「ワット・プラタート・ドイサケット」です。
![]() 旧市街からドイサケット行きソンテウが出ていますが、なんと「18バーツ」という安さ! 自前の足で移動できない観光客でも訪れることができます。 わざわざここまで来る酔狂な観光客はほとんどいないようで、広大な境内はいつも静かでのんびりした時間が流れています。 ![]() 寺名に「プラタート」がつくのは「仏舎利」が納められていることを示しますが、高貴な方の遺骨である場合もあるようで、ここの伝承がどうなのかはワカリマセン。チェンマイ周辺でプラタートが付くのは「ドイステープ」「ハリプンチャイ」「ランパーンルワン」など高名な古刹ばかりで、こちらの「ワット・ドイサケット」も単なる田舎寺ではなく重要な位置づけにある寺院なのでしょう。 ![]() このお寺の目玉はなんといっても金色の「仏塔」。以前の写真を見ると全体に白い仏塔でしたので、近年に修復したものですね。最近では旧市街の「ワット・プラシン」もそうですが、仏塔を修復して「金ピカ」にしてしまうのはチェンマイの「トレンド」と云ってもいいかも知れません。 こちらの仏塔は中に入れるようになってて、内側にはひと回り小さな仏塔があって二重構造になっているのです。 ![]() 本堂の雰囲気のよさも筆舌に尽くしがたい。壁画など近年リニューアルされたのかヒジョーに美しく、やや新興宗教っぽいテイストはありますが、他のお寺にはないユニークな趣向です。 ![]() このお寺はヨメっこの実家の近くなんですが、来るたびに新しくしかも大規模なものが増設されてます。寄進を集める能力がよっぽど優れているのか、それとも途方もなく羽振りのよい檀家でも抱えているのでしょうか? 近年だけでも内部が博物館になっている金色の大仏様をはじめ、ヒンズーの神様などあちこちに続々と増えてます。 ![]() 境内を散策していると至るところで発見できる「フォトジェニックな造形」が目を楽しませてくれます。 ![]() 二年ほど前から丘の上に建造中だった大仏様がほぼ完成しとりました。その前にはチェンマイ市街方面と反対の郊外風景の両方が一望できる展望台も備えており、チェンマイ観光の新名所となってもよいハイスペックです。 ![]() ![]() さらに奥では観音様の廟の造成が進んでます。ホント景気のいいお寺やねえ! 郊外ではありますが見どころ満載で、広大な敷地内をピクニック感覚で散歩できるし、ミニ動物園などコドモが楽しめるコーナーもあって、わざわざ足を運ぶ価値のある好スポットであります。 ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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