人間とは何か
美作賢治の学校の主催者がドイツでの1年間のシュタイナー教員養成コースを終えて帰ってきました。昨日今日とドイツでのお話を聞かせてもらうことができました。土曜日は旧暦の七夕を祝いました。子どもたちもみんなでお団子を作ったり、きゅうりやなすで牛などを作ったり、ろうそくを灯して七夕のお話を聞いたりして過ごしました。日曜日はドイツの報告をして頂きました。とにかく、シュタイナーの人間学に出会えたことが一番の収穫だったと話しておられました。人間とは何かを考える学問だそうです。現代は頭ばかり使うことが多く、霊や魂のことを思う機会が少ないこと。子供にも早期から頭に詰め込む教育が多くなっていることを心配しておられました。子供にはファンタジーが必要、そしてファンタジーのもう入っていかない大人は手先を使う手仕事をたくさんすることと呼吸を大切にすること(笛なんかが良いそうです)。シュタイナー幼稚園を作ろうという話しも持ち上がっています。さてさて私に何ができるのか。シュタイナーはものはものとしてあるのではなくて、人がものを認識したときにそのものはある。その人の見方によってものは違ってくる。というようなことを言っています。どんなこともポジティブな思いで認識していきたいな。私にできること、ひとつひとつ丁寧にしていこう。