リキのワインよっぱらいの部屋

[ワイン他お酒] カテゴリの記事

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  まだまだ勉強

  【11月3日　金曜日】　毎週金曜日はワイン会です。　なぜか、酔った勢いで対決となってしまいました。　　カフェ・ジャマイカ　おいしいワインの週末　　ワイン対決　スペシャル・マッチ　　　　　　　コスパ鈴原店　ワインアドバイザー　てんちょ♪さん　　　　　　　VS　　　　　Vin du 268　大西リキ　私、かなりへこんでいます。　いや、負けました、それに対してではありません。　何を思ったのか、自分でリストを作成していて、違うワインを用意している(^^;　その自分の初歩的なミスにへこんでいるのです。　フェレ・イ・カタスス　ブルットのつもりが「マスカロ　ブルット　ニグルム」にマスキングをしていた。これは一体(^^;動揺が隠せません。　それに持っていったスパークリングワインなら、6000円の予算を僅かながらオーバー、最初から私の負けでした。　しなしなぜそんな事が・・・分からない。１Ｒ：--泡対決（スタイルの違う２本、好みの差が得票の分かれ道か）　（い）リキ　　　　 　　　　　　2票　マスカロ　ブルット　ニグル　　　　　　　　　　　　　　スペイン \1,995　（ろ）てんちょ♪　　　　　　7票　ゼルバッハ　ブリュット　リースリング　　　　　　　　　　　　　　ドイツ \2,480　残糖を感じるスパークリングワインが、勝つなんて、分かっていたはず。　しかし、しっかりと生産者の顔が見える、そんなスパークリングにしたかった。　その残糖感以上に、そこを甘さと感じさせないスタイルが秀逸なゼルバッハ。ドライでミネラル感を伴ったマスカロでは、及ばなかったようだ。２Ｒ：--ニューワールド赤（共にインパクト勝負、輪郭に勝負の分かれ目か）　（は）てんちょ♪　　　6票　[2003]ローガンズ　ウィマーラ　シラーズ・ヴィオニエ　　　　　　　　　　　　　　オーストラリア 　 \1,680　（に）リキ　　　3票　[2002]ロドニー・ストロング C.S.　ソノマ・カウンティ　　　　　　　　　　　　　　カリフォルニア 　\2,184　自分での、その場での試飲でもこれは勝った！なんて、思いました。　それは、「は」にあるミントな印象。所が、皆さんは私が思った以上に、ミントをそんなに気にならないようだ。　また、オーストラリア・ワインでよく見かける、ロティ・ブレンド。濃厚さもまぁーるくまとまったそのスタイルが、好感を呼んだのでしょうね。３Ｒ：--メルロー（濃厚さ勝負？メルローのチョコの印象は如何に）　（ほ）てんちょ♪　　　　2票　[2003]フィンカ・ソフェニア　メルロー　　　　　　　　　　　　　　　アルゼンチン \1,580　（へ）リキ　　　　7票　[2003]レイヴェンスウッド　メルロー　ヴィントナーズ・ブレンド　　　　　　　　　　　　　　 カリフォルニア \1,869　唯一とれたのがこれ。　よかったよかった。　それにしても、大変でした(^^;　私の日々のセレクトに、まだまだ、相手の気持ちを思いやる所が不足しているのでは、そう実感させられた夜でした。（アフター・ジャマイカ）　ファーニエンテ　カベルネ・ソーヴィニョン　ヴォリュー・ヴィンヤード　ジョルジュ・ラツール　ションボール・ミュジニー　コント・ド・ヴォギエ　素晴らしいワインたちをありがとうございました。人気ランキングへ

  Nov 3, 2006

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  お約束のリスト

  【11月3日　金曜日】　お約束の今から始まるワイン会の、リストです。　なぜか、カリフォルニアが二本も(^^;　得意な分野という事にして、臨みます。遊びはございません。　それでは、行って参ります！！　明日には結果をご報告。　よろしければ、コメント欄に、予想を書き込んでみてください。　ご声援よろしくお願いいたします。人気ランキングへ

  Nov 3, 2006

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  文末にお約束を添え

  【11月2日　木曜日】　すでに新聞では、各行楽地の紅葉を流し始めました。　今年は、特に落葉の時が気になります。　と言いますのも、私、葡萄の樹を育てていたからです。　2005年の秋に苗木で頂き、接木もしないまま、直植えして、2006年の4月19日に発芽をした時の画像が左の画像です。その後すくすくと育ちました。　特に世話と言うほどの事はしませんでした。時たま自己流の、枝払いをしたり、あまり日照りが続くと水をやったりと、その程度でした。　それでも、この子達のお陰で、天候にはとても敏感になったものでした。　毎日毎日、この葡萄の子達を朝に見るのは、日課にはなっていました。　10月24日の葡萄の樹です。長く高く伸ばす事を目標に、枝払いをしていたら、本当に3mぐらいの高さまで、伸びていってくれました。　もう、役目を終えたといわんばかりに、茶色く落葉を待つ葉と、まだ新しく、芽を出そうとしている葉と混在。　そろそろ、ブチッと大きな剪定をして、冬を越させてやろうと思います。　二回目の冬です。　来年を期待しながら。　さてそんな事書いているのだから、ワインは？？　二晩あけて、お休みしました。　記憶にあるのは、数年前の入院時以来の事です。かなりな自分的快挙です。　金曜日はしっかりとワインを飲む予定が入っています。　一晩でもワインを飲むのを空ける、とても鋭敏になっている事に気がつきます。　しかし、まだ、鼻はジュルジュル(^^;人気ランキングへ 　（お約束）　このブログは金曜日に書きました。　本日は対決です！　数年ぶりの、私のセレクションでの対決です。　リストを眺め、勝算を見ていますが、負算をしているほうが、今から、敗者の言葉でも考えたいほどに、緊張しています(^^;　今夜のブログ、ワイン会に立つ前に、参加される方が、絶対に見られないであろう、ギリギリ時間に、リストをアップ致します。　よろしければ、あなたは、どちらに入れるか、雰囲気だけでもお楽しみください。　では、乞うご期待！！

  Nov 2, 2006

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  私にとって大きなニュース

  【11月1日　水曜日】　いよいよ年内２ヶ月。　あと２ヶ月したらお正月。　　　　１１月１日どっちの発想がいいのでしょうか？　本来、そろそろワインを飲もうかなぁ～と言う時間に、片道４５分の配達です。　帰ってくれば２１：３０。　このまま仕事を続けていたら、ワインを飲んでしまう。　それに、体調も最悪。　で、、、そのまま帰宅へ。　ご飯を食べれば、おきていられない私。　で、休肝日達成！！　これは私にとって大きなニュースなのです。人気ランキングへ

  Nov 1, 2006

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  南フランスワインの新しい流れ

  　この日記は火曜日に書かれています。　火曜日は、今回、自転車の日として空けておきたいので、月曜日の欄に書かせて頂きますm(__)m【10月31日　火曜日】Sud de France　＝South of Franceシュッド・ド・フランス　あまり聞き慣れないかも知れないし、通常ワインを楽しんでいる分には、あまり関係のないことですが、私達業界では、とても重要な事なのです。　そこらを少し紹介するために、「フランス食品振興会」さんの記事を少し紹介します。―――――――――――――――――――――――ラングドック・ルーシヨン　包括ブランドの創設に合意Nouvelle etiquette pour les vins du Sud――――――――――――――vol.0110(2006.02.27)◆ラングドック・ルーシヨンの4つの生産者団体が、"Sud de France/South of France"という包括的なブランドを創設することで合意したことを、VINISUDの席上で合同発表した。現在の呼称(AOC名など）とあわせて、共通したわかりやすい名前をつけることで、輸出市場での競争力を強化することが第一の狙い。また、4者共同で予算を出し合うことで、大規模なプロモーション費用も確保できる。今後必要な規定改正などの手続きに入る。（Le Figaro Economie 2/21,l'Humanite 2/22,La journee vinicole　2/21)その４つの生産者団体とは　　ラングドックワイン委員会（CIVL）　　ルーシヨンワイン委員会（CIVR）　　ラングドック・ルーシヨン　ヴァン・ド・ペイ委員会　　ヴァン・ド・ペイ・ドック委員会そうして出来たのが「シュッド・ド・フランス　(Sud de France)」その初めての日本でのイベントが↓この試飲会　体調がすぐれず、鼻が全く利かない、ジュルジュルで行って参りました。　火曜定休日ながら、なんとか起き出して、、、　テイスティングをしていてもジュル、ズズゥ～と鼻がぁ～～　ちょっとここいらでお勉強「Vins de Pays d'Oc」のVins de Paysは地酒（？）と訳され、原産地呼称統制法のA.O.C.の二つ下のクラスに位置づけられる。その位置づけの「OC」オックが、先の助動詞とくっついて、ヴァン・ド・ペイ・ド・オックがヴェン・ド・ペイ・ドックと日本で呼ばれるのです。フランス食品振興会さんすみません、地図を拝借しておりますm(_ _)m不都合な際には直ぐに削除いたします。お申し付けください　そのオック地方は兵庫県や東京都みたいに、フランスの県に相当する行政区分で、地中海沿岸のスペイン側ピレネー山脈の麓からピレネー・オリエンタル県（PyreneesOrientals)、オード県（Aude）、エロー県（Herault）、ガール県（Gard）の四つの県がオック地方で産出されたワインでAOC以外のワインで、その規定をクリアーしたワインをヴァン・ド・ペイ・ドックのワインと言います。　フランスで最大の生産量を誇り、品種名を表示した「ヴァン・ド・セパージュ」はその表示品種が100％でなければなりません。　なんと長い前置きになってしまったか(^^;　ですから、そのワイン達は、品種名を表示したワインと、ブレンドでの、南フランスの土地の色を濃く出したものと、二手に分かれてきます。　土地の色を濃く出すワインはそれぞれA.O.Cでその名の名乗る事が許されたワイン達で、コルビエール、フィトー、サンシニアンetc　品種名表示のワインにはそのラベルに生産者の名前が前面に出たものが多かった。　総じて、地中海の温暖な気候が想像しやすい、果実味が前面に出たものが多いです。それが、またとても滋味に溢れたワインが多く心地よいのです。　南フランスワイン　きっとこれから、このカテゴリーの中の細分化されたワインを、コストパフォーマンスの高いワインとして、色々なショップが紹介してくると思います。　私が面白いな～と思ったのは　生産地区を名乗るワインでした。　ラフィット・ロート・シルトでテクニカルディレクターをしていたと言う方の現代的なコトー・ド・ラングドックのワイン。　モーリーという小さな地区のタンニンのガッシリ古典的なワイン。　みんな努力している。　美味しいワインを造ろうと努力している。　私らも、美味しいワインを紹介する努力をせねばぁ～人気ランキングへ

  Oct 30, 2006

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  天皇賞の恩恵でアヒルの子は？

  【10月28日　土曜日】　私は楽天で営業しています。　Vin du 268　というショップのオーナーですm(_ _)m　そうだ、メルマガ読んでください、こちらに申し込みがございます。　勿論インターネットの中の話ですから、ダレがどのように読んでどのように理解するのかなんて、分かる由もございません。　なもんで、どうもワインの表現にはナーバスになってしまうのです。　その中でとても、ナーバスさを誘ったワインがございました。　飲んでもいなくって、本家のHPにてのコメントで、こりゃ、私の好みと外れるわ～　そんな、落胆を感じました。　評価が良かったから、つい名前だけで仕入れてしまったのです。★[2004]ノヴィー　シラー　ナパ・ヴァレーどうしてこのワインをネガティブに感じてしまったかといえば本家HPでのコメントでした。This syrah has the perennial hints of eucalyptus and anise, and also containscomplex layers of plum, blackberries, tea and tar.　ユーカリかよ～～　この香り実は私のアキレス腱で、少し苦手なのです。　そのコメントでナーバスになっておりました。　本日の天皇賞で幸運に恵まれた方が、ご来店、このワインを一緒に飲もうと、このワインの上級版「ロゼラス・ヴィンヤード」を提案されたが、これは美味しい条件が揃っているので、問題は無い。それなら私が知りたいのは、そのユーカリの真相。と、ワザワザ一つ下の価格設定のワインを開けていただけたぁ～（ラッキー(^o^);）　あの場所が神戸では元町なので、中華街名物のロウショウキの豚まんとともに。　ノヴィーのナパを頂きました。　今夜やっとです(^o^)　あのユーカリの香りは？　それにThis is a bold wine that has sandy tannins and perfect acidity giving itthe ability・・・　　あれっ？私の苦手なユーカリではない。まるで気にならない、それならアニスの香りが勝っている。水を注ぐと白くなる、フランス人が好んで食前酒にするあのリキュールの香りが心地よい。　で、ヴォリュームは？　後頭部の形状は断崖絶壁、あれ？　余韻が無い(^^;　「未だ開いていないでしょ～」と、ボトルオーナーさん　普段は冷静なのに、このワインに接する時点で、冷静さを欠いている私、確かに。　暫く後に　断崖絶壁の後頭部から、髪の毛が伸び始めてきました。　その後断崖絶壁は、美しい稜線を描いて、見事な、カリフォルニアのシラーへと変わっていきました。　ナパとの表記ながら、フラットな部分で育つ、シラーでなく、山間部のナパと実感しました。　い～ワインでした(^o^)　ちょっと自信をもってお勧めできる。　ロウショウキの豚まんは小ぶりで回りの生地に豚の脂が染み出した、魅惑的に美味しい豚まんです。少しジンジャーな印象が見事にマッチ！！　醜いアヒルの子は白鳥だった？！　人の風評には流されるべからず、、、なんてね。人気ランキングへ 　↑居心地のいいランキング位置です(^o^)　ワインの味わいの例えは簡単。　今発売されているワイナートにはその例えを図説している。その辺りはワイン王国はもっと前から取り組んでいるのですが、その印象の関連つけて、ワインを飲むと楽しい。　ただ、一つのワインから、いっぱいの例えの香りを述べてみても、それは何の足しにもなりませんけど。参考になります。

  Oct 29, 2006

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  ブロックの特徴は出たのか

  【10月27日　金曜日】　毎週ワイン会を開催している「美味しいワインの週末」　それぞれ、色々なテーマでワインを楽しんでいるが、今夜は特に、その日が待ち遠しかった。　生産量も、日本への輸入量も劇的に伸びているニュージーランドの有名な生産者、フェルトンロード。　この生産者のメインの畑は、1992年から植え始められた11haの広さの単一畑。この広さはブルゴーニュに対比してみると、殆ど特級畑バタール・モンラッシェの畑の広さと同じです。　特筆すべき点は、その狭い畑を、更に細分化した区画で区切り、ブロックナンバーと称して、優れた区画の物だけを、特別にラベル表記して、流通させる。しかしその流通量は少なく、私とて、試飲会で飲むだけなら、お譲りしてもいいと、インポーターから分けていただいた、貴重なワインなのです。　セントラルオタゴは、上の表を見て頂いてもお分かりの通り、温度低く、日照量長く、雨の少ない地区で、普通なら放牧しか思い浮かばないような土地です。　その地にて、ブロックナンバーの表記されたワイン達は個性を示すのか？　最も私が大きな興味を引くところでした。☆1. 2003 フェルトン・ロード　リースリング　青から赤いリンゴ、果実味が豊かだから、しっかりと存在感を感じる酸味もソフトに感じさせてくれる。　デリケートな印象は控えめで、注意深く味わい感じ取らないと、見えてこない高いポテンシャル。　リンリンと鈴が鳴る涼やかさも心地よい。☆2. 2003 フェルトン・ロード　リースリング　ブロック１　完熟リンゴに洋ナシのコンポート、甘さをかな感じるが、酸味がキッチリと、要塞のように、輪郭というべき味わいの回りを取り囲む。柑橘系のグレープフルーツの苦味があり、白い花、白胡椒なアクセントも利いた味わい。　甘さがドイツと決定的に違うのは、柑橘系のクエン酸を感じるところか。　二つのリースリングは、随分と異なるように書いてはいるが、とても似通っている、そして最後の詰めに、ブロックNo入りの誇りを感じた。　アルコール度数を９％代に抑え残糖度の高さは、本当にドイツを意識させるスタイル。　かなり長熟なワインである事は明白。斜め前の席の方が、グラスを手で温めその香りを更に注意深く探っていた所作もよくわかる気がした２本でした。　人気投票を取ってみると85％の方がブロック表記が美味しいと挙手された。☆3. 2004　フェルトン・ロード　シャルドネ　ブロック６　ロースト香、ツナ缶、オイルを沢山含んだアーモンドかカシューナッツ、パインに緑の松葉なハーブ。グリップが利いてクリーミーな飲み心地。ミュルソーを意識させるオークのニュアンスが、バニラチックに心地いい。☆4. 2003 フェルトン・ロード　シャルドネ　ブロック２　ブロック６のような香りにプラスアルファでミネラル感が加わり、こちらはピュリニー・モンラッシェなイメージだ。決っして果実味はだらりと広がらないタイトさを持ち、アタックからその余韻までもが、驚くほど長い。　よく焦がした天津甘栗、との意見も的をついたご意見だった。　年代に一年という違いはあるが、畑の特性は、この比較でよく感じ取れた。それぞれの文中にあるとおり、ブルゴーニュなら村名が違うほどに、個性を発揮していることになる。　ところでこのミュルソー村と、ピュリニー・モンラッシェ村の違いを、どれだけ明確に嗅ぎ分けられるだろうか。それとよく似た、微妙な違いである事は確かだ。ただ、それぞれに、分けて仕込もうという発想に、ワインメーカー、ブレア・ウォルター氏の手腕を垣間見た。　人気投票は50：50と見事に好みを二分しました。★5. 2004 フェルトン・ロード　ピノ・ノワール　濃縮したジャミーなイチゴを中心に、土に由来したような、なめし皮、タバコの葉トリュフなどモクモクとした香りが回りにある。粘りのある、水あめと、箸ですくえば真ん中に長く中心に糸を引くように、集中したまとまりがある。★6. 2004 フェルトン・ロード　ピノ・ノワール　ブロック３　濃縮したジャミーなイチゴを中心に★5と同じような構成を示すが、鉄分を感じる、釘が味わいの真ん中に刺さっているみたい。エレガント。硬質なジブレ・シャンベルタンのワインを濃縮したようだ。温かさかではない、収穫を遅らせ、樹上で完熟を待った葡萄に感じられる美味しさの恩恵がボトリングされているようだ。★7. 2004 フェルトン・ロード　ピノ・ノワール　ブロック５　★6からすると、豊かさを伴いながら落ち着いて見える。決定的な違いは、フローラルな華やかさを持っている。わずかなマニュキュアも、ボディ自体も幾分グラマーにしてセクシー。丸いタマタマした赤い果物。より明解で外交的な一面は、同じように見えて、ブラウン管を通してみれば、このブロック５の方がテレビ写りが良い様に感じる。　人気投票は★5：★6：★7　で　0：6：4　の比率で人気が分かれた。　　ただ残り少ないピノ・ノワールでブラインドをしました。　★５を★６と間違いました。それほどに、★５のポテンシャルも、時間と共に、その凄さの片鱗を感じさせてくれました。　　フェルトンロードの実力は、ピノ・ノワールな赤も凄いが、シャルドネにはもっと凄いものを感じました。　リースリングは、、、清廉潔白な、乙女です。　このワインのテイスティングでは、この機会だからと、★2と★4を御提供してくださった方がいらっしゃいます。　ありがとうございました。　そして、遠いところからもご参加ありがとうございました。【アフター・ジャマイカ】　例によりブラインドです（銘柄を隠して飲む）。---------　下草、ラズベリーやブラックカラントな果実味を基調に石炭、杉板な心地よさ、タンニンは、多量さを感じながらも、そのしなやかさに存在を忘れるほど。余韻にミルキーな印象を残し。　サン・ジュリアン　レギュラーイヤーの2002年。Ch.ラグランジュでは？？　★Ch.コスデストゥネル2001年　ならもう少しバニラな、サイボーグを感じていいはずが、、、　横から「十分サイボーグですやん」　「あら、そうですか」と黙り込む私・・・--------　タンニンまでも飲み心地でなく、味わいで美味しいと信号が走る。芯の通ったボディ感は豊か。山腹のナパの生産者。この熟成の落ち着き加減から　1999年、スタッグス･リープのフェイ！！　★オルネライア1996年　イタリアはトスカーナのボルゲリ地区のワインだったとは。本当にお見事！　いつもすみませんご馳走様でしたm(_ _)m人気ランキングへ 　↑すみません一つ・・・　電車とは、ある意味自制を効かせてくれるのか。　時間で、そそくさと退散でした。

