|
テーマ:お勧めの本(7397)
カテゴリ:読書
ジョナサン・スィフトのあまりにも有名な作品である。 ガリバーという医者が、小人の国や巨人の国に流れ着く、 第1部 リリパット〔小人国〕旅行記 第2部 ブロブディンナグ〔巨人国〕旅行記 第3部 ラピュタ(飛び島)、バルニバービ、ラグナグ、 第4部 フウイヌム国旅行記 船長ガリバーから従兄シムプソンへの手紙 という構成である。 そして、フウイヌム国には、醜悪で、すぐに争い事を起こす、 フウイヌムは実に知性的で理性的、品性があり、物静かで、穏やかである。 この国には、権力、支配、戦争、法律、刑罰などを表現する言葉が無い、 当初フウイヌムはガリバーをヤフーと疑わなかったが、 ガリバーの身を預かることになった主人のフウイヌムは、 人間の世界には欺瞞、裏切り、偽証、略奪、窃盗、殺人、圧制、詐欺、強姦、焼き討ち、 しかし、その願いも叶わず、島から出ざるを得なくなる・・・ 人間世界に戻ったガリバーは、1度理想的な生き方をしてしまったがために、
スィフト自身も、若い頃から悩まされていためまいや聴力障害が、 死期が近まると持病が重くなり、無気力状態に襲われ、 ガリバーと同じように、人間世界に嫌気がさし、絶望し、狂気に向うしかなかったのか・・・? そして、78歳で、廃人として生涯を終える。 自撰の墓碑銘には、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 20, 2006 11:20:29 PM
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|