渓流零釣法実釣講習会で学んだ事
昨日報告できなかった実演内容、指摘事項、竿の比較について簡単にまとめてみました。 《実演内容》・上級者コース実演内容は、振込み→なじみ→竿を立て、ドラグドリフトをエサを付けないで行いました。 「とりあえず、やってみて」とのことで、緊張しながらも振込みました。 その時に指摘して頂いた点は、 1.目印がブレない流しの持ち手(無風時) 目印がブレないように利き手で竿尻を持ちますが、あまりガッチリと握らない事が大事のようです。構えの体勢で穂先を見つめ、穂先のブレがなくなる持ち方で腰を使って流すのがよいとのこと。 2.ドラグドリフトの仕掛けの送り込み 腰を回してナチュラルドリフトからお辞儀するようにドラグドリフトに移行するのですが、最初はうまくいかず仕掛けが底波になじみませんでした。 3.目印のブレ ドラグドリフト(水中にオバセを作り、水中糸が斜めになって仕掛けを流す方法)の際、わずかに腕を使って竿を倒しこんでいたせいかブレました。解決方法は1.を常に意識することだそうです。 また、実釣時に岡崎名人より指摘された事項を簡単にまとめます。 振込み、ナチュラルドリフトの基本ができているので、今後は更にドラグドリフトをマスターして欲しいとのこと。投入時の立ち位置や、振込み開始からのドラグドリフトの方法、早い流れの流芯を流すドラグドリフトの方法を教えて頂きました。 いづれにしても、名人はヤマメを掛けるラインと流れ、そして掛ける位置を常に意識していました。 《竿の比較》 まず、定価レベルでも倍以上(マスターゼロ \115,000、ウルトラゲーム カゲロウ \52,000)異なります。 穂先は共にソリッド継ぎ穂先です。しかし、マスターゼロ01の穂先の方がややハリがある穂先のように感じました。(カゲロウはやわらかい。マスターゼロ00は不明) 竿の調子については、カゲロウの方が先調子ぎみらしく、某名人が「風にはつよいかな」と言ってました。 振込みについては、胴調子のマスターゼロ01の方が力を入れることなく、思った所へ振り込めました。(自分の竿の長さが50cm長いので、簡単には比較できないですね) 実際魚を掛けていないのですが、糸を穂先につけて引っ張ってみるとカゲロウは穂先がまず曲がってから胴に入っていくのですが、マスターゼロ01は穂先から胴へゆるやかに曲がっていく印象を受けました。(カゲロウは非常に弱い力で穂先が曲がります。この辺がヤマメとのヤリトリでどう違うか、確かめたかったです。恐らく掛けたヤマメの走りの差があるのではないでしょうか) 追加・・・竿を伸ばしたときの重心も異なります。マスターゼロの方が竿尻側に感じました。(重量差 5gマスターゼロが軽い) 以上簡単にまとめてみました。技術系職業の為か・・・理屈っぽくなってしましましたね。 今日は週末釣行の片付けと、洗い物が待っています。