魔女のお薬
最近、アロマのお世話になることが多くなりました。 職場にはサンダルウッドのオイルを持っていって咳止めがわりにしてますし、生理前にはカモマイルやローズの香りでリラックス、最近悩まされてる正体不明の頭痛にはラベンダーがいいだろうか、それともイランイランがいいかな?とか・・・。 子供の頃には考えられなかったくらい、ハーブの効用が認められてますよね。 私がハーブに出会ったのは、小学生のころでした。 佐藤まり子さんのマンガ、「しあわせ二重奏」の中で主人公の趣味として取り上げられていたのがポプリ作り。 それをきっかけに熊井明子さんのご本にハマり、その中でハーブを知りました。 当時のハーブは、スーパーでスパイスとして扱われているもの以外は園芸店でも滅多にお目にかかれない代物で、ポプリも初めて持ったのが連載していた雑誌の全員プレゼントでした。 ほかに手に入れられるところはショッピングセンターの催事くらいで、それもたまたま通りかかったところで入手できたのが生活の木の「ビクトリアンローズ」でした。 中学に進んで、周囲でのブームは去ったものの、別のところでハーブは活躍してくれることになりました。「おまじない」です。 思春期の不安定な時期、私は『my birthday』という雑誌を愛読していました。 占いやおまじないを通じて前向きに生きていくことをテーマにした少女雑誌です。 そこで「おまじない」の道具の一つとしてハーブが登場したのです。 アロマテラピーという名前でなく、『香りのおまじない』とか呼ばれてました。 当時は珍しかったエッセンシャルオイルの効用を始めて知ったのがこの記事だったんですね。 「クラリセージの香りは生理痛を軽くする」「もてもてになるイランイランの香り」、「疲れた彼を元気付けるライムの香り」「食欲のないときはオレンジの香り」などなど未だに見出しを覚えてます。 この雑誌でもまたまた全プレでポプリのサシェを手に入れました。 今度は幸運を呼ぶ守護星座のポプリ。射手座はシトラスの香りでした。 生活の木のポプリをベースにして作られていて、香りが飛んだとき用に初めて通販で生活の木のポプリオイルを買いました。 なので・・・アロマに対する私のイメージは「魔女のお薬」なのです。