  Oct 28, 2006

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  この頃の悩み事

  【10月26日　木曜日】　この頃のワインでの悩みは、もっぱら、　１１月３日の毎週ワイン会での「セレクション対決」　酔った勢いとはいえ、挑戦状を叩きつけてしまった関係上、後には引けない(^^;第１戦：泡物第２戦：ニューワールドの赤第３戦：メルロー　　以上お題はマコッチャン　この３本、合計予算は6,000円　それぞれのテーマで、相手の選んだワインと飲み比べて頂き、お客様にどちらが美味しいか投票していただき、多いほうが勝ちという単純なルールです。何せ対決のVindu 268代表はずっと斉藤君が背負ってきてくれていたので、長くその緊張感を味わいって居ない。　どれから決めてゆくのか(^^;　飲み手で審判のお客様は、つまみは、バケット。　20：00開始で、ご飯を食べてくる方と、未だの方とが混在。　11月といえば、ここいら神戸では夜には肌寒い。　「メルロー」をボルドーで使用するも使用比率が70％どまりが多く、なかなか手持ちに75％を超えるものが無い。甘さを求め、カリフォルニアを思うが、それなりの予算を割いてしまう。それはオーストラリアでも、イタリアでも、、、　「ニューワールドな赤」もテーマが広い、まず、どの品種を持ってくるのか、またどこの産地を使うのか・・・　個人的にはピノ・ノワールで行きたいが、筋肉質なカベルネ・ソーヴィニョンが出てくれば、アタックでかき消されそうだし、、、　「泡物」に予算がしっかりと回るようにしなければ、先にスパークリングで先取するために。必勝予算を割くか・・・　悩むのは、まず色。ロゼか白か、その次にガス圧、ヴァン･ムスー並みか、クレマンまでガス圧を落とすか。。。　はたまた、甘口にするのか辛口にするのか？？　悩みは尽きない。人気ランキングへ 　この悩み結構楽しかったりして(^o^)★シャトー・クーストール[2001]　ボルドーは右岸のカノン・フロンサックのワイン。右岸といえどまだ河口に近いこの産地は、秀逸なメルローが良く育つ。さりとてメルロー使用比率70％。。。　火曜日にあけられた残り物。　メルマガ書きながら飲んでいたのですが、ワインが正座してとても姿勢が良いのです。この姿勢の良さは、元気な新大陸系のメルローの前では、おとなしく見えて、どうもその存在が薄くなる。いい子は目立たなくなるじゃないですか、それに似通っているような・・・　それにしても美味しいのにな～70％かぁ～

  Oct 26, 2006

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  胃がでんぐり返ったワイン会

  【10月25日　水曜日】　エルボンワイン会　有馬温泉にあるフレンチレストラン「エルボン」でのワイン会です。　突然の欠席を受けて、こりゃ大変(^^;　少し無理の利く方にお願いしてみると、快諾を頂いた。　その無理をお願いした方が、ワイン会でとんでもない波紋を呼びました。　その話は後にして　シェフの作るお皿は、白ワインが美味しい繊細なお料理が多いのです。　ですが、ワインは明解な、味わいがはっきりとした、強いスタイルの物が多かったのです。　そこで繊細と言われるスタイルのラインナップで、豪華な「メシワイン」といわれるスタイルのものを、出来るだけ明解な中にも「繊細」が分かるようなワインを、比較の対象にもってワイン会は進んだ。◆NV　イヴ・ルーヴェ　シャンパーニュ　ブリュット ロゼ　美味い！　シャンパンとして名に恥じない風格。細やかな泡立ちから、芯の通った組み立てから、なんとも言えぬ安心感をもたらしてくれる。　シャンパンのロゼといってもピノ・ノワール100％というのはあまり見当たらない。あのピンドンだってシャルドネをブレンドするのですから。　チェリーなしなやかなボディは、皆さんここでうっとり、初対面の方々との空気も和らいできたように見えた。◇[2005]ヴーヴレ“ル・クロ・デュ・ブール”セック　/　ドメーヌ・ユエ　樽の香りには頼らずに、シュナン・ブランという品種を辛口に、ストイックなまで追い求め、実現できた、ユエの心意気が詰まったブーブレ。この微妙な味わいを、分かっていただけた。「美味しいわ～リキチャン」との声も。　このワインが主張する所と、価格の折り合いの難しさを理解していただけただけでも嬉しかった。沢山の方に分かって頂かなくてもいいのです。さりとて皆さんに、リストを見て「高いわ」の一言のでの一蹴はあまりにもつらいので、その覚悟を持って臨んだセレクトだっただけに安堵。------シャルドネ比較☆[2003]イヴシャム・ウッド　シャルドネ　“ル・ピュイ・セック”　ウィラメット・ヴァレー　相手をピュリニー・モンラッシェ（以下PM）と想定して、バリバリバリックなスタイルは避けたかった。それでも果実味の豊かさをもたらしてくれる、自然さが感じられる、このシャルドネ。料理を邪魔しないギリギリの所の濃厚さ。パインにキャラメル、軽いマニキュアは松葉の印象もバランスよく抑えている。☆ピュリニー・モンラッシェ　[2000]　ドメーヌ ポール シャペル　高騰を続ける、ブルゴーニュ有名村名ワイン達の中に救世主のように現れたのが、このポールシャペル。　「薄い、水みたいや～」の声も上がる。ところが数分後には、下のお料理画像真ん中、背の青い魚の・・・との絶妙なコンビネーション。開いてきた香りにわずかな甘みさえ感じ、グレープフルーツの苦味も持って、フィニッシュに節度あり。「メシワイン」としての本領がここで発揮される。　どちらが美味しいか、それを答えられない方が殆ど。答えを出す方は、それぞれにワインに主張をもたれた方々。　とても興味深い比較となりました。------ピノ・ノワール比較★エイ・トゥー・ゼット　ピノ・ノワール [2004]　オレゴン州、州名だけで、スパイシーな、どちらかというと、太い目のピノ・ノワール。★[2002]ニュイ・サン・ジョルジュ　1級畑　レ・サンジュルジュ/ドメーヌ・シュヴィヨン・シェゾ　ブルゴーニュは世界中のピノ・ノワールファンを魅了するヴォーヌ・ロマネ村の隣村、その村と同名を名乗る１級畑のブドウをロバート・パーカー氏が四つ星にランクする生産者のワイン。本当にその繊細さは可憐さとなまめかしさが同居したようなスタイルなのだが・・・　この辺りで、ワインの事が全く分からなくなった。　私うろたえていた。　そう、無理を聞いていた頂いた急遽ご参加の中に、香水のきつい方がいらっしゃった。その匂いは半端でないのは分かっていた。それで、ご参加を一度はお断りをしたのですが、「なによ！せっかくリキサんの事思って、、、」と言われれば、もうそこは引き下がれない。　「香水の香りでワインの香りが分からない」隣席の方から、ワザワザ私の携帯にメール。　その場をどうして良いのか、分からないままに、うろたえたままに・・・　そこは、言うだけは言ってみても、表情にも出さない、皆さんは大人。通常よりは早い目のお時間にお開きとなった。　強い香水というのは、空気中からでも、自分の体に移るのではないか、そう思うぐらいに、眉間に長く、その香りともつかない、匂いが残りました。人気ランキングへ 　もう胃がでんぐり返った私は、帰り道、途中下車して胃薬にカンパリソーダーを飲んで、酔い覚ましに30分程歩いて帰りました。　自分でも良く頑張ったワイン会だったと、感じました。

  Oct 25, 2006

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  連日連夜で今夜も撃沈

  【10月24日　火曜日】　日曜日　ワインの初心者とお酒がたまたまワインなら、なんてフランクな方々が、当店の特製ドラム缶コンロでバーベキュー。　サイクリング・シラーズを楽しみながら素敵な時間も、ブログに書く間もなく撃沈(^^;　月曜日　メルヴィルというカリフォルニアの生産者のヴィオニエ、大手ルイ･ジャドのシャサーニュ・モンラッシェ1978年などを楽しむも、これまたブログを書く間もなく撃沈(^^;　火曜日　本日定休日ながら、「ワイン関西」なる、関西で一番おきなイヴェントに参加して、大阪から帰り着き現在。　色々と楽しい事ご報告をと思いつつ、今夜も撃沈(^^;　まだ、こうしてご報告が書けるだけでも・・・　明日もワイン会、今夜ぐらいは、早くに寝たいと思いますm(_ _)m人気ランキングへ

  Oct 24, 2006

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  ピノ・スパークリング

  【10月21日　土曜日】　ロゼ・スパークリングを頂きました。　当店の新着です。　「なんか飲みたいのないか？」　「はい！ありがとうございます」　そそくさと引っ張り出してきた、ロゼ。◇クレマン・ド・ブルゴーニュ　ロゼ/ メゾン・ルー・デュモン 　ピノ・ノワール100％のクレマンです。　詳細な情報を手に入れていない(^^;　グリップの利いた、チェリーなボディは明解にピノ・ノワールのクセの無い伸びやかさを感じ、その上、クリーミーな泡立ちが、心地よい刺激を与えて、幸福感が増すように美味しさに爽やかな印象で助長してくれる。　今の若い方の言葉を借りると「やばい」というぐらいに美味しいのです。本当に飲みやすさがあるので、やばいのです。　・・・飲み過ぎる。グラスの空になるのが早すぎる。　決してお安いワインではないのに。。。　案の定、三人なのにボトルはあっというまに空(^^;---------　次もピノ・ノワール100％のカヴァです。◇ウ・メス・ウ・ファン・トレス（1+1＝3） ブルット ピノ・ノワール　 ロゼにしては、しっかりとした酸味に輪郭をはっきりと感じ取れる。　真紅なバラの花に感じるフローラルな香り、チェリー、ザクロにアセロラそしてスモモ、昔の方ならハタンキョウ。　アタックからフィニッシュまで総じてドライな印象を心地よく保つ。　秀逸な飲み飽きさせないタイトなスタイルは、「エレガント」。弱い目の泡立ちは少し心もとない気もするが、この美味しさを感じ取るには最適なガス圧なのだと納得する。---------　二本もロゼ・スパークリングを飲んだのに、全く飲み飽きさせない。ドライなスタイルが幸いしたのでしょう。　気持ちがとても良い！！　時間も更けて参りました。　３人で二本、飲み足りなさを少々感じるけれど、このぐらいで止めておくのが良策とお二人をなんとか制止して、一日は幕を閉じました。　この業界に居ても、スパークリングは華やかな飲み物。それをピノ・ノワール100％なんて聞いたら、どうしてもそのスペックだけで惹かれてしまう。　その期待に十分すぎるぐらいに応えてくれる二本だった。　ただ、産地こそ違え価格もスペックも良く似た２本。　どちらをお勧めするだろう。　線の細さで楽しむなら1+1＝3、生系のお料理と合せたい。　少しボディ感が明確に出てくるルー･デュモンなら、煮物料理と合せたい、「おでん」なんて最高か・・・　いや　どちらもお勧めだぁ～人気ランキングへ すみません↑ひとつクリックご協力をm(_ _)m

  Oct 21, 2006

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  オーストラリアを忘れるって？

  【10月20日　金曜日】毎週開催のワインの週末です。　今夜のテーマは「ザ･ヴァイン」の当店担当の佐藤ちゃんのお任せセレクト試飲会です。　ローヌを中心に南フランスのワインを専門に取り扱うインポーターなのに、なぜかこのたびはオーストラリアのヴィクトリア州はキング・ヴァレーの生産者。　インポーターの社長、ジェームス・ダンスタン氏がオーストラリアのレストランで見つけて来たらしいのです。そのワイン達のお披露目となったわけです。生産者PIZZINI　以下のリストでお分かりだろう、イタリア出身の生産者です。三代目でこの品種に目覚めたそうです。　それにしても白ワインはマニアックな品種たち。----☆1. 2005 ピズィーニ　アルネイス　洋ナシ、グレープフルーツ僅かなフリンティさ、酸味が半きりとしていてドライ。クセなく伸びやか。味わい深く、冷やされた状態でも細さを感じない。苦味な余韻が心地よし。----☆2. 2005 ピズィーニ　ベルドゥッツォ　珍しく初めて接する品種。北イタリア、ワイナリーのオーナーの故郷であるフリウリの土着葡萄品種との事。　ローソクの連想がでるグリセリンなリキュールメロン。余韻のまろやかさは樽からの影響か。30％は仏製オーク。----☆3. 2005 ピズィーニ　ロゼッタ　サンジョベーゼが100％のロゼ。それって昨夜飲んだところだ(^^;　引き締まって、昨夜のロゼよりドライで格段に美味しかった。----　ここに来てふと思う。　そうだった、オーストラリアワインを飲んでいるのだった(^^;　総じて、酸味のキッチリ具合は、イタリアのワインを飲んでいる錯覚に陥るほどでした。　掴みどころの難しいワインだ。　オーストラリアワインを求められる方々の好みでない。イタリアワインファンの方が、オーストラリアワインを、イタリアに似ているからと、購買のキッカケに至るとも思えない。　・・・ところが関東では良く売れているらしい・・・　私の発想は、自然と関西なのか？？----★4. 2004 ピズィーニ　サンジョベーゼ・シラーズ　オーストラリアらしさが漂う。白では感じる事のなかったユーカリが、耳に水を落とした子供のようにガバッと起き上がったようだ。----★5. 2004 ピズィーニ　サンジョベーゼ　楽しいスタイルだ。オーストラリアのサンジョベーゼというのが伝わる。イチゴの煮詰めたような（ジャムか・・・）所にサンジョべらしさを思いつつ、バニラな印象は熟成に使用される30％の仏製新樽によるもの。バランスを失っては居ない。　興味を惹かれるワインだった。　さて当店のラインナップとして、どうしましょうか？　もう少し、もう少し、、、オーストラリア国内で、輸送費の掛かっていない価格で、イタリアンなレストランで使用されるには希少な存在として活躍の場があるが、ここ日本では、そこそこの価格で、このクラスのイタリアワインを探すのは、そんなに困難なことではないはず。　１２月の仕入れで考えます。（アフタージャマイカ）びっくりするやん！！★[2000]シャンボール・ミュジニー　1er Cru　レ・ザムルーズ/グロフィエ　カリフォルニアのサンタ・ルチア・ハイランドに思う恥ずかしげな果実味と甘さ。　モクモクとして、なめし皮、上質な火をつける前の葉巻の軸の香。　そうなのかぁ～　これがなぁ～「恋人達」という名の畑のワインか・・・★[2003]カーリー・フラット　ピノ・ノワール　可憐なスミレの花、豊かな果実味に、焼けた印象がないので、完熟さが冷涼な地域のハングタイムの長さを感じる。　すっかりローヌのワインと思い込んでいたら、オーストラリアのピノ・ノワール(^^;　夜は更けてまいります。　時間は２３：１５　酔い覚ましの願いを込めて約４ｋｍ、徒歩にて帰宅いたしました。　本当に素敵な気候ですね。　人気ランキングへ ★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション　お一人キャンセル　満員御礼だと思う(^^;★11/3　体育の日　　　　　　　会費　\2,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決 at リキ第１戦：泡物第２戦：ニューワールドの赤第３戦：メルロー　　以上お題はマコッチャン★11/10　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　フードライナー明渡氏セレクト・イタリアワイン。　イタリアワイン専門のインポーターさん、この方の生産者の飾らぬお話が私は大好きです）

  Oct 20, 2006

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  ボランジェ他

  【10月19日　木曜日】ボランジェ＆シャンソン　テイスティングセミナー日本でのインポーターが変わったことを受けての、お披露目の様な印象を受ける、テイスティング・セミナーでした。シャンパーニュのメゾン「ボランジェ」　創始者であるジャック・ボランジェによって1829年に興され、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾンです。伝統的な醸造法によって支えられた製品の品質の高さにより、世界的な名声を確立しております。　公式HPには日本語ビデオもあるので見てください。　ブルゴーニュ「シャンソン・ペール・エ・フィス」　ボーヌでも1.2を争う歴史あるメゾンで1847年から1999年まではシャンソン家が経営を担ってきましたが、1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収して以来、畑やカーヴに大きな投資が行われて来ました。　ホワイトバランスをとっていなかったので、なんだか変な色調になってしまった。　前列真ん中、右側のグランダネは色が薄いように感じるかも知れませんが、グラスの中身が残り少ないだけです。雄大なスケールを思う強力なボディがグランダネにはあります。おこちゃま味の好きな私は、普通のボランジェの方が好きです。　シャンパンになる前の白ワインを樽で寝かせた後、マグナムボトルに詰めて熟成させる手間を思うと、やはり高くなって仕方ないかと実感してしまう。見事なブランドである事は、揺るぎの無い事実です。　一般的な話として、ピノ・ノワールはボディを、シャルドネはエレガントさを、ピノ・ムニエは酸味を意識してブレンドすると、支配人のエティエンヌ・ビゾー氏は語っていた。　シャンソンでいいなと思った事は、ヴィンテージの特徴がよく出ていた事。ひょっとして大手といいながらも、自社畑のワインには、普通のドメーヌ並にしっかりと造りこんであるのが、感じ取れた。2003年は補酸をしなかったらしい。なるほどと思える果実味があった。　その2003年では興味深い話がありました。収穫時、葡萄の温度は40度にも達したそうです。そこで収穫された葡萄は保冷車で運んだそうです。私達が思う以上に2003年の猛暑は生産者にとって大変だったのでしょうね。　さて、店に戻ってくれば本日は木曜クラブ。　通称初心者クラブ。メンバーもそろそろ初心者とは呼びにくくなった。☆2005 A to Z Oregon Rose Wine　スタッフ斉藤が試しに仕入れていたものです。　カリフォルニアの北隣の州オレゴンの、グルナッシュで出来たロゼです。　おいおい、オレゴンで、サンジョベーゼなんて育つの？そう思い調べてみると、ウィラメット河流域ではなく、カリフォルニアと州境辺りに位置する畑の物だった。　これが美味しい！　難しい事を考えることなく、楽しめます。　サクランボ、イチゴ、ざくろ、イチジクこのワインから連想される果物は、この色調に共感できる果物に自然となりました。　唐辛子の葉の佃煮がありました、これとさえ、爆笑するほどにマッチ！甘辛いしょうゆ味に合うのです。　もっとロゼは一般化すると感じました。　バックラベルに、夏に冷やして・・・とありますが、少し贅沢な日本の食卓にもってこいです。　ロゼのお話をしました、ロゼは赤葡萄だけ、白葡萄×赤葡萄、白ワイン×赤ワインとその色調が生まれる、プロセスは様々ですから。★[2004]レイヴェンスウッド　ゼン・オブ・ジン（ゼノブジン）　今夜の木曜クラブは、ロゼだけでした。　お迎え役のご主人が遅れるとのお電話で、もう一本を飲みながら、このワインは開けられました。　なんだか濃厚なワインのイメージが強く、付き合うのはつらいかなと危惧しました。　そんな心配は杞憂でした。　適度な存在感が、グピグピと行きそうな手に、心地よい制止を与える。もうこれは本当の意味で、レギュラーで楽しめるジンファンデルのカテゴリーの中では、その名の通り、ジンライトメント、ジンの悟りを伝えてくれるのではないだろうかと感じました。　程なく瓶は空に・・・人気ランキングへ

