動き出した母
先日、実家の母が病院の患者会の親睦会に行ってきました。透析を受けてる人の患者会で腎友会というのがあるのですが、最初は、でかけるのを渋ってる母でした。病人さんの集まりに行ってもね・・・と言ってた母でしたが、姉に付き添われ、親睦会へと。腰が悪く、歩行があまりよく出来ない母は、姉に付き添われて出かけましたが、帰ってきた時の本当に楽しそうな顔には驚いた。私たちが子供の頃は、学校の役員なども自分から率先して行うほど活発に動いていた人でしたが、体調が悪くなり、また、持病の腰痛が悪化し、車椅子生活となってからは、外出も減ってしまってました。透析を開始してからは、病院と家の往復が殆ど、という生活。姉もいよいよ仕事に復帰したので、少しは自分で動きださねばねぇ、と、言ってた矢先、母の最初の復活お出かけが腎友会への出席でした。車椅子を使わず、杖と姉の介助で、駐車場から会場まで歩いたそうです。そこで、同じ施設で透析を受けてる患者さんから、「歩ける足がある間は一日10歩でも歩いたがいいよ」と言われたそうです。その方は、神経障害で足を切断されてたそうです。でも、その方は元気に車椅子をご自身で動かして、動き回れてたそうです。同じように透析を受けている方々から、食事や水分摂取量のことなど、経験でしかわからないようなことを色々母も姉も聞いたらしく、すごい勉強になったと言ってました。また、母が言うには、「病気してるとは思えないほど皆さん元気で明るい」と。そこの腎友会では、年に4~5回の親睦会があって、総会が今月末にあるとのこと。母は月末の総会へも出席し、5月に佐賀で開催される全腎協の総会にもぜひ出席したいのだ、と話してました。新しい年度になって、母が始めたこと。毎日、最低30分、歩くこと。家の周りを父と歩くのですが、幼稚園が休みの間はうちの娘も一緒に歩くそうです。それで、今日の昼間、仕事中の私へ娘が掛けてきた電話「ママ、オバアチャンの手をひいて上げないといけないからお出かけするね」