真面目な好青年、アンディのアプローチ その1
この言葉は、アンディが私との会話を始めるためによくよーーーーーーく使った言葉である。"Hey, Ushi, what's up??"一見何の変哲もなく、ただのさわやかな挨拶なのだが、後に彼からのこの言葉は、私にとって恐怖となる。彼は友だちとして付き合うには、非常に素晴らしい青年である。シャイな青年だが、なにより、アメリカ陸軍での経験という語れるモノを持っているため、話はおもしろく、人の話は聞いてくれるし、時間も守るし、笑顔もさわやかだし・・・で、とても魅力的な青年なのである。また、女の子と付き合ったことがなく、下ネタもあんまり話さず、話してもその頑張ってる感が見えるゆえに、「ああ、純粋なんだなぁ」という印象を、私は抱いた。その純粋さゆえに、ちょっと困ったことがあった。ある日ホットメールを開いていると、彼からメッセージが。"Hey, Ushi, what's up??"私も彼のことは友だちとして好いていたので、喜んで話し始めた。彼の、私を待つ間は、非常に私には心地よく、話しやすかったため、私もべらべら話していた(書いていた)。楽しい時間はいつの間にか過ぎ、もう夜の2時過ぎ。次の日も学校があったので、このへんでバイバイした。翌日、彼とまたチャットがつながり、"Hey, Ushi, what's up??"私たちはとても楽しい時間を過ごしていた。気づくと、夜の12時。次の日の学校のことを考え、「そろそろ終わろう」とうしが提案。アンディも「そうだね」と言いつつも、うしにいっぱい話しかけてくる。彼に違和感を感じたのはそれが初めだった。しかし、彼と話すのは楽しかったし、このときは彼がうしに女として興味があるなんてさらさら知らなかったから、話し続けた。その翌日、2度あることは3度あるというように、アンディとチャットがつながり、"Hey, Ushi, what's up??"気づくと、夜の12時。うし: 「そろそろ終わって、また明日話そう。」アンディ: 「うん、ところでさ・・・」ここでも違和感を感ぜずにはいられなかった。結局、この日もズルズルとしゃべり続けて、2時頃就寝。こんな生活が続くわけもなく、授業中も眠くなるという事態になり、さらにアンディがうしを好きらしいことを知り、期待をさせたくないと思うようになり、だんだんアンディとのチャットを避けたくなってきたうし。チャットの最中の、私の、「もう行かなきゃ。」「そろそろ洗濯したいなあ。」「明日はテストがあるから勉強したいなぁ。」のサインを、すべて見送ってきた、アンディ。そして、見送りのアンディに対して、はっきり「もう私は寝たいから、バ~~イ!」が言えなかった私。その後、アンディが私のことを好きらしいことを聞き、 「男女の友情はなかなか難しいのか??」 とさらに凹むうし。さらに頑張ってアプローチをするアンディ・・・。私と彼とのらぶらぶっぷりをアピールしたにもかかわらず、(ああ、うしってひどい。)また私が「Do you wanna be my boyfriend?(私の彼氏になりたいの?)」と質問をし、「Maybe.(たぶんね。)」と答えたところを、「It's impossible!!!(マジ無理!!)」と言ったにもかかわらず、(ああ、うしってひどい。)張り切っていたアンディ。先日久しぶりにチャットの誘いが来て、ふんとに出がけだったから「もう行かないと。」と言うと、「うし、よくそのセリフ使うよね。」と(笑アンディ、分かってるなら、私を行かせてくれ!!!!!!!!!!!!P.S.楽しみにしていてくださった皆さま、ありがとうございます!!!その2も数時間でアップデートしますので、またお付き合いいただけると嬉しく思います!!