  Oct 19, 2006

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  焼肉屋さんで

  【10月18日　水曜日】　「らくまん」　焼肉屋さんの名前です。　私の住所地は神戸ですが、4kmも北に行けば三田（サンダ）という市です。名産品に「三田牛」というのがあります。　そのお肉を買う、お肉屋さんは多いのですが、なかなかそのお肉を美味しく食べさせてくれるお店は少ないのです。　その数少ないお店が「らくまん」といいます。　今夜は、ギフトの大口を頂けるかもしれない企業さんと同席です。　ワインを持ち込ませて頂きました。★シラーズ / マードック・ジェームス [2000]　あまりワインの事は意識せずに楽しんでおりました。　快適に美味しかった。そんなワインの味わいを楽しんでいると、先方様に失礼です。　ハイ　ハイと話をあわせておりました。　といいながら、ワインを意識したとき。　美味しい、、、僅かなスミレの花の香りがする。　あれ？・・・そうやった、ニュージーランドのワインだったんだ～　すっかりローヌのワインかと勘違いして飲んでいた。それほどに果実味は控えめでタイト、ローヌに間違う程、しかも北部。　刺しの入った体に悪そうで高級感のあるお肉とでミルキーな余韻を残す、美味しい相性。　生レバーとさえ、マッチ。　このワインの品種表示はシラーズではなく「シラー」と表示していただきたいと思うほどに。一本は直ぐに空(^^;飲み足りない私は「瓶ビール一本ください」ビールとも合う？いやこの場合焼肉とは、喧嘩しないだけと、シラーを楽しんだ後に思いました。人気ランキングへ

  Oct 18, 2006

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  羽衣を翼代わりに

  【10月16日　月曜日】　エレガント　この頃そんなスタイルのワインが続きます。◇アルフレッド・グラシアン・ブリュット　シャンパンです。　このシャンパンの出会いは５年程前に遡ります。　「このシャンパン美味しいから、本当に試してみて。」そんなお客様の声からでした。そこの頃に飲んだときには、本当にぶったまげました。　バタリーでトーストな、なんと豊かなボディを持ったシャンパンか・・・　その頃から思うと、随分と洗練されたスタイルへと変わってきました。それでも、ブラインドで飲んだ方が　ニュージーランド？　そう思わせるほどのボディ感があります。クリーミーな泡立ちから、フィニッシュに至るまで、本当にハレの日には是非供したいシャンパンです。　そんなシャンパンで驚いた事が(^^;　お惣菜が買ってきてあった、しかもフグ刺し、関西ではテッサと珍重するお刺身で、ネギとモミジオロシとポン酢をタ軽く浸して食べるのです。　もう無茶苦茶美味しい！！　これはポン酢が合うのかと、バケットにまでポン酢をつけてあわせたが、これはオ・オイシシ、、、どまりだった(^^;　ローストビーフとも楽しい相性。　単体で乾杯だけのシャンパンにしては決していけないシャンパンでした。☆[1999]シャサーニュ・モンラッシェ 1er Cru　ラ・シェネヴォット / ミッシェル・コラン・ドレジェ　？？　老けて感じる、微妙なランシオ香とも言えない、過熟さを感じる。独特の風味に、皆さん一様に首をかしげる、濡れたアーモンドの香り。決して否定的な香りではない。　で、美味しいの？　美味しい、もし過熟なら、グラスの中で消えてゆくだろうはずの香りが一向に衰える事が無い。このスタイルを「好きよ私」と素直な意見もある。　少なくとも、シャサーニュ・モンラッシェとしてのテロワールを教科書的に判断すると、NGかも知れないが、これも偶然の産物として私は、今日のこのワインとの出会いに感謝した。★[2002]Grand Cru　クロ・デ・ランブレイ / ドメーヌ・デ・ランブイ　？？　なに？　これ、美味しすぎる！！　なんて柔らかなのでしょうか？　少し豊満な女性が素晴らしい歌声と共に、柔らかな羽衣を羽のようにひらめかせ、天から舞い降りてくるようだ。　ますます自分のテンションが上がってくるのがよくわかる。　ここの生産者偉い！　この自分の畑の事を良く思っていると感じたのは、無用心にタンニンをつけていない、果皮の浸漬も必要最小限に抑えたのだろう。きっとこの畑の素晴らしさは、この果実味にあるのだと、このワインから伝えたかったのだろう。そんな意図がヒシヒシと伝わる。ブルゴーニュでこの様な明解さを持つワインを飲んだのは？　ここには特級畑としての自信が、果実味の中に、それを本当に樽のロースト感との折り合いをつけている。このレベルの繊細な果実味を明解さで迫るピノ・ノワールになると、なかなかニューワールドでも見当たらない。　肩の凝らない特級畑物でした。　値段は知らない事にしておきましょ(^^;ご馳走様でした。人気ランキングへ 「中村屋」こちらは久しぶりに意味の無いお笑いを体験させて頂きました。是非、ご体験ください。声が出るので、仕事中にはクリックしないほうがいいです。

  Oct 16, 2006

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  え・れ・が・ん・と　な

  【10月14日　土曜日】　エレガント　そんな印象を思わせるワイン達を楽しみました。☆ピュリニー・モンラッシェ　[2000]　ドメーヌ ポール シャペル　シャルドネなのですが、細い味わい。　香りが閉じこんでしまっている、まだ若さを感じる。もう６年も前のワインなのに。　樽の印象と果実味が折り重なり、松葉の心地よい香り、ドライな蜂蜜に、グレープフルーツ。アーモンドの香りまで少々届かない。　普段カリフォルニアをはじめとする、ニューワールド系の強いスタイルを飲んでいると、この細さがなんだかホッとさせる。対決に出すと思わず負けるであろう事は容易に想像がつくのに、この芯の一本とおって、素敵な女性から尻尾が生えて、その尻尾でくすぐられるような、細い余韻がいつまでも続く。　ピュリニー・モンラッシェという村名でワインを期待するなら、もう少し濃厚なワインを期待してしまうのですが、本来の姿ってこうだったのでは？と思いました。余計な造り込みは一切なく、補糖もなく、樽香も強すぎない。　やはりこういうワインが　え・れ・が・ん・と　なワインと私達は思うのでしょうね。　そしてワインが続いていきます↓ブラインドです。　色調がゴールド。このゴールドは熟成の色ではなく、良い年の熟した葡萄からの色だ。なんて知ったかぶりをしながら。　つるりとした飲み心地、白胡椒なアクセント。これはかなり高価なローヌの白でしか実現できない味わいだ。柔らかな旨みともとれそうな甘ささえ感じる。行ってるで、かなり行ってるで、美味しいで。これはきっと、まだ飲んだことはないけどコート・デュ・ローヌ ブラン [2003] / シャトー・フォンサレットに違いない！☆コンドリュー “ラ・ボネット” [1997]　なんと(^^;　ヴィオニエだった。もう１０年も前なのに、なに？この若々しさ。色調のゴールドは熟成からの物でした。　それでも、ヴィオニエと言い当てた方がいらっしゃる。　私は結局、注意力散漫？　多動性症候群なのか、かなりショックな思い違いでした。　明解なシャルドネ！　明らかにポール・シャペルのピュリニー・モンラッシェ（以下PM）よりスタイルが強く出ているが押し出すところがない。美味い！文句なくシャルドネ、樽の香りと、果実味が一体化したような練れた印象は、ミネラルもあり、白胡椒のアクセントを持ち、火打石なフリンティな所に、美味しい果実味は、黄色い花の香りもする。間違いないPMの一級畑のものだ、かなり高名な生産者だろう。特級畑「バタールM」と言う方も出てきた。☆コルトン　グラン・クリュ [1997] / ドメーヌ・パラン　エエェ～(ToT)　コ・コルトン。　こんなん、うちにあったんや(ToT)　この辺りは、今は亡き私の師匠に嫌と言うほど叩き込まれたのに、その時と全く成長がない。パランのコルトンがここまで美味しくなっているなんて、想像できませんでした。その若々しさに、ラインオな香りが少々混じっても不思議ではないお年頃なのに、微塵も感じさせない。　この辺りの白ワインをお持ちの方。　焦る事はございません、まだまだいけますよ。もう少し辛抱されてもいいかも知れません。より報われた美味しさが、瓶の中で準備中かも。★ブルゴーニュ・パストゥグラン [2003] / ルー・デュモン　時にして何かのきっかけで、特定のワインが人気を博し、品薄になる。それはそれで喜ばしい事だが、このワインは贔屓なワインだけに外せない。飲んでおかねば。。。　６本しかあたらず、当店もさすがの即完売。　ここにパストゥグランというガメイ種を期待しても無駄です（キッパリ）。パストゥグランにはパストゥグランな美味しさがあるというもの。それを感じさせない事が美徳かどうかは知らないが、このワインはそのカテゴリーを越えて美味しい。　柔らかで、暖かな布団にくるまれたような心地よさ。　今、アリゴテでもアリゴテらしさから離れたワインが受けている。実際当店のアリゴテの本髄をついたようなワインは、値段を下げても売れない(ToT)　だからこのパストゥグランのようなスタイルもブルゴーニュを少しでもお安く楽しめるのなら許せるものか？？？ピノ・ノワールの三造酒。。。イエイエ★カロン・セギュール[1996]　これはハンドキャリーにて日本に持ち込まれたワイン。その持ち込まれた方の深い気持ちを察するに、開けていただいたことに感謝です。　色々な気持ちが、色々な気持ちでワインを保管する。　ワインは生き物だから、特別な思いも余計に特別。　このワインには感謝するしか表現のしようがない。　・・・で、冒頭に申し上げた「エレガント」　これは日本人の作法に出てくるような、相手の気持ちを思いやる「おもてなし」の心が生かされたものだと感じた。　高価なワイン達。なのに我も我もと主張をする事はない。控えめに、相手の気持ちを敬う、本当に「おもてなし」の心の延長線上にあるのが「エレガント」と言うのかも知れません。　今、ニューワールドなワインたちもそれに目覚め、そのスタイルを目指す生産者が多くなってきた。またそのワイン達も身近に接する事が出来るようになってきた。　なんだか、夜には寒さを感じる季節に、しみじみと楽しめるワイン達でした。人気blogランキングへ

  Oct 14, 2006

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  対決の夜は更けて

  【10月13日　金曜日】　毎週金曜日はワイン会です。通常と異なり趣向が変わりました。　　カフェ・ジャマイカ　おいしいワインの週末　　ワイン対決　スペシャル・マッチ　　週刊ワイン会　久しいぶりの復活特別編　　　　　コスパ鈴原店　ワインアドバイザー　てんちょ♪さん　　　　　　　VS　　　　　Vin du 268　ワインアドバイザー　ののみゃさん　私は事前に何も知らされていません。　久々にまこっちゃんの参加を見て、お隣同士に座り、解答用紙に書かれたテーマでの、セレクトのポイントを話していました。テーマは対決のお二人の相談の元、決められたようです。　時間はPM8:00スタート、気候はまさに日本晴れ、半袖が心地よい日中。日が暮れると上着が必要な寒さ。１Ｒ：シャルドネ対決　太いのか細いのか、樽を使うか使わないか、そしてどれだけ上質かということが問われるだろう。２Ｒ：南フランスの赤ワイン対決　少し甘さを感じるグルナッシュか、スパイシーなシラーか選択が難しい、Vdｐのセパージュワインという手もある。滋味からの少し果実の甘さを感じる方のワインが勝つのでは？３Ｒ：お薦めな赤ワイン対決 　この抽象的なテーマでは自分の好みをセレクトするしかないだろう。ただピノ・ノワールのような繊細さを前に出すようなものではなく、インパクト強いワインの方に軍配は上がるだろう。　そんな飲む前の相談をしていた。　採点なので、少しネガティブなコメントも含まれる事をお許しください。　１Ｒ：シャルドネ対決---　（い）コノスル　シャルドネ　[2003]　20バレル・リミテッド　エディション　2,500円得票数：８---　（ろ）ドメーヌ・ボイヤール シャルドネ [2003]　1,102円得票数：0---　ここで見事に片方に得票があつまる。　ということは、お客様のお好みが、一つの方向に集中している事になる。ボイヤールはよく健闘した。　この価格でシャルドネとして、自然な果実の印象に、ほんの少しの樽香。　対する、コノスルは少し樽香に頼った印象を受けたが、そこから盛り返す果実味には、生産国をチリということをすっかりと忘れてしまうほど。そして２ラウンドはてんちょ♪さんの見る、勝負の分かれ目となるのかぁ～２Ｒ：南フランスの赤ワイン対決---　（は）コート・デュ・ローヌ [2005]／ドメーヌ・エスピエ　1,596円得票数：5---　（に）ドメーヌ・ベルゾー　 [2001]　ヴァン・ド・ペイ・ド・コー　680円得票数：3---　　南仏な生臭ささをエスピエに感じた、その後に果実味に伴う、ローヌの美味しい甘さが顔を出してきた。　対するベルゾーにはスパイシーなアクセントをチャーミングに見せる。後でこのワインの価格を知らされたときには本当に驚いた。　久しぶりにコストパフォーマンスの高いという、その名の通りの赤ワインと出会いました。　このコストパフォーマンスの高さをてんちょ♪さんは問いたかったのだろう。確かに予算的にも、このワインが勝てば、三種類予算が6000円以内ということからも、他の二種類に組む予算にゆとりが生まれるというもの。　ここまで価格の高いものが、得票してきた。　３Ｒには価格的下克上は生まれるか３Ｒ：お薦めな赤ワイン対決 ---　（ほ）スコラ・サルメンティ　 ネリオ [2000]　DOCナルド　リゼルバ　1,980円得票数：6---　（へ）エイ・トゥ・ゼット ピノ・ノワール [2004]　ウィラメット・ヴァレー　2,572円得票数：2---　スコラはどうも苦手な香りが混じる、しかし明解なアタックの強さを見せた。スタートが良い。　スパイシーなタバコのアクセント、シラーかと間違った程にスタイルが強い。それは余韻に感じるもので、最初の印象にはどうも説得力が欠ける。　私の採点は　い、に、へだった。それぞれのワインのセレクターはてんちょ♪さん、ののみゃさんと色分けされたものでした。　２対１でてんちょ♪さんが勝利を収めました。　それぞれのコメントは、そのうち、双方のブログで発表されるでしょう。　てんちょ♪さん　ののみゃさん　ブログをリンクしておきました。　残りのワインを皆さんで楽しんでいたら、過去の対戦で、私に負け知らずのマコッチャンが挑発してきた。酔った勢いで、対戦を承服してしまった(^^;　しかし、なぜかその相手は、てんちょ♪さん　？？？　どうしましょ(^^;アフタージャマイカは豪華版となりました。酔った勢いであまり、アフタージャマイカのワインまで書くことは少ないですね。←はブラインドで　するする、ナパの香りだ！やはり好きだなぁ～、あの香りが入ってこないので、フラットエリアではないだろう。山系のカシスも無い。それとも奥の冷涼地カリストガ？出なければ入り口あたりのスタッグスのカベルネ・ソーヴィニョンだぁ～　なんとメルローだった(^^;　産地が当たったのまではかっこよかったのですが・・・・★[1999]スタッグスリープ・ワイン・セラーズ　メルロー　ナパ・ヴァレー★タンデム・ルージュ[2005]コンダミン・ベルトラン　2500円のワインと答えてしまった。こちらもコストパフォーマンスの優れたワインでした。ビオと書いてあったが、全くの普通のワインと同じ快適さがありました。　ICKさんｎワインだけのご参加恐縮のご馳走様でした　TNMさん、いやぁ～ご馳走様でした。人気blogランキングへ 　これからの金曜日ワイン会の予定★10/20　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　ザ・ヴァイン 佐藤ちゃんセレクション　　ローヌワイン専門インポーターさんのフリーセレクトワイン会。お話が楽しい。★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション　満員御礼★11/3　体育の日　　　　　　　会費　\3,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決 at リキ★11/10　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　フードライナー明渡氏セレクト・イタリアワイン。　イタリアワイン専門のインポーターさん、この方の生産者の飾らぬお話が私は大好きです）

