松本城天守(長野県) シリーズ~THE国宝建築物 その7
【H21.3 赤い橋から見た、見事な天守。国宝松本城】4月です。春休み時期は学生が居ない分通勤が楽でよいです^^北関東でも桜が見ごろになりつつあります。いい季節です。杉花粉さえなければ…。来週は、所用により、ちょっとブログが更新できないかも知れません。予めご承知置きの程。さて、今週は久々、The国宝建築物。今日は長野県の城「松本城」です。松本城天守 長野県松本市にある、国宝建築のお城の中で、江戸時代の前に作られた最古のお城。別名「烏(からす)城」武田氏の領地だった頃は、深志城と呼ばれていたそうです。別名の通り、カラスのような黒いお城です。古いお城の特徴というべきか、中はものすごく急な階段となってます。どれくらいかといえば…、降りるときに背中が階段にこすれるくらいです。(ほとんどはしご?)それと、晴れていれば、天守の最上階から見える北アルプスの山々は圧巻です。さすが安曇野地域にある平城と言った感じですね。政武楼の評価(独断なので偏っている可能性大です。)有名度:★★★★世界遺産を目指していますが、姫路城に先を越された為、なかなか認めてもらえない不遇なお城です。その分若干有名度は落ちるかも。もちろん国宝として、申し分ない建物ではありますけど。利便性:★★★ 駅からは比較的近いものの、松本という土地自体が若干遠め。新幹線も通らず、空港も首都圏からは通わずというちょっとこちらも不遇です。もう少しアクセスがよければよいと思いますが…。充実感:★★★★ 国宝のお城として、あの階段を登っただけで、十分充実です。ただ中の展示物はさほどパッとしない気もします。どこかのお城で同じようなモノを見たような…といった印象(これは自分が観光地慣れしているせいだと思います。。。) 他見所:★★★★アルプスの山々、美味しいそば、さらに足を伸ばせば善光寺もあり、観光地として立派に成立してます。ただ、「松本の観光」だけに絞った場合は、ちょっと物足りないかも。松本城と旧開智学校の2大観光地ですけど…。それ以外がちょっと続きません。総評 ★3.75個松本という地方都市でありながら、江戸時代以前からあるお城を守りつつけているという素晴らしい環境は、これからも守っていただきたいと思ってます。古いものは復元はできても、新しく建て替えることはできませんからね。以上、政武楼がお送りしました。