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カテゴリ:読書
久々に読んだ1冊である。
東野氏の長編としては短い方なので、あっという間に読むことができた。 この作品は、ミステリー小説という形を借りて、 現代の親子、家族のありかた、高齢者介護など現代社会の問題を問いかけている。 少年が犯した犯罪をめぐり、その両親が愚かにも隠蔽を図る。 しかもそのために、家族にとって大切であるはずの存在を犠牲にして。 東野圭吾小説に欠かせない加賀刑事が、その謎解きに鋭く迫る。 家族とは何か? 本当の愛情とは何か?をしみじみと考えさせられる作品である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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