  Oct 13, 2006

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  ワインライターをされている方と

  【10月11日　水曜日】　今日は面子が足りないから、前日に電話が掛かってきたとある食事会。　よく見てみれば、私の予定は空いている。昔、共に飲み明かした事のある方の申し出なので快く受けさせて頂き、大阪へ行って参りました。　そろそろ、ご帰宅の方の混じる駅で、今から大阪か、、、と思うと少々気が重いものもございました。約50分の電車です。　会場は北浜トォルトゥーガ（La Tortuga）というフレンチレストラン。　行って名刺交換をさせて頂くとビックリな人々。　オーストラリアワイン事務局日本代表の方を中心に、オーストラリアでのワイン醸造経験を持つ日本のワインメーカーさん、雑誌社の方、そして私の目の前の席で、とても楽しい時間を過ごさせていただいた、ワインラーターのデニス・ガスティン氏。　その会話の内容を私の覚えている限り　少し遅れての到着は、左の◆スパークリングワイン キャンベルアーリー　真紅のロゼといえばよいのだろうか。マスカットのほのかな香り、練ったようなしっとりとした泡が口の中を覆う。基本的にやや甘口のスパークリング。「西洋の人はこの香りをフォクシー・スメルといって嫌うのでは？」「そんな事はないよ、少なくとも私は好きだ。ところでこのアーリーキャンベルという品種は何の交配で出来たの？」それには答える事が誰も出来ません。さすが、聞いてくることが違うな、なんて。この葡萄品種は20年ほど前は、日本の果物屋さんの店頭には普通に並んでいた。お盆のお供え物にしたぐらい、成熟が早いので、アーリーとついている、なんて私も知ったかぶりに、僅かな記憶を呼び覚ます。☆DE BORTOLI SERO Chardonnay Pinot grigio（リンク先はpdf）　「この葡萄品種のブレンドは世界初だよ、この自由な発想がオーストラリア、イタリア語とフランス語の混じるラベルだからね（笑）」「ふ～ん、じゃ、このグレープフルーツの心地よい苦味みたいなものは、ピノ・グリージョから？」などとりとめもない話。　お料理も美味しい。☆Davit Rranz Red Rose 2005　　ピーター・リ（レ）－マンの息子のワインだよ、なんでも手作りさ。ラベルプリントから始まって、パンフレットをワイナリーに行ってもらおうとすると、そこからプリントアウトして・・・バロッサの古い畑の葡萄を混ぜてロゼにしているんだ、この色は常にドライアイスからの二酸化炭素で酸化を防いで実現しているんだ。正確にはセパージュはわからない、それは何がどれだけ植えてあるか、畑が古すぎて分からないんだ。　「それって昔、酒精強化ワインを仕込んでいた畑ですか？」　その通り、とてもよく出来た、ロゼでしょう。私は90ケースほどしか造らないのに毎年一ケース買うんだ（笑）　オーストラリアななぜ州ごとにまとめない？　・・・・　それぞれは、リージョンを表現し始めている。　マルチエリアのワインを、安く美味しく飲みたい消費者も居るのだ、だからSEROの様なワインも必要になってくるし、、、　シラーズはヨーロッパからやってきたが、本国のはフィロキセラにやられただろ？オーストラリアにはその樹がまだ残っているのだ。ルートストックはオーストラリアのを使っている、ローヌ生産者居るぐらいだ。　との力説も入りながら　◆ダーレンベルグ　シャンボサン　スパークリングは難しい味わいだった　☆2004ダーレンベルグ　マネー・スパイダーは珍しいルーサンヌ100％ワイン。これは辛口蜂蜜でかなりのレベルで美味しかった。　★2004 Brokenwood Graveyard Vineyard Shiraz　★Hardys Tintara SHIRAZ 200515ヶ月樽熟の予定を5ヶ月の樽熟で、瓶詰めして日本へのバレルサンプル。これでも十分に美味しいけれどなぁ～、ハーディーズは私達の想像を絶する大きな会社です。　デニス・ガスティン氏のプライベートストック。　忘れていたミントがこのワインには(^^;　87年なのに・・・　この場合は、美味しいと言っておこう(^^;　楽しい時間はあっという間です、気がつけば終電の時間が(^^;会も途中ながら退席をさせて頂いた。　お料理も美味しいのですが、ヴォリュームと品数の多さで、途中のお皿から残し始めて、申訳なかったです。　ワインの事を聞くと何でも玉手箱のから取り出すように、分かりやすく伝えてくれる、嫌味な質問にも答えてくれた、ガスティン氏の懐の深さには、ただただ感服するばかりでした。人気blogランキングへ 　帰りの電車は乗り過ごさないように、立って居ました。それでも寝かけて居ました。危ない危ない。

  Oct 11, 2006

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  自分にとってのミルクは？

  【10月9日　月曜日】　今夜のマンデークラブはお休み。　自分の時間が広がった。　こんな時間も私は大好き。　以前は一人でしまい込んでいた自分の妄想。今日ではこんなブログなんて都合のいいものが出来て、一人で思っている事もさりげなくオープンにしたりして。。。　女性　自分の年に本当に自覚が無いのは私だけの話なのでしょうか？　いえ、決してそんな事はないと思うのです。このたびの国体で懐かしい友人と３０年来の出会いをしました。自転車小僧をしていた頃、純粋だった頃の友人です。嬉しくてその友人と会っていなかった３０年の空白を埋めています。　そいつから家族の紹介を受けました。　奥様47歳(^^;　・・・えらい歳くっとるな～～と思いました。よくよく考えれば自分はそれより年上。おいおい自分の歳を忘れるなぁ～　自転車を通じて18歳までの子供達とよく話をします。彼らは平気で、私が若いと思う女性を指して「おばちゃん」と呼びます。私にすれば素敵に感じる女性でも、彼らにとっては「おばちゃん」となってしまう(^^;　客観的視点　ワインではいつも客観的でなければと思いつつ、その他の事象にも客観的でなければと思うのに、この感性のズレは、自分の歳への自覚が不足からか？　女性の話になったのでそのまま女性のその例えを続けよう。　子供を女性と、中年（あえて）の男が意識するのは何歳だろう？　それが22歳としましょう。ところが私には23歳の娘が居る。とても女性として見れない、娘は娘だから。　じゃぁ～その年頃の女性は？　なんだか恐怖感を感じる。なぜだかは話せば長くなるので割愛m(_ _)m　それじゃ1959年生まれの私が女性と意識できる年齢は何歳から？？　スタートの歳はやめにしよう、リミットで考えてみる。　1931年生まれ、私のかけがえのない大切な母の生まれ年の女性。やはり女性としてみている。女性として敬っている。そうそう敬っている。　私より年上の女性。　自己の加齢によりその幅は年毎に狭まってくる、、、はず。　なのにそこにも自分の歳の意識は無い。素敵な方は素敵です、この場合は素敵に歳を重ねられているのでしょうか。少なくとも主観的には素敵に感じる。　ワインも素敵なワインは味わいは別にして、白でもロゼでも、赤でもはたまたスパークリングでも中心線が明解にしっかりとしていたり、フォーカスがしっかりと定まっている。　必然的に味わいは訴えるものを受け止めやすく、その明解さは美味しさへの親しみに感じる。輪郭が明確でも中身がボケていると、掴みどころが無い。熱意のある人がその熱意の方向性を間違わずにそのワインに詰め込む事が出来たとき、そのワインは「偉大」なワインと言われる。　それなら、自分はここぞ！　その主張を忘れずに生きれば味わい深い男になれるのではないだろうか？　あれっ？　女性の話だったのでは？　この文章自体、フォーカスが合っていない(^^;　女性の話から入ったので、女性に方に断言したい。　歳は意識しましょう、自覚しましょう、受け入れましょう。　だってこればかりは万人に公平な事実。　だからって、歳だから、自覚したから、受け入れたからと言って、それが女性としての可能性に蓋をした事にはならないはず。　かえってそこに不具合を感じる方に違和感を感じる。　その不具合な違和感に素敵さを感じるときもある。　大人と諦めてしまうのは人生の終焉。大人だからこそと、新しいステップを踏み出すんだ！　・・・断言してしまった(^^;　女性に置き換えて恐縮です。頭髪のみならず、体毛にさえ白髪を自信に見出す親父のあがいた屁理屈かも知れないm(_ _)m　前置きが長くなってしまった　そんな事を思いながら飲んでいたのは昨夜の残り物のワイン、澱さえ混じるコンディションながら、それを詳細にお伝えしようと思ったのに、動く指の先のキーボードは(^^;　そんな前置き、、、　自分の中で、妄想は一人歩きを始めている。心地よい(^o^)　　そこのおばちゃん！！　あんたは、おばちゃんや無理せんでかまへん、おばちゃんやねんから。でもなぁ～、なんで「おばちゃん」やの？　それはなぁ～、あんたは女性なんや！！それを忘れたらあかんで。　おばちゃんはまだエエ～　始末におえんのは、おっさんや、おっさんは社会の荷物になりかねない。おっさんはおっさんらしく自覚しててたらええねん。　ふと思う、男は死に際・・・と。迷惑かけたらあかん。　近い人の人生の終わりを見つめ、昆虫、動物の世界を見てもオスははかない。力を感じるのはメスや。　おいおい、今夜の一人の時間はマイナスに走るのか？？　もう止めにします。　　この得体のしれない画像も、、、お酒です。　プレゼントで頂きました。ストリチナヤ（日本的発音）にコーヒー豆を数日漬け込んだらしい。飲み方のレクチャーを受けていたのに、忘れていた。　一杯はそのまま飲むが、高いアルコール、強いカフェインの印象で、そのまま降参。　そこに牛乳を割ると、尖がった女性がある事象をキッカケに美しくなたのと似たように、飲みやすくなった。　それより「美味しい」といったほうがいいかも！　ジョリファさんご馳走様ですm(_ _)m　私はこのコーヒーに漬け込まれたウォッカに親しみを感じた。　自分に近い。　では自分にとってのミルクは？　きれい事かいていいかなぁ～　　この場合、通り相場に「家族」と書くのがきれいなのだろう。　そこは？？？と書きたい。　ここに出てくる「？？？」ってあなたの事ですよ！！　　　　　　　　　・・・これでますます信用を失う私であった(^^;　　　　　　　　　おやすみなさい。　鼻毛を抜いては、くしゃみを水分と共に放つ親父の、妄想でした。　もう少しその妄想を一人歩きさせてから、帰途に着きます。　沢山のことはスキにならなくていい、少なくともかまへん、すの少ない事象に、どれだけスキになったか。その方が人生には大切だと思った夜。人気blogランキングへ

  Oct 9, 2006

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  こんな日でもデイリーワイン

  【10月8日　日曜日】　朝日に当たるワイン達、少し飲みすぎた私を笑うかのように、空き瓶となってもなんだか、「大丈夫かいな～」と問うてくれている見たいです。　昨夜は周太の四位入賞と私の６年に亘る応援生活の一つの区切りにと、皆さんが集まって、焼肉をしながら、ワインを楽しみました。　食べて飲んで歌って、飲んで♪　その中でも緊張を強いるワインも開きました。　その賑やかな雰囲気の中では、単にワインは「美味しい」その度合いだけが見られているような気がします。　私は、もっと気さくに飲めるのは無いの？　そう思いながら、グラスを重ねておりました。　その中でも、記憶に残っているワインのお話をしましょう。☆Chassagne-Montrachet 1er Cru - Clos Saint Jean / Fontaine Gagnard　お土産ワインです。実際にここに行かれて買ってこられました。　フォンテーヌ・ガニャールは日本にはまだ未入荷との事。モンラッシェがつく村はピュリニーの方が有名でシャサーニュ側はどうしてもマイナーになりがちですね。シャサーニュに本拠を構えるドメーヌ自体が日本において見る事が少ないそうです。言われてみれば。。。　ピュリニーとシャサーヌじゃ村の大きさも大分違って見えますよね。　5500円ぐらいのワインかと、美味しく楽しみました。★コート・ド・ローヌ　ルージュ[2001] / シャトー・フォンサレット　ローヌとはっきり分かる、スミレの花。それが可憐。なんだかしっとりと落ち着いて、口の中にあるのに、気分を包み込んでくれそうなソフトで柔らか。深い紫の色が眉間に広がる。心温まる、美味しいワインだった。ローヌな印象を持たせながらここまで可憐な美味しさを見せるとは。。。じっくりと飲んで見たいワインでした。【ブラインドで】　明るいめの輝くルビーな色調。ピノ・ノワールだろう、しっかりとした骨格、いい畑に見られる細やかなタンニン、凝縮した果実味。　素晴らしい！　ヴォーヌ・ロマネなコーヒー香、シャンボール・ミュジニーな赤い花、その間。ならエシェゾーだろう、ピノ・ノワールでここまでのボディ感を見せるのなら、余程の畑か・・・★ペガソ　バッランコス・デ・ピザッラ [1999]　だった、皆さん私の勘違いに大うけ。しかし私もグルナッシュとピノ・ノワールを間違うとは(^^;　艶やかさが加わってきた。　飲んで食べての時にはワインの鑑賞は疲れます。何も考えずにもっとワインを楽しみたい。☆セブンスムーン　シャルドネ　カリフォルニア　[2004]　/ ブラックストーン　そんな時にはなんとありがたい存在でしょうか。ワインを鑑賞して、その味わいの深みに入り、楽しみ意見を交換するのも楽しいが、今夜は気軽に、気軽にそれが楽しみたいとき、今夜はそんな気分。　コクがあるので退屈しない、強い酸で、また強い果実味で辟易する事も無い。　デイリーなワインとはこんなワインを指すのだ。価格だけがデイリーではいけません。毎日飲み飽きないしない事もデイリーワインの大切な要素なのですから。　おいおい！　今日は特別な日なのだから、せっかくの日なのだから、デーリーワインから離れれば？　いや、素敵なワインはもう頂きました。小市民なのですが飲み足りないので、これで補填させて頂きます。そんなセブンスムーンでした。　夜もふけ、電車の時間も早いのここいらで(^o^)/~~　ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。　人気blogランキングへ

  Oct 8, 2006

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  書かないと忘れる(^^;

  【10月7日　土曜日】　今夜は平穏に過ぎました。　先週の金曜日のワインのレポート書きました。　私物忘れ激しく、こうして書いていないと何を飲んだのかさえ覚えていないのです(^^;　またよろしければ見てやってください。　【優等生はかすむ？】　チンタオビール頂きました。　ピルスナータイプの美味しいビールでした(^o^)人気blogランキングへ １０月中のご予約は４本で送料無料。後の確認メールで修正いたします。さて毎週金曜日はこれからも興味深い予定が続きます。★10/13　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決★10/20　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　ザ・ヴァイン 佐藤ちゃんセレクション　　ローヌワイン専門インポーターさんのフリーセレクトワイン会。お話が楽しい。★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション12名限定　（予約の習慣の無いワイン会、当夜のご参加をどうしようか思案中）　この日だけは、ご予約下さいませ。★11/10　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　フードライナー明渡氏セレクト・イタリアワイン。　イタリアワイン専門のインポーターさん、この方の生産者の飾らぬお話が私は大好きです）

  Oct 7, 2006

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  ペダルに翼のついたワイン

  【10月6日　金曜日】　金曜日は毎週ワイン会の日です。　これからのビックな企画の前でご参加の方は少なかった。こんなときにご参加いただけるのは本当に嬉しいです。　ありがとうございました。　で、、、今夜のテーマは、親しいインポーターさんからの宿題です。-------　昨日、新入荷のワインのサンプルを送らせていただきました。　サイクルズ・グラディエーターといってコストパーフォマンスの良い商品です。　息子さんの自電車競技にあやかってご使用検討いただければと思います。-------　昨日の興奮も覚めやらぬまま、自転車ラベルです。　公式HPはこちらです。☆1. 2005 サイクルズ･グラディエーター（以下CG）　ピノ･グリージョ　カリフォルニア　カリフォルニアなの？そう問いかけがしたくなる程にナチュラルへんな造り込みがないのです。グレープフルーツ、メロン、スイカ、ポカリスウェット等々表現も様々だが、お魚料理を引き立てます。そうワインが語っています。☆2. 2005 CG　シャルドネ　カリフォルニア　セントラル･コースト　パイン、桜桃、完熟バナナ、MLF100％というが、シャリシャリとした若い果物のイメージが、引き締まり感をもたらす。しつこく押し付けのない程良いボディは、白いお肉と一緒に飲んでほしいとワインが主張します。単独で飲んでも美味しいが。★3. 2004 CG　シラー　カリフォルニア　セントラル・コースト　スパイシー、程よいレベルのスパイシーさ、鉛筆の芯（グラファイト）に杉林なヒトンチッド、これはいい、なまめかしい艶やかなボディーラインの曲線が楽しめる。　開いてくれば、更に一つ一つの要素を押し広げていくように心地よさのヴォリュームを増してくる。強いカリフォルニアがつらくなった年頃となった私が、カリフォルニアの要素も楽しめる賑やかさを、ミニマムにして楽しませてくれて、飲み飽きしないボディが心地よいワインでした。★4. 2004 CG　カベルネ・ソーヴィニヨン　カリフォルニア　セントラル・コースト　ありゃ～青海苔(^^;　ボトルトップのワインでした。えっどうしましょ、これって私の許せないワイン？　二杯目を１５分ぐらい後に頂く。同じワインではないぐらいに、バランスの良さを示してくれて安堵です。　カシス、バニラ、ブラックベリー、シダ等々カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンが持つべき味わいを、僅かな干草のアクセントの上に、しっかりと感じさせてくれた。　このワイン、この価格にして、物語を見せる。いいじゃないですか(^o^)★5. 1998　デヴィット・アーサー　カベルネ・ソーヴィニョン　カリフォルニア　ナパ・ヴァレー　　　8,800円　ご参加の皆様が少なく、開ける事は出来ませんでした。ごめんなさい。　ご参加の方々の推定価格は以下のものです。　　　☆１　　　　☆２　　　★３　　　★４M　　　1,600　　2,000　　2,200　　1,200H　　　2,000　　2,000　　2,200　　1,200S　　　1,500　　1,200　　1,800　　1,300N　　　1,000　　1,800　　2,000　　1,200RIKI　1,500　　1,800　　1,500　　1,200　★４は総じて低い価格であったのは、最初に開く戸惑いがワインにあったのでしょうね。★３のシラーのまとまりが良かったです。　かなりワインの価格にはシビアな面子でしたが、なかなかの推定価格です。　それより以前に私はこのラベルで仕入れを心の中で決めていました。　かなり広い範囲の方にお勧めできるラインナップでした。★４など、開く過程を明解にお楽しみ頂けるのは、面白いご案内が出来ると思いました。　昨日はペダルに翼をつけてやりたい気持ちでした、今夜はペダルに翼のついたワイン達のお話でした。人気blogランキングへ さて毎週金曜日はこれからも興味深い予定が続きます。★10/13　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決★10/20　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　ザ・ヴァイン 佐藤ちゃんセレクション　　ローヌワイン専門インポーターさんのフリーセレクトワイン会。お話が楽しい。★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション12名限定　（予約の習慣の無いワイン会、当夜のご参加をどうしようか思案中）　この日だけは、ご予約下さいませ。★11/10　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　フードライナー明渡氏セレクト・イタリアワイン。　イタリアワイン専門のインポーターさん、この方の生産者の飾らぬお話が私は大好きです）

  Oct 6, 2006

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  仕事が手につかない自分の弱さ

  【10月２日　月曜日】　まるで仕事にならない(^^;　自分の弱さが露になっている。　国体が始まっている。　もともと私は自転車競技自体が好きだから、気持ちが明石に飛んでいる。 だけど、子供も出ないのに、仕事は休めない(ToT)　---簡単な図式です。　　今年の兵庫国体はライブ中継をしている。　遊んでいるパソコンは一日中、その模様を中継してくれている。　だから余計に仕事が手につかない。ただ現地に居る方への電話はしなくて済みます。　そんな夜。。。こんな取り合わせで飲んでいました。サンプルで頂いたチューハイ。　そしてお客様が一人でハーフのコドニューのセコ。スパークリングワイン、スペイン産大手のコドニュー社です。　そして「粗挽きサラミ」なるもをお持ちになられご一緒いたしました。　こりゃ見事な相性です。　サラミにはスパークリングワインが意外に合う事に驚きました。　お試しあれ。人気blogランキングへ 　↑少し休んでしまいましたm(_ _)m　金曜日のワイン会の事を書かねばと思いつつ　明日周太が出るかも知れません。　団体追い抜き競争とう四人で走る自転車競技花形の種目です。　ここから自転車競技の中継を見てくださいね。　大方12:00頃からです。

