こんな取引がありました
ようこそ、お越し下さいました。島では、捜索以来ずっと風の日が続いています。今までは、3日吹いたら2日は穏やかといったパターンでした。又、異常な位の高潮も続いています。大潮と合わさると、船着き場の道路が冠水してしまうくらいです。島に来て18年、こんなのは初めての事。通常は、気圧が1ヘストパスカル下がると潮位は1cm上がると言われてきていますね。でも、そんな過去の常識では測れない状況です。船を岸壁に横付けしておくと、高潮で岸壁の上に持って行かれそうになります。どんどん、地球が変化してきているのを感じます。それに合わせて、私たち人間も変わっていかなくては間に合わ会ないのでしょうね。波が磯を洗っていますそうそう、建築の備品購入の際の、面白い取引があったのでご紹介しますね。お風呂を薪で沸かす、釜を購入した時の事です。ヤフーのオークションでほとんどの備品は揃えるのですが、近頃「値引き交渉」なるサービスが登場してきています。出品者と入札者が落札価格の交渉が出来るというもの。件の薪釜は、42800円という金額でスタートしていました。「値引き交渉」ありという商品。私としては、42800円でもよかったのですが、駄目もとで「40000円で買いたいがいかがか?」という打診をしました。すると、どうでしょう。出品者から、こんな連絡がありました。「この度は、落札していただき有難う御座います。交渉落札価格¥40,000ですが、頂き過ぎになりますので¥36,000のご入金でお願いいたします。」買い手が、40000円で買いたいと言っているのに、それはもらい過ぎだという。なかなかこういう売買は、今時少ないですよね。私は、36000円を振り込んで、無事商品が届きましたが、金銭的に得をした事よりも、とっても清々しい気分になりました。島では、物をもらったり差し上げたりは日常茶飯事ですが、初対面同士のお金のやり取りでほとんど1回こっきりの相手同士の商売でこういう例は少ないでしょうね。これも、何かのご褒美かもしれませんね。まあ、能天気の私は金銭的損は、お布施として差し上げたと思い、金銭的得はご褒美だと信じ切っていますから。決して、損したら俺はバカだったとか、儲けたら俺はやり手だだとか思いません。全部、天の采配ですね。今回のご褒美は、何に対してなのでしょう?それは、「今の生き方を、そのまま進みなさい。」ということかな、フフフ。棟木は、屋根の総重量を支える重要な要です。これを乗せて、棟上げ式、上棟式、建てまいとなります。屋根垂木を455mm間隔で取り付けます。年内に屋根の仕上げ材を張ろうと思っていましたが、風が強い中での屋根工事は危険ですので、のんびりペースで行きます。後2日で今年の幕が閉じます。そして来年・・・・・どうなる、来年!どうか、佳いお年をお迎え下さい。