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カテゴリ:仕事のこと
子どもの発達や成長って親の心理状態も環境のひとつとして大きく影響する。
子どもだけを見て、発達が遅れているとか、ことばが少ないとか、 気が付いて、そのことについての関り方ややり方を説明しても、 親が子どもを育てるために適度に安定した心理状態でなければ、 どんないいアドバイスも入らない。 ましてやそのような場合、人間関係も十分にできていない、 会って間もない人に言われたら、 その人がどんなに優秀な専門家だろうが、 聴きたいという気持ちにはならないだろう。 今日のケースは1回の心理相談ではいけないのでは…と思えた。 ゆっくり徐々に人間関係を作って、 お母さんの心に厚く張った氷を溶かしていかなければならない。 遊び教室でもせいぜい月2回。 ことばの教室で2ヶ月に1回。 心理なんか年間6回程度。 それも毎回話す人は違う。 既に面識があったり、 他の教室でつながりがあったりする場合は、 個人的にゆっくり話せる場としてよい。 また、逆に心理相談から他の教室につながるのなら、 そこでゆっくり人間関係を築けるのでそれでもよい。 とにかく1回きりは難しい。 電話相談のように顔が見えなかったり、 24時間いつでも対応…みたいな、 本当に助けを求めているとき、 必要な援助だけをダイレクトに求められる方が、 1回としては適しているように思う。 大体年何回、都合をつけて、予約を取って相談…。 予約を取ったときに本当に困っているのに、 時が経つと、困っていることが解決していたり、 違うことに困っていたり… なんかタイミングを逃したような感じにいつも襲われる。 今日会った親子も遊びの教室に来て欲しい。 もうちょっとつながりたい。 時間をかけて知りたいし伝えたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.29 18:15:39
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