  Oct 2, 2006

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  商売人言われるかもしれない

  【10月1日　日曜日】　いつぞやのブログでご案内をさせて頂いた。　今月27日のワイン会にて、マニアックなＮＺワインを飲みます。　それにご賛同いただいた方から、とんでもない関連性の深いワインを頂いた。　一度はお断りをさせて頂いた。　なのに私の仲間達に飲んで頂きたいとの趣旨が混じり、そのご好意を頂きました。ジョリファさん必ずご参加ください！　そんな事で、古株なお客様と一緒に飲んでいた。　付き合いも１０年を超えようかという仲間達です。最初はお客様でした（現在もですが）しかし私もワインを一緒に飲みます。しかも“たらふく”に近く(^^;　そんなお客様に、いちいち「あなたはお客様です」なんて顔はしていられない。　それでも彼ら彼女らは、私は商売人だからという。　私は親父の背中を見て大きくなった。確かに彼は腰が低かった、それを肯定も否定もしない、ただ気がつけば、私は私として、これなんです。　商売人の顔といわれるかも知れません、でも、私にはこの顔しかないのです。　彼ら彼女らはそれをそれ以上言おうとしない。分かってくださるから、こそ！　なのでしょうね。　今夜も美味しいワインが開きました。　ただ、かなり、素敵な夜だったので、美味しいワインも素敵ですが、その時間のご報告の方が優先されました。人気blogランキングへ 　↑少し休んでしまいましたm(_ _)m

  Oct 1, 2006

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  優等生はかすむ？

  【9月28日　金曜日】　金曜日は毎週ワイン会。　月末のワイン会だけ会費は3,500円！　通常より1,000円高いけれどその分ワインも予算たっぷり(^o^)　このページはメモを拾い集める。書いていないと本当に飲んだ事さえ忘れてしまうのです。1. ノイドルフ　シャルドネ　ネルソン　 2004 　ネルソンは南島の北部。マルボロの東側に位置する生産地域　しっかりとした濃厚なシャルドネ酒。焼けた蜂蜜、白い花、ツルリとした飲み心地。アーモンドにホワイトペッパーなアクセント。　酸味もしっかりとあるので、飲み飽きさせないミュルソースタイル。総じてローストの香りはアタックからフィニッシュまでを支配する。　ネルソンはNZの中でも、比較的平均気温の高い事が伺える。あくまでNZの中として。この濃厚さから、市場の好みは外れてき始めたが、それでもこのスタイルを好まれる方はまだまだいらっしゃる。　味わいに対比したミュルソーを思えばその内容から3,500円が妥当な価格ラインのワインだろう。2. ピエロ　シャルドネ　マーガレット・リヴァー　2000　（西オーストラリア）　オセアニアにしては珍しいバックヴィンテージ、熟成の具合は？　ロバートパーカー氏が飲み頃を2004年までとしたらしい。　私は2010年でもまだまだ楽しめる健全さをこのワインに見た。マーガレット・リヴァーは強いシャルドネを産する事はルーウィンで知らされている。これでもか！と樽を効かせても果実味が一向に衰える事はなく均衡を保つ。それはレイトハーヴェストの域に達している。　それが６年の熟成の時を経た。　なんとも説得力のある美味しさだこと。　蜂蜜、白い花、アーモンド、ヨーグルト、バタースカッチそんな高級系シャルドネに見えるそれぞれの要素が溶け合って一つの味わいの中に来るように、濃厚な中に、味わいが一点にフォーカスをあわせている。酸味がラインを造っているの、フィニッシュまでもがきれいな一本の線を見せる。飲んでいて美味しいの前に、気持ちいいと思わせる。3. ブラック・ストーン　カベルネ・ソーヴィニョン　カルフォルニア2004　サンプル品、使えますか？　　コメントは控えますm(_ _)m4. イザベル　ピノ・ノワール　2004　（マルボロ）　畑のブロックと列の番号までHPで公開しているこだわり、、、　このワインは何度も飲んだ。店で売れている殆どに私が絡んでいるのではないだろうか？　理解に苦しむワインだった。　NZワインのピノ・ノワールはあまり外した事が無い。価格の対比は別にして、本当に美味しいピノ・ノワールばかり。素直な果実味を伸びやかに感じさせ、ヨーロッパのワインが大切にする、食事を意識した酸味もキッチリある。そんなNZPN像をこのワインは崩してくれた。　何度も飲んできてやっと気がついた！　このワイン往年のドミニク・ローラン！　昔は菓子職人だった彼の仕込む90年代のワイン。　樽で繊細なピノ・ノワールに筋肉をつけたような強いワインでした。　これが決して悪いわけではない「おこちゃまあじ」を少し大人にしたようなスタイルはローストされた新鮮なコーヒーを思うジャムの印象。　言葉にはならないが、なぜか飲みたくなる味わいに、今夜答えが見出せた。そうこのこってりとしたスタイルがスキだったんだ。このスタイルのワインが少なくなってしまったから、すっかりと忘れていました。5. リッポン　ピノ・ノワール2003　（セントラル・オタゴ） 　細かく言うと、レイク・ワナカというサブリージョン。　インパクトの強いワインの後でこのセントラルオタゴというNZ国内最冷涼地のワインはエレガントさが光るも目立ってこない。　スタイルはニュイの１級畑並みのパフォーマンス、また熟成のポテンシャルも見せる、イチゴを煮詰め、下草、なめし皮、しっとりと落ち着いた大人のピノ・ノワールです。　なまじっか優等生は目立たない。　イザベルのような賑やかな子供の前では、その秀逸さがかすんでしまった。　このワインは、二人でしっぽりと時間をかけて楽しむ、大人のスタイルのワインでした。　やっぱりセントラル･オタゴは凄い産地だ。もっと樹齢の上がったワインが出来てくると、もっと評価も上がってくるでしょう。きっとそれはNZスタイルといわれながら、ブルゴーニュはニュイと比較される行くでしょう。人気blogランキングへ さて毎週金曜日はこれからも興味深い予定が続きます。★10/13　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決★10/20　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　ザ・ヴァイン 佐藤ちゃんセレクション　　ローヌワイン専門インポーターさんのフリーセレクトワイン会。お話が楽しい。★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション12名限定　（予約の習慣の無いワイン会、当夜のご参加をどうしようか思案中）　この日だけは、ご予約下さいませ。★11/10　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　フードライナー明渡氏セレクト・イタリアワイン。　イタリアワイン専門のインポーターさん、この方の生産者の飾らぬお話が私は大好きです）

  Sep 29, 2006

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  背筋が伸びる

  【9月28日　木曜日】　エルボンのという有馬温泉にあるフレンチレストランさんでも、ワイン会。　本来のご案内、予定では昨日でした。　ところが急なシェフの用事で１日ズレました。　これない方もいらっしゃいましたが、本当に申訳ございません。　日程の変更にも関わらずご参加いただいた皆様ありがとうございました。◇ドラモット　ブリュッ　かんぱぁい♪　皆さんが一様に、ため息を漏らすように「おいしい」と。。。　この頃シャンパンは高騰を続けている、なんとか許せるギリギリの価格に収まったシャンパンである事、スタンダードになりつつあるブランドである事を強調します。　初対面の方々も混じる中、やはりてきめんの和やかさをもたらしてくれるのです。　これがオードブルに出てきた、フリッターと抜群、こりゃ本当に美味しい。☆2005 イザベル　ソーヴィニョン・ブラン　マーティンボロー　この白ワインは、ドライなのにコクがある、それこそNZとしてSBが世界でビューを果たしたときに持つ、グリーンなハーブの香りは隅に追いやり、完熟な豊かなソーヴィニョン・ブランを見せてくれる。生産国を超えて、ドライでいながらクリーンなコクを持つワインとして貴重な存在なために、セレクト。　喜んでいただけた、料理を白身の魚の身をフライのような料理をして、独特のソースに添えられたお料理にキッチリと追随できる美味しさを持っていた。☆2004　アタ・ランギ　クレイグホール　シャルドネアタ・ランギ　クレイグホール　シャルドネ☆2004　シャトー・モンテリーナ　シャルドネ　ナパ　テーマどおりのみ比べを、美味しい料理を前に、比較をしていただいた。　ワインだけで飲んでいるときは圧倒的にアタ・ランギだったが、食事が始まるとモンテリーナ。　この差は？　ＮＺのスタイルとしてマールボロの気候特性が、通常に思うよりバランスを失わず濃厚に仕上がったアタ・ランギ。　ヴィンテージを超えいつも変わらぬタイトな中にモンテリーナ。このワインはナパ・シャルドネと一言で片付けてはならない、モンテリーナスタイルがある。ナパ･ヴァレーの一番奥地で、山にぶつかった冷気が下がってくる位置にあるからこそ、それがカリフォルニアらしくなくとも、それをポジティブに捕らえた、潔いスタイルが、今また注目を集めているのだ。★2004　メルヴィル　ピノ・ノワール　サンタ・リタ・ヒルズ★2002　マウントフォード　ピノ・ノワール　大方の方が、マウントフォードが「美味しい」という。カリフォルニアは確かに繊細さをピノ・ノワールの世界に取り入れる仕込が出来てきた。その最たる生産者の一つのメルヴィル。　しかし、ＮＺのマウントフォードの優しささえ感じるスタイルに価格を超えた御支持を頂いた。ピノ・ノワールにおけるスティビー･ワンダーは伊達ではない。　大雑把にワインの事だけを書いた。　他にはもっと詳細な料理の事があり、それに参加されている方々の人生の背景がある。　新しく参加された方がいらっしゃった。　ご主人を亡くされた（私に近い年代）方です。一周忌を済まされ、ご主人が（私共の大切なお客様だった）お好きだったワインを、私も自分の時間を作りたいからとの大きな意味を持ったご参加だった。　奥様の素敵な「知りたい」というワインへの姿勢に、背筋が伸びる私でした。人気blogランキングへ 　↑少し休んでしまいましたm(_ _)m

  Sep 28, 2006

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  抜栓３日目のワイン達

  【9月27日　水曜日】　周太が「ツール・ド・おきなわ2006」のの部門に高体連推薦選手として選ばれました。まだまだ応援できそうです（＾＾）　さて本日は予定していたワイン会が明日にシェフの都合で順延。　ボジョレーヌーボのページの作成を懸命に進めております。　勿論飲みながら(^^;　月曜日に飲んだワインの残り物です。なんと贅沢な～　☆2004　プイィ・フュメ　セルジュ・ダグノ　　少し香りはとんでいたが、まだまだ美味しい、抜栓三日目の不快さなどまるで残っていない。少し大人びた感じがしました。フレッシュさをもたらした酸味に柔らかさが出て、大根おろしの様な苦味が増えていたところになぜか快感を感じました。　★2000　ニュイ・サン･ジョルジュ　レ・ラヴィエール　ジャン・グリヴォ　　果実のボディにスパイシー、引き締められていた酸味がソフトになって、アバウト感が安心感を誘う。しっとりとした落ち着きに張り詰めた緊張感が失せた。美味しくなっていました。　★2002　ニュイ・サン・ジョルジュ　フェヴレイ　　若い感じで、アタックはピロリと出てくるが、そのままフラットに、まるで香りが閉じこんだ熟成過程中のワインの様。　　以上の二本は同じ村名、ヴィンテージが違う事、畑名が入っている事、そして造り手が異なる。それでも「ニュイ・サン・ジョルジュ」という村名でこの二つの生産者が出てきたら、ジャン・グリヴォの方を選ぶと思う。　でもそこで付け加えなければならない「今の時点では」。この一言が大切。　★2003　ペルナン・ベルジュレス　デュブルイユ・フォンテーヌ　　コーヒーはボディの中心のようにあった存在感から、アクセントに格落ち。鉄、血など重々しさを持つ。抜栓後の日数を感じる事が出来た。2003年を好みのワインとしたが、意外と短命かもしれない。人気blogランキングへ 　↑意識してしまう(^^;　お陰ですありがとうございますm(_ _)m　　かなり励みになっております。

  Sep 27, 2006

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  試飲走り書きメモ

  【9月25日　月曜日】　月曜クラブです。　月曜クラブは少しマニアックなラインとなります。　それを敬遠される方もいらっしゃいますが、私たちにとってはこれも大切なことなのです。　少しブログを休んでいるときがございました。　やはり、飲んだワインを忘れています。　ですから、頑張って書こうと思いました。　すべてはブランドで飲み後から、銘柄を後から知る形式にしました。ですからコメントは間違いだらけです。　順序は必ずしも飲んだ順番ではありません。　またメモは本当にそのままのメモのため、国語になっていないことをご了承ください。　涼やかにシトラス、僅かなグリーンにハーブ。苦味の微妙さも、余韻と切れ味のハザマを行きかう。　完熟したレモンがあれば、きっとこの様な印象だろう。レモングラスは黄色い花の蜜にシフトして、僅かなキンモクセイ。苦味の部分はミネラル、そんなアクセントを持ち煙りな果実味に、ソーヴィニョン・ブランを究極の形にまで引き出したような見事なドライさを見せてくれた。　おいしい　☆2004　プイィ・フュメ　セルジュ・ダグノ　タバコなどとチェリーなどとのブーケとアロマのバランスが素晴らしい。　チリチリ感を微妙に残す。　ブラックチェリーを凝縮させて、プラムな引き締まりを見せて、丁子なアクセント。バラのドライフラワーな印象が、、、　コーヒーなボディをいつも中心に2002年の素晴らしいポテンシャルを秘めた、シャンボールミュジニー？？　★2000　ニュイ・サン･ジョルジュ　レ・ラヴィエール　ジャン・グリヴォ　キュートなナチュラルさ、シナモン、グリーンペッパーな所。酸味がタイトに引き締めて、細身の戸惑うセクシーさを表現。鉄の香りに僅かなヨード、タバコの香りをフィニッシュまで継続して、酸味の利いたかわいいワイン。　★2002　ニュイ・サン・ジョルジュ　フェヴレイ　ミルキーなカシス、タバコの葉、落ち葉、コーヒーetc.ピノ・ノワールという葡萄品種の香りの百貨店。　ドライなプラムは少しジャム系にして、しっかりとしたスタイルを保ち、ふくらみにコーヒー、カカオ。　74号線沿いから少し入った南向きの暖かな斜面？　★2003　ペルナン・ベルジュレス　デュブルイユ・フォンテーヌ　ピノ・ノワールなのに重量感を感じる。鉄、タバコ、押しコモった中に「私は高いのよ」と高貴さをワイン自ら語りだす。　トリュフや杉板の後、追いかけるようなマニュキュアはシャボン玉のように弾けて消える。その後に見せるフラット感で「閉じてます、あなたには開かないわよ」いかにも高級長熟タイプの典型だ。これをサービスしてポテンシャルを引き出すのは技量が問われる。　★2002　クロ・デ・コルトン・フェヴレイ　特級畑　フェヴレイ　おおサイボーグ！　カカオにバニラ、眠気覚ましのコーヒーキャンディー。その後に見せる自然さに干した布団、暖かなワラ草。執拗にさえ感じる樽香と果実味の二人三脚の運動会は永遠に続くのかと、錯覚してしまう。　タンニンの細やかさから来るのみ心地は、かなり「美味い！」と脳に信号を送る。私の好きなカリフォルニアにシフトした、メドックはカベルネ・ソーヴィニョン60％を超える使用比率のワイン。　★2003　シャトー・グロリア・サン－ジュリアン　どれも特徴をしっかりと伝えたワインでそのディテールは、笑うほどに明解で、見分けは簡潔に見えた。　なのに、後からブルゴーニュ赤４種類をブラインドで当ててみるが、これが一向に当たらない。　おこちゃま味を好みとする私にとっては、2003年は歓迎すべき年なのかも知れない。人気blogランキングへ 　↑エツ！？　ありがとうございますm(_ _)m　　かなり励みになっております。　【エルボンワイン会】　ご参加の皆様。　シェフが急遽お通夜参列となり、木曜日28日に変更になりました。　申訳ございません。

  Sep 25, 2006

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  マッキオーレの気迫

  【9月24日　日曜日】　国体が近づき、地元開催の兵庫は本当に今盛り上がりを見せています。　自転車競技も同じで、選手団は監督やサポートの方々と今、一丸となって最後の仕上げに余念がありません。　そんななか週末ごとに開かれている兵庫県選手団の合宿が最後を迎え、今日こそは迎えに行きたいと思いながら、気持ちだけで、ご来店のお客様を優先しました、当たり前の話なのですが、、、　東京から尋ねてこられたお客様。嬉しくって嬉しくってするのに、どう歓待していいのか分からない。すみませんQさん。ワインでもお出しできたら、と思うと、私は人間関係において、ワインに頼っていることが多いのを痛感しました。　ワインがないと話も出来ないなんて・・・★レ・マッキオーレ　ボルゲリ・ロッソ[2004]/レ・マッキオーレ　入荷はしたけど、名前だけで売れるのでは？　そんな事で、注意深く飲んだこともなかったのです。　イタリアはトスカーナ地方、海岸線。ボルゲリは土地の名前です、どこかと言えばこちらです。　美味しい、鉛筆の芯、杉板、黒い果実高級系カベルネ・ソーヴィニョンに有りがちな、セレブな香り。実際はサンジョベーゼ30％、カベルネ・フラン30％、残りをメルローと、全く関係ないのですが。　タンニンから来るような甘み、重量感を感じるも、そのタンニンの滑らかさか、飲み心地の良さを助長するようです。　ご主人を亡くされてなおその意思をボトリングするかのような気迫をこのワインに感じた。　ここのワイナリーにしてはレギュラークラスのワインです。　そして、このシリーズは私が記憶する中では、ファーストリリースです。　カベルネ・ソーヴィニョンに拘らない潔さ、ボルゲリという地を表現しようとするならと、選ばれたセパージュは見事なワインでした。人気blogランキングへ 　↑おおm(_ _)m　かなり励みになっております。

  Sep 24, 2006

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  ワイン会予告

  【9月23日　土曜日】　本日は、とある関係のお通夜に行ってまいりました。　その帰り、仕事とは全く関係のない事なのですが、大切な案件があり、お話をしておりました。　ですからワインはお休みです。知り合いの居酒屋さんにて、サワラのお刺身と、レギュラーな日本酒です。・・・そんなものかな？大切に頂きました。さて、来週になってしまいましたが、少し予告を・・・こうして作成してみてみると、どこかミスが残るんですよね～まだ、お席はございます。お近くの方はよろしければ、お問い合わせ下さいませ。人気blogランキングへ 　↑かなり励みになっております。

