<こどものとも傑作集>となっている‘ふしぎなナイフ’。
何の変哲もない洋食用のナイフ。
何が不思議といって・・・
そのナイフがページをめくるごとに、変化するのだ。
読み聞かせに行くと、子どもたちの反応がすごい。
ふしぎなナイフが まがる (え?)
ねじれる (ぐにゅっという感じに)
おれる (ポキン!)
われる (ガラスみたいにばらばらだ!)
とける (わ~、氷が溶けてるみたい!)
きれる (千切り?)
ほどける (ぎゃー!糸みたい)
ちぎれる (そんな!)
ちらばる (あ~あ!!)
のびて (ガムか、ゴムみたいににゅ~!!)
ちぢんで (ぐしゃぐしゃだ!!)
ふくらんで (風船みたい! わー!パンパン!)
そして、最後の1ページは・・・?
もう教室は、興奮の渦だ!
ありえないことが、リアルな絵で見事に表現されている。
大人も十分楽しめるイラストである。