出産記録【3人目】
2012年1月27日(金)【40w0d】出産予定日昨日の検診では子宮口は相変わらず指一本分しか開いていなくて、まだまだかかりそうだねと言われました。もう1週と2日ほど待ってみても何も兆候がなければ誘発剤・帝王切開の可能性もあると言われました。1月24日(月)から長女→旦那とインフルエンザA型に感染していました。なので出産予定日だけれどまだ出産したくないという気持ちが強かったです。2012年1月31日(火)【40w4d】長女→旦那→義母→長男とインフルエンザA型に感染し、落ち着いてきたころ。朝3時にトイレに行くと、おしるしがありました。規則的な陣痛はなく前駆陣痛があるだけ。日中は前駆陣痛すらありませんでしたが、一応病院に電話をしてどうすればいいか聞いてみました。経産婦ではありましたが、出血以外に陣痛もないのでとりあえず内診しに来てもよいとのことだったので病院へ行きました。子宮口は指一本分しか開いていないし陣痛もないので様子を見ることになり、家に帰宅しました。2012年2月1日(水)【40w5d】夜には規則的な痛みが来るものの日中には痛みがなくなるので、破水が怖かったけれど長男と一緒にスーパーへ買い物に行きました。22時就寝しましたが、深く眠ろうとすると痛みが来て間隔を測ってみると15分毎に痛みが来ていました。昨日よりも強い痛みでしたが我慢できないほどではなく、病院に電話しようか悩みましたが朝起きてみんなに「行ってくるね」と伝えてからのほうが子供たちにとっても良いかと思い、痛みが来たら自分で腰をさすったりソフロロジーの呼吸法(ふぅ~ふぅ~)でやり過ごしていました。深く眠れないまま朝になりました。朝7時に病院に電話をし、陣痛が15分間隔で来ていることを伝えました。経産婦なのでそのまま入院でもいいけれど、日中は陣痛が弱くなる可能性もあるので「もう1時間様子を見て陣痛の間隔が狭まったり痛みが強くなるようならもう一度電話をしてください。15分間隔のままなら9時に病院に診察に来てください。一応入院準備をしてきてください。」と言われました。様子を見ていましたがあまり感覚が狭まらないし痛みも強くならないので、いつもどおりに長女を学校へ送り出し長男は保育園に預けてその足で病院へ向かいました。病院に着くとすぐにNSTをしてくれて、いつもより波が強く痛みもありました。ただ規則的な痛みではなかったです。内診では子宮口が指4本分開いていると言われ、そのまま入院となりました。先生のカルテをこっそりと見たら「不規則な陣痛。痛みは↑」の付箋がついていました。午前11時に入院しました。旦那は私が微弱陣痛の体質を知っていたのでとりあえず帰ってお昼ごはん食べてくるよ、といったん帰宅しました。12時。だんだん痛みが強くなり、間隔も10分をきってきたので旦那に電話をして病院に来てもらいました。13時。子宮口は8cm。陣痛の間隔は7分間隔ぐらい。旦那が腰をさすってくれましたがそのさすり方が余計に痛く感じました。旦那が腰に手を当てて温めてくれるだけで陣痛が和らいだので、「腰をさすらなくてもいいから手をあててあっためて!!!」とお願いしました。途中助産師さんがきて腰を押したりさすったりしてくれたのですが、さすが!!というかツボを心得ていてとても陣痛が和らぎました。別の助産師さんは「布団をかけて温めたほうが楽になるよ」と痛みで布団を蹴飛ばしていたのですがかけるようにしました。何度も助産師さんが確認にくるものの子宮口は8cmから開かず、「いきみたい感覚やいままでにない痛みが来たらすぐナースコール押してね」と言われていました。その間に点滴のためのルート確保をされました。14時。ものすごく痛くなってきたのでナースコール。相変わらず子宮口は8cm。ですが破水をしたらすぐになるから、と子宮口8cmのまま分娩室隣の陣痛室へ移動になりました。子宮口が開いていないのに本当に産まれるの!?と不安が強かったです。車いすで陣痛室に移動をし、モニターを付けられここでも「強い痛みやいきみたかったらすぐ呼んでね。その時に子宮口を見たいから」と言われました。なんだかみんなすごくバタバタしているなぁと感じていたのですが、ちらっとみたところ分娩台には別の人がいて、この日は出産ラッシュだったらしく私が4人目の出産でした。陣痛室→分娩台→別の分娩台と流れ作業のように移動させられました。旦那はずーっとついていてくれました。モニターをみて、「後2分後に陣痛来るぞ」とか私がふぅ~ふぅ~と陣痛をやり過ごしていると手をぎゅーっと握ったりしてくれました。こんなについていてくれているのに「立会出産はしません」と伝えると、周りの助産師さんたちが「えぇ!なんで!?」と驚いていました。分娩台の上で今までにないものすごい痛みが襲ってきました。子宮口を確認した助産師さんが「破水させるからね」と、15時10分に破水させられました。つたえるかどうか迷ったのですが「切開はしたくないです」と伝えると「大丈夫!ふぅ~ふぅ~の呼吸法で出産しましょう!」と。破水させられたらものすごい痛みが!!!「いきみたかったらう~んといきんでもいいよ」と言われたのでひたすらいきんでいました。呼吸法もなにもありません。あまりの痛さに泣きそうだったしもう無理だと何度も思いました。横にいた助産師さんが「上手だね!そうそういいよ!!」とほめたおしてくれていたのでその言葉をただひたすら聞いていきんでいました。途中院長先生が来て「そうじゃないだろ。」と助産師さんに言ったりして「大丈夫なの!?」と不安になったりもしましたが、破水させられた10分後の15時22分に無事出産しました。なかなか泣かず、周りも何も言ってくれないので「赤ちゃん大丈夫ですか?」と聞いてしまいました。そしたら「元気な赤ちゃんだよ!」と言われ、院長先生には「6kgはありますね~」と冗談を言われてやっとほっとできました。2012年2月2日(木)15:22に3465gの女の子を出産しました。血を洗い流す前に抱っこをさせてくれて、赤ちゃんは処置室へ。私も切れてしまったところをぬったり(2針ぬいました)処置をされ、そのあとは産着にくるまれた赤ちゃんを分娩台の上で抱っこしました。旦那も来て、助産師さんが写真をとってくれました。後で助産師さんから聞いた話ですが、いきんで出産すればもう少し早く出てきたそうですが裂けるのを防止するためにゆっくりと出したと言っていました。縫った傷も助産師さんいわく「縫わなくてもいいぐらいの傷でしたよ」とのことです。3人目の分娩時間は私の中では最短の4時間27分でした。ちなみに長女は23時間、長男は6時間50分です。分娩時間は一番短かったけれど一番痛い出産でした。病室へ戻った後は2時間休憩です。が、興奮で眠ることはできなくてメールで出産を知らせたり、旦那とべちゃくちゃおしゃべりしたり、3時のおやつを食べたりして過ごしていました。休憩後に赤ちゃんを連れてきますね、と言われていて旦那とゆっくりしたかったのですが子供たちのことがあるので帰りました。旦那が帰って10分後ぐらいに赤ちゃんが病室へきました。泣き始めたので抱っこをしました。最後の赤ちゃんになるんだな~とか、出産は痛かったなぁ~とか、おなかに入っていたのはこの子だったんだ~とか、なんかしみじみと思いながら抱っこをしていました。無事に産まれてきてくれてありがとう。