  Sep 23, 2006

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  金曜日のワイン会

  【9月22日　金曜日】　毎週開催している「美味しいワインの週末」です。　今回はオーストラリア専門のインポーターさんに、私の友人でシニアソムリエ（以降シソ君）の方が入社され、取引を始めようかとの経過の中、そのシソ君のお勧めのワインを飲んでみる事になったのです。　ちゃんと有償サンプルだから好きに書けます(^o^)1.ザ・ミル　ソーヴィニョン・ブラン／ウィンダウリ・エステート 2005　ニューサウスウェールズ・カウラ2100円濃厚さが涼やかさの中に同居した、レモンバームとミネラルをアクセントにした、柑橘系のボディの引き締まった白。2.パイクス　リースリング　2005　南オーストラリア・クレアヴァレー2625円　パリパリとした青リンゴ。ミドルからアフターまでを細くか弱い線で見せてくれるが、なかなか手前まで来てくれないもどかしさを感じる。　ハマグリなど貝の旨みと、ザワークラウトにソーセージなどと、ボディを強く感じる意見もある。これって180度違うやん(^^;　色々な意見があります、この場合は決め付けたり、相手の意見を否定するのは、ワイン界でのご法度ルールです。3.プリマヴェーラ　ピノ・ノワール／ステファノ・ルビアナ　2005　タスマニア3675円　葉巻、タバコ、なめし皮、ブーケにシックな所を複雑に持ち合わせ、僅かなベリー香、まとまりもよく優等生。青海苔が僅かにある。　本当に優等生。　でも、このワインは、どんな人に勧めればよいのやら。4.ピラミマ　プティ・ヴェルド　2003　南オーストラリア・マクラーレンヴェイル3360円　コーヒー、カカオ5. ピラミマ　シラーズ　2002　南オーストラリア・マクラーレンヴェイル3360円　バニラ、サロンパス、カシス。ミントがとんで落ち着けば、昔の典型オージーシラーズ。　よく出来ています。6. パイクス　“ヒルブロック”　カネルネ・ソーヴィニョン　2004　南オーストラリア・クレアヴァレー3045円　探さなければ気がつかない程度のミントにはユーカリはない。　バニラでミルキー、甘くてキャラメル。リースリングで有名なクレア･ヴァレーというのに青臭さがナイ。見事な完熟カベルネ・ソーヴィニョンは90％の比率。　すき焼きか・・・アフタージャマイカがすごい　すべてはブラインドです。　（その一）　柔らかで、なんと美味しいのか完熟赤リンゴ。僅かなアカシアの蜂蜜、黄色く小さな花の鈴が可憐に眉間の間で、リンリンと音を出すよう。　日当たりのよさを感じるリースリング、急斜面の畑だろう。　ゴルト・トプフェン　1989年　作者不明　↓　解答は　アルザス・グラン・クリュ「Altenberg de Bergheim」マルセル・ダイス　1995　見事なワインでした。　（その二）　二本同時のブラインドA　天然ナチュラル、僅かな青さと土ごぼう。カベルネ比率の高い右岸系か。　　しかし、この高貴さはいったい何？B　お乳、マロラクティック、人工的サイボーグ、果実に恣意的な人の技術が入り込む。　　これをカリフォルニアがやれば、ボロカスに言われる所だ。　　お乳の香りも落ち着きだすと、しっかりとしたボディ感、クリーンにして伸びやかさがありつややかなタンニンにはインク。メドック、サンジュリアンな近代的生産者。　↓　解答はA　2002　デュクリュ・ボーカイユB　2002　レオヴィル・ラスカーズ　いい体験でした。ありがとうございました。　TNさんご馳走様でした。　TZさんご馳走様でした。これからのジャマイカワイン会は珍しく予定が入っている。★9/29　月末スペシャル　　　　会費　\3,500　　未定★10/13　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　澤木てんちょ♪氏とのセレクション対決★10/20　　　　　　　　　　　 会費　\2,500　　ザ・ヴァイン 佐藤ちゃんセレクション　オーストラリアらしい★10/27この日は要予約　 　　　会費　\3,500　　NZフェルトンロード　　　ブロックNoセレクション12名限定←販売を目的としないのなら　そんな条件で分けて頂いた。　まったく、変わった条件ですが、それでもやはり体験したい。　リースリングにはブロックナンバー１が含まれなかったのが少々残念です。人気blogランキングへ 　↑かなり励みになっております。

  Sep 22, 2006

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  ピノ・ノワール飲み比べ

  【9月21日　木曜日】　木曜クラブです。　初心者を対象にワイン会を開くことを前提にしているのですが、気がつけばこの頃は、専門的な事も平気で言っている。それでも何の違和感もなく、付き合ってくださる。　実はこの会は、本当に少ないメンバーで、参加者も三人でした。★ブルゴーニュ・ルージュ No1 [2003] / ドミニク・ローラン★[2004]イザベル　ピノ・ノワール　マールボロ　楽しい比較でした。　ありがとうございます。人気blogランキングへ 　↑かなり励みになっております。

  Sep 21, 2006

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  飲ませて～

  【9月19日　水曜日】　勢力。　なんだかそんな事を思わせる一日だった。　勢力？？　あなた一日に何回出来ますか？　　　　　・・・失礼しました、それは違う勢力かも(^^;　それとはまったく別の意味で、私たちの未来を左右する首相が生まれました。　候補の中で一番若い方でした。これも勢力の一つの結実か。　で、そのア○氏に何を求めるの？　蓑虫を駆除している話を数日前のブログで触れました。　一匹を見ている分にはかわいいのに、それが勢力を増すと、大切に育てている樹の一本なんて、あっという間に枯らせてしまいます。　その樹と共存しているときは、かわいく反対に見守ってあげるほどなのに、、、　勢力　気圧の変化で起こる台風。　今回も、胸が痛くなるような悲しい事実を置き去りにしてオホーツク海までいってやっとで消え去った。　勢力。　一人の方の一言で、みんなが美味しいと賛同して褒め称えるワインがある。　一つの勢力なのだろうな～、それに乗らせて頂くこともあるのだから。　だからこそ流れがあるのだ。　「流れる水は腐らない」は、尊敬する旅館のオーナーの口癖だし。　ある意味、流されるのも大切なのかも。。。腐らない程度に。　大切な人がひょっこりと現れ、その飲みかけワインのお付き合いを頂きました。。。　あんた、ワインを勧める人やネンやろ～　何が基準に流動的なその好みを伝えるネン？？？　普通は美味しかったらそれでエエネン。　ただその「美味しい」は難しい(^^;違うから普遍的に不定期に違うから。・・・これでもワインの話でしたm(_ _)m　人気blogランキングへ 　↑少し励みになりました。　明日飲みたいワインがございます。　これをお読みになっている木曜クラブのメンバーがいらっしゃいましたらご検討くださいませ。http://www.rakuten.co.jp/vindu268/181146/191722/1764670/http://www.rakuten.co.jp/vindu268/142283/1764646/のピノ・ノワールを飲ませてくださいませ～～

  Sep 20, 2006

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  二日目にやっと本性が

  【9月18日　月曜日】　朝、店の前の蓑虫取りをしていたら、不審者が(^^;　８０歳前後に見えるその男性は私の店の、その奥にある、母や兄が居住している敷地に堂々と入ってくる。　おかしいと思いあわてて駆け寄り　「なにかご用ですか？」　「？？？」　・・・どうも話が折り合わない、名前を聞いても答えない、どこから来たのかも答えない。　・・・　痴呆症のご老人であるとその時点で理解。　なんど聞いてみても、どこから来たのか分からない。　仕方ないから110番　駆けつけた警官の方に引渡し身元判明。　交番にはご家族の方がお迎えに来られていた。　朝から２時間のロス(^^;　まぁ、いいことしたからそれでいいかぁ～　なんだか、自分の気持ちは嬉しかったのでした。★シュグ　ピノ・ノワール　ソノマ・コースト [2005]　日曜日にあけて頂いたワインでした。　その後冷蔵庫に入れて、その二日目として今夜頂きました。　カリフォルニアの果実味を忘れないタイトなラインを持ったワインに仕上がっていました。　飲むのはこれで二本目。　一本目は美味しく飲めるのだが、どこか余韻の先っちょが放物線を描いて、横にそれていく印象があった。到着間もないのでそれはある程度覚悟はしていた。シュグに期待する、飲み心地に快適さを感じななかったのです。　二本目は日曜日に開けられ、果実味がこんもりと塊になっていました。まだ緊張感が取れていないのでしょうか？ピリピリとした印象も受けました。　二本目の二日目。　これです！この味わいでないと、このコンディションでないとこのワインは語れません。　クリーンなチェリーにコーヒー。出はじめのタバコ系ブーケ。かなり幅の広い方にお勧めできる味わいになってきた。あまり香りに広がりは無いが味わいが行列をして、鼻の奥にザッザッと歩いている。　ワインが持つ距離感でしょうか、その辺りがこのワインは優れているのです。丁度よい広がりは節度あるとも感じられる。「オコチャマ味」に少し到達していない。中途半端な大人味。　この距離感になると、比較はブルゴーニュとしてもイイだろう。　少し値段が上がって3028円　そこでブルゴーニュのワイン達で検索をかけてみた。結果はこちら 192件ヒット、なんと品切れの多いことか(^^;　なら安心路線にこのブルゴーニュチックで酸の優しいほど良い果実味のこのシュグがでしゃばってきてもいいはずだ。　人気blogランキングへ　ジョセフ・フェルプスにはまだドイツ製の木製の大樽が現役でがんばっているそうです。かつてウォルター・シュグが働いていた名残があるようです。　そう月曜クラブはお休みでした。

  Sep 18, 2006

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  異性との出会いに似ていますね

  【9月17日　日曜日】寿スタジオ発行「リアルワインガイド　第15号」2006年秋　ワイン専門誌なのです。　ここのワイン専門誌は、評価するポイントを明記しています。　ロバート･パーカー氏のワインアドヴォケイト誌。　ジェームス・ロード氏のワインスペクテイター誌。　以上のような点数をワインにつけて行くことを、誌面の過半数以上に割いて記事にしています。　最初、この本を見たとき、吐き気がしました。　ナンヤネン！！　喧嘩売ろうとしてるやん！！　なんてね。　ある日、編集長の徳丸氏が当店に尋ねてこられた。そのときに、じっくりと彼の考えを、当地自慢のラーメンをすすりながら伺った。　点数をつけるのは正しいことではない。しかしワインの適切に伝えるという手段の１つには有効な手段だと伺った。　確かにワインを形容するのは容易です。しかしその形容のヴォリュームを表現するのは、本当に骨が折れます。　徳丸氏の謙虚な姿勢からすれば「あえてポイント評価」というのがあってもいいのだと思う、、、そう思い始めた。彼のその真摯な姿勢を垣間見れるのはインタヴュー記事です。　オーデックスの森氏が登場していた。私も氏とは一緒にスペインを巡ったりしていた。過日には六甲山の山頂に泊まり、翌朝そのまま山中を歩いて、一般の道を歩いてひょっこり当店にお見えになって、急なことで「揖保の糸」なるそうめんをゆがき、ご一緒したこともある中でも、森氏の事をあそこまでは私は引き出し、活字にすることは出来ない。きっと真摯な上に謙虚だからこそ出来るのだろう。　そんな徳丸氏率いる、ワイン採点者達が、それぞれのワインショップの選んだワインを採点しているのこのNo15号です。　私など、ご購入の上採点されている結果は、まるで「通知簿」を頂くような緊張感を伴う気分です。　ところが似ている事を私もしていたのです。　ワインセレクション対決。　公正明大ななかブラインドで、どちらが美味しいか決めるのです。この場合、絶対に同じ価格なら、少し熟成したものは不利で、アタックから素性を訴えるようなワインに勝ちが多かった。　ゲーム性を多分に含んだこの度の特集記事。　楽しかった、おおいに楽しかった。そう皆さんがそれで楽しまれればそれで、リアルワインガイドを買ってよかったな、と思っていただければそれでいいのです。　ただそれも鵜呑みにしないで、あくまで参考であることを忘れないで頂きたい。　あなたの美味しいと思うワインが、決して他の方まで美味しいとは限らないのがワインです。　異性との出会いに似ていますね。「タデクウムシモ・・・」　日本はこの採点文化をもっと素直に受け入れればいい。そしてそれを参考程度にとどめるのが大切です。　採点される方に今回は少し遠慮が感じました、もっと辛辣な採点があってもいいのでは？と感じました。あのワインとあのワインが同点？？もう少しメリハリがあっても・・・なんて生意気に。　採点される辛辣な厳しさは、もっとワインショップの正しいし姿勢を求める気がしてならないのです。　それが我々の発展にも繋がるのです。　私らショップはそれぞれの主張の元、それぞれの視点からワインをお勧めすればいいのだと感じました。　今回の特集記事は表計算ソフトに統計をとってみたい気がしました。例えば、各店別評価ポイント合計生産国評価ポイント平均点等々、、、　・・・すみません、当店のポイントはカウントしないでくださいm(_ _)m　人気blogランキングへ　もっと楽しいのは、そのそれぞれの主張を持ったショップ同士が色々意見交換が出来ればもっと楽しいだろうなと思いました。

  Sep 17, 2006

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  思いは重いと比例する？

  【9月16日　土曜日】　昨夜のブログを書く前に、ワインの紹介を書いていました。本日いじっていたのは・・・★ダーレンベルグ　デッド・アーム　シラーズ [2000]　簡単に終わると思っていたのに、生産者の説明の作り変えやら、。。。　時間がかかる(ToT)　特に時間をとってしまったのが ニュージーランドのマウントフォード下のクラスだけど思いで深い方と、しっとりとした時間に飲んだから・・・思いが出てくると(^^;思いは重いと比例する？　ブルガリアの生産者のボイヤールの絶妙な樽とのバランスのさせ方なんて　と考えていると一ページ仕上げるのに、半日かかる。　何より楽しい時間です。★[2001]　プラティパス　ピノ・ノワール/イエリング　ステーション　安物ピノ・ノワールです。　試飲の残りです。　このワインは、訳あり価格で、お得で、やはり美味しいな～。ご来店のお客様にもつい薦めてしまう。単価の上がらないのは、辛抱いたしましょう。　人気blogランキングへ初恋の人から連絡があった。もう30年以上も前のことになる。30年も前の事に留めておけるのなら、それはそれで罪もないような。昨日の事の様に思い出すことが出来たら・・・おぉ～こちらでも思いは重いと比例する？

  Sep 16, 2006

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  おっぱいとワイン

  【9月15日　金曜日】　三田学園「体育祭」　PTAではなく育友会として、どうしても欠席が出来ない立場にあり、朝の仕事を早々に終え、見に行きました。高校生の姿に、なぜ涙が出そうになるのでしょうね。　愛校心の強い学校で、OBがそのまま父兄となり、本当に懐かしい時間も戻って参ります。　そんな一日だから、ワイン会のリストは当店スタッフ斉藤に任せておりました。ヘンドリー という生産者のワインが中心でした。ここのジンファンデルを飲んだときに本当に驚いた。美味しい不味いの以前で、私のジンファンデルへの嗜好の欲求をかきたてるのです。このブロック（区画）のジンファンデルは、、、そこのブロックのジンファンデル畑には、ジンファンデルの中でも、このクローン（もっと細分化した種類）が合っている、、、などとテロワールがボトリングされている。ローゼンブルムたレイヴェンスウッドのようなカリフォルニアの広域な話ではなく、ナパとカルネロスの間のそこから始まるＶｅｅｄr山の麓のほんの限られた場所での中の話です。これってまるでブルゴーニュの、となりの畑は～と比較しているのと同じぐらいです。その樽を使わない醸造のシャルドネと使ったシャルドネ、そしてピノ・ノワールを中心行いました。細かなメモはPCに打ち直す気力が無いm(_ _)m1つの小説が面白かったら、その作家の別の作品を読んでみたい。そんな気にさせる生産者。楽しい比較が出来ました。この中で考え込んでしまったワインがあった。「おっぱい」オスの視線でごめんなさい。おっぱいを触っている。・・・として・・・ところでおっぱいは大きいのと小さいのとどちらがいい？そりゃ大きいほうがいいのにこしたことはない。でも、それが作りもの、そう人工的なら？見ているだけなら、それでもかまわないだろう。しかしそのおっぱいに触れることを許されている関係なら、そのおっぱいは大きくても人工的なほうがいい？？愛の持ち方によるだろう。その愛の形をワインに矛先を向けて欲しいのです。いつもオッパイを触ることが許される関係の方ばかりと、付き合うわけにもまいりません。それでも気になるおっぱいがあったとした？ワインも味わう時がもてる鑑賞できるワインと、ただ、つなぎに飲んでいる場合と・・・今夜も一本サイボーグワインが混じっていた、完璧に近いオッパイを持ったサイボーグワインだった。ところが酔いが進みワインへの拘りが消えたとき。そのサイボーグのワインがどれだったか思い出せない(^^;人気blogランキングへ改めて申します。女性の方へ、男はおっぱいに拘りを持つ種類が少なからずおります。しかし、愛する人ができ場合、愛する人のおっぱいの大きさが、理想の形へと変わるのです。不思議なものです。同じ人間、性別のというのが違うだけなのに。。。。

