皆既月食
ようこそ、お越し下さました。シーズンが終わり、島の方から頼まれたもろもろをこなしております。最近都会から島の古民家に移り住んでこられた方がいて、そのお宅のリフォームを手伝ったり、屋根にかかっている樹木の伐採をしたりと、結構忙しく過ごしております。古民家のリフォームは、 やはり水回りです。汲み取り式トイレや狭く冷たい風呂、寒くて天井の低い台所というのが定番。いくら田舎とはいえ、ある程度の快適性は必要ですね。なんせ、私が家を数件建てたという事が島には知れ渡っており、そのせいか手伝いの声がかかります。そういうお手伝いができる事って、とっても嬉しいですね。「足らざるを満たし合う」という事でしょうか。さて、先日の皆既月食の宵、新しい移住者のS子さんと私ら夫婦、友人のU氏夫妻とで天体ショーを堪能してまいりました。花鳥風月の中で月は古より歌に詠まれたりして、日本人には馴染みの深い存在。島は空気がきれいですから、ことさら美しく楽しませていただきました。画像の腕とカメラが今一で申し訳ありませんが、紹介いたします。酒と料理を持ち込んでのショーでしたので、最後は月の美しさとお酒でほろ酔いとなりました。間もなく、大きな台風19号がやってきます。前回の18号は、島の家屋に多少の被害をもたらせました。島の方曰く、数十年ぶりの大きな台風だそうです。19号の発生時に、900hpaという、私の人生の中でもお目にかかったことのない数字で、ちょっと驚愕しました。今朝の段階では950hpaまで衰え、日本列島を縦断しそうなコース予定。どうか、あまり不安を抱かずにいて欲しいです。天曰く「大和の民よ、地球のストレスを少なくするための大事になる前の小事、我慢してくだされよ。必ず適切な良き所に導くでな。」とおっしゃられいるような気がします。