  Sep 15, 2006

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  安さの裏にある憂慮

  【9月14日　木曜日】　新しいインポーターさんがお見えになりました。　サンプルを５種類、テイスティングさせて頂きました。　オーストラリアのワインばかりです。私が少し（かなりか？）苦手とするミントがよく抑えられたワイン達でした。　私は統計が好きでよく注目しているのですが、それから判断して、オーストリアのワインはとても難しい時期に来ているのです。分かりやすい言葉で記事になっていました。　「ワイナート」をお持ちの方はご一緒にどうぞ！　No.30　January　2006　P.144　「テロワ－ルの認識とそれを生かすワイン造り」への移行　と一言で片付けておられた。　その通り！　現在オーストラリアは最新の2005年データーで14,001万hlのワインを生産していて輸出量は7,019万hlしかない。そんなにオーストラリア国内消費量が多いのか？　つまり現在のオーストラリアは過剰生産なのです（ずばり言っちゃった(^^;）　世界的傾向で、なんでもかんでもどこの土地でもオーストラリアというだけではカベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネ、シラーズではもう売れなくなっているのです。　誤解しないでね。　これは生産量と需要の話ですから、オーストラリアの酒質が落ちたと言っているのではないのですよ。　それらに気づいているメーカーは今、必死の努力をしているのです。　ですから昨日飲んだような、理屈で考えても美味しいワインが生まれるのです。ヤラ・ヴァレーという地域名までついている。この地域はピノ・ノワールとしては本当に優れたワインを産出するのです。　先ほどまで述べてきた事情があって、きっと大手生産者であるイエリング・ステーションは原価を無視した価格に転じたのでしょう。それは会社自体の存続もかかっている筈です。それをしっかりと理解できれば、私達は安くて美味しいワインが享受できるのです(^o^)　ただ、悲しいのは日本の流通です。　価格に則した扱いを受けてしまうのです。　この2001年のデリケートなピノ・ノワールが、通常のスーパーの特売コーナーの劣悪な環境に耐えられる程の図太さは持たないのです。　今、少なくとも、2,000円のブルゴーニュに味わいだけを求めるのなら、この「かものはし君」の方が美味しいのです。それをオリジナルな味わいで楽しみたいとするなら、本質を理解できるショップがコンディションをしっかりと整えて流通に乗せてやらなければならないのです。　昨日の残りを今夜も飲んでいます。やっぱり美味しいです。　これからオーストラリアのマーケティングは大きく変わってきます。あれだけの広大な国のワインが一つの国としてくくられることは無くなって来るでしょう。　州としては成功し始めたのが西オーストラリア州。それ以下の詳細なサブリージョンがもっと州を越えて、もっと私達の身近になって来るでしょう。　その点では、NZは地域的プロモーションは成功しています。カリフォルニアと当たり前に呼んでいますが、実は国ではなく州の名前なのです。　これからのオーストラリアはもっと楽しくなってくるはずです。実際に想像もできないような地域で、ドライでミネラルを楽しませてくれるソーヴィニョン・ブランやセミヨンが生まれてきています。　近い金曜日のワイン会に、本日のご来店のインポーターのワイン達の美味しいところのセレクションを、楽しんでみましょう！お近くの方は、その初体験にお付き合いくださいね。きっと土地土地の表現が伝わってくるワインがあるはずです。★[2004]レイヴェンスウッド　ゼン・オブ・ジン（ゼノブジン）　そんな価格の話をしていたらかえって心配になってしまう。　このジンファンデルも美味しいのです。構える必要ができるほど厳格でもなく、老木からの滋味をじっくりと搾り出すように、このワインに表現している。　そのわりに安い。　だから心配になったりして。　ここまでくればジンファンデルを意識する必要は無い。ジンファンデルのアクセントだけを楽しませながら、豊かなボディに緩めのウエストラインに豊満さを、節度を持ちながら楽しめる。まるで倫理観を優先して○ロビデオでも見るかのごとく。　よくできたジンファンデルだ。人気blogランキングへ明日は子供の体育祭。高校三年生。自分の子供の運動会として、生涯で明日が最後の運動会だ。楽しませていただきます。少し、業界の人間としては、オージーワインを応援したい気持ちも込めて辛辣な現実を書いてしまった。ご意見を頂戴できればありがたいです。きっとご返信いたします、、、多分m(_ _)m

  Sep 14, 2006

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  旅かはたまた新鮮さか、酔いすぎ？

  【9月13日　水曜日】　月日は百代の過客にして　　　行きかう年も又旅人なり　人生を一つの旅と例えるなら、旅一つ一つを人生に例えてもいいのではないか。　旅一つ一つが人生なら、それを一本のワインのボトルの中に見てもいいのではないか。　思い込みが暴走しているm(_ _)m←勝手にしなさい。　軽い人生だった、アタックに強さも感じなければ、余韻に強調されるものも無い。このワインは旅の終わりを語る程までに、説得力を持ったワインではなかった。　なのに飲んでいたら心地よい。高価なワインでないから気兼ねが不要。　さりとて不快な味わいなど全く持たない、もしあったとしても、そのワイン自体が持つ熟成の期限のギリギリの所なのだろうか、すべてが「行きかう年も又旅人なり」。　目立たない、つまらない"やつ"だろう、でもその"やつ"は居てくれると、なんだか安堵感があった、そんな懐かしさをもたらしてくれた。　それより、一本のワインでこれだけ詩人に錯覚させながらも浸らせてくれた、それだけでも功績は大きい。本当に不思議なワインだ。上の画像は、毎週開催している金曜日のワイン会で飲んだワイン達です。その席に、北海道からの方が参加された。「アキアジ」と言う名のイクラだった。イクラの話を聞いた、川に上ってしまうと、鮭のイクラは皮が分厚くなってしまうらしい。その彼が持ち帰ったイクラは、海で獲った鮭のお腹から直ぐに取り出したイクラを漬け込み三日目のイクラだった。驚いた、私の常識は覆された。果実味を軽薄に甘さに見せるワイン。少しタイトに高級感をしなやかなスタイルの中に見せるワイン。フルボディをきっちりと余すところなく見せてくれるワイン。それぞれに全くの異なるスタイルの赤ワイン。通常なら赤ワインと言うだけで生臭み爆発の相性が。。。美味しい、決して相性には恵まれていない、なのにイクラの旨み、ワインの旨み、小さな私の口中で争うことなく、また同調することはなくとも、それぞれの美味しさを見せる。飲みたいワインと食べたい食材が喧嘩さえしなければ、それは幸せな方だ。新鮮本当の意味のイクラを頂いた気がしました。本音は白いホカホカご飯が欲しかった。聞くところによると、北海道じゃあたりまえの事らしい。それって北海道の方は大罪人？おいしすぎる(^^;人気blogランキングへ力抜くとやはりはずれ過ぎてしまうような(^^;

  Sep 13, 2006

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  ワインも鑑賞

  【８月１９日　土曜日】　今日はライブの日です。　ところが連日、当店の決算の事、私用で仏事。本当にバタバタで、ろくな広報をご案内できないままに、当日になってしまった。acoustic unit 風来　なんだかふんわりさせていただけるライブです。その模様の一こまです。飲んだワインは以上にビールもありました。　音楽の鑑賞でワインに思うところがあります。　ワインもその味わいで鑑賞を楽しむ事があります。　単に酒質を分析するような鑑賞から、見事なハーモニーを楽しむ鑑賞やその生まれを鑑賞したり、ワインの過ごしてきた時の流れを鑑賞したりと様々です。　音楽と同じように、BGMのように意識しない飲み方もあります。　密着した飲み方は、音楽ではBGMみたいに楽しめるものでしょうね。　BGMになる音楽、なってしまう音楽と言うのをもう少し深く考え、それをワインとつなげてみれば、楽しいですね。　BGMに押し付けがあれば、それは苦痛です。意識しない中に自然と流れるBGMは快感です。ワインに当てはまる(^o^)　絵もそうですね。鑑賞を楽しむ絵。風景の一部に溶け込む絵。絵の場合は事実を伝える絵もありますが・・・人気blogランキング 　神田さん矢谷さんありがとうございました。　次には沢山の方に来ていただけるように、しっかりと広報させて頂きます。　参加された皆様、本当にありがとうございました。

  Aug 19, 2006

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  皆様のお陰です

  皆様にご報告と御礼がございます。Meet ピーター･レーマン第２回ヴィレッジ・セラーズ カップ 2006（リンク先はｐｄｆ）にて、第２回ヴィレッジ・セラーズカップ2006年に優勝しました！これもひとえに、Vin du 268をご愛顧いただいている皆様のお陰です。ありがとうございます。さて、もう一つのコンテスト「Meet ピーター・レーマン」の参加賞を含めたワイン会です。【８月１９日　金曜日】　毎週開催のワイン会「美味しいワインの週末」。　どうもこの頃は新着ワインの試飲会になっている傾向がある。　ご参加頂いている皆様、どうか会費以上のワインが飲めると言うことで、お許しいただきたい。m(__)m以下青文字はリストの中に挿入した私のコメントです。黒字はその試飲時の私のメモです。☆1. 2004　ディ・サッシ・カヴィ　シャルドネ　/　コラヴィーニ　イタリア北部、フリウーリ　イソンゾはスロヴェニアに国境を持つ地区。　2004年はまだ飲んでいないのでは？気候の影響を受けやすい北部なのです。　涼やか、適度なボディは少々タイトに。ミネラル感を伴う柑橘系の酸味と苦味が心地よい。オレンジピール。　ハツラツとまでは行かないが、元気さを感じる。しっかりと落ち着いた北を思わせるなかに、緩やかな丘陵地を思い浮かべるような大らかさがある。食事を考えられた立派なワインだ。☆2. 2004　ヴィラ・マリア　シャルドネ　プライヴェート・ビン　ニュージーランド　同国定番的シャルドネとなってきた。　酸味からの輪郭に注目　海草を思う香りがあるが直ぐに消える。蜂蜜、アカシア、レモンとグレープフルーツ。ニュージーランドな程よい果実味と酸味のバランスで「きれい」と言いたくなるようなスタイル。04としては若い感じを受けるが、実はNZではすでに05年がリリースされ始め、このワインは一年の熟成の時を経たといえる。その落ち着きが、このワインを飲むと安心感が出るのでしょうね。完成度の高さを感じました。★3. 2003　モンペリエール　カベルネ・ソーヴィニョン　カリフォルニア　カベルネ・ソーヴィニョンとは本来こんな味？　この味わいを中心に思えば物差しにもなってくれます。　らしい甘さを感じる。ミント、カシス、バニラ、スパイス、総じてキャラメル。いやみな雑味が見受けないので、このクラスとしてのパフォーマンスの高さを感じる。カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンを期待する方には、リーズナブル路線ではいい線いってる。★4. 2003　　レイヴェンスウッド　ジンファンデル　ナパ・ヴァレー　ジンファンデルで有名な三羽カラスの郡名シリーズ　ソノマ、ロダイに続き一番高価なのがこのナパ･ヴァレー　普通の印象にあるジンファンデルの特徴を見受けることはなし。この郡名シリーズでは、ジンファンデルの特徴を楽しみたければロダイ。そしてモダンなジンファンデルを楽しみたければ、ソノマ。　だとしたこのワインの位置づけは？★5. 2003　　ピーター・レーマン　バロッサ　フューチャーズ　シラーズストーンウェル、8ソングスに次ぐ第3のプレミアム・シラーズ。バロッサ地区らしい重みと深みをもちながら早く楽しめるのが特徴。バロッサ・ヴァレーの小規模栽培者が丹精込めて育てたシラーズを厳選し、アンドリュー・ウィガンを中心とする優秀な醸造チームが丁寧に造りました。仏製小樽で18ケ月間熟成。プラム、チョコ、甘いスパイスなどの香り。きめ細かで緻密な味わい。　参加賞で頂いた(^o^)　ミントがいやらしくない。スパイスの効いたフルーツの豪華盛り合わせ。次から次へと、一口一口と印象を変えてゆく。スタイルとしてはちょっと個性的か。どのような方にお勧めしていいのか見えてこない難しさも持つ。人気blogランキング 　この頃は、試飲がすめば早々に帰らせて頂いている。　自分の店だと、皆さんのお帰りになるのに終わりは委ねるしかないが、別な場所では、それが出来るのがありがたい。　少々疲れ気味か(^^;

  Aug 18, 2006

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  喜んで貰えるって嬉しいね

  【８月16日　水曜日】本来は、木曜にするはずの木曜クラブの初心者としてワインと接するワイン会を17日は、お互い都合が合わないとの事で水曜日にすることになりました。只今木曜クラブの主要メンバーは３名。　水曜日ですから、その他にも別の目的でワインを楽しんでいらっしゃる方もいらっしゃいます。　でも、私は、初心的にワインと接するのが大好きなのです。　だから、水曜日に普通に集まって頂いた方にも、水曜日ですが、木曜クラブにへと趣旨を変更していただきました。　ありがとうございます。　木曜クラブ主要メンバーのお一人のお誕生日の前祝いを致しました。　とても喜んで頂きました。喜んでいただけると言うの本当にこちらまで嬉しいですね。　さて本題のワイン、沢山並んでいます。　ロゼあり、ロゼクレマンあり、アルザスあり。　しかしメインはピノ・ノワールでした。ワインに精通された方も水曜日ですから含まれます。　色々なレベルの方に初心的に楽しんでもらおうと、ナンバーの入った台紙の上に、三種類のワインを並べ、どのワインに該当するのかブラインドであてて頂いた。（リスト）1.オーストラリア★2004　モーニングトン・ペニンシュラ　ピノ・ノワール　/　ストニアーズ2. カリフォルニア★2004　サンタ・リタ・ヒルズ　ピノ・ノワール　/　メルヴィル3.ブルゴーニュ★2001　シャンボール・ミュジニー 1erCru　キュベ・トラディション　/　ドミニク・ローラン　ピノ・ノワール種の特徴について、木曜クラブ主要メンバーのお一人に語って頂きました。「よく勉強している」と賞賛を頂きました。私まで嬉しかった。　がしかし、、、　この三本から来る、産地への回顧には難しいものがありました。　果実味を前面にだすカリフォルニア、それにミントなアクセント感じるオーストラリア、輪郭をきれいにバランスを楽しませるブルゴーニュのイメージをそれぞれに持っていただき、ブルゴーニュだけは少々風格負けをしないように、他の二本より心持ち高いワインをセレクトしてみましたが、難しい。　なかなか特徴がつかめない中で、2.カリフォルニアは一番分かりやすかったのです。　なんどしても分からなかったのが、1.と3.です。　皆さん、そんなことも分からないのか？　そうお感じの方がいらっしゃると思います。　ところが難しいものです。モーニングトン・ペニンシュラとしての気候特性の活かし方、またブルゴーニュの中でもドミニク・ローランの造りが、話をややこしくしたのでしょうね。人気blogランキング 　お祝いにと開いた★2000　エシェゾー　/　ニコラ･ポテル　美味しくなっている、本来の姿が出ている。ブラインドで頂いたが「エシェゾー」と畑名が当てられたほど。３年ほど前、入荷してすぐを飲んだときには、畑名からの期待に応えていないような記憶があるのに、、、　ワインとは時系列まで加わってくるから、話はややこしいですね。

  Aug 16, 2006

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  幾らで売るか

  【８月１４日　月曜定休日　暑い暑いと過ごしていれば、あっと言う間に日々は過ぎ、、、　一週間を振り返り、心に残ったワインを書いて見ます。（８月５日）新入荷のカバを二種類頂く。◇フェレ・イ・カタスス　ブルット◇マスカロ　ブルット　ニグルム　カバってご存知ですよね？　スペイン産のスパークリングワインで、シャンパンと同じ、泡を生成する過程の二次発酵を瓶内で行ったものだけがカバと呼べるのです。しかし、その規定があまりにも曖昧すぎて、生産者の顔が見えなくなり始めた現在に、もっと生産者の顔が見えるカヴァに光を与えたいとの事から「ドメーヌ・カバ」と名乗り、日本に紹介されてきているスパークリングワイン達です。　贅沢に、向こうの山を超えて見える花火を見ながら頂きました。　内容が伴った美味しさです。この味わいがもっと浸透してきて欲しいと思うのでした。　売れないワイン　昔は評判になって、それこそ、取り合いのような勢いがあった「タルデュ・ローラン」このワインは、当店の在庫を圧迫するし、一度は２割まで価格を落としてセールをしたこともあった。それでも、売れなかった。二割安くなっても高価だったから。　それが、美味しくなっている。　高校を卒業して、お盆で里帰りしてきた女の子が、垢抜けして、本当にかわいくなっていたように、ワインは分からないものだ。もう少し不良在庫で抱えるかな～（８月９日）　一日の暑さ、作業場の寒さで本当に疲れるのです、夕方には気力も失せて、ビール(^^;　そんな時、私と飲みたいと言う、方がお一人。　「そんなん改めてお金使わなくてもいいやん」　箱ワインの不良品をあけて飲みだす。　箱ワインは、酸化しない容器の特性上、レストランさんのグラスワインにはとても重宝するのです。　ところがグラスワインは、そのレストランさんのワイン顔です。いい加減なワインでは困ります。過去オーストラリアのワインがあったのですが、インポーターが販売中止。　ここに来てやっと見つかった箱ワインはシチリア産。２リットル入りで2,000円手前までコストがかかる。　その白いほうを飲み始める。　濃厚さが過ぎると存外、薄すぎても、このクラスにありがちな不自然なあまさなんてNGもいいところ。その辺りのネガティブな部分をそぎ落として残ったのが、この箱ワイン。　自然なスタイルで白ワイン。それ以上何も飲み手に求めない。そんな気楽さが、冷やした美味しいのみ心地と、手伝って、グピグピといってしまう。深酒小市民派ワイン飲みには欠かせないアイテムになった。　一度WEBにも紹介したい。（８月１０日）　少し遠い、新しいお客様（焼き鳥屋さん）のところへ出向く。全くの新しいスタイルの焼き鳥屋さんは、自分で炭で鳥を焼く、そして超清潔感が漂う。　お店も超満員。　家族連れ、カップル、どの笑顔にも楽しさが伝わる。　店長が少し男前！そして笑顔が耐えない。私の連れは、少しわがまま系酔うと口が悪い、そんなお客様にも笑顔。　当たり前のことが、当たり前に出来ている。　この季節にも関わらず、刺身を出してくれる。これがまた美味。　何を食べても「鶏ってこんなに美味しかった？」そんな驚きが潜んでいました。　持込で★ヴィラ・マリア　プライヴェート・ビンピノ・ノワール[2003]　当店のニュージーランドワインの中でピノ・ノワールとしてはこれでも一番安いワインです。　このワインをここのお店でおろせば、メニュー価格は６千円前後か？　ただ濃厚さも、料理と見事にマッチして、「酸味がワインには大切よ」とワイン自体が言ってくれている様な気がした。　美味しい。（８月１１日）　金曜日のワイン会が催された。　美味しいワインもいいのだが、一本大きな意味を持つワインがあった。☆ブルゴーニュ・アリゴテ [2000] / アミオ・セルヴェル　当店の在庫から動かないワインです。　置いておいて期待が持てる性質のワインでもないので、特売を書けるかどうか、またその価格はいくらにするかを考えようとの、意味でした。　細い、インパクトも薄い。しかし芯がある、その細い芯がジーーーンと余韻までぶれることなく続いてくれる。素晴らしい。さすがの造り手。アリゴテにも力を抜いていない。そして、６年の熟成を全く感じさせない若々しさを持つ。　さて幾らにするか、、、　そしてWEBでするか、実店舗でするか。。。考え所です(^^;　おっと時間が・・・人気blogランキング

  Aug 14, 2006

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  夏休みの宿題

  【８月８日　水曜日】　今日も暑かった。　この神戸の北部にじっとしていれば良いものを、大阪まで出て行きました。　ヌーベルセレクションという新しいインポーターさんの試飲会に行って参りました。　小規模生産者のワインを、社長がジブレ･シャンベルタン村に在住していた頃に選んできたワインたちの数々。　そのポリシーが好きで数点を当店でも取り扱っています。　高価なワインから、比較的お手ごろなワインまで、どれも印象が薄い。　なかなか、一口飲んで、これはどうだとか、ああだとか、簡単に判断が難しいワインたちです。それを、暑い中到着して、そしてまた溢れかえる試飲会場のあの環境では適切に判断が難しい。　そんな劣悪な環境の中で見る、繊細なワインたちは、まるで、名前だけ、見栄だけであけているドンペリのような感じがした。　私には猫に小判か？　そんな中でも数点惹かれるものがあった、しかし、　それは\8,000～　難しいですなぁ～　こんなときしっかりとしたものさしが持てる方が本当にすごいと思う。しかし一歩間違えば単なる「知ったかぶり」「えせスノッブ」ともなりかねない。　その中で、近日感銘を受けた「ドメーヌ・カバ」なる新しい流れ。スペインのカバはスパークリングワインとして最大の輸出国、その巨大な市場の80％までが、コドニューとフレシネの系列の物。そりゃ生産者の顔が伝わってこなくって当たり前。　混雑した会場の中で、リコルタン・マニュピュランなシャンパンの中において、全く見劣りしないで輝いていたことは、鮮烈な印象を受けました。　（夏休みの宿題）　私の朝は大切にしている植物達の成長度合いを、愛犬ドッポと見て歩くのが日課です。　三本のヤヌス、メロス、ニャロメと名づけた葡萄の樹は勿論、その隣に、サクランボな桜の木があります。　その添え木に、ショウリョウバッタ（私の呼び名）と言う、尖閣な１０ｃｍ程の大きさになるバッタが脱皮しておりました。この間約10分間です。　数日この木には短い羽のこのショウリョウ君が居たのは知っていました。　しかし脱皮して大きくなるなるなんて、さなぎからでもあるまいし、恥ずかしながら、私、この年まで知りませんでした。　少し用が出来、立ち去った後には立派なショウリョウ君が頭をちゃんと上にして、鎮座しておりました。　ただ抜けた殻がない。あの殻はいったいどこに行ってしまったのだろう。そこまで観察が出来ていたら、夏休みの宿題は終わっていたのに(^^;人気blogランキング　しかし、その宿題、誰に提出するのでしょう。　提出を受けてくれる方、いらっしゃいます？？　小学生の頃が懐かしいですね。　葡萄の樹の生長を毎日楽しみにしているのは、アサガオ観察の頃と大差がないような気がしました、あれは40年近くも前の事なのに(^^;

  Aug 9, 2006

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• 楽しかった木曜クラブ

  Vin du 268にて、木曜日ご参集いただく仲間と、木曜クラブなるものが生まれました。この日は、ワインについて基本的なことを思う日と、基本に返る自分が嬉しいのです。で、ソーヴィニョン・ブランをニュージーランドで体験となったのです。フランスのソーヴィニョン・ブランは北のロワールはサンセールが有名。その次はボルドーが有名。その基本的なソーヴィニョン・ブラン種のもたらすワインの特徴と、ニュージーランドの気候に置き換えたのみ比べ。楽しかった。地球上で最南端の葡萄生産地とされるセントラル・オタゴ地区。世界的に成功されたと認められたマルボロウ地区。世間常識的にマルボロウの酒質の高さに一同納得、しかし食事を仮想したつまみと合せらた時のセントラル・オタゴのまるで線香花火の香りのソーヴィニョン・ブランは、人付き合いのうまさを料理に置き換えた感動を与えてくれた。楽しい木曜クラブでした。ただ、初心者と言われる方々に、ニュージーランドは飛びすぎとの声も。いいのです。NZワインはうまいです・・・高いけど報われる。

  Aug 3, 2006

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  価格容認

  【７月３１日　月曜日】　これは私の特技だろうか？　フランス、スペイン、イタリア、ポルトガル、英語圏の方々なら、その国の言葉はしゃべれないし、細かな、そう例えば「愛の語らい」なんてニュアンスは伝え理解することが出来ないけれど、なんとなくコミニュケーションが出来る。これは私の不思議な特技かも。　　フランス人がやって来た。そうそう、そんなお客様も居た。　思い返せば2001年に、当店のお客様の日本人の奥様を連れて、フランスに帰ったロラン。　嬉しいかな、突然ご来店。　なんと奥様との間には、本当に玉のようにかわいい８ヶ月の男の子。　・・・で、数年ぶりにご来店。関西弁をしゃべる不思議なフランス人は、少し太られていた（＾＾）　そしてその遠方よりのお客様をマンデークラブのメンバーが受け入れてくれた。　もうそれだけで今夜は嬉しいマンデークラブ。　ブラインドでは、ヴィンテージを外すも、村までは当てることが出来た。★シャンボール・ミュジニー　2002　/ジャック-フレデリック・ミュニエ　ふ～～んと無責任に思う。　どちらかと言うと、私の中ではブルゴーニュは蚊帳の外っぽい。　果実味の豊かさから近年の2003年かと思った、それを当たり年といえ、秀逸な輪郭をもたらす2002年中にボトリングするなんて。　このワインの素性を知りたく、検索していたら「高くなった」と嘆く売主があった。　なら「売るな」取り扱うのなら、ある程度、売れると思うから取り扱うのだろ？　確かにブルの高騰に頭を抱えるインポーター、メディア、それを間に受ける、ショップがある。これだけの実力を出すのなら、それは評価してあげねばならないだろう。その酒質の向上からも仕方のない要素も、少しは混じる。　それは日本市場の反応を受けてのコメントであることも事実です。　質のいいワインなら、高くなったと嘆く前に、現実の価値観を見据えてやる必要性がある。　あなたも商売人の気持ちになって欲しい。　この国は100円で評価してくれて、その国は101円で評価してくれたなら、１円でもよい評価をしてくれた国に売りたい。　アジアでは、そのような状況が見えてきだした、インド、中国の豊かな人々が本当に目立ってきた。　安く飲むのも大切。それなら、私が普段お勧めするワインが適役。　しかし、このあたりのワインには、喜びを寿ぐようなパワーを秘めている、少量しか出来ず世界中が取り合うワインなのです。　日本に回ってこなくなるときがくれば、大変です。　さりとて、この流れを容認するのもなんだか癪に障る。　他にも美味しいワインは一杯あります！でもその地の気候特性を活かしたワインつくりをするには、フランスのワインは安定している。人気blogランキング　フランスにはオイル語とオック語と大きく分けて二つの方言があるのです。

  Jul 31, 2006

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  目出鯛

  【７月２９日　土曜日】　個人的に好きなお客様（？）友人に近い方かたから、父の満中陰志の御礼（まだ続いています）に回っている時に電話が・・・なまじ親しいから、感情の出し方にもあまり遠慮はしていません。　ですから、　「鯛が一匹まるまるあるんやけど、どないかしてくれへん？」　露骨に邪魔くさそうに、「なんとかするわぁ～」と返事を返していました。　そして奥様から電話が、その奥様はその鯛がとても大切な儀式に使われた物だと知らされました。　今日は「大安」（＾＾）　そうなれば、お対客様根性は消えて、友達感情が今度はポジティブに生まれてきます。　なんとかその鯛の命を大切に頂きたい！　しかも尾頭付きでないとだめ！！　子供心にしていた鯛の姿焼きをすることにしました。　ハラワタとその回りの脂を丹念に取り、水で清め、串打ちは母親に頼みました。　そして炭火で焼き始めました。子供心の体験を思い出しながらじっくりと。遠火で約一時間かけて、美味しいし脂が抜けきらない程度に中までしっとりと焼きあがりました。←マウスをあてるのワイン名が　ヒレに付けた塩味か、お醤油をかけなくても美味しい鯛なのか、その素材のうまさに見事にマッチ。少し贅沢すぎるのではないだろうかと心配したが、なんと美味しかったことか。　　注意点は、鯛を食べたら、必ず丹念に唇ひと舐めして、それをを拭いてからワインを飲むこと。出ないとグラスのエッジが生くさくなって大変ですぞ。　その後数々の、高級系ワインが開いた。　だってお祝いの席になったのだから・・・その前途を祝するために。　その中の一本として、カリフォルニアの高級なピノ・ノワールがあいた「エチュード」と書けばお分かり頂けるかな？このワインにチリチリを感じたときに、一人がデキャントしましょうと提案。一同が賛成。　デンキャンターには、白く炭酸ガスが弱弱しく微量に出てきた。　少し落ち着いたその先には、カリフォルニアの2000年以降の新しいピノ・ノワールがあった。これだ、このスタイルが出れば、12,000円だって惜しくない。大きな顔して、価値観のお分かりになる方にお勧めしてしまう。時にピノ・ノワールと言えど勇気を出してデキャンターは必要な行為です。　この頃には、鯛はお頭だけ、ラップして冷凍。機会を見つけウシオ汁です。いまなら薬味はそこらに自然にオオバが自生している（＾＾）。人気blogランキング　ビールも泡の注ぎ方で味わいが異なる。　ハーフ＆ハーフといって黒ビールとピルスナービールと半々でジョッキに注ぐときも最初に注いだビールの泡がその泡の色を支配する。

  Jul 29, 2006

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  怖いピノ・ノワール

  【７月２８日　金曜日】毎週金曜日はジャマイカワイン会です。この頃は新入荷、サンプルを開けることが多いのです。1. 2004 フェルトン・ロード　バレル・ファーメンテッド　シャルドネ　　　ニュージーランド・セントラルオタゴ　フェルトンロードのHPはこちら　当店の現在の取り扱いアイテムはこちら　そして、今回は日本に入荷の新しいヴィンテージの初めての試飲です。このワインで、地球最南端の地にて造られるワインの秀逸さに度肝を抜かれたのです。　とじこもった恥ずかしがり屋さん、少し香り立ちに戸惑いを感じる。勿論、フェルトン・ロードに期待しての話です。ミネラル、酸味、骨格のしっかりしたボディに蜂蜜、缶白桃、アプリコット。リンとして涼やかな印象を、しっかりとした中に持つ。開ききらない、内にこもったところに美味しさがコクとなって潜んでいる。開く前に飲んでしまいそうな、焦りを覚える美味しさを予感しながら、開けばとんでもない芯の通った果実味が、ポパイがほうれん草を食べたときみたいに、ボコリ、ボコリと出てきそうです。2. 2001　プラティパス　ピノ・ノワール　　　ヴィクトリア州ヤラヴァレー　　定価980円　オーストラリアの安いピノ・ノワール。大体にして、こんな安い価格でピノ・ノワールがワインとして美味しいはずがない。また2005年がリリースされていても不思議ではないこの時期に、この価格でなぜ2001年なのだろう。　サンプルで頂きはしたが、あまりに恐れをなしてとりあえず冷やしてしまった。　ヤラ・ヴァレーならピノ・ノワールもなんだか信頼できる産地だが、何度も書くがこの・・・この価格です。　素直、苦苦しさを少し持つ。チェリーな果実に、アタックに感じたマニュキュア香も気にならない短時間で飛んでしまった。その後はロゼといってもいいぐらいの辺り。少しのワインを取り扱い、その安さに潜む、ピノ・ノワールの面白さを見るために、秋を感じる頃まで取り扱って終わりにするか？まだ、その先が読めない。　ただ、オンザ・ロックという型破りな飲み方をしたが、このワインは美味しかった。　これは、本当です！！3. 2001　プラティパス シラーズ　　　ヴィクトリア州ヤラヴァレー主体　　定価980円　オーストラリアでシラーズでこの価格は珍しくありません。　また競争も激しい価格帯です。　当店では、取り扱いません。ラベルのかわいさに、どこかで見つけられたら、お楽しみになるのも一興です。このワインはオンザロックにすると、水の生臭みが出ました。4. 2005　アタ・ランギ　クリムゾン　ピノ・ノワール　　　ニュージーランド・マーティンボロー　グリーンを少し感じるのは若い樹の為でしょうか。それと因果関係はあまりないみたいだが。。。　濡れた布、ヨード、タバコ、そしてチェリー。　ＮＺに期待する酸味がない。　少し味わいの割りに高価。　そんなコメントを残していたのに、翌日の残りには、グリーンさは消えうせ、凝縮感が増していた。　これなら、価格の割りにお得感が、、、時にしてワインは側面だけを捉えていたら、大きな出会いをミスるときがある。これは人間関係にも似ているかも・・・5. 2003　アタ・ランギ　ピノ・ノワール \5780　　　ニュージーランド　マーティンボロー　　これなんだ、文句なく美味しい。　そして価格を見る、5,880円　その価格ならブルゴーニュを所望される方がいらっしゃる。　この美味しさは、なんと書けばいいのだろう。　カリフォルニアではなく、どことなくブルゴーニュに近い印象はいったいどこに、力強さにヴォーヌ・ロマネに近いか、近年なら2002年の出来。　やはり、このラインは好きだな～　コメントも書かずにうっとりです。人気blogランキング　取り急ぎで失礼しました。

  Jul 28, 2006

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  温度で楽しむ赤ワイン

  【７月２７日　木曜日】　やっとやっとの梅雨明け。　やっとやっとの本格的な夏。　セラーでは作業をするのはつらいけど、少し体を冷やすだけなら、これほど気持ちのいいところはありません(^^;　さて一本のワインで二度楽しむ。　毎年、この季節になると冷やして美味しいワインは何であるかを問うてしまいます。　分かりきっているはずでも・・・　冷やして分かりにくくなるのが旨みや甘み。それでも白は冷やして楽しむ、赤にある成分で、白にない成分が冷やすと目立ってきて、邪魔をするので冷やすと駄目なのか。　それとも単に、冷やすとその微妙な旨みや甘みが分からなくなるのだろうか？★パッソ・ドーブレ [2005] / マァジ・トゥプンガート（アルゼンチン）　　アルゼンチンで北イタリアのヴェローナのMAZIが造るワイン。アルゼンチンの気候の特性と、独特の製法のパッシートが見事にマッチして、アルゼンチンの地元品種マルベック種が、ボディ感のしっかりとしたワインに仕上がる。　今の季節ならジンギスカンなどに合せたいワインです。　冷やして飲むなんて基本には全く存在しないワインです。　その豊かな果実味が、冷やしても分かりやすいのでは？　そんな仮説の基に　二つのグラス　　　28度の部屋　【1.のグラス】　セラーから出した18度のままのワインを注ぎます。　そのワインで、ワインのプロフィールを楽しみながら、ボトルはクーラーに。　【2.のグラス】　5分後二つ目のグラスに、クーラーに冷やしたワインを注ぎました。　まだボトル上部まで冷えていなくって、少し飲んで1.のグラスに移してしまいました。　1.のグラスでは、イガイガしたものが取れ始め、アロマチックにまぁるく干し葡萄な印象を出していました。　10分後　2.のグラスに注ぎました。　奇麗なラインが出来て、太い豊か系のワインが、シャープな繊細な印象さえ感じる、美味しいワインとなりました。飲み心地も、口に含むとわずかにひんやりした感じです。　そのワインもまた1.のグラスに移して　１５分後　2.のグラスに注がれたワインは、味がしない。タンニンの飲み心地だけがその存在感を示している。　クーラーに浸けているのはこれが限界とクーラーから出しました。　1.のグラスでは、ブーケも出だしてバニラなところもふんわりと、本当に本によく書かれているような素敵なワインのままです。　測った訳ではないのですが、その美味しかった「10分後」と言う頃の温度は、ワインは13～15度ぐらいの間だったろうか。夏に美味しいヒンヤリ感を持った、ボディ豊かなワインが楽しめました。　一本のボトル　二度の味わいを温度で楽しむ。　白は冷やされた状態で出てくるので、クーラーさえ使用しなければ、室温に馴染む際の温度変化が楽しめる。　温度でも、ワインは楽しめると思うのでした。人気blogランキング　冷蔵庫から出して室温28度に馴染む温度と時間経過の具合を、実験したのはここを見てください。

  Jul 27, 2006

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  夏ワイン

  【７月２６日　水曜日】　今日は、毎月第４水曜日開催の、有馬温泉のフレンチレストラン「エルボン」のワイン会です。　なるテーマの元　シェフにはフレンチと言えばなんだか重い料理がイメージとして先行するが、そこをなんとか、夏らしお料理をとお願いしていた。　ワインも涼やかなワインを中心にセレクトしていました。◇シャンパン　高騰を続けるシャンパンの中、小市民の救世主の様に現れた、お得な価格と、シャンパンの豪華さをしっかりと持った嬉しい存在です。　まず、喉の渇きが潤されます。　あまりの飲み心地のよさに、料理が出てくる前にボトルが空に。　シャンパンの強い泡立ちを苦手とされる方も、バブルカッターで飛ばしてしまえば、これまた美味しい。酒質の高いシャンパンは、この辺りでも嬉しいですね。　そしてシャンパンは空気が華やぎます。☆アルザスの白ワイン　ゲヴェルツにしようか迷ったが、ゲヴェでは個性が強く出て、夏を意識した料理の邪魔をしないかと、ピノ・グリを選んでみた。　これが正解です！　このワインは少し甘さを残したスタイルでした。　後半アンズの香りが放ちだし、赤が開いていても、このワインを所望される方もいらっしゃいました。　この頃はロゼの酒質の上がってきたとに注目しています。以前のように「ロゼは甘い」なんて、固定観念が拭えていないのはちょっと固いですぞ。　ロゼは赤と白の間、その分、一言にロゼと言っても色調は様々。　深い真紅のバラのような透明感を持ったロゼから、淡い消え入りそうなピンクのロゼまで、様々。ボルドーではロゼと赤の間に「クレーレ」という、さらに濃い色調の規格もございます。☆さっぱりロゼ　酸っぱいのです。その酸っぱさがなんとも心地よく美味しいのです。まるで若いサクランボをつまんでいるようです。どの料理を食べても美味しい。　その相性は、決して密接なマリアージュを見せなくとも、食事にワインの図式に無理なくはまってくれます。　それでいて、ビオディナミな苦労も詰まっているのだと思えば、その自然さに、さらに美味しさが募るような気がします。☆強いロゼ　強いといっても、ロゼですから、赤ほどではありません。　バランスがいいのがとても嬉しい。　アセロラのような印象をはじめに受けたが、完熟チェリーな印象は、明らかに上のロゼと性格が異なり、ウナギが食べたいと密かに思いましたが、桜色に軽く湯通しされたあっさりとした、牛肉のサラダには、本当に頬を落としそうになりました。★カリフォルニア、ピノ・ノワールその一　このスタイルは、本日のシェフのお料理には、少し強すぎた。　ワインは13度のセラーにギリギリまで入れられていたので、当初は15度ぐらいでサービスされたのではないでしょうか。　飲めば少しひんやりとした飲み心地。それでも丁寧に育てられた葡萄からのアロマがしっかりと分かる果実味、きつくないタンニンが、なんとも心地よく、美味しかった。★カリフォルニア、ピノ・ノワールその二　少し濃厚過ぎないかと心配していた。このクラスとして、しっかりとその風格を見せ、一様に皆さんのうっとりとした表情を拝見するに、やはり価格はワインに出てくるのかな？なんて思いました。　複雑さを、複雑に見せないで、明快さを見せながらも、色々な香りを見せてくる、タンニンは少なめで、その飲みやすさも手伝って、料理は食べ終わり、パンとバターのシンプルなおつまみで、存分に皆さん、楽しまれた。　ワインの酒質をストイックに追い求める飲み方もワイン好きには楽しい。　そして、こうして食事と共にワイワイガヤガガヤと楽しむのも、やはり楽しい。ワインは不快なものにはグラスを出さなければいい。種類が六種類もあれば、、、なんて思いつつ、皆さんの弾む会話の袂にはワインがあった、素敵なお料理があった。　ワインを楽しむ本当の飲み方かもしれませんね。　結局答えのような物は見当たらず、「美味しかった」で終了。　それは、夏ワインのセレクトに、大きなズレはなかったのでしょう。人気blogランキング　ワイン会終了後は、駅から歩いて、夏虫やかえるが賑やかに。　夏は到来しました。　人生生きてきた、その年の数しか夏はやってきません。

  Jul 26, 2006

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